旅 2007年 04月号
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書評/旅行・娯楽



アートな気分!
美術芸術に興味津々。

瀬戸内海に浮かぶ直島(香川県)であり、台湾であり、ニューヨークであり、西伊豆 松崎(静岡県)であり。
アートに満たされる幸福感。
妄想の世界を飛び超え、飛び跳ね、どっぷり浸るのに、芸術作品から溢れる雰囲気は絶大。現実逃避の依存癖を自認しつつ、それでもやっぱり人間だもん。絶対的に必要だ。


直島
人為的な印象は否定できない(だってベネッセの出資でしょ?!)が、それでも瀬戸内の自然美と、万葉の頃より紡がれてきた歴史の、物語の数々をも感じさせる、溢れる魅力。
ベネッセアートサイト直島であり、地中美術館
元来、芸術活動の多くは、旧くから上流階級と称される人々の手により厚く護られ、発展してきた流れがあろう、時に武者小路実篤ら、大正時代の白樺派であり、、、 それが資本主義経済の発展により、一個人一族から会社組織の財力による支援に移行することも、必然なのであろう。
芸術は、直接的な利益を生み出さない。その芸術作品の価値(または可能性?!)を認める人が存在して、その芸術作品に出資(購入)する人があって、バックアップ(支援)する人や組織があって、成り立つ側面もあろう。ある意味では、芸術家に求められる要件が、才能だけでは無い現実もあろう。それでも、様々な困難(資金や生活など)を乗り越えて、また時に、経済的な不安を一切感じない恵まれた環境にある(上流階級出身者)からこそ、成し遂げられる活動でもあろう。それでも、創作の、生みの苦しみを乗り越えて導き出される、その圧倒的な迫力に、その垣間見える現実に、時に深い感動を覚える、その悦び。


東京に暮らしていると、敢えて旅に出て、足を伸ばすことをしなくても、本物の歴史的な芸術作品に触れる機会は少なくない。
それでも、敢えて自らが行動を起こすことによって得られる発見は少なく無い、旅に出掛ける、その直接的な目的から得られる果実は勿論、ある意味では、その移動に掛かる時間でさえ、日常から隔離されることによって得られる果実も否定できない。


絶対的に『旅』は必要だ!
自らの人生を愉しいものとするために、目一杯にお洒落をして、いざ出掛けませう!!