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地球最北に生きる日本人―イヌイット大島育雄との旅
地球最北に生きる日本人 イヌイット大島育雄との旅 (グラフィックドキュメント・シリーズ)

○著者: 武田剛 写真・文
○出版: フレーベル館 (2009/12, 単行本 119ページ)
○価格: 1,680円
○ISBN: 978-4577037676
おすすめ度:4.0
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自室近くの図書館分館の貸出カウンターの背面は児童書コーナーで、いつもとくに気にすることなく通りすぎるのだが、なにげなく見まわしたぼくの目にとまって、さらには手を伸ばさずにはいられなかった、魅力的な笑顔の表紙の写真、「地球最北(北緯78度)のグリーンランド(デンマーク領)の村・シオラパルクに、昔ながらの狩猟生活をつづけるイヌイットとしてくらす日本人、大島育雄さん」。なかをパラパラと見るには、ますますぼくを惹きつけてやまない写真たち(イラストと地図も理解をたすける)。
温暖化の影響からか(と断定できなくとも現実的な問題として)、北極圏の氷がとけて、犬ぞりが使えなくて困っている!、、、朝日新聞の記者(編集委員、カメラマン)のレポート。

ぶっちゃけ、環境問題を、ぼくはどうとらえて、どのように解釈して、積極的にかかわりをもつのかもたないのか、みずからのスタンスを決めかねていて、というか、なにはともあれ無関心ではいられない(無関係ではないだろう)。ぼくがなにか行動を起こしたところで、なんらか役に立って改善できるとも思えないけれど、「知りませんでした」は、この情報化の時代にあって、意識さえすればそんなに多大な労力を要することをしなくとも、あらゆる情報は入手できるのだから。もっとも情報が多すぎて、玉石混交の情報のなかから取捨選択することは容易なことではないのかもしれないが。


≪目次: ≫
01 南極から北極へ
02 地球最北の村
03 狩猟の旅
04 あれる海で
05 変わる村のくらし守る伝統
06 夏のキャンプ
07 再訪 厳冬の旅
08 丸い地球に生きる


大島育雄 (おおしま いくお) 1947年生まれ。日本大学生産工学部卒で山岳部OB。1972年に登山遠征隊の準備と民俗学調査のため、グリーンランドを訪問。北緯78度にある地球最北の村・シオラパルクに住みこみ、冒険家の亡植村直己氏と共に犬ぞりや狩猟の技術を身につける。1974年に先住民イヌイットの女性アンナ・トンゲ・ニビッカングア・マノミーナさんと結婚。以来、北極の猟師としてくらし、5人の子どもを育てた。1978年に日本の遠征隊に参加し、犬ぞりによる北極点到達に成功。著書に「エスキモーになった日本人」(文藝春秋)。


≪著者: ≫ 武田 剛 (たけだ つよし) 1967年生まれ。立教大学文学部卒で山岳部OB。1992年朝日新聞入社。富山支局、東京本社写真部などを経て編集委員。2003年末から1年4ヶ月間、45次南極観測隊に同行取材。帰国後、地球環境をテーマに取材を続け、2006年にグリーンランド、2007年にネパールヒマラヤ、2008年に北極圏カナダ、2009年にアフリカ・チャド湖を取材。その他、2001年から2002年に内戦終結後のアフガニスタン、2003年にイラク戦争を取材した。著書に「南極 国境のない大陸」(朝日新聞社)、「南極のコレクション」(フレーベル館)、「ぼくの南極生活500日」(同)、共著に「地球異変」(ランダムハウス講談社)。
朝日地球環境フォーラム2009『武田剛のアース・フォトクリップ』








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