99.9%は仮説 −思いこみで判断しないための考え方
著者: 竹内薫
新書: 254ページ
出版社: 光文社 (2006/2/16)




軽いジレンマを感じつつ、呆気無く(?!、普段はしない)ナナメ読み。
科学作家(?!)”竹内 薫”、科学入門の新書。
固定観念を打ち壊そう!

実はこの本、会社の気の好い素敵な仲間”こんちゃん”から借りた。彼からは、11月28日に「ハル 2 哲学する犬からの伝言」を借りていて、その後には何故かネクタイ(中古)を三本ほど貰って(しっかりと愛用しちゃってます)、今回は、僕が「正月休みに読む本を掻き集めている」って話してたら、デスクから何冊か本を出して、ハイ!って手渡してくれた、そのうちの一冊。
こんちゃんは不思議なおぢさんで、いつもニコニコしていて、ちょっと赤ら顔のホントにいい人。こんちゃんを「嫌い!」って言う人を見たことがないくらい。気前が良くて、僕がネクタイを貰った時も、実は他にも十本以上持ってきていて、何人かに配っていた。デスクには、いつも飴やガムやスナック菓子が置いてあって、度々お土産を買ってきては女性スタッフを中心に、みんなに配っている。煙草だって、何人かのスタッフは、勝手にこんちゃんのデスクの引き出しから抜き取っては拝借しちゃってるみたい。
でもね、何よりも不思議なのが、こんちゃんは、ホントに仕事しない。まず、あんまり会社に来ない。電車が遅れた、家族が病気や怪我で通院付き添い、歯医者に通院、忘れ物をして一旦取りに帰った、、、会社に来ても、しばらくすると、ふらぁ〜っと出掛けて行って、そしたらもう会社には戻ってこない。こんちゃんは、営業スタッフだから、お客さんとのアポイントを取らなきゃいけないんだけど、追客しないといけないんだけど、万事が万事そんな具合。周りのスタッフたちも、結構呆れちゃっているんだけれど、それでも、我が身に害はないし、何よりいつも何かしら貰っちゃったりしてるから、「まぁいいかぁ〜」ってなっちゃう。
会社としたって、こんちゃんたち営業スタッフとは、雇用契約ではなく、業務委託契約の完全出来高制の成功報酬方式だから、前提が”指揮・監督・命令をしない”ってことになっていて(実態は?!?)、とはいえ様々な規定で縛り付けたところで、会社からの報酬をほとんど受け取っていない(逆にいえば、ほとんど売り上げていない)のに、「何故に強要されなきゃいけないの?」ってなっちゃうし、既に非営業職の僕からしてみれば、僕なんかの理解を遥かに完全に超越しちゃったレベルのお話し。
僕が、はっきりと分かっていることは、「こんちゃんが、それを自らが選択した。その状態を継続させることを自らの意志で選択している。」という、あくまでも現状の”結果”だけ。いや待てよ、それさえもはっきり分かっている訳でもないのかも、、、
こんちゃんは、僕なんかより全然年長の、家族だって子供が二人いて奥さんもいる”おとな”だから、きっと僕なんかが窺い知れないような、それなりの状況やら事情やらがあるんだろうなぁ、とボンヤリ想像したりする。


≪目次: ≫
 プロローグ 飛行機はなぜ飛ぶのか?実はよくわかっていない
 第1章 世界は仮説でできている
 第2章 自分の頭のなかの仮説に気づく
 第3章 仮説は一八〇度くつがえる
 第4章 仮説と真理は切ない関係
 第5章 「大仮説」はありえる世界
 第6章 仮説をはずして考える
 第7章 相対的にものごとをみる
 エピローグ すべては仮説にはじまり、仮説におわる