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イタリア現代思想への招待 (講談社選書メチエ)
イタリア現代思想への招待 (講談社選書メチエ416)

○著者: 岡田温司
○出版: 講談社 (2008/6, 単行本 229ページ)
○価格: 1,575円
○ISBN: 978-4062584166
おすすめ度: 4.0
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講談社刊行の思想誌『ラチオ』の創刊号(2006年2月10日)から第4号(2007年11月29日)まで連載された文章「イタリア現代思想への招待」に基づき単行本化(とは「あとがき」に)。

イタリア共和国(Repubblica Italiana)、1946年に成立した共和制国家。かつて、第二次世界大戦において、日本とナチス・ドイツと、連合国に敵対する枢軸国の一員として(当時はファシズム体制下のムッソリーニを首相とするイタリア王国)。首都ローマ


≪目次: ≫
はじめに
第一章 イタリア現代思想の見取り図
ネグリvs.カッチャーリ/☆補遺コラム1 『アウト・アウト』の半世紀/否定的なるものの到来――一九七〇年代/☆補遺コラム2 ニーチェ・ルネサンス/政治の脱構築と「弱い思考」をめぐって――一九八〇年代/☆補遺コラム3 カール・シュミットと「思考の否定」/「共同体」と「生政治」――一九九〇年代以降/☆補遺コラム4 「安楽死」の脱構築/女性の思想家たち/☆補遺コラム5 テロルと恐怖/宗教をめぐって/エスポジトの三連画――コムニタス、イムニタス、ビオス/☆補遺コラム6 「生経済」、「生美学」/アガンベンと「潜勢力」/☆補遺コラム7 アガンベンの「ホモ・サケル」計画

第二章 「帝国」と「ヨーロッパ」をめぐって――カッチャーリとその思想
カッチャーリの「ゲーム」/いま、なぜ「ヨーロッパ」なのか?/カッチャーリの「ヨーロッパ」/ヨーロッパの「アゴーン」/音楽の「多島海」、政治の「多島海」/☆補遺コラム1 フォネーとロゴス/キリスト教の脱構築と「ヨーロッパ」/☆補遺コラム2 メシア主義と終末論/「場」の名としての「境界」/都市のエートス、ヴェネツィアというモデル/イコンと天使

第三章 キリスト教の/への問い
二人の先駆者――パレイゾンとクインツィオ/自由と悪/神の敗北と不可能なるメシア/「ヨブ」という形象/苦痛の経験と「有限なるものの倫理」/「世俗化」をめぐって/ニヒリズムと「ケノーシス(神性放棄)」

第四章 アイステーシスの潜勢力
アイステーシスの潜勢力/イタリアの/という差異/☆補遺コラム1 「肉」のゆくえ/イタリアのポストモダン、ポストモダンのイタリア/エクリチュールの多様化と「作者の死」/ポストモダンとネオバロック/ポストヒューマンをめぐって/イメージの氾濫/「感嘆」と「崇高」


おわりに (花水木が満開の頃の京都にて 岡田温司)

≪著者: ≫ 岡田温司 (おかだ・あつし) 1954年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専攻は西洋美術史・思想史。主な著書に、『芸術(アルス)と生政治(ビオス)』(平凡社)、『処女懐胎』『マグダラのマリア』(中公新書)、『モランディとその時代』(人文書院)、『ミメーシスを超えて』(勁草書房)など。

岡田温司 『『ヴィーナスの誕生』視覚文化への招待』(理想の教室、みすず書房、2006年) '09/04/18







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