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三島由紀夫 (ちくま日本文学)
著者: 三島由紀夫
出版: 筑摩書房 (2008/2/6,文庫本 480ページ)
価格: 924円




三島由紀夫が自決をしたのが1970年(昭和45年)11月25日で、その年の1月にぼくは生まれた。
ぼくが三島由紀夫を意識したのは、橋本治「「三島由紀夫」とはなにものだったのか (新潮社,2002.1、新潮文庫,2005.10)」からであり、それまでは、ただ“三島由紀夫という名前を知っている”だけだった。といっても、その橋本治の論説によって、“三島由紀夫の存在(名前だけでなく)を知った”に過ぎず、“機会があれば理解を深めたい”と興味を覚えたのであって、しかし実際に三島由紀夫の著作を手にしたのは、実にその1年後、「恋の都 (ちくま文庫,2008,4)」であり、1954年に「主婦の友」に連載された小説だった。そして、本作(ちくま日本文学シリーズ)が、ぼくにとっての三島由紀夫 2作目。いわゆる代表作のひとつをも読むことなくしては、どうにも語りえない。

「一番ききたいことはね、……先生はいつ死ぬんですか」
この質問は私の肺腑を刺した。
(中略)
しかし少年の質問の矢は私に刺さったままで、やがて傷口が化膿をした。 (P.448「独楽」)



≪目次: ≫
海と夕焼 (昭和30年1月)「花ざかりの森・憂国 (新潮文庫)」
中世 (昭和20年2月)「三島由紀夫全集第1巻 (新潮社)」
夜の仕度 (昭和22年8月)「三島由紀夫全集第1巻 (新潮社)」
家族合せ (昭和23年4月)「三島由紀夫全集第2巻 (新潮社)」
幸福という病気の療法 (昭和24年1月)「三島由紀夫全集第3巻 (新潮社)」
真珠 (昭和38年1月)「三島由紀夫全集第13巻 (新潮社)」
三原色 (昭和30年8月)「三島由紀夫全集第21巻 (新潮社)」
喜びの琴 (昭和39年2月)「三島由紀夫全集第23巻 (新潮社)」
私の遍歴時代 抄 (昭和38年1〜5月)「三島由紀夫全集第30巻 (新潮社)」
終末感からの出発 −昭和二十年の自画像 (昭和30年8月)「三島由紀夫全集第27巻 (新潮社)」
わが魅せられたるもの (昭和31年4月)「三島由紀夫全集第27巻 (新潮社)」
不道徳教育講座より (昭和33年7月〜昭和34年11月)「不道徳教育講座 (角川文庫)」
人に迷惑をかけて死ぬべし
文弱柔和を旨とすべし
告白するなかれ
独楽 (昭和45年9月)「三島由紀夫全集第34巻 (新潮社)」
 
わが友ミシマ −解説:森 毅 (1928- )


≪著者: ≫ 三島由紀夫(1925-1970) 本名 平岡公威。東京・四谷生まれ。学習院中等科在学中、〈三島由紀夫〉のペンネームで「花ざかりの森」を書き、早熟の才をうたわれる。東大法科を経て大蔵省に入るが、まもなく退職。『仮面の告白』によって文壇の地位を確立。以後、『愛の渇き』『金閣寺』『潮騒』『憂国』『豊饒の海』など、次々話題作を発表、たえずジャーナリズムの渦中にあった。


み〜つけた♪
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