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フロイト (講談社選書メチエ)
フロイト  Anthony Storr, FREUD: A Very Short Introduction, Oxford University Press, 1989 (講談社選書メチエ8)

○著者: アンソニー・ストー、鈴木晶
○出版: 講談社 (1994/2, 単行本 227ページ)
○価格: 1,680円(品切重版未定)
○ISBN: 978-4062580083
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ジクムント・フロイトSigmund Freud, 1856-1939)

強迫的(オブセッショナル)と呼ぶ性格、強迫性障害(Obsessive-Compulsive Disorder、強迫神経症)


≪目次: ≫
第一章 フロイトの生涯と性格
母親に偏愛された少年/しかたなく医師になる/「仕事のない人生なんて考えられない」/テレパシーを信じていた!?/「人類のほとんどは屑です」/訣別の「精神分析史」/精神分析学は科学か?
第二章 心的外傷から幻想へ
観念が起こす神経症/抑圧された感情はおできである/「ニルヴァーナ(涅槃)」と「アンニュイ(倦怠感)」/「性欲」と結びつく精神分析/親から誘惑されるという性的幻想/幻想としてあらわれる本能的衝動こそが抑圧の対象
第三章 過去を探る
幼児の性的発達――「口唇」期「男根」期そして「性器」期へ/性倒錯の起源は幼児期にあり/オイディプス・コンプレックスとは/ペニスは男根的象徴にすぎない/小児健忘の原因は?/性衝動の「潜伏期」
第四章 自由連想転移
自由連想――自分自身を理解するために/絶景館で見た「イルマの注射の夢」/「夢」の理論/「夢の作業」四つの過程/四つの例外/象徴がつなぐ内的世界と外的世界/フロイトの二分法の限界/転移の発見/転移に対する嫌悪感/医師の中に生まれる「逆転移」
第五章 自我・超自我・エス
ある程度のナルシシズムは正常/根っからの二元論者/心的装置の構造/自我はエスから生まれる/自我を見張る超自我/攻撃性は自我の一部/「本能」を二つに限定したのは気まぐれから?/「死の本能」/神経症から文明論へ
第六章 攻撃抑鬱パラノイア
攻撃の二重の方向性/悲哀とメランコリーの違い/対象を失うことは自我の一部を失うこと/鬱病的性格者の自己評価は不安定/鬱病の「全能感」/シュレーバー研究/妄想は「回復の試み」である/フロイトの過ち
第七章 ジョークと『日常生活の精神病理学』
失錯行為と無意識の因果関係/フロイト的失錯への疑問/ジョークを語る/無害なジョークを説明する理論/真の快感は形式からは得られない/「我発見せり(ユリイカ)」の快感
第八章 芸術文学
伝記にもとりいれられた分析的概念/芸術はリビドーの昇華である/ダ・ヴィンチの幼年時代を探る/禿鷹と鳶をとり違える/ドストエフスキーの父は「きわめて暴力的」/ミケランジェロが選んだポーズの意味/空想は「下らない」/空想が現実理解を深める/適応行動としての遊び、空想、夢
第九章 文化宗教
「原始的」は「神経症的」……/父の象徴としての動物/「アームチェア」の限界/モーセユダヤ人ではなかった/神々の三つの任務/文明個人に害を与える/恋愛は「精神病の正常な原型」/「われわれの神」は理性である
第十章 治療者としてのフロイト
精神分析に適した患者とは?/精神分析のテクニック/医師は不透明な存在であれ/自らの規律を破る/「ドーラ」の症例は精神分析の教科書/患者は知的好奇心の対象であった/「鼠男」は完治した/幼児期に見た両親の後背位性交――「狼男」の症例/「狼男」の父となるフロイト/公表された症例が少ない理由
第十一章 現代の精神分析
完治するとはどういうことか/より懐疑的になった現代の分析家/性と愛情の順序/「人生の問題」を相談する患者たち/治療は「継続」より「終了」が難しい/精神分析の五つの基本的前提
第十二章 精神分析の魅力
「使える」無意識ニーチェショーペンハウアーの影響/精神のダーウィニズム還元主義の強い力/「宗教」としての精神分析/文体、自信、説得力/性と犯罪に対する寛大さ/たとえ間違いがたくさんあったとしても、フロイトは天才だった

ブックガイド
訳者あとがき (一九九三年十月 鈴木 晶)
索引


≪著者: ≫ アンソニー・ストー (Anthony Storr, 1920-2001) 1920年生まれ。ケンブリッジ大学ウインチェスター・カレッジ、クライスト・カレッジに学ぶ。1944年に医師免許取得。その後、精神医学を専門にして精神分析家としての訓練を積む。オックスフォード大学で精神療法を教えた。現在(刊行当時)は、オックスフォード大学健康局の精神科医名誉顧問を務める。著書に、“THE INTEGRITY OF THE PERSONALITY”(1960)、“THE SCHOOL OF GENIUS”(1988)などがある。また、日本に紹介されているものとして、『人格の成熟』『ユング』(岩波書店)、『精神療法と人間関係』(理想社)などがある。2001年歿。

[訳者] 鈴木 晶 (すずき・しょう) 1952年生まれ。1976年東京大学文学部露文科卒業。同大学大学院博士課程満期修了。法政大学教授。専攻は、文学批評、舞踏史および精神分析学の文化史・精神史的研究。著書に、『グリム童話』『フロイト以後』(講談社現代新書)、訳書には、『性のアウトサイダー』(青土社)、『愛するということ』(紀伊國屋書店)、『母性という神話』『グリム兄弟』(筑摩書房)など多数ある。

アンソニー・ストー 『孤独 〈新訳〉  Solitude: The School of Genius, 1998 』(吉野要監修、三上晋之助訳、創元社、1999年) '09/03/21

エーリッヒ・フロム 『愛するということ 〈新訳版〉  The Art of Loving, 1956 』(鈴木晶訳、紀伊國屋書店、1991年) '09/08/02

ジークムント・フロイト 『人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス  Gesammelte Werke, chronologisch geordnet, 1940, 1946, 1950 [WARUM KRIEG?, 1932/ZEITGEMÄSSES ÜBER KRIEG UND TOD, 1915/TRAUER UND MERANCHOLIE, 1917/NEUE FOLGE DER VORLESUNGEN, 1933/ZUR EINFÜHRUNG IN DIE PSYCHOANALYSE, 1933]』(中山元訳、光文社古典新訳文庫、2008年) '09/06/11、'08/08/24
ジークムント・フロイト 『幻想の未来/文化への不満  DIE ZUKUNFT EINER ILLUSION, 1927/DAS UNBEHAGEN IN DER KULTUR, 1930/DER MANN MOSES UND DIE MONOTHEISTISCHE RELIGION, 1939 』(中山元訳、光文社古典新訳文庫、2007年) '09/06/04、'08/08/30
ジークムント・フロイト 『エロス論集  Gesammelte Werke, 1940 』(中山元編訳、ちくま学芸文庫、1997年) '08/11/30
ジークムント・フロイト 『自我論集  Gesammelte Werke, 1940 』(竹田青嗣編、中山元訳、ちくま学芸文庫、1996年) '08/11/20


Freud: A Very Short Introduction (Very Short Introductions)Freud: A Very Short Introduction (Very Short Introductions、ペーパーバック)
○著者: Anthony Storr
○販売: Oxford Univ Pr (T)
○発売: 2001/6
おすすめ度: 4.0
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Tm 1:48'47, Dst 42.42, Av 23.4, Mx 50.2, Odo 523.7..
墓参り、ではなく、(供え物も線香もなにも用意せずに手ぶらで)おそうじに。すこし前から行かなくちゃ(行きたいなぁ)と思っていた。草を抜き、枯れ葉と拾い、クマデとホウキで、朝。南無阿弥陀仏。。。