旅 2007年 06月号
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書評/旅行・娯楽



”海にも空にも、人にも、
 「アロハ」の心が宿っている。
 それは、たっぷりの愛と思いやり。”


表紙を彩る”プリティードレス”(と言うらしい!?)が醸し出す雰囲気に象徴される、『ハワイ』買い物(?!)特集。
夏、常夏、楽園、パラダイス、、、。 う、羨ましい(笑)!
目にするだけでウキウキ感の昂揚を隠せない、水着、ドレス、アンティーク小物から、料理、ホテルまで、そして広告だと分かっていながらも、やっぱり素敵なモデルさんが身にまとうブランド品の数々。
それでもやっぱり、”プリティードレス”がカワイイ♪

私は、CMにカッパとタヌキと一緒に出て来る中井貴一(旧い?!)よろしく、真っ白なジャケット、素足にスリッポン。
小振りなトランクをひとつ、真っ青な海を背にして、板張りの桟橋を悠然と歩を進める。
青い空は何処までも高く澄み渡り、眩しい太陽が照り付ける午前。
寄り添う女性(?!)は、、、、

てな妄想が駆け巡る?!
何処までも美しい常夏の楽園に紡がれる物語、、、
などと考えつつ、ガブリエル・ガルシア=マルケスのシナリオ教室に習い、物語の肉付けや裏付け、構成を考えるも、早々に断念(笑)!
何故、桟橋を歩いているの? 船を下りたの? 船は連絡船? 何処から来たの? そのとき周りには誰もいないの? 誰かと一緒? 待ち合わせ? バカンス? それはどんな場面で、何があってそうなって、何を意味していて、その後にどう展開するの? 何をテーマに語りたいの???
チョー難しい、物語作りをなめたらいけない!?
職業作家に、純粋に尊敬の念を覚える!



もうひとつの特集は、『広島県・鞆の浦』。
瀬戸内の島々を望む、万葉の時代から栄えてきた潮待ちの港町。
江戸初期の城下町の名残の漂う石畳の街並み。
昭和初期(1934年)に日本で最初の国立公園瀬戸内海国立公園」に指定された自然に息づく”山紫水明”。
宮崎駿の次回作(2008年夏公開予定)の構想もここで生まれて練られたらしい。 へぇ〜!

正直、現実的(?!)な興味を抱いた。
癒されたいることを切望して、先日も明治神宮の深い森の中を、砂利を踏みしめ、鈍色の空を見上げ散策に想いを馳せた私には、
”オレンジ色に染まった海に、島影が黒く浮かぶ”景色の美しい写真に心を奪われる。
歴史に刻まれた日本の風景。
変わりゆくもの、変わらないもの。
そして変えたくない、守っていきたい、後世に残したいもの。
表面的な目先の利便性に惑わされた(?!)破壊行為を促進する側面を有する、高度資本主義情報化文明社会(?!)に対する憤り?!



雑誌の愉しみは、特集だけにあらず!

ペイパブであることを充分に承知しておきながらも、
徳島県鳴門市にある「大塚国際美術館」の『システィーナ・ホール』、記憶にも新しい先月号『旅 2007年05月号、ローマ特集』において私が最も興味を抱いた、かのミケランジェロが1508年から4年間の歳月をかけて描かれた、”システィーナ礼拝堂の天井画”の原寸大の再現(複製)がこの4月に完成したらしく、民間企業体の資力をもって、世界各国の芸術作品を原寸大で愉しめる、その技術力に驚かされる。 日本最大の常設展示スペース(延床面積 29,412)に、1,000余点の原寸大の世界的な芸術作品(絵画、壁画など)が展示されている様は、その技術力と、その資力を讃えるに値する。 当然に歴史的芸術作品を後世に残す必要性をも満たす特殊技術であろう。
それでも頑固な私は、あくまでも『本物』を目にして、肌で感じたいと考えるのではあるが・・・
色々あっていいと思う。

そして、来るGW(5/2〜6)に東京・有楽町 国際フォーラム他で開催される『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2007 〜民族のハーモニー〜 』である。
なるほど、オススメの8名の演奏家は、要チェック!
仕事の都合を付けて、足を運びたい!
見逃したくない!
音楽で世界を旅したい!
そして妄想を愉しみたい♪

さらに、旅に行けない(笑)私でも、日々の通勤電車に揺られて読みたい、『旅に持っていく本』も、また私の愉しみを加速する♪


”旅”に行ける人にも行けない人(私!)にも役に立って、そして愉しい情報誌!