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地質学者が見た風景
地質学者が見た風景

○著者: 坂幸恭
○出版: 築地書館 (2008/5,大型本 256ページ)
○価格: 5,880円
○ISBN: 978-4806713685
おすすめ度: 5.0
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地質学者が見た風景のスケッチ 全218点+@、ステキ♪
クロスバイク(TREK 7.3FX)を駆り、デジイチ(Canon EOS 40D)背負って山登り(?!)を好むぼくの愉しみが、視覚(絵心がないのでもっぱらカメラ頼り)の幅が拡がる?!
さすが“築地書館”、その個性が光る秀作♪、お値段(金5,880円)けっしてお安いとは言えないけれど、価格に見合う高い満足度(著者の労力を考えるに納得!)、しかしぼくが図書館で無償貸借により入手していることを黙しているわけにはいくまいが、、、
丁寧な“解説”で、基礎的な知識を身につければ、無知な僕でもわかりやすい、ステキなスケッチ画を、世界地図(P.10-P.11、「スケッチ地点索引地図」)とニラメッコしながら、さながら世界旅行、約46億年の地球の歴史探検♪
“序文”より、
景色とは,地形(地殻表面の起伏),植生と水,それに人間の営み,この3者が織りなす景観です。1つだけが卓越して他の要素が希薄な景観も,3者がほどよく混交している景観もあります。空は重要な舞台装置です。 (P.7)



≪目次: ≫
序文 (2007年12月 坂幸恭
スケッチ地点索引地図
日本地質概略図・地質年代図

解説

機|狼紊陵橡討斑羶
1.固体地球の構成/2.地球の表層
供.泪鵐肇襪涼罎蚤侘が起こっている
1.地球は発熱している/ばらばらに割れている岩石圏――プレート
掘.廛譟璽箸つくられるところ
1.大陸の下では対流が湧き上がってくると…/2.裂けつつあるアフリカ大陸/3.海洋の下で対流が湧き上がってくると…/4.大西洋の臍――アイスランド
検.廛譟璽箸ぶつかるところ
1.マントル対流が沈み込むところ/2.大陸プレート同士が衝突するところ/3.地中海に押し出されているトルコ/4.変転極まりない海と陸の配置
后‖臙呂梁し
1.大地に取り組む彫刻家/2.大地彫刻の技法(重力・氷河・河川・風)/3.‘さざれ石の巌となりて…’

スケッチ
機[けていく大陸――アフリカ大陸
a 東アフリカ大地溝帯

1 グレゴリー・リフトを限る断層崖1/2 グレゴリー・リフトを限る断層崖2/3 雁行するリフトの断層/4 マラウイ・リフトの西側を限る断層崖/5 マラウイ・リフトの東側を限るリビングストーン山脈/6 東アフリカ・リフトバレーの南端――チョロ・リフト/7 チョロ・リフトを流れるシレ川/8 妍を競うリフトの火山1:ロンゴノット火山/9 妍を競うリフトの火山2:ススワ山/10 妍を競うリフトの火山3:メネンガイ山の火口/11 引き裂かれている火山/12 キリマンジャロ/13 キリマンジャロ山頂/14 リフトを彩る湖1:エルメンテイタ湖/15 リフトを彩る湖2:マガディ湖/16 リフトを彩る湖3:ナイバシャ湖/17 マラウイ湖の朝/18 マラウイ湖畔1/19 マラウイ湖畔2/20 マラウイ湖畔3/21 マラウイ湖畔4/22 マラウイ湖畔5/23 マロンベ湖/24 温泉が湧出/25 インド洋に浮かぶ微小大陸――セイシェル,マヘ島
b 大地溝帯の外側
26 ビクトリア湖/27 ビクトリア湖遠望/28 動物の大移動/29 雨季末期/30 マラウイ/ザンビア国境/31 マラウイ/モザンビーク国境/32 花崗岩ドーム――ムボニ丘/33 ムボニ丘頂上/34 ムボニの里/35 ムボニ丘斜面の耕作/36 熱帯で冬枯れ?1/37 熱帯で冬枯れ?2/38 大草原を汽車は行く/39 愛でられることもない景勝/40 ムランジェ山/41 ムランジェ・クレーター/42 バオバブ/43 リビングストニア教会/44 サンゴ礁海岸の貝殻採り/45 浮き橋/46 モンバサ港/47 驟雨/48 ジーザス砦
供ヽ搬腓靴討い訛臉祥痢宗愁▲ぅ好薀鵐
49 プレートの境界/50 溶岩台地を引き裂くギャオ/51 クラプラ火山/52 偽火山/53 溶岩原――エルトブラウン(燃える溶岩)/54 真新しい溶岩流/55 火山噴火で洪水が起こる――ヨクトルラウプ/56 溶岩台地1/57 溶岩台地2/58 溶岩台地3/59 温泉/60 地熱発電のおまけ
掘…戮気譴襯肇襯
61 北上を続けるアラビア半島/62 北アナトリア断層/63 北アナトリア断層の断層線/64 北アナトリア断層のトレンチ調査/65 東アナトリア断層/66 断層がずれてできる盆地1(北アナトリア断層)/67 断層がずれてできる盆地2(北アナトリア断層)/68 断層がずれてできる盆地3(東アナトリア断層)/69 北アナトリア断層直上の民家1/70 北アナトリア断層直上の民家2/71 ネムル−ト巨大墳墓/72 パムッカレ/73 アナトリア高原/74 カッパドキア/75 潅漑/76 アナトリア高原南麓/77 テチス海の名残り1:黒海/78 テチス海の名残り2:ボスポラス海峡/79 テチス海の名残り3:ダールダネス海峡
検‖舂Δ罰ね里龍拘
a 海底変じて陸となる

80 陸上に現れた海洋地殻1/81 陸上に現れた海洋地殻2/82 層状岩脈群/83 ヤイラ火山/84 陸上に現れた海洋地殻3/85 陸上に現れた海洋地殻4/86 石灰岩の山稜1:高床住居/87 石灰岩の山稜2:並走する盆地/88 石灰岩の山稜3:盆地に広がる田園/89 石灰岩の山稜4:谷間の耕作/90 石灰岩の山稜5:ハロン湾/91 石灰岩の山稜6:桂林1/92 石灰岩の山稜7:桂林2/93 鼠返しのある納屋 (アルプス山脈93〜96)/94 ワーレン湖/95 石灰岩アルプス1/96 石灰岩アルプス2 /97 海溝の堆積物――タービダイト1/98 海溝の堆積物――タービダイト2/99 タービダイトの褶曲/100 海底地すべりによる褶曲/101 プランクトンの殻からできた岩石――チャート/102 海洋に堆積した順序1/103 海洋に堆積した順序2/104 変身したサンゴ礁――石灰岩/105 海底地すべり岩塊1/106 海底地すべり岩塊2/107 海底地すべり岩塊3/108 山中地溝帯/109 五ヶ所――安楽島構造線/110 仏像構造線/111 深く沈み込みすぎた付加堆積物
b 火山と地震
112 レーニエ火山/113 磐梯山/114 洞爺湖と昭和新山/115 1977年有珠山噴火の火口/116 1977年有珠山噴火の爪跡/117 2000年有珠山噴火の爪跡/118 爆裂火口/119 キタキツネ/120 層雲峡俯瞰/121 火山泥流/122 兵庫県南部地震――野島断層1:断層察痕/123 兵庫県南部地震――野島断層2:雁行割れ目/124 兵庫県南部地震――野島断層3:ずれた用水路
c 地殻変動の産物
125 古城 (世界の屋根――チベット125〜131)/126 傾斜する地層1/127 傾斜する地層2/128 左右対称的な褶曲/129 倒れ込んでいる褶曲/130 横倒しとなっている褶曲/131 地層の落丁/132 めくり上げられた地層1/133 めくり上げられた地層2/134 地層の段差/135 恐竜が眠る里/136 ライン地溝/137 スコットランドを横断する断層1:ネス湖/138 スコットランドを横断する断層2:ロッカイ湖/139 中央構造線1/140 中央構造線2/141 本州の食い違い痕――諏訪湖/142 地表に現れたマントルの岩石
后‖臙呂梁し
a 重力

143 落石の通り道/144 火山の斜面145 岩盤の崩落/146 崖錐/147 覆道/148 地すべりの置きみやげ
b 氷河
149 氷舌/150 氷冠/151 マッターホルン/152 カール(圏谷)氷河/153 氷河の合流/154 氷河末端/155 氷河末端湖/156 U字谷/157 氷河が研いだ刃――アレート/158 ヨセミテ峡谷/159 フィヨルド/160 浅いフィヨルド/161 氷食谷湖――グラスミア湖/162 終堆石/163 側堆石/164 氷河が引っ掻いた痕/165 氷河の置きみやげ――迷子石/166 氷河がつくった平原/167 融氷河水流/168 融氷河水流の氾濫源(サンドゥル)1/169 融氷河水流の氾濫源(サンドゥル)2
c 雨水
170 花崗岩の風化/171 石灰岩の風化/172 石灰岩の溶食地形――ドリーネ/173 雨水がうがった溝――ガリ1/174 雨水がうがった溝――ガリ2/175 雨水がうがった溝――ガリ3/176 雨水の彫刻1/177 雨水の彫刻2
d 河川
178 グランドキャニオン/179 リトル・コロラド川/180 河岸侵食/181 山間を流れる川/182 モニュメント・バレー/183 流れがつくる砂模様――リップル1/184 メコン川/185 流れがつくる砂模様――リップル2/186 リップルが残した地層/187 イラワジ川の河口/188 網状河道/189 トラバーチンの帯/190 トラバーチンの棚田/191 トラバーチンの積もり方/192 全面結氷も間近のウスリー川
e 海
193 波による研磨/194 ドーバー海崖/195 海食崖と海食洞門/196 馬の背洞門/197 離れ岩/198 砂州と離れ岩/199 海底面転じて高台をなす/200 かつての山稜がなす岬/201 大陸はどこに?
f 風
202 メキシカン・ハット/203 茸岩/204 砂丘/205 砂丘群/206 砂丘からできた地層1/207 砂丘からできた地層2
g 侵食作用の果て
208 欧州大陸東部の分水界――モラビア門/209 浸食作用の果て
h 地形の人工改変
210 鳥形山/211 武甲山1/212 武甲山2/213 採石場跡/214 平原の採石場/215 ボタ山/216 石炭列車/217 締め切り堤防/218 万里の長城

地名・地層名索引


≪著者: ≫ 坂幸恭 (さか ゆきやす) 1939年奈良県生まれ。1961年名古屋大学理学部地球科学科卒業,1965年同大学院理学研究科博士課程を中退。1965年名古屋大学理学部助手。1967年早稲田大学教育学部助手を経て,1979年同教授。2008年同退職。1985〜1997年度日本地質学会評議員。1998,1999年度同副会長。現在,早稲田大学名誉教授,理学博士。著書に,『基礎地質図学』(前野書店),『地質調査と地質図』(朝倉書店),『オックスフォード地球科学辞典』(監訳;朝倉書店),『ヨーロッパの地形(上,下)』(監訳;大明堂),『地球環境システム』(学文社),『地球・環境・資源』(共立出版)など。


天気予報依存症♪