Gori ≒ ppdwy632

〈ぼく〉の思索の一回性の偶然性の実験場。

2016年07月

本「父という余分なもの サルに探る文明の起源 (新潮文庫)」山極寿一5

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ん〜、やっぱコレすごいネ♪♪

山極寿一 『父という余分なもの サルに探る文明の起源』(新書館、1997年) '10/05/08


人類の歩みは「父」の創造から始まった――ゴリラ研究の第一人者が、丹念なフィールドワークと深い洞察に基づいて、人類に備わる特性のルーツに迫る。なぜヒトは家族で暮らすのか、父親の存在とは何か。恋愛、同性愛、遊び、食事・・・・・・。コンゴの森に分け入り、野生のゴリラと触れ合って研究を続ける霊長類学者が、「父性」を手がかりにヒトの社会を考察する。発見に満ちた文明論!


≪目次: ≫
プロローグ 父という余分なもの
 父親を内在する文化/サルに父親はいない/ゴリラに見る父親の起源/初期人類の父親像


直立歩行は舌から始まった
 舌の特別な能力/食事という社会交渉/味覚の推理能力/人類が立ち上がった理由/見つめ合う行為から生まれたもの
異国の女性が美人に見えるわけ
 群れで旅する動物たち/霊長類の旅は個体単位/母系、父系で異なる旅/遊びがパスポート
同性愛はなぜあるか
 遊びと同性愛/マウンテンゴリラの観察事例/オスたちの相姦図/異性間交尾との比較/純粋に性的なもの/のぞき込み行動の意味/想像力による性の演出/ゴリラの同性愛と人類の同性愛

II
家族という複雑系
 変わりゆく進化論と世界観/進化と共生/多様性とホミニゼーション/アフリカ類人猿の共存関係/複雑な世界の認知/共食と家族
父系の二つの源流
 父系社会の進化/果実食の世界/分散様式の類似と相違/性差に現れる社会関係/類人猿の社会と性/クモザルたちの不思議な性交渉/多様な性/二つの社会進化

III
ゴリラと暮らす
 受難の歴史/背中の威厳/竹の子の季節/最後の楽園/菜食主義者/遊動生活/密猟/ゴリラとの握手/オス同士の反目/アンクル・バート物語/オスの魅力と集団の盛衰/オスの一生――一人旅の宿命/メスの一生――集団から集団へ/子別れ/性の世界――誘惑の方法/嬰児殺し/子育てをする父親/父親と息子のきずな/配偶関係の確立

IV
サルに探る文明の起源 [対話=三浦雅士
 サルとの出会い/ニホンザルのルーツを追って/ヒトとゴリラの距離は近い/ヒトとチンパンジーの混血は不可能か?/なぜゴリラを選んだか?/現代人と原人は共存していた/人類は熱帯雨林で進化した/サルにない人間の能力/人間の能力としてのシャーマニズム/食事とセックスの関係/ゴリラは食用/お尻がパスポート/異邦人に惹かれる/発情をかくす戦略/「愛」の起源/サルは自殺しないか?/チンパンジーの自我/母であり恋人であること/ゴリラのユーモア/言語の起源/なぜヒトは大人になっても遊ぶか?/集団催眠という文化

エピローグ ゴリラがヒトを救うとき
ヒトの窮地を理解/ヒトはゴリラかチンパンジーか

あとがき (一九九七年七月)
文庫版へのあとがき 山極寿一 (二〇一五年一月)

ごつい思想、密な調査、深い知恵 (解説) 鷲田清一 (平成二十六年十二月、哲学者)

初出一覧
写真 (すべて著者による撮影)

 カバー装画: ミロコマチコ


※本書は、一九九七年九月、新書館より刊行された。


≪著者: ≫ 山極寿一 Yamagiwa Juichi 1952(昭和27)年東京生れ。霊長類学者・人類学者。京都大学理学部卒、同大学院理学研究科博士課程修了。コンゴ・カリソケ研究センター研究員、日本モンキーセンター、京都大学霊長類研究所、同大学院理学研究科助教授を経て同研究科教授。2014(平成26)年10月から京都大学総長。『おはようちびっこゴリラ』(絵本)、『ゴリラの森に暮らす』『暴力はどこから来たか』『家族進化論』『「サル化」する人間社会』など著書多数。

山極寿一 『父という余分なもの サルに探る文明の起源』(新書館、1997年) '10/05/08
山極寿一 編 『ヒトはどのようにしてつくられたか』(シリーズ ヒトの科学、岩波書店、2007年) '10/05/03
山極寿一 『暴力はどこからきたか 人間性の起源を探る』(NHKブックス、日本放送出版協会、2007年) '10/04/26


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本「「思いやり」という暴力 哲学のない社会をつくるもの (PHP文庫)」中島義道5

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思いやりとは、利己主義の変形である。すべての人を傷つけないように語ることはできない――

教師が語りかけても沈黙を続ける学生たち。街には無意味な放送や看板が氾濫する。なぜ私たちは正面から向き合う「対話」を避けるのか? 無意味で暴力的な言葉の氾濫に耐えているのか?
著者は、日本的な優しさこそが「対話」を妨げていると指摘。誰も傷つけずに語ることのズルさや虚しさを訴える。風通しのよい社会を願い、日本人の精神風土の深層に迫る。
『〈対話〉のない社会』(PHP研究所)を改題。


≪目次: ≫
文庫版へのまえがき (二〇一六年一月一日 建物の蔭から昇る初日の出を眺めながら 中島義道)

第一章 沈黙する学生の群れ
第二章 アアセヨ・コウセヨという言葉の氾濫
第三章 〈対話〉とは何か
第四章 「思いやり」と〈対話〉
第五章 「思いやり」とエゴイズム
第六章 〈対話〉のない社会・〈対話〉のある社会

あとがき (一九九七年八月八日 (息子の誕生日) 中島義道)


 ※この作品は、1997年11月にPHP研究所より刊行された『〈対話〉のない社会』を改題し、加筆・修正したものである。


≪著者: ≫ 中島義道 (なかじま よしみち) 哲学者。1946年、福岡県生まれ。元電気通信大学教授。「哲学塾カント」を主宰。東京大学教養学部並びに法学部を卒業。77年、東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。83年、ウィーン大学基礎総合学部哲学科修了。哲学博士。専門は時間論、自我論。著書に、『哲学の教科書』(講談社学術文庫)、『孤独について』『観念的生活』(以上、文春文庫)、『悪について』(岩波新書)、『「死」を哲学する』(岩波書店)、『カントの自我論』『カントの時間論』(以上、岩波現代文庫)、『「純粋理性批判」を嚙み砕く』(講談社)、『明るいニヒリズム』『不幸論』(以上、PHP文庫)など多数。




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本「東大教授 (新潮新書560)」沖大幹5

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東大教授 (新潮新書)
○著者: 沖 大幹
○定価: 本体700円(税別)
○ISBN: 978-4106105609







現役教授だからこそ、ここまで書けた! 「東大教授」とは、どのような職業なのか。年収や学歴は? 適性は? 勤務時間は? 専門分野の選び方やキャリアの積み方は? 入試の必勝法、教育や研究の醍醐味、出世の条件や名誉教授の資格、論文や会議の作法、有名人との交際、政府やマスコミとの折衝術、散歩の効用など。豊富な体験と貴重な情報から「東大教授」の「真相」を、スリリングな筆致で徹底解説。


≪目次: ≫
まえがき
 明日死ぬと思って生きよ。不老不死だと思って学べ。 (マハトマ・ガンジー)
 なぜ仕事をするのか/死ぬまでの暇つぶしのために/過程か、結果か/自由と名誉と資産がほしいなら/東京大学教授道

第一章 東京大学教授解体新書
 私が一日(留学先の学校を)欠席すれば 日本の近代化が一日遅れる (古市公威、帝国大学工科大学初代学長。フランス留学中に)
 大学教授の定義/年齢構成は?/なぜ「総長」なのか/最初の東大教授とは?/文明開化と東大/旧制第一高等学校とは?/東京大学名誉教授の条件/給与について/平均的キャリアは?/給与は増やせるのか?/勤務時間は?/散歩は有効か?/勤務はどう評価されるのか/車、個室、秘書など待遇は?/企業としての東大/安定した自由業

第二章 どうすればなれるのか
 人の行く裏に道あり花の山 いずれを行くも散らぬ間に行け (千利休の作とされる)
 世界一になるのは簡単/「東大卒」は必須条件か?/東大入学への道/「最難関」入試の考察/進学の振り分けは?/専門分野の選び方/研究室と指導教員の選択/勉強と研究の違い/失敗できる特権/価値ある研究テーマとは?/地球の水循環と世界の水資源/真のエンジニアとは?/研究のオリジナリティとは?/若者、ばか者、よそ者/研究はスポーツ的か、芸術的か?/動物的研究と植物的研究/流行と教養の論理/楽をするためならどんな苦労も厭わない/論文書きの論文読み/博士課程へ進むべきか?/「論文博士」とは?/東大教授になるチャンス/講座の大小/東大教授に向いている人とは?

第三章 社会的役割と権威
 包帯のような嘘を 見破ることで 学者は世間を 見たような気になる (中島みゆき 『世情』)
 専門家は偉いのか/日本を代表するには?/国の審議会に参加したら/政府の委員会での立ちふるまい/霞ヶ関の専門家になるには/国際会議の愉しみ/英語で講演するために/海外出張は魅力的か/政府や企業のトップへの講演/テレビ出演の注意/新聞や雑誌との付き合い方/政策立案支援と研究審査/論文執筆こそ命/有名学術誌から原稿を依頼されたら/教科書や雑誌に文章を載せる/書籍の執筆法/東大教授の著作はなぜ多くないのか/一般向けの講演も刺激的/講演料はいくらか?/東大教授の役得

第四章 醍醐味と作法
 「やる」か「やらない」かだ。「やってみる」という選択肢はない。 (ヨーダ 『スターウォーズ・エピソード后戞
 講義こそ自己啓発の源/研究指導の内幕/最近の学生気質/弱小チームでも勝つには/明日やろうは馬鹿野郎/ゼミは英語で/留学生の真実/外国人教員の損得/東大と国家百年の計/次世代を育てるには/教科書を書き換える研究/伯楽への道

第五章 知的生産現場のマネジメント
 いつかノーベル賞でも もらうつもりで ガンバッてるんじゃないのか (井上陽水 『氷の世界』)
 学内組織を円滑に運営するには/学内会議のしきたり/雑用を考察する/大学事務への思いやり/東大の予算とは?/研究室の改善法/同じ釜の飯を食う研究室/人事の妙/業務マネジメント/研究はポートフォリオ/時間を操るには/東大教授ほど素敵な商売はない

第六章 おわりに
 僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る (高村光太郎 『道程』)
 本書執筆の三つの理由/究極の目標は何か/知の統合のために/東大も日本の希望に

あとがき
参考資料


≪著者: ≫ 沖 大幹 (おき たいかん) 1964(昭和39)年東京生まれ、西宮育ち。東京大学卒。博士(工学)。気象予報士。現在、東京大学生産技術研究所教授。専門は水文学(すいもんがく)。著作に『水危機 ほんとうの話』など。日経地球環境技術賞、日本学士院学術奨励賞など表彰多数。国土審議会委員なども務める。

沖 大幹 『水の未来 グローバルリスクと日本』(岩波新書、2016年) '16/06/05


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本「馬の世界史  A World History of the Horse (中公文庫)」本村凌二5

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馬は、人間社会のなかで、多種多様な役割を担わされてきた。太古には狩猟の対象になり、やがて車を引き、人を乗せ、人間の世界に深く入りこんだ。人が馬を乗りこなさなかったら、歴史はもっと緩やかに流れていただろう。戦争、交易、世界帝国・・・・・・、馬から歴史を捉え直す。  JRA賞馬事文化賞受賞作。


≪目次: ≫
プロローグ――もし馬がいなかったら、二一世紀はまだ古代だった

1章 人類の友
 人間に飼い慣らされる動物の条件とは/馬は人間に飼い慣らされるべくして進化してきた?/野生の馬はなぜ衰退したか/シマウマを飼った男/家畜化の始まり

2章 馬と文明世界――戦車の誕生
 最初に馬に乗った人間はなにを思ったか/馬に荷物を引かせる/「山のロバ」と「砂漠のロバ」/戦車の誕生/戦車武人の登場/「速度」という観念が変えたもの/東アジアの戦車

3章 ユーラシアの騎馬遊牧民と世界帝国
I 西方ユーラシア
 騎乗の普及/古代人はどのように馬に乗っていたか/最古の騎馬遊牧民キンメリア人/ヘロドトスの描いたスキタイ人/スキタイ系文化はどこから来たのか/アッシリア帝国と騎馬軍団/アッシリア馬とエジプト馬/ペルシア帝国/スキタイ北伐作戦の失敗/「王の道」
II 東方ユーラシア
 東方の騎馬遊牧民/殷と周の対決/戦車から騎兵へ/秦の由来/司馬遷の描いた騎馬遊牧民/騎馬遊牧民と世界帝国のダイナミズム/汗血馬の伝説

4章 ポセイドンの変身――古代地中海世界の近代性
 ギリシアで戦車は用いられたか/オリンピックの花形、戦車競走/なぜ「馬の神」は「海の神」となったか/ギリシア人と騎馬/アレクサンドロスの愛馬/ローマ軍と騎兵隊/「パンとサーカス」の世界/競走馬の育成/古代地中海世界の近代性とはなにか/馬と海と「海域世界」
〈補論〉 馬なき古代文明――アメリカ

5章 馬駆ける中央ユーラシア
 ゲルマン民族大移動とフン族の脅威/ローマ帝国の解体/フン族とはどんな人々か/四つの自然区分/「オアシスの道」シルクロード/騎馬遊牧民の馬/夷狄は蛮族か?/突厥の大遊牧帝国

6章 アラブ馬とイスラム世界
 アラブ馬成立の謎/ベドウィンがもたらした馬/馬は「至上の祝福」/アラビア半島はなぜ名馬を生んだか/十字軍の重馬/軽装のトルコ騎兵

7章 ヨーロッパ中世世界と馬
 ビザンツ帝国の戦車競走/イスラム侵攻と騎士団の出現/騎士の理想の馬/英雄エル・シッドの馬バエビカ/十字軍が伝えたオリエントの馬/軍用馬を育てる/農耕馬の登場

8章 モンゴル帝国とユーラシアの動揺
 遊牧国家ウイグル/広がる遊牧国家のシステム/チンギス・ハンとモンゴル帝国/高度に組織化された編隊/「タタールの平和」/マルコ・ポーロのみたモンゴルの馬/モンゴルが「世界史」をもたらした/モンゴルを離れて/「南船北馬」/朝鮮半島と日本の馬

9章 火砲と海の時代――近代世界における馬
 ルネッサンスと獣医学への関心/馬術と馬産/アメリカ新大陸にわたった馬/馬の与えた衝撃/ヨーロッパの軍事革命の波間で/馬車の時代/小説が描いた馬車の旅

10章 馬とスポーツ
 狐狩りから障害競走へ/馬産への情熱/サラブレッドの誕生/近代競馬の成立/世界最強馬の追求

エピローグ――われわれは歴史の負債を返済しただろうか


あとがき (二〇〇一年六月 本村凌二)

参考文献
図版出典・所蔵機関一覧

文庫化によせて (二〇一三年一〇月吉日 ロンドンにて 本村凌二)


※『馬の世界史』二〇〇一年七月 講談社現代新書


≪著者: ≫ 本村凌二 (もとむら りょうじ) 1947年、熊本県生まれ。一橋大学社会学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京大学名誉教授。博士(文学)。専攻は古代ローマ史。主な著書に『薄闇のローマ世界』(サントリー学芸賞)、『古代ポンペイの日常生活』『ローマ人の愛と性』『多神教と一神教』『帝国を魅せる剣闘士』『世界史の叡智』など。本書でJRA賞馬事文化賞を受賞。


本村凌二 『はじめて読む人のローマ史1200年』(祥伝社新書、2014年) '14/12/29
本村凌二 『世界史の叡智 勇気、寛容、先見性の51人に学ぶ』(中公新書、2013年) '13/07/23
本村凌二 『古代ローマとの対話 「歴史感」のすすめ』(岩波現代文庫、2012年) '13/01/16
本村凌二 『ローマ人に学ぶ』(集英社新書、2012年) '13/01/10
本村凌二/中村るい 『古代地中海世界の歴史』(ちくま学芸文庫、2012年) '12/12/02
本村凌二 『多神教と一神教 古代地中海世界の宗教ドラマ』(岩波新書、2005年) '11/08/20
本村凌二/高山博 編著 『地中海世界の歴史 古代から近世 '09』(放送大学教材、共通科目;一般科目・人文系、放送大学教育振興会、2009年) '10/12/28
本村凌二 『古代ポンペイの日常生活』(講談社学術文庫、2010年) '10/11/02


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本「イヌ どのようにして人間の友になったか (講談社学術文庫2346)」J・C・マクローリン 著・画、澤坦 訳5

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五万年も前から人との共同生活を楽しんできたイヌ。いまや、大型のマスチフや室内犬のペキニーズなど、多様な姿と特徴を持ち、病人や孤独な老人を癒してくれる。哺乳類の誕生から、太古の肉食動物の盛衰を経て、イヌがキツネやオオカミと分かれて人間と同盟を結ぶまでの過程を、一〇〇点以上のイラストと、科学的推理を交えて解明する。(解説・今泉吉晴

アメリカの動物学者でありイラストレーターでもある著者が、「人間の最良の友」といわれるイヌの進化と人間との関わりの歴史を、100点以上のイラストをまじえてやさしく物語る。
現在、世界中で人間と一緒に生活しているイヌは、13属、約36種におよぶという。家犬は人間にとっていちばん古い家畜で、およそ5万年も前から人類との共同生活を楽しんできたが、しかしこの長い期間も、2億年におよぶイヌ科の長い歴史から見れば、ほんの一部分にすぎない。そもそも人類が、武器の助けもなしに自然界の虐殺者とも思われるオオカミの子孫を友とすることができたのはなぜなのか。
本書は、哺乳類の誕生から、太古の肉食動物たちの盛衰を経て、イヌがキツネやオオカミたちと分かれて人間と「同盟」を結ぶ過程を明らかにする。まず、狩りの場で協同して大きな獲物を仕留め、人間との信頼関係を築いたイヌは、いまや、病に苦しむ人や孤独な老人を癒し、猟犬や番犬のみならず、スマートなイヌから極端に矮小化された室内犬など、さまざまな姿や特徴を持つにいたっている。
身近なイヌをもっと知るために、犬好き必読の一冊。巻末解説は今泉吉晴氏。


≪目次: ≫
はじめに

哺乳動物とは何か
犬の先祖になった食肉類
肉食の哺乳動物たちの世界
イヌの起源
詐欺師レイナードとキツネたち
狩りをする野生のイヌ
イヌ
人に飼われた犬
いろいろな犬種の生い立ち
大型の犬――マスチフ
小型の犬と矮小な犬
人間社会のなかの犬



訳者あとがき (一九八四年四月  澤 坦)

解説――人とイヌの共生が地球を救う (今泉吉晴 動物学者・都留文科大学名誉教授)
 野生のイヌと家犬は同じ種/「分類表」という迷路/人とイヌとの出会い/二〇世紀の動物行動学/ナチュラリスト、マクローリンの視線



付録――現存するイヌの仲間の属と種


※本書は、一九八四年および一九九一年に、岩波書店より刊行されました。


≪著者・画: ≫ J・C・マクローリン (John C. McLoughlin) アメリカの動物学者、サイエンス・イラストレーター。おもな著書に『動物進化の物語』『恐竜たち』『消えた竜』ほか。

[訳者: ] 澤 坦 (さわざき ひろし) 1925年、東京生まれ。東京大学農学部卒業。農学博士。東京大学農学部教授、同附属牧場長、日本中央競馬会参与などを務め、2003年没。おもな著書に『馬は語る』『比較心臓学』『馬は生きている』ほか。



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写真 Canon IXY900IS(since 2006.12.4) & EOS40D + EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM(since 2008.7.23) + EF100mm F2.8 Macro USM(used, since 2008.9.10) + EF-S55-250mm F4-5.6 IS(used, since 2008.9.30) + EF50mm F1.8 供used, since 2009.4.4)

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