Gori ≒ ppdwy632

〈ぼく〉の思索の一回性の偶然性の実験場。

2014年12月

本「はじめて読む聖書 (新潮新書582)」田川建三ほか5

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はじめて読む聖書 (新潮新書)
○著者: 田川建三山形孝夫池澤夏樹/秋吉輝雄/内田樹湯川豊山我哲雄橋本治吉本隆明/山本貴光
○出版: 新潮社 (2014/8, 新書 ページ)
○定価: 本体720円(税別)
○ISBN: 978-4106105821





「史上最大のベストセラー」には、何が書かれているのか――。旧約と新約の比較やその成立背景、「新約聖書の個人全訳」という偉業に挑む聖書学者の格闘の歴史、作家や批評家がひもとく文学や思想との関係など、さまざまな読み手の導きを頼りに聖書に近づけば、二千年以上にわたって生きながらえてきた、力強い言葉の数々に出会うことができる。「なんとなく苦手」という人にこそ読んでほしい、ぜいたくな聖書入門。

なるほど。そう読めばいいのか!
「史上最大のベストセラー」には、なにが書かれているのか。聖書学者や作家、批評家らがその魅力や勘所を語る。
「新約聖書の個人全訳」という偉業に挑む聖書学者・田川建三が、その格闘の歴史を語った貴重なインタビュー、池澤夏樹、橋本治、内田樹、吉本隆明ら、作家や批評家がひもとく文学や思想との関係など、すぐれた読み手たちの導きによって、もう一歩聖書に近づけば、2000年以上にわたって生きながらえてきた力強い言葉の数々に出会うことができる。「何となく苦手」と思っている人にこそ読んでほしい聖書入門。
大好評だった「考える人」2010年春号特集「はじめて読む聖書」、待望の新書化!


≪目次: ≫
誰がどのように読んできたのか――松家仁之

I 聖書ってどんな本?――山形孝夫
(1) 聖書には何が書かれているのか
 旧約聖書のなりたち/新約聖書のなりたち
(2) 日本語訳聖書のはじまり
 日本最古の聖書訳/標準語訳によって失ったもの

II 読み終えることのない本――池澤夏樹
 聖書とは?/参照する、引用する/文学のなかの聖書/僕の好きな聖書

III 旧約聖書は意外に新しかった――秋吉輝雄
 耳から知った聖書/天文学から聖書学へ/聖書のテクスト・クリティーク/旧約聖書に流れる時間/旧約聖書の読みどころ

IV レヴィナスを通して読む「旧約聖書」――内田樹
 ホロコーストと哲学/解釈の縛りと自由/ユダヤ教は無神論に近い/旅に出よ

V 神を信じないクリスチャン――田川建三 (聞き手・湯川豊)
 姉に引かれて/大畠清先生のこと/ストラスブール大学へ/マルコ福音書から始まった/存在しない神に祈る/無神論というより不可知論/ゲッティンゲン大学へ/ザイールでの暮らし/貧しい者は幸いなのか/新約聖書のギリシャ語/世界の「新訳」事情/二千年前の古文書/イエスという男/必死にではなく、のんびりと

VI 聖書学という科学――山我哲雄
 聖書学とは何か/それは「誰の」思想なのか

VII 旧約的なものと新約的なもの――橋本治
 古典現代語訳の悩ましさ/なぜ聖書が読めないか/新約的、旧約的/懺悔の効用と日本人/江戸時代のモラル/神様による構造分析

VIII マタイ伝を読んだ頃――吉本隆明
 終戦の日、沖へ泳ぐ/自己嫌悪から、聖書を読む/地獄の子/あなたには関係ない/「マチウ書試論」を書く

IX 聖書を読むための本――山本貴光


※本書は、季刊誌「考える人」(2010年春号)特集「はじめて読む聖書」を再編集、改稿したものです。


≪著者: ≫
松家仁之 (まついえ・まさし) 1958年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、新潮社入社。2002年、季刊誌「考える人」創刊。2010年まで編集長を務める。退職後、2012年、長篇小説『火山のふもとで』を発表。同作により読売文学賞受賞。著書に『沈むフランシス』、編著に『美しい子ども』ほか。最新作は小説『優雅なのかどうか、わからない』。

山形孝夫 (やまがた・たかお) 宗教人類学者、宮城学院女子大学名誉教授。1932年、宮城県仙台市生まれ。東北大学文学部卒業。同大学院博士課程満期退学。宮城学院女子大学教授、同大学キリスト教文化研究所所長、同大学学長をつとめた。著書に『聖書物語』『聖書小事典』『聖書の起源』『砂漠の修道院』『死者と生者のラスト・サパー』、近刊に『黒い海の記憶』、訳書に『マグダラのマリアによる福音書』『『ユダ福音書』の謎を解く』など。

池澤夏樹 (いけざわ・なつき) 詩人、小説家、翻訳家。1945年、北海道帯広市生まれ。埼玉大学理工学部物理学科中退。おもな小説作品に『スティル・ライフ』『マシアス・ギリの失脚』『静かな大地』『きみのためのバラ』『カデナ』『双頭の船』など。聖書については『ぼくたちが聖書について知りたかったこと』(秋吉輝雄との共著)がある。近刊に『アトミック・ボックス』。

秋吉輝雄 (あきよし・てるお) 旧約聖書、古代イスラエル宗教史研究者。1939年、東京生まれ。立教大学文学部キリスト教学科卒業。2010年まで立教女学院短期大学教授。11年、死去。カトリック・プロテスタント共同訳聖書翻訳・編集委員(旧約との続編担当)。著書に『旧約聖書人物の系譜・歴史年表』『ぼくたちが聖書について知りたかったこと』(池澤夏樹との共著)、訳書に『雅歌――古代イスラエルの恋愛詩』(池澤夏樹編)など。

内田樹 (うちだ・たつる) 凱風館館長。1950年、東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。2011年まで、神戸女学院大学教授。現在は同大学名誉教授。07年『私家版・ユダヤ文化論』で小林秀雄賞を受賞。著書に『レヴィナスと愛の現象学』『他者と死者――ラカンによるレヴィナス』『日本辺境論』『一神教と国家――イスラーム、キリスト教、ユダヤ教』(中田考との共著)など。近刊に『日本の身体』『街場の共同体論』。

田川建三 (たがわ・けんぞう) 新約聖書学者。1935年、東京生まれ。東京大学文学部宗教学科卒業。同大学大学院西洋古典学科を経て、65年、ストラスブール大学宗教学博士。ゲッティンゲン大学、ザイール国立大学、ストラスブール大学などで教鞭をとり、99年まで大阪女子大学学芸学部教授。著書に『原始キリスト教史の一断面』『イエスという男』『書物としての新約聖書』『キリスト教思想への招待』など。ライフワークである新約聖書の個人全訳『新約聖書 訳と註』全8冊を刊行中。

湯川豊 (ゆかわ・ゆたか) 1938年、新潟県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、文藝春秋社に入社。「文學界」編集長、同社取締役などを経て退社。2003年から、東海大学文学部教授、京都造形芸術大学教授などを歴任した。10年『須賀敦子を読む』で読売文学賞を受賞。著書に『本のなかの旅』『植村直己・夢の軌跡』など。

山我哲雄 (やまが・てつお) 聖書学者。北星学園大学経済学部教授、同大学院文学研究科兼任教授。1951年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程修了。専攻は聖書学、宗教学、古代イスラエル宗教史。著書に『聖書時代史 旧約篇』、訳書にM・ノート『モーセ五書伝承史』など。近刊に『一神教の起源――旧約聖書の「神」はどこから来たのか』。

橋本治 (はしもと・おさむ) 作家。1948年、東京生まれ。東京大学文学部国文科卒業。77年『桃尻娘』でデビュー。96年『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、2002年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、05年『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞、08年『双調 平家物語』(全15巻)で毎日出版文化賞を受賞。著書に『巡礼』『リア家の人々』『初夏の色』など多数。

吉本隆明 (よしもと・たかあき) 1924年、東京生まれ。東京工業大学卒業。54年『転位のための十篇』で荒地詩人賞受賞。2003年『夏目漱石を読む』で小林秀雄賞受賞。12年、死去。著書に『マチウ書試論/転向論』など多数。14年3月から全39巻におよぶ『吉本隆明全集』(晶文社)の刊行がスタート。

山本貴光 (やまもと・たかみつ) 文筆家、ゲーム作家、ブックナビゲーター。1971年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。哲学、科学、芸術など幅広い分野で活躍している。東京ネットウエイブ非常勤講師、「哲学の劇場」主宰。著書に『コンピュータのひみつ』『心脳問題』(吉川浩満との共著)、訳書にサレン、ジマーマン『ルールズ・オブ・プレイ』など。


『考える人 2008年春号 [特集 海外の長篇小説ベスト100] 』(新潮社、2008年) '08/05/05

山形孝夫 『治癒神イエスの誕生』(ちくま学芸文庫、2010年) '12/02/18
山形孝夫 『聖書の起源』(ちくま学芸文庫、2010年) '12/02/06
山形孝夫 『聖母マリア崇拝の謎 「見えない宗教」の人類学』(河出ブックス、河出書房新社、2010年) '12/01/22
山形孝夫 『聖書を読み解く 物語の源流をたどって』(PHP研究所、2007年) '12/01/16
山形孝夫、山形美加 図版解説 『図説 聖書物語 新約篇』(ふくろうの本、河出書房新社、2002年) '12/01/11
山形孝夫、山形美加 図版解説 『図説 聖書物語 旧約篇』(ふくろうの本、河出書房新社、2001年) '12/01/09
カレン・L・キング 『マグダラのマリアによる福音書 イエスと最高の女性使徒  The Gospel of Mary of Magdala - Jesus and the first woman apostle, 2003 』(山形孝夫/新免貢 訳、河出書房新社、2006年) '12/01/02
山形孝夫、山形美加 絵画解説 『名画で読む 新約聖書』(PHP研究所、2011年) '11/12/27

山我哲雄 『一神教の起源 旧約聖書の「神」はどこから来たのか』(筑摩選書、2013年) '13/11/22
山我哲雄 編著 『新装版 図解 これだけは知っておきたい キリスト教』(洋泉社、2011年) '12/03/30




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本「鉄道フリーきっぷ 達人の旅ワザ (光文社新書705)」所澤秀樹5

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引っ越して、電車の線路沿いに。音には、すぐに慣れる。
その前は、幹線道路沿いだった。音と揺れ、だった。
そう、3種類+1の走行音。最寄駅に停車し、発車する電車の音。長距離電車の、快走する音。新幹線は高架橋を、不気味に小音量で。そして、電車庫から、そろりそろりと、ブレーキの点検をしている音なのかシューシュー、ポイント通過のキーキー、低速走行ゆえのコトンコトン・・・


一定のエリア・期間内で乗り放題となる割引きっぷを「フリーきっぷ」と本書では定義。フリーきっぷは全国のほとんどの鉄道会社で売られ、このきっぷを使えば、途中下車や寄り道、行きつ戻りつや行き当たりばったりなど何でもアリの自由奔放な旅が 味わえる! フリーきっぷだからこそ可能な鉄道旅行の楽しみ方と、使いこなし術を大公開。実践編として、著者による大井川鐵道・週末の旅、地下鉄 一日乗車券を使った「メトロ双六in東京」、「週末パス」で巡る関東甲信越&南東北早回りの旅の体験記つき。


≪目次: ≫
ややこしさから解放される“フリーきっぷ”――はしがきにかえて
 乗車券、特急券、指定券・・・・・・/買い方が数通りある場合も/距離が長いほうが安くなるという現象/一定エリア・期間内で乗り降り自由/節約できるし特典がつくことも

第一章 フリーきっぷの基礎知識
一 どんなタイプのものがあるのか
 フリー券のみ、または往復券とのセット/乗車列車の制限はある/全国的には特急券も乗り放題が多い/ネット予約普及の代償
二 どんな鉄道会社が出しているのか
 まずはJRものを俯瞰/新幹線に私鉄まで乗り放題のきっぷも/その他の鉄道会社はいかに?/所沢〜元町中華街の往復だけでモトが取れる/きっぷも“相互直通”/箱根山戦争の“和解”/地下鉄とのコラボ/地方でもたくさん売られている
三 フリーきっぷならでは旅のスタイル
 発売日と発売場所は絶対チェック!/繁忙期には使えないものも/きっぷのおさらい/冒頭の行程でのきっぷの買い方解説/601キロから運賃は安くなる/片道101キロ以上なら途中下車ができる/地方鉄道でこそ威力を発揮/地下鉄だけでも発見はある/コスパの高い「北海道&東日本パス」/7日間で東京〜稚内を往復するプラン/一瞬だけ特急を挟む理由/複数の旅を計画するのもアリ

第二章 フリーきっぷで乗り歩く大井川鐵道、週末の旅
 始発の金谷駅へ/きっぷに日付印が捺される和やかな光景/懐かしい近鉄特急に乗り込む/茶畑の丘を通り過ぎる/異国風の地名/映画のセットのような駅前広場/夏休み限定運転「SLくん」/納涼“ビール飲み放題列車”も/年数回しか走らない客車に遭遇/川根温泉の露天風呂の人々/“激流”の面影もないか細い流れ/遠近感が狂うほど小さい井川線車両/空き時間を使って引き返してみる/木材発送の基地だった往時を偲ぶ/ディーゼル機関車2台の10両編成/峡谷のジグザグ道を行く/姓が駅名となった「土本」/明治に作られた水力発電所の跡地/日本一の急勾配を上る仕掛け/90パーミルを体感/ダム建設によりアプト区間が誕生/“ミステリーウォーキング”を敢行/出口の見えない漆黒の闇へ/「アプトくん」がお待ちかね/ポツンと佇む「森林露天風呂」に到着/クマ出没の危険!?/無人地帯「尾盛」/乗客全員から手を振られる/あるのは駅舎ならぬ「緊急避難所」のみ/列車はほんとうに来るのか!?/日本一高い鉄道橋/峻険で最も駅間の長いところを走る/大団円のダム湖の景色/昭和10年代の客車を堪能

第三章 地下鉄一日乗車券で愉しむ(?)「メトロ双六in東京」実践記
 経済大国の心臓部からスタート/皮切りは東西線/落合の名所を駅員に尋ねる/一ツ橋1-1-1/道の“振り出し”で賽を振る/同じ駅とは思えない蔵前/ミニ地下鉄の大江戸線はコスパに優れる/新宿七福神の大黒天を詣でる/『富嶽三十六景』でも描かれた橋/“本格”急行運転の都営新宿線/荘厳な水門を拝む/気になる正体は「タワーホール船堀」/X状に架かる珍しい橋/奇しくも“振り出し”へ/終点は四谷三丁目

第四章 「週末パス」で巡る甲斐〜信濃〜越後〜南東北 アテのない急ぎ旅
 コンセプトを決めて乗り倒す/歴史的に電化の早かった路線/細く曲がりくねった単線/名のごとく眺めが素晴らしい「富士山」駅/着席券が必要な「富士登山電車」/今も残る“折り返し線”/あいにくの天候で圧巻の車窓は味わえず/元スイッチバック駅の連続/普通鉄道のサミットへと向かう/富士と対等になれる眺め/千曲川最上流の村/小海線ではハイブリッド車が走る/立派な線路のしなの鉄道に乗り換え/二つ目の拘りは名山を堪能すること/企てが水の泡に!?/間一髪で連絡列車に乗り込む/20年ご無沙汰の路線/越後と羽前の境へ/フラワー長井線と合流/新幹線のゲージサイズとなる奥羽本線/雲で隠れた蔵王/標準軌と狭軌の「単線並列」/フルーツ王国を実感する景色/奥羽本線を横断/様々な境となっている「堺田」/温泉郷を抜ける/「はやぶさ」と「こまち」が合体/三つ目の拘りは“難所巡り”/豪雪地帯ゆえ冬はお休みの駅/「近代化産業遺産」の元スイッチバック駅

あとがき (平成26年4月吉日 須磨浦公園の海を眺望するベンチにて 所澤秀樹)


≪著者: ≫ 所澤秀樹 (しょざわひでき) 旅行作家、交通史・文化研究家。1960年東京都生まれ。日本工業大学卒業。神戸市在住。著書は『鉄道旅行 週末だけでこんなに行ける!』『鉄道会 社はややこしい』(第38回交通図書賞受賞)『日本の鉄道 乗り換え・乗り継 ぎの達人』(以上、光文社新書)、『旅がもっと楽しくなる 駅名おもしろ話』 『鉄道地図は謎だらけ』(ともに光文社知恵の森文庫)、『鉄道を愉しむ鈍行の旅』(ベスト新書)、『鉄道の基礎知識』『国鉄の基礎知識』(ともに創元社)、『時刻表タイムトラベル』(ちくま新書)、『鉄道地図 残念な歴史』(ちくま文庫)など多数。



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本「はじめて読む人のローマ史1200年 (祥伝社新書366)」本村凌二5

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・・・ non fui, fui, non sum, sum, non curo. 「NF F NS NC」 (私は存在しなかった、私は存在した、私は存在しない、私は気にしない)
・・・ 「われわれは無である。考えてもごらん。これを目にする人よ、われわれ人間は何と瞬くうちに、無から無へと回帰することか」   (p.250)


賽(さい)は投げられた
賢者は歴史に学ぶ
建国から西ローマ帝国の滅亡までこの1冊でわかる!

■ローマ史に学ぶ
ローマの歴史のなかには、人類の経験すべてが詰まっている(丸山眞男)――数ある文明のなかで、起承転結をこれほど完璧に見せた歴史はない。
本書は、その1200年間を四つの時代に分け、「なぜ、ローマは大帝国になったのか」など七つのテーマを設けて、歴史の大きな流れとして見ていく。
古代の同時代人から近代のイギリス、現代のアメリカまで、多くの国家・民族がローマ史を探究し、統治に活かしてきた。新たな覇権主義の様相を呈ていする現在の国際情勢。そのなかで、日本および日本人が進むべき道は何か――その答えは、ローマ史のなかにすでに用意されている。


≪目次: ≫
はじめに――ローマ史から何を学ぶか

図表1 「国家の興亡」
図表2 「ローマ帝国の最大版図」

ローマ史を読み解くキーワード
 S・P・Q・R/ローマ法/父祖の遺風/パトロヌスとクリエンテス/多神教と一神教

――建国から、カルタゴの滅亡まで (紀元前753〜同146年)
(1) なぜ、ローマ人は共和政を選んだのか?
 オオカミに育てられた初代国王/ローマに君臨したエトルリア人/傲慢な王を追放/自由民としての意識/独裁を嫌っても、「独裁官」を置く理由/「共和制」と「共和政」/元老院貴族とは何か/女性不足と“お姫様抱っこ”/貴族と平民の格差/身分闘争の始まり/ギリシアとローマの政治の違い/民主政を採らなかった理由/「祖国」を発明したローマ人/共和政軍国主義
(2) なぜ、ローマ軍は強かったのか?
 ローマ軍の厳正な軍紀/ローマ軍が採用した「密集軍隊」/ローマ軍の臨機応変な戦法/ローマ軍の本当の強さ/ローマ人を奮い立たせた演説/敗戦将軍をも受け入れるローマ軍/防衛大学校で教えられている、カンナエの戦い/敗戦から学んだスキピオ/男の嫉妬に敗れたスキピオ/カルタゴは、なぜ敗れたか/「ホノル」のために戦う/権威をもって統治せよ/カルタゴは、なぜ徹底的に破壊されたか/紀元前146年、何が起こったか

――内乱の一世紀から、ネロ帝の自害まで (紀元前146〜68年)
(3) なぜ、ローマは大帝国になったのか?
 旧貴族「パトリキ」と新貴族「ノビリタス」/家柄よりも経済力を重視!?/ローマの遺産相続の特徴/巨大なローマ帝国の「小さな政府」/公務員の人件費は、貴族のポケットマネー!?/公共事業は、貴族のボランティア!?/富の再分配は、貴族の義務!?/農地改革の失敗/軍制改革の成功/貴族の逆襲とスッラの改革/カエサルが出世するために採った方法/カエサルは、なぜ暗殺されたのか/大帝国になった国内事情/求めたのは、お金でも土地でもない
(4) なぜ、ローマ市民以外に市民権を与えたのか?
 ローマの統治法/最初は、人気がなかった市民権/市民権と不完全市民権/市民権の権利と義務/母親が市民でなければ、市民になれない/市民法と万民法の違い/ラテン市民権とは何か/所有物としての奴隷/奴隷から解放される方法/奴隷の反乱/カエサル死後の政局/初代皇帝アウグストゥス/変化した奴隷の供給源/ローマを支えた捨て子/捨て子が多かった理由

――五賢帝から、セウェルス朝の終焉まで (68〜235年)
(5) なぜ、皇帝はパンとサーカスを与えたのか?
 五賢帝と三悪帝/最悪の皇帝と「記憶の断罪」/ローマ人とローマ社会の変化/農民の二極化/パンの提供は福祉か/パンよりもサーカスを求めた民衆/人類史上、唯一の公認・殺人競技/剣闘士のアイドル化/死亡率の上昇は何を示すのか/ローマ人が愛した「テルマエ」/「テルマエ」が受け継がれなかった理由/最高の皇帝は誰か/「平和な時代」の終わり
(6) なぜ、キリスト教は弾圧されたのか?
 ローマ人が信じた神/ローマ人の敬虔さに驚いたギリシア人/ローマ人は、何を祈ったか/ローマ人の死生観/ローマ人は、墓に何を込めたか/カエサルはローマ皇帝だった!?/皇帝と大神祇官/ユダヤ教の特殊性/キリスト教徒は増えなかった!?/解明されていないキリスト教の謎/キリスト教だけが弾圧された理由

――軍人皇帝から、西ローマ帝国の滅亡まで (235〜476年)
(7) なぜ、ローマは滅亡したのか?
 お金で買えた皇帝の地位/50年間に70人の皇帝が交代/皇帝の暗殺と親衛隊/帝国の分裂/ローマの金貨とアメリカのドル/人類史を変えた、キリスト教公認/ローマ帝国、滅亡の日/理由 異民族の侵入/理由 インフラの老朽化/理由 イタリアの凋落/ローマの滅亡は“老衰”である


≪著者: ≫ 本村凌二 (もとむら・りょうじ) 早稲田大学国際教養学部特任教授、東京大学名誉教授。博士(文学)。1947年、熊本県生まれ。1973年、一橋大学社会学部卒業。1980年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。東京大学教養学部教授、同大学院総合文化研究科教授を経て、現職。専門は古代ローマ史。『薄闇のローマ世界』でサントリー学芸賞、『馬の世界史』でJRA賞馬事文化賞、一連の業績にて地中海学会賞を受賞。著作に『多神教と一神教』『地中海世界とローマ帝国』など。

本村凌二 『世界史の叡智 勇気、寛容、先見性の51人に学ぶ』(中公新書、2013年) '13/07/23
本村凌二 『古代ローマとの対話 「歴史感」のすすめ』(岩波現代文庫、2012年) '13/01/16
本村凌二 『ローマ人に学ぶ』(集英社新書、2012年) '13/01/10
本村凌二/中村るい 『古代地中海世界の歴史』(ちくま学芸文庫、2012年) '12/12/02
本村凌二 『多神教と一神教 古代地中海世界の宗教ドラマ』(岩波新書、2005年) '11/08/20
本村凌二/高山博 編著 『地中海世界の歴史 古代から近世 '09』(放送大学教材、共通科目;一般科目・人文系、放送大学教育振興会、2009年) '10/12/28
本村凌二 『古代ポンペイの日常生活』(講談社学術文庫、2010年) '10/11/02


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本「相模鉄道 相鉄の過去・現在・未来 (キャンブックス 鉄道146)」広岡友紀5

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まずは「路線図」ね、ぼくは横浜の地理は不案内だから、その都度なん度も見返して、そうすると少しずつ見えてくる、焦点が定まってくる、点と点がつながって、線になって、線と線が交差して体系的なものとして・・・
で、豊富な写真が、たのしい♪、電車の車両の写真、沿線の風景、まちなみ

こないだ、ずいぶん久しぶりに図書館に行った。ずいぶん久しぶりのことだと思うほど、足が遠のいていた。本を読む機会は余裕は、じっさい、無い状態がつづいている。あの頃が、まるで嘘のように。でもやっぱり、書架を眺めて歩くのは、たのしい。あぁ読んだっけなぁ、とのフラッシュバックは複雑で、いろいろおもう、よくもわるくも、どうなんだろう
で、2冊借りて、あっこれもこれも!、と2冊追加して計4冊借りた、ぼちぼち読んでゆこう♪


路線長は短いながらも、その輸送密度は全国でも屈指の大手私鉄・相模鉄道。その歴史・車両・運転・技術・駅風景などを詳しく解説!

古くは相模川の砂利運搬鉄道として活躍し、高度経済成長期には京浜工業地帯の労働力を支えるベッドタウンの通勤路線として、さらに近年では緑園都市やいずみ野線沿線などの住宅開発など、その時代時代によってさまざまな役割を果たしながら発展してきた相鉄。一地方私鉄から大手私鉄の一員となるなど、独自の発展を遂げ成長してきた相模鉄道を解説する。筆者は私鉄研究の第一人者であり、その独特の観点と正確な技術的知識は類書でも好評を得ている。さらに今に至る発展だけではなく、西谷から横浜羽沢駅を介したJR東海道線乗り入れや新横浜から東急線乗り入れの計画など、未来ある鉄道としての将来性に関しても解説を加えている。


≪目次: ≫
まえがき (平成26年10月 広岡友紀)

相模鉄道路線図

相鉄の走る町
 懐かしの相鉄車両/本線/いずみ野線/グラフィックカー・バラエティ/現在の主力

第1章 総説と現況
 相鉄が走る地形/高い輸送効率/戦後高度経済成長と相鉄/横浜駅西口に商業施設を展開/積極的な不動産事業展開/相鉄の車両に見られる特色/いずみ野線開通以前のダイヤと当時のライフスタイル/いずみ野線開通以後のダイヤと相鉄の発展/いずみ野線 もうひとつの役割/路線バス事業/グループ企業として
【厚木飛行場引込線跡】【厚木線】

第2章 相鉄形成史
 黎明期/戦後の自主経営期/高度経済成長と沿線の人口増加/都市型鉄道へ

第3章 相鉄の車両技術
 通勤型車両であるがゆえの設計苦心/特徴その1――直角カルダン駆動/特徴その2――ディスクブレーキ/特徴その3――日立式電磁直通ブレーキ/特徴その4――アルミ合金製車体/特徴その5――自動窓

思い出の昭和三・四十年代相鉄沿線

第4章 相鉄の車両
§1. 戦後復興期
 2000系/3000系
§2. 発展期
 5000形/6000系/3010系/(新)6000系/2100系/5100形
§3. 充実期(昭和50年以降)
 7000系/3000系(2代目)/5000系/8000系/9000系/10000系/11000系

懐かしい駅・今の駅
 横浜/平沼橋/西横浜/天王町/星川/和田町/上星川/西谷/鶴ヶ峰/二俣川/希望ヶ丘/三ツ境/瀬谷/大和/相模大塚/さがみ野/かしわ台/海老名/南万騎が原/緑園都市/弥生台/いずみ野/いずみ中央/ゆめが丘/湘南台

第5章 追憶の中の電車と駅と街
 プロローグとして/沿線の風景/ハートフルライン――相鉄/昭和41年の横浜駅西口/相鉄沿線の特徴/相鉄ジョイナス/横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ/南台住宅地/通勤通学風景の変遷

相鉄バラエティ
 相鉄のオリジナルグッズショップ/車両基地/事業用車両

第6章 通行の現状と近未来の相鉄
相鉄特急の運転開始/本線快速/JRと東急につなぐ連絡線/東部方面線の計画案/泉ゆめが丘地区土地区画整理事業の将来性

あとがき (2014年10月 広岡友紀)

付録 「車両形式図集」(資料提供:相模鉄道)
 7000系 モハ7100形/7000系 クハ7700形/新7000系(VVVF) モハ7300形/新7000系(VVVF) クハ7700形/8000系 モハ8100形/8000系 クハ8700形/9000系 モハ9100形/9000系 クハ9700形/10000系 モハ 10100形/10000系 クハ10700形/11000系 モハ11100形/11000系 クハ11000形、クハ11900形


≪著者: ≫ 広岡友紀 (ひろおか ゆき) 東京都出身。鉄道・航空アナリスト。海外航空会社客室乗務員を経て著作活動に入る。主な著書に「JALが危ない」(エール出版)、「電車の進化と鉄道輸送」(中央書院)、『日本の私鉄』シリーズ各巻(毎日新聞社)、「関東私鉄比較探見」「関西私鉄比較探見」「西武鉄道まるごと探見」(JTBパブリッシング)、「東急電鉄まるごと探見」(共著、JTBパブリッシング)など。


広岡友紀 『日本の私鉄3 相模鉄道』(毎日新聞社、2010年) '10/10/13

広岡友紀 『関東私鉄比較探見 主要13社の現状と未来』(キャンブックス、JTBパブリッシング、2010年) '10/11/04

広岡友紀 『日本の私鉄11 東京地下鉄』(毎日新聞社、2013年) '13/06/10
広岡友紀 『日本の私鉄11 南海電気鉄道』(毎日新聞社、2012年) '12/05/05
広岡友紀 『日本の私鉄10 京阪電気鉄道』(毎日新聞社、2011年) '12/04/16
広岡友紀 『日本の私鉄9 阪急電鉄』(毎日新聞社、2011年) '12/04/12
広岡友紀 『日本の私鉄8 京成電鉄』(毎日新聞社、2011年) '11/04/13
広岡友紀 『日本の私鉄7 東京急行鉄道』(毎日新聞社、2011年) '11/02/28
広岡友紀 『日本の私鉄6 東武鉄道』(毎日新聞社、2010年) '10/10/30
広岡友紀 『日本の私鉄5 京浜急行電鉄』(毎日新聞社、2010年) '10/10/27
広岡友紀 『日本の私鉄4 小田急電鉄』(毎日新聞社、2010年) '10/10/17
広岡友紀 『日本の私鉄3 相模鉄道』(毎日新聞社、2010年) '10/10/13
広岡友紀 『日本の私鉄2 京王電鉄』(毎日新聞社、2009年) '09/09/30
広岡友紀 『日本の私鉄1 西武鉄道』(毎日新聞社、2009年) '10/02/27

広岡友紀 『私鉄・車両の謎と不思議』(東京堂出版、2010年) '10/10/22


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