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〈ぼく〉の思索の一回性の偶然性の実験場。

2016年03月

本「ヨーロッパ覇権史 (ちくま新書1147)」玉木俊明5

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ヨーロッパ覇権史 (ちくま新書)
○著者: 玉木俊明
○定価: 本体価格780円+税
○ISBN: 978-4480068521






オランダ、ポルトガル、イギリス。近代におけるヨーロッパの台頭は、世界を一変させた。本書は、軍事革命、大西洋貿易、アジア進出など、その拡大の歴史を追う。

ヨーロッパは他地域に対し、ずっと優位にあり、覇権を握っていたように思われてきた。しかし、それはたかだか一九世紀に達成されたことにすぎない。本書は、オランダ、ポルトガル、イギリスなど近代ヨーロッパ諸国が勢力を拡大し、世界を一変させた過程を追う一冊である。「軍事革命」で他の地域に優る軍事力を手にし、近代国家のシステムを発明。その後、大西洋貿易で力をつけ、アジアへ―。現在の世界は、どのように形成されたのか。そして、どこに向かっているのか。現代世界を考える上でも必読の一冊。


≪目次: ≫
序章 ヨーロッパ化した世界
 八頭身がなぜ「美しい」のか/ヨーロッパ中心主義のはじまり/古典古代のヨーロッパ/一二世紀ルネサンス/ルネサンスから一八世紀へ/一九世紀ヨーロッパの世界支配/こんにちも続くヨーロッパ支配の影響/「文明化の使命」/本書の構成

第一章 軍事革命と近代国家
1 軍事革命とは何か
 軍事革命/軍事革命の世界的影響/マウリッツの軍制改革/社会的規律化
2 近代国家の誕生
 新しい国家システムの創出/中世の国家システム/軍事費負担の急増/軍事国家プロイセン/オランダの財政システム近代化/重税国家オランダ/州の税負担を軽くする工夫
3 中央集権国家イギリス
 イギリスとフランスの比較/財政面からの比較/イギリスの税収増の理由/中央集権化から「帝国」形成へ

第二章 近代世界システムの誕生
1 近代世界システムとは何か
 持続的経済成長と近代世界システム/近代世界システム拡大の理由/近代世界システムの形成/ヘゲモニー国家/一七世紀のオランダ
2 アントウェルペンからアムステルダムへ
 アントウェルペンの重要性――近代世界システムの前段階/アントウェルペン商人のディアスポラ/アムステルダムへの移住/ハンブルクへの移住/アムステルダム商人のディアスポラ
3 近代世界システムに貢献した事物
 グーテンベルク革命の影響/ナショナリズムの誕生/「未開拓の土地」と近代世界システム/ヨーロッパ外世界へ

第三章 大西洋貿易とヨーロッパの拡大
1 弱いヨーロッパ
 大西洋の重要性/包囲されたヨーロッパ/古代ローマからビザンツ帝国へ/イスラームの世紀/オスマン帝国の脅威/タタールのくびき
2 ヨーロッパの拡大
 十字軍とレコンキスタ/サハラ砂漠縦断交易/ガーナ王国・マリ王国・ソンガイ王国
3 大西洋貿易の台頭
 大西洋奴隷貿易の開始/大西洋貿易の概要/スペインの大西洋貿易/ポルトガルの大西洋貿易/フランスの大西洋貿易/オランダの大西洋貿易
4 イギリス海洋帝国の大西洋貿易
 イギリスの特徴/綿業の発展/帝国間の絆/帝国間貿易/オランダとの違い

第四章 アジア進出とイギリス海洋帝国の勝利
1 ヨーロッパとアジア
 大西洋世界とアジアを一つに/アジアとの交易の歴史
2 異文化間交易と商品連鎖
 香辛料の輸送/異文化間交易/海運業の役割/商品連鎖と近代世界システム/商品連鎖と支配=従属関係/アジア諸国の独立度が比較的に高かった理由/商品連鎖とヨーロッパの優位
3 ヨーロッパのアジア進出
 トルデシリャス条約・サラゴサ条約/ポルトガルのアジア進出/スペイン船が運んだ銀/マニラの隆盛/オランダとアジア
4 ポルトガル海洋帝国とイギリス海洋帝国
 ポルトガルからイギリスへ/商人の帝国ポルトガル/結びつく大西洋とアジア/イギリス海洋帝国とアジア/イギリス海洋帝国――むき出しの暴力/イギリス帝国の勝利へ/ヘゲモニーと電信

終章 近代世界システムの終焉
 近代世界システムと現在/帝国主義経費論争/経済のシステムをつくりあげたイギリス/アメリカのヘゲモニー/ヘゲモニー国家と軍事・商業情報/工業化のパターンの変化/終焉を迎えつつある近代世界システム/こんにちのグローバリゼーションの意味/賃金格差/「飽くなき利潤追求」/ポスト・近代世界システム

あとがき (二〇一五年九月 洲本にて 玉木俊明)
主要参考文献
索引


≪著者: ≫ 玉木俊明 (たまき・としあき) 1964年、大阪市生まれ。同志社大学大学院文学研究科(文化史学専攻)博士後期課程単位取得退学。京都産業大学経済学部教授。専門は近代ヨーロッパ経済史。著書に、『海洋帝国興隆史』『近代ヨーロッパの誕生』(講談社選書メチエ)、『北方ヨーロッパの商業と経済』(知泉書館)、『近代ヨーロッパの形成』(創元社)などがある。

川北稔 [著]、玉木俊明 [聞き手] 『私と西洋史研究 歴史家の役割  Minoru Kawakita/Toshiaki Tamaki: “The Role of a Historian: Retrospection of My Studies on European History” 』(創元社、2010年) '11/01/28
玉木俊明 『近代ヨーロッパの誕生 オランダからイギリスへ』(講談社選書メチエ、2009年) '09/12/20



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本「精神科医が狂気をつくる 臨床現場からの緊急警告 (新潮文庫)」岩波明5

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精神科医が狂気をつくる: 臨床現場からの緊急警告 (新潮文庫)
○著者: 岩波 明
○定価: 本体520円(税別)在庫なし
○ISBN: 978-4101305745





その治療が患者を殺す! サプリ・食事療法・代替医療・脳トレでは治らない――白衣の大罪を告発!!

「うつ病には○○の摂取が有効」「脳トレで認知症は治る」・・・・・・精神疾患の治療と称してまかり通る妄説の数数。しかしそのまやかしが、取り返しのつかない重篤な患者を生み出す。食事療法は健康食品やサプリを売りつける方便だ。うつ病を「心のかぜ」と呼ぶのは製薬会社と医療行政の欺瞞だ。薬物やカウンセリングの罠から診断基準の陥穽まで、精神医学の世界に蔓延する不実と虚偽を暴く。


≪目次: ≫
はじめに

第一章 食事療法というペテン tricks of diet therapy
第二章 フロイトの大罪 big sins of Freud
第三章 薬物療法のウソ false psychopharmacology
第四章 「心のかぜ」か「青い悪魔」か pale devil of depression
第五章 混合状態の危険 absurd mixed state
第六章 乱造された精神疾患 coined mental disorders
第七章 患者を蝕む疼痛の呪縛 a curse of pain
第八章 脳科学のファンタジー fantastic brain science

おわりに
「メジャーとマイナー」(文庫版あとがき、平成二十五年十一月  岩波 明)
解説 加古陽治(二〇一三年十一月、ジャーナリスト)

※この作品は二〇一一年六月新潮社より刊行された。


≪著者: ≫ 岩波 明 (Iwanami Akira) 1959(昭和34)年、横浜市生れ。東京大学医学部卒。精神科医。医学博士。精神保健指定医。東京都立松沢病院を始めとして、多くの精神科医療機関で診療にあたり、東京大学医学部精神医学教室助教授を経て、独ヴュルツブルク大学精神科に留学。昭和大学医学部精神医学教室主任教授を務める。著書に『狂気という隣人』『狂気の偽装』『心に狂いが生じるとき』『やさしい精神医学入門』『どこからが心の病ですか?』などがある。

岩波明 『心の病が職場を潰す』(新潮新書、2014年) '16/02/10
岩波明 『発達障害と生きる どうしても「うまくいかない」人たち』(こころライブラリー、講談社、2014年) '16/02/07
岩波明 『他人を非難してばかりいる人たち バッシング・いじめ・ネット私刑(リンチ)』(幻冬舎新書、2015年) '16/01/31
岩波明 『大人のADHD もっとも身近な発達障害』(ちくま新書、2015年) '16/01/27



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