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〈ぼく〉の思索の一回性の偶然性の実験場。

2017年11月

本「物語 ポーランドの歴史 東欧の「大国」の苦難と再生 (中公新書2445)」渡辺克義5

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十世紀に産声をあげたポーランド王国は、十四〜十六世紀に隆盛を極めるが、王朝断絶後、衰退に向かう。十八世紀、ロシア・プロイセン・オーストリアによる分割で国家は消滅。第一次大戦後に束の間の独立を勝ち取るも、第二次大戦中にはドイツとソ連に再び国土を蹂躙された。冷戦下の社会主義時代を経て一九八九年に民主化を達成。潜在力を秘めた地域大国は今、どこへ向かうのか。栄光と悲運に彩られた国と民族の歴史。


≪目次: ≫
まえがき

序章 王国の黎明期
 初期ビャスト朝/宿敵ドイツ騎士団
コラム ポーランドの主要都市

第一章 中世の大国――ポーランド・リトアニア連合王国の隆盛
 初期ヤギェウォ朝/ポーランド中世の文化/シュラフタ民主政/プロイセンの臣従/ルネサンス/選挙王制/東方進出/バルト海をめぐる攻防/トルコやコサックとの戦い/ヤン・カジミェシュの退位/アウグスト二世とレシュチンスキ
コラム ポーランド絵画の世界

第二章 王制の終焉と国家消滅――露・普・墺によるポーランド分割
 スタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキ/アメリカ独立戦争に加わるポーランド人/四年国会と五月三日憲法/コンチュンシュコ蜂起と第三次ポーランド分割
コラム 映画に見るワルシャワ

第三章 列強の支配と祖国解放運動――繰り返される民族蜂起
 イタリアのポーランド軍団/ナポレオンのもとで/ウィーン会議後のポーランド/十一月蜂起/大亡命/クラクフ放棄とガリツィアの虐殺/ロマン主義/一八四八年革命とポーランド人/一月蜂起/実証主義/諸政党の誕生/第一次大戦とその影響
コラム ポーランド人の姓

第四章 両大戦間期――束の間の独立とピウスツキ体制
 第一次大戦後の国境の画定/ポーランド・ソヴィエト戦争/三月憲法/ピウスツキ体制/第二次大戦直前のポーランド外交
コラム 国際共通補助語エスペラント

第五章 ナチス・ドイツの侵攻と大戦勃発――亡命政府と地下国家の成立
 第二次大戦勃発/ワルシャワ市長スタジンスキ/スタジンスキ逮捕/ソ連軍の侵攻と第四次ポーランド分割/ポーランド亡命政府と国内地下組織の成立/ナチス・ドイツによる占領政策/ウムシュラークプラッツ/コルチャック先生/シコルスキ・マイスキー協定/アンデルス軍の創設/ポーランド人コミュニストの活動/「輪」作戦と人民防衛軍による爆弾テロ/「メキシコ供弸鄒錙織ティンの森事件/ワルシャワ・ゲットー蜂起/ゲットー放棄救援作戦/亡命政府陣営幹部の交替/「山男」作戦
コラム カルスキはポロコーストを目撃したのか

第六章 ソ連による解放と大戦終結――ワルシャワ蜂起の功罪
 労働者党の戦術変更/一九四三年十月二十六日付政府訓令/「嵐」作戦/テヘラン会談/クチェラ暗殺事件/ワルシャワに「嵐」作戦導入/ワルシャワ蜂起における外国人/ワルシャワ蜂起、そしてミコワイチクの辞任/ヤルタ会談/戦後支配に向けて
コラム ワルシャワ蜂起は本当に避け得なかったのか

第七章 社会主義政権時代――ソ連支配のくびきの下で
 一九四六年の国民投票/キェルツェ事件/一九四七年の総選挙/ポーランド統一労働者党の成立/スターリン主義/十月の春/三月事件/十二月事件/ギェレク政権下で/ポーランド出身のローマ教皇
コラム 尾を引く戦争の記憶

第八章 民主化運動と東欧改革――自主管理労組「連帯」とワレサ
 「連帯」の誕生/戒厳令布告/円卓会議の開催/「連帯」内閣の誕生と問題点/ワレサ、大統領へ/一九九〇年大統領選挙の分析/一連の変革を経て
コラム 映画・演劇の巨匠、アンジェイ・ワイダ

終章 ポーランドはどこへ向かうのか
 第三共和政の始まり/クファシニェフスキ大統領/カチンスキ大統領/コモロフスキ大統領以降/経済の行方
コラム ワルシャワ蜂起記念館

あとがき (二〇一七年六月 渡辺克義)
主要参考文献
ポーランド略年表


≪著者: ≫ 渡辺克義 (わたなべ・かつよし) 1960年(昭和35年)、新潟県生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒業。東京都立大学大学院修士課程修了。東京大学大学院博士課程修了。ワルシャワ大学大学院修了(Ph.D.)。山口県立大学教授。専門はポーランドの歴史と文化、ポーランド語学。著書に『カチンの森とワルシャワ蜂起』(岩波ブックレット)、『ザメンホフとエスペラント』(日本エスペラント協会)、『ポーランドを知るための60章』(編著、明石書店)、『ポーランド学を学ぶ人のために』(編著、世界思想社)など。訳書に『アンジェイ・ワイダ 自作を語る』(共訳、ヴァンダ・ヴェルテンシュタイン編、平凡社)、『奪われた祖国ポーランド』(共訳、スタニスワフ・ミコワイチク著、中央公論新社)、『ポーランド映画史』(共訳、マレク・ハルトフ著、凱風社)、『映画と祖国と人生と・・・』(共訳、アンジェイ・ワイダ著、凱風社)など。




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本「女のいない男たち (文春文庫)」村上春樹5

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女のいない男たち (文春文庫 む 5-14)
○著者: 村上春樹
○定価: 本体650円+税
○ISBN: 978-4167907082









 Men Without Women


舞台俳優・家福を苛み続ける亡き妻の記憶。彼女はなぜあの男と関係したのかを追う「ドライブ・マイ・カー」。妻に去られた男は会社を辞めバーを始めたが、ある時を境に店に怪しい気配が包み謎に追いかけられる「木野」。封印されていた記憶の数々を解くには今しかない。見慣れたはずのこの世界に潜む秘密を探る6つの物語。


≪目次: ≫
まえがき (二〇一四年三月 村上春樹)

ドライブ・マイ・カー
イエスタデイ
独立器官
シェエラザード
木野
女のいない男たち



※初出
「ドライブ・マイ・カー」  「文藝春秋」 2013年12月号
「イエスタデイ」  「文藝春秋」 2014年1月号
「独立器官  「文藝春秋」 2014年3月号
「シェエラザード」  「MONKEY」 vol.2 SPRING 2014
「木野」  「文藝春秋」 2014年2月号
「女のいない男たち」  単行本書き下ろし

※単行本 二〇一四年四月 文藝春秋刊


≪著者: ≫ 村上春樹 (むらかみ・はるき) 1949年、京都生まれ、早稲田大学文学部演劇科卒業。79年『風の歌を聴け』で群像新人文学賞を受賞、82年『羊をめぐる冒険』で野間文芸新人賞、85年『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』で谷崎潤一郎賞、96年『ねじまき鳥クロニクル』で読売文学賞、99年『約束された場所で under ground 2』で桑原武夫学芸賞を受ける。2006年、フランツ・カフカ賞、フランク・オコナー国際短編賞、07年、朝日賞、坪内逍遥大賞、09年、エルサレム賞、『1Q84』で毎日出版文化賞を受賞。ほかに『ノルウェイの森』、『国境の南、太陽の西』、『海辺のカフカ』、『神の子どもたちはみな踊る』、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』、また『翻訳夜話』(柴田元幸との共著)、『レイモンド・カーヴァー全集』、『フラニーとズーイ』(J.D.サリンジャー)、『ロング・グッドバイ』(レイモンド・チャンドラー)など多くの著作、翻訳がある。



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本「海賊の世界史 古代ギリシアから大航海時代、現代ソマリアまで (中公新書2442)」桃井治郎5

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 海賊は、人類共通の敵??


古代ギリシアのヘロドトスは海賊たちを英雄とみなし、ローマのキケロは「人類の敵」と罵倒した。スペインとオスマン帝国が激突したレパントの海戦の主役は海賊であり、大英帝国を裏面から支えたのもカリブ海に跋扈するバッカニア海賊だった。19世紀、欧米の覇権主義で海賊は滅びたが、現代のソマリア海賊として甦る。キリスト教とイスラームの対立、力と正義の相克など、多様な視座で読み解く、もう一つの世界史。


≪目次: ≫
はじめに

第1章 海賊のはじまり
 歴史の父ヘロドトス/古代ギリシアの海賊王/ギリシア神話の海賊/クレタの海上支配/太王と海賊/カルタゴとローマ/キリキア海賊とカエサル/ポンペイウスの海賊鎮圧/ローマ最後の海賊/キケロの海賊論/アウグスティヌスと中世の萌芽

第2章 海賊の再興
 古代の終焉/ヴァンダル族ガイセリック王/ヴァンダル族の海賊行為/ボン岬の海賊/イスラーム誕生/イスラーム世界の拡張/トリポリのレオ/サン・トロペのムスリム海賊/ヴァイキングの進出/ノルマンディー公国/シチリア王国の誕生/ヨーロッパの反撃/レコンキスタの開始/十字軍の呼びかけ/十字軍とサラーフ・アッディーン/十字軍の終焉と騎士道修道会/二項対立の時代

第3章 二つの帝国
 帝国の誕生/レコンキスタと海賊/スペインの反撃/レスボス島の兄弟/大型ガレー船の拿捕/ベジャイア攻略の失敗/アルジェ王ウルージ/ウルージの最期/アルジェ総督ハイルッディン/チュニス攻略/ジェノヴァ提督アンドレア・ドーリア/カール五世のチュニス遠征/プレヴェザの海賊/カール五世のアルジェ遠征/不信心な同盟/オスマン・フランス合同作戦/マルタ大包囲戦/レパントの海賊/セルバンテス『ドン・キホーテ』

第4章 黄金期の海賊
 新大陸の発見/コロンブスの運命/スペインの掠奪/ラス・カサスの告発/富の争奪戦/ホーキンズの密貿易/サン・ファン・デ・ウルアの復讐/ドレークの世界周航/無敵艦隊との対決/カリブの海賊バッカニア/モーガンの掠奪行/パナマ遠征/ジャマイカ副総督への就任/キッドの活躍/私掠から海賊へ/ウェストファリア体制の成立/海洋論争/ロジャーズの世界周航/「海賊共和国」/黒ひげティーチ/二人の女海賊/最後の大海賊ロバーツ

第5章 海賊の終焉
 レパント海戦後の混沌/和平関係の構築/アメリカ合衆国の建国/アダムズ=ジェファーソン論争/和平条約の締結/トリポリとの対立/トリポリ戦争の結末/アメリカ新外交の確立/シドニー・スミスの告発/エクスマス卿の遠征/海賊廃絶の決議/ヨーロッパの通告/アルジェの反論/チュニスのジャン論/一八三〇年の解決

第6章 現代と海賊
 ソマリア海賊の出現/国際法上の海賊/近代国際秩序の形成/海賊とテロリズム/海賊の二面性

おわりに (桃井 治郎)

参考文献


≪著者: ≫ 桃井治郎 (ももい・じろう) 1971年、神奈川県に生まれる。筑波大学第三学群社会工学類卒業、中部大学大学院国際関係学研究科中退。博士(国際関係学)。中部高等学術研究所研究員、在アルジェリア日本国大使館専門調査員などを経て、中部大学国際関係学部准教授。専攻・国際関係史、マグレブ地域研究、平和学。著書『アルジェリア人質事件の深層――暴力の連鎖に抗する「否テロ」の思想のために』(新評論、2015年)、『「バルバリア海賊」の終焉――ウィーン体制の光と影』(中部大学、2015年)、『近代と未来のはざまで――未来観の変遷と21世紀の課題』(共編、風媒社、2013年)。



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主として“本”が織りなす虚構の世界を彷徨う♪

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▲ロスバイク TREK 7.3FX(神金自転車商会 since 2008.8)
写真 Canon IXY900IS(since 2006.12.4) & EOS40D + EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM(since 2008.7.23) + EF100mm F2.8 Macro USM(used, since 2008.9.10) + EF-S55-250mm F4-5.6 IS(used, since 2008.9.30) + EF50mm F1.8 供used, since 2009.4.4)

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