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〈ぼく〉の思索の一回性の偶然性の実験場。

2018年10月

本「美しきイタリア 22の物語 (光文社新書897)」池上英洋5

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美しきイタリア 22の物語 (光文社新書)
○著者: 池上英洋
○定価: 本体980円+税
○ISBN: 978-4334043032










日本では、ほとんどの人が良いイメージを抱いているように、イタリアは一、二を争うほど高感度の高い国だといえる。しかし、それでもイタリアは、まだまだ私たちが気づいていない魅力にあふれている。本書ではイタリアの22の都市を訪れ、各都市で起きたエピソードを辿る。歴史上の人物たちは、どのように考え、暮らしていたのだろうか。城や宮殿は、そこに住んだ王家や貴族の歴史をどのように伝えてくれているのだろうか。イタリアが世界に誇る芸術の数々は、どのように生み出されてきたのだろうか。そして市井に暮らす普通の人々は、どのように人生を生きてきたのだろうか。尽きることのないイタリアの魅力を探る。


≪目次: ≫
はじめに

第一章 人々の物語
 小さな島のナポレオン―― Isola d'Elba (エルバ島)
 ある博物学者の死―― Pompei (ポンペイ)
 囚われ皇女の恋―― Ravenna (ラヴェンナ)
 サンタ・クロースの贈り物―― Bari (バーリ)
 皇帝の気怠い午後―― Isola di Capri (カプリ島)
 殉教聖女の街―― Catania (カターニア)

第二章 城と宮殿の物語
 その理由を、誰も知らない―― Castel del Monte (カステル・デル・モンテ)
 イタリアのヴェルサイユ―― Caserta (カゼルタ)
 東端の街の悲劇の皇帝―― Trieste (トリエステ)
 奇矯の宮殿―― Bagheria (バゲリーア)
 近代イタリア最初の首都―― Trino (トリノ)

第三章 芸術の物語
 最後の晩餐―― Milano (ミラノ)
 修道士の禁じられた恋―― Spoleto (スポレート)
 耳をすませば―― Cremona (クレモーナ)
 ルネサンス美術の予告者―― Padova (パドヴァ)
 美術史のはじまり―― Arezzo (アレッツォ)

第四章 街の歴史の物語
 大学の街―― Bologna (ボローニャ)
 とんがり屋根の家―― Alberobello (アルベロベッロ)
 ナポリを見て死ね―― Napoli (ナポリ)
 巨石文明ヌラーゲ―― Barumini (バルーミニ)
 地下のローマ―― Roma (ローマ)
 死者の都―― Cerveteri(チェルヴェーテリ)

おわりに (二〇一七年七月 池上英洋)
主要参考文献


≪著者: ≫ 池上英洋 (いけがみ ひでひろ) 1967年広島県生まれ。東京造形大学教授・美術史家。東京藝術大学卒業・同大学院博士課程修了。著書に、『Due Volti dell’Anamorfosi』(Clueb、イタリア)、『レオナルド・ダ・ヴィンチ 西洋絵画の巨匠8』(小学館)、『神のごときミケランジェロ』(新潮社)、『西洋美術史入門』『死と復活』(いずれも筑摩書房)、『「失われた名画」の展覧会』(大和書房)、『もっと知りたいラファエッロ』(東京美術)、『恋する西洋美術史』『ルネサンス 歴史と芸術の物語』『ルネサンス 三巨匠の物語』『イタリア 24の都市の物語』(いずれも光文社)など多数。日本文藝家協会会員。


池上英洋 『西洋美術史入門』(ちくまプリマー新書、2012年) '15/01/02 , '13/10/17
池上英洋 『ルネサンス 歴史と芸術の物語』(光文社新書、2012年) '13/10/07
池上英洋 『神のごときミケランジェロ  Michelangelo Buonarroti 1475-1564 』(とんぼの本、新潮社、2013年) '13/10/02
池上英洋 『恋する西洋美術史』(光文社新書、2008年) '11/03/19
池上英洋 『イタリア 24の都市の物語』(光文社新書、2010年) '11/02/23



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本「武士の日本史 (岩波新書1718)」盒蕎嗣5

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武士の日本史 (岩波新書)
○定価: 本体880円+税
○ISBN: 978-4004317180









鎧兜に身を固め、駿馬で戦場を駆けめぐり、刀をふるっては勇猛果敢に斬り結ぶ。つねに「武士道」を旨とし、死をも怖れず主君に忠誠を誓う――そんな武士の姿は、はたしてどこまで「史実」か? 日本は本当に「武士の国」なのか? 長年武士研究を牽引してきた著者が満を持して書き下ろす、歴史学が見出した最新の武士像。


≪目次: ≫
序――時代劇の主役たち

第一章 武士とはなんだろうか――発生史的に
 1 武士という芸能人
 2 武士の発生史
 3 武士たちの系譜とその展開
 4 武力の暴走

第二章 中世の武士と近世の武士
 1 平安末期の内乱と幕府
 2 国家守護を担うもの
 3 室町・戦国時代の武家と武士
 4 豊臣政権から幕藩体制へ

第三章 武器と戦闘
 1 中世前期の戦闘の様相
 2 刀にかんするあれこれ
 3 鑓と鉄炮と城――戦国の合戦から
 4 実戦の体験と泰平の武士

第四章 「武士道」をめぐって――武士の精神史
 1 古代・中世における武士の素顔
 2 治者としての倫理学
 3 『葉隠』 武士道について
 4 東アジア世界からみた武士の思想と切腹

第五章 近代日本に生まれた「武士」――増殖する虚像
 1 武士が軍制改革の邪魔になる
 2 士族の政権としての明治政権
 3 『日本戦史』の編さん
 4 近代武士道の登場
 5 武道・武士道・やまとだましい

終章 日本は「武国」か
 1 武国意識の成立
 2 魔よけとしての武、行財政マンとしての武士
 3 「勇敢さ」と人命の浪費

文献一覧
あとがき (二〇一八年三月一二日 盒蕎嗣澄


≪著者: ≫ 盒蕎嗣 (たかはし まさあき) 1945年高知市に生まれる。1969年同志社大学大学院文学研究科修士課程修了。滋賀大学教育学部教授、神戸大学大学院人文学研究科教授を経て、神戸大学名誉教授。博士(文学、大阪大学、2002年)。専攻、日本中世史。著書、『武士の成立 武士像の創出』(東京大学出版会)、『平清盛 福原の夢』(講談社選書メチエ)、『平家の群像 物語から史実へ』(岩波新書)、『[増補改訂] 清盛以前――伊勢平氏の興隆』(平凡社ライブラリー)、『平家と六波羅幕府』(東京大学出版会)、『京都〈千年の都〉の歴史』(岩波新書)、『洛中洛外京は“花の都”か』(文理閣)、『東アジア武人政権の比較史的研究』(校倉書房)。

高橋昌明 『平家と六波羅幕府  A New Study on the Political Power of the Heike 』(東京大学出版会、2013年) '13/04/16
高橋昌明 『平清盛 福原の夢』(講談社選書メチエ、2007年) '11/06/04
高橋昌明 『平家の群像 物語から史実へ』(岩波新書、2009年) '11/05/24



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本「物語 タイの歴史 微笑みの国の真実 (中公新書1913)」柿崎一郎5

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物語タイの歴史―微笑みの国の真実 (中公新書 1913)
○著者: 柿崎一郎
○定価: 本体920円+税
○ISBN: 978-4121019134











13世紀以降、現在の領域に南下し、スコータイ、アユッタヤーといった王朝を経て、18世紀に現王制が成立したタイ。西欧列強の進出のなか、東南アジアで唯一独立を守り、第二次世界大戦では日本と同盟を組みながらも、「敗戦国」として扱われず、世渡りの上手さを見せてきた。本書は、ベトナム、ビルマなどの周辺諸国、英、仏、日本などの大国に翻弄されながらも生き残った、タイ民族2000年の軌跡を描くものである。


≪目次: ≫
はじめに

序章 歴史への誘い
 「優等生」タイのクーデタ/歴史の重要性/本書の視点/本書の構成

第1章 タイ族国家の勃興――古代〜16世紀後半
I タイ族の起源
 タイ族とは/タイ族の出自/タイ族の「くに」ムアン/南詔王国/タイ族の南下
II タイ領での政治権力の発生
 「海のシルクロード」の成立/ドゥヴァーラヴァティー/シュリーヴィジャヤ/クメール帝国の隆盛/地方拠点の出現
III スコータイ朝
 タイ族大ムアンの出現/スコータイ朝の成立/ラームカムヘーン王/マンダラ型国家の出現/スコータイの衰退
IV アユッタヤー朝
「アヨータヤー」/アユッタヤー朝の成立/アユッタヤー朝の支配論理/マンダラの拡大/ビルマとの関係

第2章 マンダラ国家の隆盛――16世紀末〜19世紀前半
I アユッタヤー朝の復興
 ビルマからの独立の回復/ナスーレアン王のマンダラ強化/港市アユッタヤーの繁栄/山田長政/プラーサートーン王
II アユッタヤーの繁栄と凋落
 ナーラーイ王/ヨーロッパ勢との確執/「交易の時代」の終焉/「平和なアユッタヤー」/ビルマによるアユッタヤー陥落
III トンブリーからバンコクへ
 タークシンの登場/トンブリー朝/タークシン王の失脚/ラッタナコーシン朝の出現/中マンダラの平定
IV ラッタナコーシン朝の反映と対立
 対外貿易の隆盛/大マンダラ間の争い/ラーオ諸国の支配/イギリスとの関係/マンダラ最後の栄光
【コラム】 王室――比類なき存在感

第3章 領域国家の形成――開国〜不平等条約の改正
I タイの「開国」
 バーネイ条約――西欧諸国との最初の関係/モンクット王/バウリング条約による「開国」/不平等条約の功罪/イギリスの非公式帝国主義
II 領域の縮小
 カンボジア保護国化/ホー征伐とシップソーンチュタイ喪失/パークナーム事件/フランスの野心/「緩衝国」
III タイの近代化
 チュラロンコーン王/チャクリー改革/お雇い外国人の活躍/領域統合への模索――鉄道の導入/不平等条約の改正
IV 国際社会への登場
 ワチラーウット王/上からのナショナリズム/第一次世界大戦への参戦/不平等条約の撤廃へ領域統合の推進――鉄道の拡充
【コラム】 政治――クーデタ、改憲、民主化

第4章 シャムからタイへ――立憲革命〜第二次世界大戦
I 立憲革命
 絶対王政への不満/人民党の誕生/クーデタによる立憲革命/人民党政府の分裂/ボーウォーラデート親王の反乱
II ピブーンと失地回復
 ピブーンのナショナリズム/第二次世界大戦開戦とタイ/「失地」回復要求――大タイ主義/紛争の勃発――仏印対タイ/「失地」の回復
III 第二次世界大戦への「参戦」
 戦争までの状況/開戦と宣戦布告/ビルマへの進軍/日本軍への不信拡大/ピブーンの日本離れ
IV 「敗戦国」からの脱却
 自由タイ/クアン内閣の両面外交/宣戦布告無効宣言/国際社会への復帰/コメによる復興
【コラム】 日本との関係――知られざる日本人

第5章 国民国家の強化――戦後復興期〜1980年代
I 西側陣営のタイ
 民主主義政治の混乱と国王怪死事件/ピブーンの復活/西側陣営への編入/経済ナショナリズムと緩和政策/ピブーンの凋落
II 「開発」の時代
 タイ式民主主義/「開発」の推進/「開発」の可視化/「奇跡の作物」の導入/「最後の砦」
III 民主化とその反動
 「開発」体制への反発と反日運動/一〇月一四日事件/「民主化」の時代/サイゴン陥落と「民主化」の終焉/反動の時代
IV 国民国家の安定化
 プレーム首相の登場/経済の立て直し/「ビュッフェ内閣」/「インドシナを戦場から市場へ」/政党政治の腐敗
【コラム】 ――最大の政治勢力

第6章 「先進国」をめざして――1990年代〜
I 二つの「危機」
 アーナン政権/五月の暴虐/「人民のための憲法」/経済危機/危機の克服
II タックシン帝国の興亡
 タックシンの台頭/「タックシノミックス」/権威主義の再来/「売夢政策(ナヨーバーイ・カーイ・ファン)」の現実/反タックシン運動/タックシン政権の崩壊
III インドシナの「先進国」へ
 メガシティー・バンコク/地方経済の発展/「メコン圏」の地域協力/オーバープレゼンス/反タイ感情の醸成
【コラム】 経済――顕在化する都市と農村の格差

終章 試練を越えて
 「世渡り上手」なタイ/「世渡り上手」の試練/「タイ」から「シャム」へ

あとがき (二〇〇七年八月 柿崎一郎)

主要図版出所一覧
主要参考文献
タイの歴史 略年表(スコータイ朝以降)


≪著者: ≫ 柿崎一郎 (かきざき・いちろう) 1971年静岡県生まれ。1993年東京外国語大学外国語学部卒業。1999年東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了(博士〔学術〕)。同年4月より横浜市立大学国際文化学部専任講師、2003年4月より同助教授、2005年4月より同国際総合科学部准教授。著書、『タイ経済と鉄道 1885〜1935年』(日本経済評論社、2000年、第17回大平正芳記念賞受賞)、Laying the Tracks : The Thai Economy and its Railways 1885-1935, Kyoto University Press, 2005. ほか論文多数。



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本「東大寺のなりたち (岩波新書1726)」森本公誠5

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東大寺のなりたち (岩波新書)
○著者: 森本公誠
○定価: 本体840円+税
○ISBN: 978-4004317265











華厳宗大本山東大寺聖武天皇の発願に始まるこの寺院は、古来どのような存在意義を有してきたのか。入寺から約70年。東大寺長老である著者は、その問いかけの答えを創建時代の歴史に求めてゆく。朝廷内の政争と陰に陽に絡みながらも、救済の寺としての道を歩んだ東大寺のなりたちを解き明かす。


≪目次: ≫
はじめに

第一章 東大寺前史を考える
一 山房の時代
 皇太子の夭折と山房/『東大寺要録』編纂者の認識/法華堂創建年次の通説/須弥壇解体修理に伴う新発見/山房は果たして、ささやかなお堂か/東大寺山堺四至図/山堺四至図の山房道/香山寺も山房のうち
二 金鍾・福寿寺の時代
 山房から金鍾山房・福寿寺へ/光明皇后の写経事業/福寿寺の建立/金鍾寺か金鐘寺か/金鍾山寺・福寿寺から大養徳国金光明寺へ
三 大養徳国金光明寺の時代
 国分寺構想の発露/大養徳国金光明寺の意義/大養徳国金光明寺の寺観/丈六堂の所在地/平城京還都による状況の一変/丈六堂の処分と法華堂/大仏造像工事再開に向けて

第二章 責めは予一人にあり――聖武天皇の政治観
一 学習の時代
 なぜ盧舎那大仏造立を願ったか/法と国家観/経史とは何か/官人制度改革/釈教に学ぶ/盧舎那像讃一首并序の筆写/初めて冕服を着す/経史から釈教へ
二 政治の真価とは何か
 責めは予一人にあり/班田収授法の行き詰まり/困窮者への米穀等の支給/逃亡者・浮浪人の現住地登録/頻繁な米穀支給と減税措置/地方行政官に対するアメとムチ
三 仏教思想による民心の救い
 人心一新の課題/国分二寺建立の詔/仏教の啓蒙/墾田永年私財法の発布/盧舎那大仏造立の詔

第三章 宗教共同体として
一 天皇の出家と譲位
 黄金産出/三宝の奴/寺院に墾田地許可/産金慶賀の具体化/十二大寺への勅書/出家の動機
二 寺院と墾田地
 諸寺墾田地上限額の制定/なぜ東大寺は四〇〇〇町なのか/占定の有効期限
三 寺院形態への模索
 僧制の起源/律令制下の僧侶/行基の登場/優婆塞・優婆夷/出家の規制を打ち破る新制度/労役奉仕の日数/造東大寺司所属の優婆塞
四 国分寺と東大寺
 国分寺の入寺資格/五明による教育/僧侶養成機関としての東大寺/六宗兼学/僧侶集団の規模/奴婢の実態

第四章 盧舎那大仏を世界に
一 開眼供養会へ向けて
 藤原仲麻呂、大納言となる/紫微中台の創設/宇佐八幡神の東大寺参拝/揃って東大寺に行幸/遣唐使・遣新羅使の任命/新たな僧綱の任命/開眼師らに招請の勅書
二 大仏開眼会の盛儀
 開眼供養会への準備/開眼法会次第/内外の歌舞音楽を奏する/大蔵省から出仕僧らに布施
三 新羅はなぜ大使節団を派遣したか
 新羅使入京/律令制下の新羅の位置づけ/東アジアにおける華厳の隆盛/新羅王子金泰廉の奏上/孝謙天皇よりの言葉
四 聖武太上天皇の晩年
 鑑真和上ら来朝/左大臣橘諸兄、致仕する/聖武太上天皇崩御

第五章 政争のはざまで
一 権謀術数をめぐらす仲麻呂
 道祖王を廃し、大炊王を皇太子に/橘奈良麻呂の変/大炊王の即位/仲麻呂は朕が父/東大寺封戸処分勅書/孝謙太上天皇と淳仁天皇との不和
二 仲麻呂の排除
 仲麻呂暗殺計画/慈訓の解任と道鏡の新任/吉備真備,造東大寺長官となる/授刀衛が孝謙方に/仕掛けたのは孝謙太上天皇/造東大寺司と東大寺の活躍/公的記録から消された良弁と安寛
三 称徳天皇重祚
 淳仁天皇の廃位/宇佐八幡神託事件
四 政争ふたたび
 白壁王立太子の策謀/廃后と立太子

第六章 新たな天皇大権の確立
一 仏教界の綱紀粛正
 僧尼の度縁は治部省に/良弁僧正遷化/僧尼籍の確認調査/在京国分寺僧尼の本国送還/死亡した僧尼の名を冒称/僧綱に綱紀粛正を促す
二 仏教勢力の排除
 桓武天皇の即位/国分寺僧交替の厳格化/定額寺への施入売易の禁止/諸寺の利殖行為を厳禁/教律に従わない僧侶の処罰
三 藤原種継暗殺事件
 遷都への構想/藤原種継の暗殺/早良親王と東大寺/造東大寺司の廃止/不運たび重なる
四 平安京で構想新たに
 早良親王の鎮魂/東大寺封戸の削減/酒人内親王献入帳/大仏の頭部落ちる/御頭供養会の盛儀

参考文献
略年表

結びにかえて (平成三十年五月吉日 森本公誠)


≪著者: ≫ 森本公誠 (もりもと こうせい) 1934年生まれ。東大寺長老。2004‒2007年、東大寺第218世別当・華厳宗管長をつとめる。京都大学文学博士。イスラム史家として、同大学で長年にわたり研究・教育に従事。著訳書、『初期イスラム時代エジプト税制史の研究』(岩波書店)、『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫)、『善財童子求道の旅――華厳経入法界品・華厳五十五所絵巻より』(朝日新聞社・東大寺)、『世界に開け華厳の花』(春秋社)、『聖武天皇 責めはわれ一人にあり』(講談社)、イブン=ハルドゥーン『歴史序説』全4冊(訳、岩波文庫)、タヌーヒー『イスラム帝国夜話』全2冊(訳、岩波書店)、第54回日本翻訳文化賞受賞 ほか。


森本公誠 『聖武天皇 責めはわれ一人にあり』(講談社、2010年) '11/10/28
森本公誠 『イブン=ハルドゥーン』(講談社学術文庫、2011年) '11/07/27



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主として“本”が織りなす虚構の世界を彷徨う♪

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写真 Canon IXY900IS(since 2006.12.4) & EOS40D + EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM(since 2008.7.23) + EF100mm F2.8 Macro USM(used, since 2008.9.10) + EF-S55-250mm F4-5.6 IS(used, since 2008.9.30) + EF50mm F1.8 供used, since 2009.4.4)

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