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魂のみなもとへ―詩と哲学のデュオ (朝日文庫 た 46-1) (朝日文庫)
魂のみなもとへ 詩と哲学のデュオ (朝日文庫)

○著者: 谷川俊太郎長谷川 宏
○出版: 朝日新聞社 (2007/5,文庫 205ページ)
○価格: 483円
○ISBN: 978-4022615343
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哲学者も詩人も、言葉を使って書いたり喋ったりするのが商売だが、哲学者が論理を武器とするのに対して、詩人は論理によっては、少なくとも通常の意味での論理によっては到達出来ないところに行こうとする。それがときに人を惑わすことになるのは、プラトンの昔も二一世紀の今も変わりないと思う。
(中略)
哲学者も詩人も、その考えや表現の根っこを毎日の生活に下ろしているのである。プラトンの言うイデアという考えだって、いきなり空中に出現したのではないだろう。日常のうちに生きながら、日常を超えたなにものかに向かおうとするところに、哲学者と詩人の接点がある。それを他者に伝えるのに、難解な哲学用語や詩語は必ずしも必要ではないと私は思う。魂のみなもとを探ろうとする心はどんな人間にもあるのだから。  (P.9-P.10、はじめに――谷川俊太郎)

とくに表記することをしていないんだけど、ぼくはこのブログでAmazonのアフィリエイト・プログラムをやっていて、たしか“本が好き!PJ”に参画したときからだから、記録をたどると2006年12月から約2年3ヵ月間。ところが埋め込まなくちゃいけないデータをキチンと反映させたのは、うっかりしていて、よくわからなくて、しばらく経った後のことで、それでもみすみす他人に組織に報酬を収奪(?!)されてしまうのであれば、ぼくがその与えられる報酬を得ることは正当なことであろうから、ぼくの労力にたいする対価というとちょっとニュアンスが違うんだけど、その報酬を第三者が得るものではないであろうという認識をもっている。積極的に公開して報酬を目的とする気もないので、わざわざ表記することもなく、むしろ表記することのわざとらしさというのか、ぼくを窓口として買って!、というのも違う気がするし、窓口になっているから買わないで!、というのはもっと違うような気がしている、というのが正直なところ。で、27ヵ月の成果として、ここまで書いちゃったら、ぼくとしては正直に公開しないと気が済まないんだけど、きっと誰もそんなことに興味がないことを少なからず承知していながらも続けると、2008年2月10日現在の売上が、45点、金45,867円で、紹介料 金1,446円が計上されている。ぼくが、ちゃんと数えていないけれど、多分1,000冊近く(投稿件数1,177件)の本を読んでなんらかの書くことを27ヵ月間継続してきたことの一つの結果として、どう判断するか?!、ぼくには正直なところ興味はない(報酬は書籍購入資金としたい)、とだけ言っておこう。しかし、45点もの商品が、本だけでなくCDなども、ぼくのこのブログを窓口として購入という商行為が生じたこと、取次することができたことに、その購入者が誰であるのかをぼくは知ることができない(はず?!)のではあるが、そのお礼を表したい対象の不明確さに戸惑いつつ、それでも見えないあなたに向かって、ありがとうございました♪、と本書にまったく無関連と思われる出来事を書き連ねたのは、昨日の売上商品が、詩人 茨木のり子「歳月 (花神社、2007/2)」で、レポートに表記されるのがタイトルだけなので、「歳月」とだけ短く記録された文字を見て連想されたのが、本書の共著者のひとりであり、最近好んで読んでいる“長谷川 宏”との共著書があったことで、それまでは働くことがなかった食指が起動して、早速図書館のweb検索サービスでチェックしたところ最寄りの図書館では貸し出し中だったので別の図書館で予約、そんなつながりから手にした一冊。「ことばあそび」と言うとちょっと違うのではあろうけれども、あそびが日常のハレの祝祭の特別な催しとしての側面もあったりして、短いことばに想いを詰めこむことによって拡がりをもって相手に伝える手法(?!)もあって、ことばを尽くして尽くして伝える手法があって、手法の違いこそあれ、コミュニティのコミュニケートする相手があってはじめてなされる。


≪目次: ≫
はじめに――谷川俊太郎
 〈谷川 詩/長谷川 散文〉
世界が愛してくれるので/世界とわたし
朝/1日はじまり
丁度その時/時の不思議さ
今日/好きと嫌いと
未来/竹竿
うつむく青年/青春
ひとりぼっち/男の一人ぼっち
忘れること/忘却と記憶
過ぎゆくもの/蒸気機関車
飛行機雲/青空の大きさ
ワクワク/ドキドキ
泣く/笑う
子どもは駈ける/駈ける子ども
家族の肖像/家庭
《希望に満ちた天使》1939/天使
ピアノ/黒塗りの家具
《選ばれた場所》1927/《選ばれた場所》1927
にわ/だれもいない
鳥羽 1/旅
ネロ――愛された小さな犬に/動物の死
じゃあね/別れ
川/流れる
がいこつ/骸骨
春/春うらら
森へ/森のなか
しぬまえにおじいさんのいったこと/結構な死にかた
ありんこ/虫とこども
心について/心に疲れる
《黄色い鳥のいる風景》1923/もののつながり
生きる/生かされてあること

おわりに――長谷川 宏
初出一覧

*本書は二〇〇一年九月、近代出版より発行されました。


≪著者: ≫
谷川俊太郎 (たにかわ しゅんたろう) 1931年、東京生まれ。1952年、第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。以来、現在まで数多くの詩集、エッセイ集、絵本、童話、翻訳書など幅広く作品を発表。2000年には『CD-ROM谷川俊太郎詩集』を刊行。主な詩集に『六十二のソネット』『ことばあそびうた』『空に小鳥がいなくなった日』他。主な翻訳に『マザー・グースのうた』『スヌーピー・ブック』他。エッセイ集に『風穴をあける』他。

長谷川 宏 (はせがわ ひろし) 1940年、島根県平田市生まれ。東京大学文学部哲学科博士課程修了。1970年、埼玉県所沢市に私塾「赤門塾」を開く。以後、子どもたちに勉強を教えながら、哲学研究に従事。主な著書に、『新しいヘーゲル』『丸山眞男をどう読むか』『同時代人サルトル』『哲学者の休日』『いまこそ読みたい哲学の名著』『日常の地平から』他。主な翻訳書にヘーゲルの『精神現象学』『美学講義』『法哲学講義』『歴史哲学講義』他。


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