どうで死ぬ身の一踊り
著者: 西村 賢太
単行本: 200ページ
出版社: 講談社 (2006/2/1)



凄いド迫力に引きずり込まれ、一気に読み切りました。
とっても面白い!
是非、このまま突っ走って欲しいものです。

ガルシア=マルケス「百年の孤独」から開放された(?!)喜びと、その訳の分からない圧倒的な勢いのままに、激しい自我丸出しの「西村賢太」に走ってしまった!! これも何かの必然かしら?!
著者の最新作「暗渠の宿」にはまった、その興奮が再びよみがえる。

何故にここまで「作家 藤澤清造」に傾倒できるのか?!
ある意味、ここまで傾倒できたら本物であり、どこか羨ましくもある。

そして、何故に、そこまで激情的に、暴力的になれるのか?
とにかく滅茶苦茶な破滅的なまでの激情ぶりなのである。

一方では女性に依存しまくっているにもかかわらず、である。

しかし、不思議と嫌悪感を感じることなく、苦笑いをしてしまうあたりに、悲しいかな男の本能的本質が見えるのでもある。

次の展開に期待が高まる。