Gori ≒ ppdwy632

〈ぼく〉の思索の一回性の偶然性の実験場。

2017年09月

本「だめだし日本語論 (atプラス叢書17)」橋本治+橋爪大三郎5

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日本語は、そもそも文字を持たなかった日本人が、いい加減に漢字を使うところから始まった―—
成り行き任せ、混沌だらけの日本語の謎に挑みながら、日本人の本質にまで迫る。
あっけに取られるほど手ごわくて、面白い日本語論。


≪目次: ≫
はじめに (橋爪大三郎)

日本語のできあがり方――鎌倉時代まで
 文字を持たなかった日本人
 日本語のDNA螺旋構造
 外国に説明できない日本史
 学問に向かない日本語
 日本語は「意味の言葉」ではない
 言葉は神から与えられる?
 お経を日本語に訳さなかった理由
 言葉はまず音であった
 音の多様性
 ひらがなができた理由
 歌があったから日本語がある
 話し言葉を文字化する日本、文字化しない朝鮮
 男女のコミュニケーションが国家体制の根幹
 書きながら成長する紫式部
 男は和歌が詠めない
 公式には認めない女性とひらがな
 日本に宦官が存在しない理由
 律令制と特権
 戦争ができない日本人
 声の重要性
 カタカナv.s.ひらがな
 『竹取物語』の作者は女性?
 徳川幕府はひらがな、明治政府はカタカナ

日本語の壊し方 室町以後
 幽霊が主役の能
 江戸の印刷文化
 武士が歴史をつくらなかったから天皇制につながった
 漢字とナショナリズム

あとがき (橋本治)


≪著者: ≫ 橋本 治 (はしもとおさむ) 1948年生まれ。小説・評論・戯曲・古典の現代語訳・エッセイ・芝居の演出など、ジャンルにとらわれず精力的に活動。近著に『知性の顚覆 日本人がバカになってしまう構造』(朝日新書)、『たとえ世界が終わっても』(集英社新書)、『国家を考えてみよう』(ちくまプリマー新書)など多数。

≪著者: ≫ 橋爪大三郎 (はしづめだいさぶろう) 1948年生まれ。社会学者。近著に『げんきな日本論』(大澤真幸との共著、講談社現代新書)、『はじめての聖書』(河出文庫)、『日本逆植民地計画』(小学館)、『戦争の社会学』『教養としての聖書』(ともに光文社新書)、『面白くて眠れなくなる社会学』(PHP研究所)、『丸山眞男の憂鬱』(講談社選書メチエ)など多数。


橋爪大三郎×大澤真幸 『げんきな日本論  Sociology of Japanese History 』(講談社現代新書、2016年) '17/04/02
橋爪大三郎/植木雅俊 『ほんとうの法華経  The Lotus Sutra in the True Sense 』(ちくま新書、2015年) '16/01/10
橋爪大三郎/大澤真幸/宮台真司 『おどろきの中国  Astonishiing Chaina 』(講談社現代新書、2013年) '13/07/11
橋爪大三郎 『政治の教室  Politics For Beginners, 2001 』(講談社学術文庫、2012年) '12/07/18
橋爪大三郎×大澤真幸 『ふしぎなキリスト教  Wonders In Christianity 』(講談社現代新書、2011年) '11/11/11



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本「北欧の神話 (ちくま学芸文庫)」山室静5

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北欧の神話 (ちくま学芸文庫)
○著者: 山室 静
○定価: 本体価格1,000円+税
○ISBN: 978-4480097934








キリスト教流入以前のヨーロッパ世界を鮮やかに語り伝える北欧神話。グングニールを携えた戦いの神にして知識の神オーディン、あらゆるものを粉砕する槌をもつ雷神トール、神々の世界に諍いをもたらすトリックスター・ロキなど、バラエティに富んだ神々や巨人、小人たちが登場するこの神話は、神々と巨人たちとの最終戦争という壮絶な幕切れでも知られる。その特異な世界観は人々を魅了し、これまで多くの芸術やファンタジーの源となってきた。本書では、そんな北欧神話の代表的な物語や主要な神々をわかりやすく紹介。北欧文学研究の第一人者による、北欧神話の世界への最良のガイド。


≪目次: ≫
はじめに――北欧神話の背景

I 天地創造の神話
 天地のはじめと人間の起こり
 宇宙樹とアスガルド

II オーディンの神話
 知識と詩の神
 戦いの神として
 亡霊の王、魔法の父

III 雷神トールと巨人の戦い
 トールとフルングニール
 ヒュミルとの冒険
 花嫁に化けたトール
 トールの巨人国訪問
 トールとオーディン

IV フレイとヴァナ神族
 人質ニヨルド
 フレイとゲルドの結婚
 ヴァナ神族と船
 愛の神フレイヤ

V その他の有力な神々
 片手の神、チュール
 弓の神、ウル
 バルドルとその死
 ヘイムダルとリグ
 ブラギ、フォルセティなど
 エーギルとラン

VI 女神たちの神話
 オーディンの妻フリッグ
 イドゥンとかのじょのりんご
 ゲフィオンの国引き

VII ロキの裏切り
 シフの髪を切った話
 ロキの子どもたち
 鎖につながれたロキ

VIII 神々と世界の破滅――その再生
 神々のたそがれ
 よみがえる世界

おわりに (一九八二年八月四日  山室 静)


※本書は、一九八二年九月、筑摩書房より「世界の神話」シリーズの一冊として刊行された。文庫化に際しては、常用漢字表(平成二二年一一月告示)に照らして一部のルビを割愛したほか、図版の差し替えを施した。

※カバー装画: 12世紀のタペストリー(スウェーデン国立歴史博物館蔵)



≪著者: ≫ 山室 静 (やまむろ・しずか) 1906-2000年。詩人・文芸評論家・翻訳家。東北帝国大学卒業。戦後、埴谷雄高・小田切秀雄らとともに「近代文学」の創刊に関わる。『エッダ』『サガ』といった北欧神話の先駆的紹介者であり、アンデルセンやトーベ・ヤンソンなど北欧児童文学の翻訳でも知られる。著書に『アンデルセンの生涯』『北欧文化ノート』などが、訳書にムーミン・シリーズなどがある。また、著作集として、「山室静自選著作集」(全10巻)がある。




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本「物語 オランダの歴史 大航海時代から「寛容」国家の現代まで (中公新書2434)」桜田美津夫5

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16世紀、スペイン王権との戦いから「低地諸州(ネーデルランデン)」北部であるオランダは独立。商機を求めてアジアや新大陸へ進出し、17世紀、新教徒中心の共和国は、世界でも最有力の国家となった。だが四次にわたる英蘭戦争、フランス革命の余波により没落。ナポレオン失脚後は王国として復活し、20世紀以降、寛容を貴ぶ先進国として異彩を放つ。本書は、大航海時代から現代まで、人物を中心に政治、経済、絵画、日本との交流などを描く。


≪目次: ≫
はじめに

図表 「オランイェ・ナッサウ家系図」
地図 「オランダ(2017年現在)」

第1章 反スペインと低地諸州の結集――16世紀後半
 1 ハプスブルク家支配――フェリーペ2世の即位
 2 反抗運動の開始――異端対策をめぐる対立
 3 オランイェ公の挙兵と海乞食党の役割
 4 独立――オランイェ公暗殺とスペイン軍一掃

第2章 共和国の黄金時代――17世紀
 1 特異な国制――ホラント州法律顧問と州総督
 2 繁栄する経済――国際商業の結節点
 3 各宗派の共存――カルヴァン派からユダヤ教まで
 4 黄金時代の多彩な文化――美術・科学・出版業

第3章 英仏との戦争、国制の変転――17世紀後半〜19世紀初頭
 1 イギリスとの海戦、フランスとの陸戦
 2 富の偏在と貧困――度重なる戦火
 3 アメリカ独立支援と第四次英蘭戦争
 4 フランス革命の余波――バターフ共和国から王国、併合へ

第4章 オランダ人の海外進出と日本
 1 大航海時代――三つの航路の開拓
 2 東インド会社と西インド会社――拠点形成と軍事行動
 3 日蘭関係の始まり――16世紀末から鎖国まで
 4 江戸期、蘭学の繁栄――西洋研究の跳躍台

第5章 ナポレオン失脚後の王国成立――19世紀前半
 1 ネーデルランデン連合王国の実験
 2 ベルギーの独立――七月革命の衝撃
 3 植民地支配――ジャワ戦争とアチェ戦争
 4 ウィレム2世の豹変――近代化と自由主義者の躍進

第6章 母と娘、二つの世界大戦――19世紀後半〜1945年
 1 国民の分裂――宗派勢力と社会主義の台頭
 2 第一次世界大戦化の中立政策
 3 柱状社会化――四つの部分社会の並立
 4 ナチス・ドイツの支配――五年間の占領と抵抗

第7章 オランダ再生へ――1945年〜21世紀
 1 インドネシア独立問題――植民地帝国の終焉
 2 ドレース首相による福祉国家建設
 3 経済成長の果実と60年代の騒乱
 4 ベアトリクス女王と「寛容」の国

おわりに (二〇一七年三月一七日 桜田 美津夫)

主要参考文献
オランダ首相一覧(20世紀以降)
第二院の議席数の推移
オランダ関連年表


≪著者: ≫ 桜田美津夫 (さくらだ・みつお) 1955(昭和30)年岡山生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。早稲田大学助手を経て、1992年より就実女子大学文学部助教授。就実大学人文科学部教授。専攻は16~17世紀オランダ史。共著、『ヨーロッパ的自由の歴史』(南窓社、1992年)、『近世ヨーロッパの東と西』(山川出版社、2004年)、『世界史史料』第5・6巻(岩波書店、2007年)、『大学で学ぶ西洋史〔近現代〕』(ミネルヴァ書房、2011年)、『文献解説 西洋近現代史1 近世ヨーロッパの拡大』(南窓社、2012年)など。



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本「僕らの社会主義 (ちくま新書1265)」國分功一郎/山崎亮5

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僕らの社会主義 (ちくま新書 1265)
○定価: 本体価格 800円+税
○ISBN: 978-4480069733










いま再びグランド・セオリーが必要とされているのではないか? マルクス主義とは別の「あったかもしれない社会主義」の可能性について気鋭の論客が語り尽くす。

社会が危機に瀕した時代にはいつも、大きな原則「グランド・セオリー」が必要とされてきた。ならば今こそ、それが語られるべきなのではないか?二一世紀現代にも似た一九世紀イギリスでは、数々の社会改革運動が起こった。当時の社会運動家たちが思い描いたのは、有産階級以外の人々も美的に豊かな生活を送れる社会だ。そこにあったのはマルクス主義一辺倒になる前の「あったかもしれない社会主義」だ。「豊かな生活」とは何を意味していたのか。自らがアクティヴィストでもある気鋭の若手論客二人が語り合い、今の自分たちが描くことのできるグランド・デザインを提言する。


≪目次: ≫
はじめに ポストモダンの素敵な社会主義 國分功一郎

第1部 いまこそ大きなスケールで――政治哲学編
 グランド・セオリーの復権/現在の状況を考えるために/読みなおされるべき思想/実践と現場/「住民と行政」の歴史/話し合うこと、これこそが政治/歴史追体験

第2部 あったかもしれない社会主義――故郷イギリス編
 マイルド・ソーシャリズム/田園都市構想/社会改良/労働者住宅と生協の発祥/ユートピア社会主義/『衣服哲学』/装飾こそが大事/モダニズム――失われた「都市読み」リテラシー/装飾は語る/工場生産で得るもの失うもの/工業デザインと労働/富、なにするものぞ/労働者大学/働くことが楽しくなる/楽しさの自給率/楽しい社会改革/歴史的イギリス選挙

第3部 ディーセンシーとフェアネス――理念提言編
 社会主義の話をしよう/労働者は楽しく働いているか?/ブルジョワ以外に美を分配する/モダニズムはワカラナイ/ポストモダンの意味/豊かな生活とは?/シンプルライフ/「会社」が無くても生きていける/情報の切断――貧困もまた金銭だけの問題ではない

第4部 行政×地域×住民参加――民主主義・意思決定編
 住民参加はポストモダン/ファシリテーターの時代――作家は死んだはず/イギリスで学んできたこと――地域社会主義/日和見主義/ワークショップの効用/古名の戦略――コミュニティデザイン3.0/活動を作ったら福祉になった

おわりに 社会主義をつまみ食いしませんか 山崎 亮



≪著者: ≫ 國分功一郎 (こくぶん・こういちろう) 1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。高崎経済大学経済学部准教授。著書に『中動態の世界』(医学書院、2017)『暇と退屈の倫理学 増補新版』(太田出版、2015)『近代政治哲学』(ちくま新書、2015)『ドゥルーズの哲学原理』(岩波書店、2013)等。

≪著者: ≫ 山崎 亮 (やまざき・りょう) 1973年生まれ。studio-L代表。東北芸術工科大学教授(コミュニティデザイン学科長)。全国各地のまちづくり、住民参加型の総合計画づくりなどに参画。著書に『コミュニティデザイン――人がつながるしくみをつくる』(学芸出版社)『コミュニティデザインの時代』(中公新書)』等。



國分功一郎 『哲学の先生と人生の話をしよう』(朝日新聞出版、2013年) '14/05/03
國分功一郎 『来るべき民主主義 小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題』(幻冬舎新書、2013年) '14/04/17
中沢新一/國分功一郎 『哲学の自然』(atプラス叢書、太田出版、2013年) '13/11/24
國分功一郎 『暇と退屈の倫理学』(朝日出版社、2011年) '13/11/19
ジャック・デリダ 『マルクスと息子たち  Marx & Sons, 2002 』(國分功一郎 訳、岩波書店 (2004年) '09/09/22
ジル・ドゥルーズ 『カントの批判哲学  La philosophie critique de Kant, 1963 』(國分功一郎 訳、ちくま学芸文庫、2008年) '09/08/11



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主として“本”が織りなす虚構の世界を彷徨う♪

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写真 Canon IXY900IS(since 2006.12.4) & EOS40D + EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM(since 2008.7.23) + EF100mm F2.8 Macro USM(used, since 2008.9.10) + EF-S55-250mm F4-5.6 IS(used, since 2008.9.30) + EF50mm F1.8 供used, since 2009.4.4)

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