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生き物たちは3/4が好き 多様な生物界を支配する単純な法則
生き物たちは3/4が好き 多様な生物界を支配する単純な法則  John Whitfield:“In the Beat of a Heart: Life, Energy, and the Unity of Nature”Natl Academy Pr, 2006.

○著者: ジョン・ホイットフィールド、野中香方子 訳
○出版: 化学同人 (2009/1, 単行本 352ページ)
○価格: 2,310円
○ISBN: 978-4759811612
おすすめ度: 5.0
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ふとときどき、生物学についての(連関する)本を読んでおかないと(読んでおきたい)、と思うのは、なんだろう、こうして(現状が好いとか悪いとか優劣ではなく)、いま、生きて在る〈ぼく〉のフシギ♪
サブタイトルにある「多様な生物界を支配する単純な法則」などと、ピタッとキレイに割り切れるものではないものの(もちろん本書においてカンタンに割り切れるような言説はない)、傾向と対策♪、数学的、統計学?!、確率論的な傾向を掌握することにより、そもそも、ぼくにはすでに若さも勢いもないのだよ、流れに抗うことよりは、流れに身を委ねて、ムダナテイコウヲヤメロ、なるようにしかならないのだから、まったく悲観的な印象はない、悪いようにはならないね、最悪の状況だけを認知していれば如何なる状況にも対応できる♪(と限られるものでもない)


≪目次: ≫
1章 数学に魅せられて――プロローグ    ダーシー・ウェントワース・トムソン父子/貧相な不毛の街で/手つかずの神秘/アリストテレスの弟子/大作『成長と形態』/最後のビクトリア朝学者
2章 おだやかな炎    プロメテウスのたいまつ/カロリーを計算する/マックス・ルーブナーの偉大なアイディア/極地と陰茎骨の関係/体表面積の法則
3章 グラフの傾きを変える    体表面積の法則のほころび/2/3から3/4へ、マックス・クライバーのべき乗則/アロメトリー/ノアのものさし
4章 類似性を求めて    内側それとも外側?/帳尻あわせの説明/代謝の箱舟/どこにもかしこにも1/4/知性と筋肉の理論/異議あり
5章 ネットワーク化    枝分かれするフラクタルの生物学へ/生態学者の仲間入り/保険会社に勤めながら/大きく考えるマクロ生態学/森のなかへ/すべては最高を目指す/血管の配管工事/植物のネットワーク/ほかの道筋もある/単細胞生物の仮想ネットワーク/爬虫類もバナナも
6章 生命の速度    成長のしかた/生命は形を変える/進化のゴール/三〇トンのゴリラ/燃え尽きるまでの時間/危険なフリーラジカル/コウモリのパラドックス/規則を曲げる/自然界のガムラン
7章 木を見て森を知る    サンホセへ/森はどのように成り立っているか/動物はどのように空間を占めているか/森は同じ/メタ代謝/木も同じ/根と枝の比率
8章 聖女ロザリアに導かれて    雇用機会/多様性のパラドックス/健全な競争/ニッチをめぐる現代の諸説/生態学の邪教徒/パターンの再現か、メカニズムの説明か?/自然の織物をほどく/生物学の統一理論となるか?
9章 フンボルトの贈り物    多様性勾配の発見/史上最高の科学旅行家/熱帯の驚異/厳しい環境とは/安定が多様化をもたらす/マダガスカルの意外/進化の歴史の重要性/面積が広いと種が多い/進化の仕事場/簡単に答えは見つからない
10章 草の葉のニュートン    物理学への嫉妬?/生物学理論の構築/理論とデータの相互依存性/もう一本の柱、遺伝学/ものいわぬ多数派、微生物
11章 追い求めるものは――エピローグ

謝辞
訳者あとがき (二〇〇八年一二月 野中 香方子)
参考文献
索引


≪著者: ≫ ジョン・ホイットフィールド John Whitfield 1970年生まれ。ロンドンを拠点に活躍するサイエンスライター。Nature誌で、進化、生態学、自然保護の分野を6年間担当。その後、Sience, Discover, New Scientist, London Review of Books, The Financial Times, The Sunday Times, The Independent on Sunday, BBC Wildlife Magazine といった数々の一流誌において執筆活動を続けている。昆虫進化の研究によりケンブリッジ大学の博士号をもつ。

[訳者] 野中香方子 (のなか きょうこ) 翻訳家。お茶の水大学文教育学部卒業。おもな訳書に、ユージン・リンデン『動物たちの愉快な事件簿』(紀伊國屋書店)、ナイルズ・エンドリッジ『ヒトはなぜするのか』(講談社インターナショナル)、グレゴリー・バーンズ『脳が「生きがい」を感じるとき』(NHK出版)、レイ・カーツワイル『ポスト・ヒューマン誕生――コンピュータが人類の知性を超えるとき』(NHK出版、共訳)、ジェニファー・ウーレット『黒体と量子猫2――ワンダフルな物理史――科学教育の危機を救ったレオン・レーダーマン』(近代科学社)、『ヒトゲノムを解読した男――クレイグ・ペンター自伝』(化学同人)、リチャード・フォーティ『地球46億年全史』(草思社、共訳)がある。


In the Beat of a Heart: Life, Energy, and the Unity of NatureIn the Beat of a Heart: Life, Energy, and the Unity of Nature (ハードカバー)
○著者: John Whitfield
○出版: Natl Academy Pr
○発売: 2006/10
○ISBN: 978-0309096812
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