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フロイトのイタリア―旅・芸術・精神分析
フロイトのイタリア 旅・芸術・精神分析  Atsushi Okada:“Italia di Freud: Arre, Viaggio, Psicoanalist”2008.

○著者: 岡田温司
○出版: 平凡社 (2008/7, 単行本 316ページ)
○価格: 3,990円
○ISBN: 978-4582702798
おすすめ度: 5.0
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フロイト(Sigmund Freud, 1856-1939)“の”イタリア(Repubblica Italiana)
なるほど、並列の関係にあらず、内在的な関係性(連関)としての“の”。


≪目次: ≫
機.ぅ織螢△らの便り、前篇    「イタリアの女神たち」/「まずイタリアが必要です」/「イタリア旅行の日程」/一八九五年夏、ヴェネツィア/一八九六年夏、トスカーナに向かって――パドヴァボローニャラヴェンナ/「フィレンツェはまさに魔法だ」/ガリレイゆかりの別荘/一八九七年、ウンブリアへの南下/オルヴィエートの墓と壁画/一八九八年春、アクイレイア/一八九八年夏、ダルマチアミラノ
供.ぅ織螢△らの便り、後篇    一九〇一年夏、「この世の驚異」ローマ/「三つのローマ」/「仕事と快楽のすばらしい日々」/運命的な出会い――ミケランジェロの《モーセ》/一九〇二年、ナポリポンペイへ/「イタリアを愛する(AMARTALIA)」/ポンペイとヴェズーヴィオ山/一九〇四年夏、アクロポリスに立つ/ひとときの休息、ジェノヴァ/芸術と考古学/コロンナ広場の「魔法」――もうひとつの近代都市/オペラ観劇/ローマの「力と美」/イギリスとアメリカへの旅行/一九一〇年、シチリア旅行の計画/発見の旅から伝授の旅へ/「エレガントな街」パレルモ/ローマで死ぬこと
掘 屮ぅ織螢△惴かって(ゲン・イターリエン)」/「生殖器(ゲニターリエン)」    一連のローマの夢/「神経症的」なローマへの「憧れ」/自己分析/ローマの夢の共通の源泉/自己分析の分析/ローマ(ROMA)/愛(AMOR)/度忘れのメカニズム――「シニョレッリ」の名前/メカニズムの図解=「壁画」/語の忘却、イメージの現前/ダンテの煉獄、フロイトの煉獄/ポンペイの幻想小説/フロイトの解釈/ハーノルト=フロイトとの旅の精神分析/細部への執着/テクスト/コンテクスト
検 崟个聾譴襦淵汽サ・ロクウントゥール)」    コレクターとしてのフロイト/一枚の肖像写真――フロイトの「自己成型」/一枚の肖像版画――机上の偶像たちとフロイト/フロイトのエジプト/コレクションへの情熱/コレクションの心理学/略奪者フロイト?/患者たちの証言/「呪物」あるいは「フェティッシュ」/心の考古学としての精神分析/「真正な部分」/「構成した部分」/「解釈」から「構成」へ
レオナルドミケランジェロへの挑戦    「父-の-名」としての芸術/方法論の対照/ミケランジェロ論発表までの経緯/レオナルド論発表までの経緯/レオナルド芸術を解く鍵――「母」/ミケランジェロ芸術を説く鍵――「父」/「どんな画家も自分自身を描く(オンニ・ディピントーレ・ディピンジェ・セ)」/エディプス構造の先取り/未完成(ノン・フィニート)をめぐって
此.ぅ織螢△離侫蹈ぅ函宗カトリシズムファシズムの狭間で    トリエステのユダヤ人/「ヨーロッパの避難所」トリエステ/トリエステの「精神分析旋風」/ふたたび、トリエステのユダヤ人/イタリアの思想界と精神分析/グラムシとフロイト/精神医学と確執/ヴァティカンの存在/ヴァティカン内部における例外/ヴァティカンとファシズム/フロイトとムッソリーニ

おわりに (二〇〇八年五月、藤の花が香る京都にて 岡田温司

参考文献
事項索引
人名索引


≪著者: ≫ 岡田温司 (おかだ・あつし) 1954年生。京都大学大学院博士課程修了。京都大学大学院教授。西洋美術史。著書に、『もうひとつのルネサンス』、『ルネサンスの美人論』、『モランディとその時代』(吉田秀和賞)、『カラヴァッジョ鑑』(編著)、『ミメーシスを超えて』、『マグダラのマリア』、『ヴィーナスの誕生』、『処女懐胎』、『芸術(アルス)と生政治(ビオス)』、『レオナルド・ダ・ヴィンチと受胎告知』(共著)、『イタリア現代思想への招待』、『肖像のエニグマ』、訳書に、ロンギ『芸術論叢』(全2巻、監訳、ピーコ・デッラ・ミランドラ賞)、ゴンブリッチ『規範と形式』(共訳)、クラーク『ヒューマニズムの芸術』、コンティ『修復の鑑』(共訳)、ストイキツァ『絵画の自意識』(共訳)、クレリー『知覚の宙吊り』(監訳)、アガンベン『スタンツェ』、同『中身のない人間』(共訳)、同『開かれ』(共訳)、ペルニオーラ『エニグマ』(共訳)、ナンシー『肖像の眼差し』(共訳)、テヴォー『不実なる鏡』(共訳)、トドロフ『個の礼讃』(共訳)、シリーズ「ルネサンスの女性論」既刊3巻(共編訳)など多数。

ロベルト・エスポジト 『近代政治の脱構築 共同体・免疫・生政治  Termini della politica, Comunità, immunità, biopolitica』(岡田温司訳、講談社選書メチエ、2009年) '09/11/25
岡田温司 『イタリア現代思想への招待』(講談社選書メチエ、2008年) '09/11/14
岡田温司 『『ヴィーナスの誕生』視覚文化への招待』(理想の教室、みすず書房、2006年) '09/04/18

ジークムント・フロイト 『人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス  Gesammelte Werke, chronologisch geordnet, 1940, 1946, 1950 [WARUM KRIEG?, 1932/ZEITGEMÄSSES ÜBER KRIEG UND TOD, 1915/TRAUER UND MERANCHOLIE, 1917/NEUE FOLGE DER VORLESUNGEN, 1933/ZUR EINFÜHRUNG IN DIE PSYCHOANALYSE, 1933]』(中山元訳、光文社古典新訳文庫、2008年) '09/06/11、'08/08/24
ジークムント・フロイト 『幻想の未来/文化への不満  DIE ZUKUNFT EINER ILLUSION, 1927/DAS UNBEHAGEN IN DER KULTUR, 1930/DER MANN MOSES UND DIE MONOTHEISTISCHE RELIGION, 1939 』(中山元訳、光文社古典新訳文庫、2007年) '09/06/04、'08/08/30
ジークムント・フロイト 『エロス論集  Gesammelte Werke, 1940.』(中山元編訳、ちくま学芸文庫、1997年) '08/11/30
ジークムント・フロイト 『自我論集  Gesammelte Werke, 1940.』(竹田青嗣編、中山元訳、ちくま学芸文庫、1996年) '08/11/20

アンソニー・ストー 『フロイト  FREUD: A Very Short Introduction, 1989.』(鈴木晶訳、講談社選書メチエ、1994年) '09/10/12







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