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風土―人間学的考察
風土 人間学的考察 (ワイド版岩波文庫72)

○著者: 和辻 哲郎
○出版: 岩波書店 (1991/12,単行本 299ページ)
○価格: 1,260円
○ISBN: 978-4000070720
おすすめ度:4.5
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この書の目ざすところは人間存在の構造契機としての風土性を明らかにすることである。だからここでは自然環境がいかに人間生活を規定するかということが問題なのではない。通例自然環境と考えられているものは、人間の風土性を具体的地盤として、そこから対象的に開放され来たったものである。かかるものと人間生活との関係を考えるという時には、人間生活そのものもすでに対象化せられている。従ってそれは対象と対象との間の関係を考察する立場であって、主体的な人間存在にかかわる立場ではない。我々の問題は後者に存する。たといここで風土的形象が絶えず問題とせられているとしても、それは主体的な人間存在の表現としてであって、いわゆる自然環境としてではない。・・・ (P.3、序言)

そう、オギュスタン・べルク『風土学序説 (中山元 訳、筑摩書房 、2002/1)』より、、、ちょっと簡単には書くことができない♪(だったら書かないほうがいい)


≪目次: ≫
序言 (昭和十年八月・昭和十八年十一月 著者)
第一章 風土の基礎理論 (昭和四年稿、六年改稿、十年補筆)  一 風土の現象/二 人間存在の風土的規定
第二章 三つの類型  一 モンスーン (昭和三年稿、四年加筆)/二 沙漠 (昭和三年稿、四年加筆)/三 牧場 (昭和三年稿、十年改稿)
第三章 モンスーン的風土の特殊形態  一 シナ (昭和四年初稿、昭和十八年改稿)/二 日本  イ 台風的性格 (昭和六年稿)/ロ 日本の珍しさ (昭和四年)
第四章 芸術の風土的性格 (昭和四年)
第五章 風土学の歴史的考察 (昭和二十三年十二月)  一 ヘルデルに至るまでの風土学/二 ヘルデルの精神風土学/三 ヘーゲルの風土哲学/四 ヘーゲル以後の風土学

解説 (井上光貞



Oxalis articulata