こころの声を聴く―河合隼雄対話集
文庫: 312ページ
出版社: 新潮社 (1997/12)



心理学者で、心理療法家の先生のお話しは、やっぱりどこか難しいところがあり、なかなか理解し得ない部分がありました(笑)! 対話の相手が、やはり知識人の場合は、相手に失礼の無いように、当然に専門性の高い分野に突入して、私は文字を追うのに精一杯なのです(笑)! それでも、その中にも、ピンとくること、なるほど・・・と思わせられることなどが、とっても沢山あり、とってもとってもオモロカッタ(著者は、まえがきにて、極めて大切な価値の指標として”オモロイ”か”オモロナイカ”を挙げておられます・・・)! 当然に”オモロイ”には、”おもしろい”(そして、ためになる)とは少しニュアンスの差があり、そこに大切な、どこか腹にこたえる、何か未知のインパクトがあり、人間全体としての反応に重点をおいた言葉なのだそうです・・・
河合隼雄が、著作を話題とした、10名の著名な方(当然、村上春樹が含まれています・・・)との無意識の領域にまで分け入っていく、”こころの謎が解ける対話集”、平成7年1月刊行です。

ちなみに、この著作は、いつも利用している区立図書館のインターネット検索(村上春樹で検索しています・・・)から、何かを感じて(思い出せない・・・)予約したもので、きっと何かの必然があって手にすることになったのでは?!と思わせるほど、私にとって”オモロイ”部分を多分に含んでいました!

いずれ、ユングにも触れてみたいと思わせてくれましたし、小児科医の毛利子来(もうり たねき)も興味深く分かり易かった(笑)し、脚本家の山田太一、作家の安部公房の著作に触れたくなった!
それでも、あらためて、村上春樹の、また少し違う角度からの顔を垣間見ることができたことが、やっぱり一番”オモロカッタ”(笑)!
対話形式を採ることにより、その人物の別の角度から、今まで気付かなかったことを、知り得なかった部分を、新たに発見できる!そのことに、新たな驚きを覚える。


何はともあれ、あ〜、オモロカッタ(笑)!