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観光文化学
観光文化学

○著者: 山下晋司 編
○出版: 新曜社 (2007/12, 単行本 190ページ)
○価格: 2,205円
○ISBN: 978-4788510807
おすすめ度: 3.0
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たとえば、渡り鳥はエサを求めて、エサが豊富なより良い環境を得る目的で、ときに数千キロから数万キロもの距離を移動する。


1996年に刊行された『観光人類学』をバージョンアップ

≪目次: ≫
まえがき (2007年11月 山下晋司)

観光というテーマ
1章 観光文化学案内
    観光と文化/観光文化学の課題/観光経験の捉え方/新しい観光の展開/おわりに/参考文献 山下晋司
2章 観光の誕生    擬似イベントとしての観光/鉄道旅行とまなざしの組織化/観光のまなざしと娯楽の変容/おわりに/参考文献 吉見俊哉
3章 観光のまなざしと人類学のまなざし    はじめに――レヴィ=ストロースの苦悩と希望/観光客と人類学者、観光旅行とフィールドワーク/観光のまなざしと人類学のまなざし/新しい旅の地平へ/参考文献 葛野浩昭
【観光文化学演習顱曄数字で見る世界の観光、日本の観光    世界の観光動向/日本人の観光動向/ビジット・ジャパン・キャンペーン/私たちと世界遺産/参考文献/教員のコメント(葛野浩昭)

供ヾ儻を作り出すしかけ
4章 情報資本主義と近代観光――「アラウンド・ザ・ワールド」から「エキゾチック・ジャパン」へ
    もう1つの南北問題/情報資本主義と近代観光/旅行ガイドの資本論/「近代観光」を旅する/参考文献 落合一泰
●みどころ1 絵はがきと観光    観光ということば/世界認識における「目の優越」/メディアとしての「絵はがき」/風景の視覚化と複製/記憶を刻み込む身ぶり/参考文献 佐藤健二
5章 メディアと観光――「太平洋の楽園」ハワイと「南国」宮崎におけるイメージの構築    知覚体験としての観光/「太平洋の南国」ハワイの形成とメディア/宮崎における「南国」イメージの形成と変容/メディアと観光の産業複合体/参考文献 山中速人・長谷川司
●みどころ2 観光写真学    バリ――イメージの楽園/写真は経験の証明か?/観光客は写真を撮る――映画『カンニバル・ツアーズ』から/ビデオを活用する先住民――ブラジル・カヤポの場合/写真を批判的に見る視点――観光写真学に向けて/参考文献 山下晋司
6章 観光は持続可能か――リゾート開発から常在観光へ    はじめに/リゾート開発の問題点/持続可能な観光としての「常在観光」/観光から移住へ/参考文献 玉置泰明
7章 観光化される毛沢東――中国観光を作り出すしかけ    大衆観光の時代/観光開発の特徴/国内観光の形態/毛沢東観光/おわりに/参考文献 韓敏
●みどころ3 観光商品のつくり方    「商品」としてお観光旅行/旅行商品の企画/「契約」と「イメージ」の相互作用/観光商品の生産と文化のかかわり/参考文献 鈴木涼太郎
8章 オーロラ、サンタクロース、サーミ人――北欧のエスニックツーリズムと先住民族の自己表象    オーロラ観光とサーミ人/世界中から観光客が訪れる「サーミ人地域」/エスニックツーリズムとサーミ人/サンタクロース観光とサーミ人/先住民族サーミ人の自己表象と新たなエスニックツーリズム/参考文献 葛野浩昭
【観光文化学演習髻曄パンフレットに見える〈贅沢〉    ホテルにこだわる〈贅沢〉/芸術する〈贅沢〉/エコする〈贅沢〉/誰が〈贅沢〉するの?/参考文献/教員のコメント(葛野浩昭)
【観光文化学演習鵝曄アジアからの観光客――ビジット・ジャパン・キャンペーンのなかで    アジア観光市場――韓国・台湾・中国・香港人の観光/台湾からの訪日観光客/まとめ/参考文献/教員のコメント(山下晋司)

掘ヾ儻が作り出す文化
9章 〈楽園〉の創造――バリにおける観光と伝統の再構築
    楽園バリの誕生/楽園の演出家たちと民俗芸能の再創造/観光開発と文化創造/消滅の語りから生成の語りへ/おわりへ/参考文献 山下晋司
●みどころ4 文化装置としてのホテル    ホテルの出現/非西洋世界とホテル/近代日本におけるホテル/「コロニアルホテル」から「ナショナルモニュメント」へ/ホテルへの文化論的接近/参考文献 大橋健一
10章 観光と宗教の活性化――インドネシア・バリを中心に    未開主義、あるいは反近代という巡礼/接触領域(コンタクトゾーン)、あるいは現代の巡礼/観光が活性化させる宗教/活性化の矛盾/おわりに/参考文献 永渕康之
11章 ふるさとを演じる――遠野におけるノスタルジアと伝統文化の再構築    観光のまなざしと地元民の対応/ノスタルジアの対象としての文化/「語りべホール」の観光客/「語りべホール」の語り手/ふるさとイメージをめぐる内と外の力学/参考文献 川森博司
●みどころ5 グリーンツーリズム――京都府美山町    グリーンツーリズムとは/「農村観光」の誕生――都市化が生んだ「心のふるさと」/農村の危機とグリーンツーリズム/グリーンツーリズムの現状――京都府美山町の場合/おわりに/参考文献 堂下恵
12章 ディズニーランドの巡礼観光――元祖テーマパークが作り出す文化    観光のテーマ化と情報化/巡礼としてのディズニーランド詣で/群衆を管理するノウハウ/擬似体験のリアリティ/参考文献 能登路雅子
●みどころ6 食――旅は「おいしい」だけじゃない    おいしいものを求めて/食べるだけが目的じゃない/「食」と経済、「食」と文化/2度おいしい試食ツアーの試み/観光振興の原動力としての「食」/参考文献 丹治朋子
13章 イヌイト・アート――「芸術=文化システム」との関係で    はじめに/「芸術=文化システム」/イヌイト・アートの誕生/「芸術=文化システム」を超えて――イヌイトの挑戦/参考文献 木村敬一

検/靴靴ご儻のトレンド
14章 ヘリテージツーリズムの光と影――世界遺産アンコールワットをめぐって
    はじめに/遺産の公園化と遺産を「活かす」こと/宗教・生活・観光の空間――棲み分けは可能か/無形遺産から考える持続可能な観光開発/まとめ/参考文献 三浦恵子
15章 ロングステイツーリズム――第2の人生は海外で    ロングステイツーリズム/日本におけるロングステイツーリズムの発展/マレーシア・マイ・セカンドホーム・プログラム/ロングステイツーリズムが意味するもの/参考文献 小野真由美
●みどころ7 女の旅――「癒し」から「追っかけ」まで    女の旅は多種多様/社会の変化と「共犯関係」/長期滞在、現地就職、そして「ダーリン」/差異化のゲーム/近代国民国家を越えて/参考文献 島村麻里
16章 メディカルツーリズム――シンガポールとタイの事例から    はじめに/ヘルスツーリズムとメディカルツーリズム/グローバル化したシンガポールの医療産業/タイのメディカルツーリズムの光と影/おわりに/参考文献 豊田三佳
●みどころ8 福祉と観光――高齢者・障害者の旅    福祉観光の現状/福祉を観光資源とすること/福祉観光の可能性/参考文献 安藤直子
17章 エコツーリズムのアイロニー――マレーシア・サバの森と海から    はじめに/マレーシア・サバ州の観光政策/エコツーリズムの観光市場/現場――エコツーリズムのアイロニー/アイロニーを越えて/参考文献 山下晋司
●みどころ9 エコツーリズム――西表島    「復帰」からはじまった西表島のエコツーリズム/自然保護か、開発か/島興し、はじまる/西表島エコツーリズム協会を結成/10年後、そしてこれから/西表島観光の現状とエコツーリズムの課題/エコツーリズムとリゾート開発/地域づくりの運動としてのエコツーリズム/参考文献 梅津ゆりえ
18章 アフリカに森の学校を――自然保護と地域振興のはざまにあるエコツーリズム    アフリカの国立公園とエコツーリズム/ゴリラツアーの誕生/エコツーリズムの問題点/自然保護と地域振興/参考文献 山極寿一
【観光文化学演習堯曄母親が母親でなくなる日?――シニア女性の旅行    元気なシニア女性/娘と一緒に「大人の女の子」/お一人様で「自分探し」「自分磨き」/「新しい夫婦」に/参考文献/教員のコメント(葛野浩昭)


≪編者: ≫ 山下晋司 (やました しんじ) 1948年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。文化人類学専攻。トランスナショナリティ(越境)という視点から、観光や移住といったテーマを取りあげ、グローバル化にともなう新しい社会の展開や文化の生成について研究している。編著書に『移動の民族誌』(岩波書店、1999年)、『文化人類学入門』(弘文堂、2005年)など。

山下晋司 『観光人類学の挑戦 「新しい地球」の生き方』(講談社選書メチエ、講談社、2009年) '09/02/24
ジョセフ・ウッドマン 『メディカルツーリズム 国境を越える患者たち  Patients Beyond Borders: Every body's Guide to sffondable, World-Class Medical Tourism.』(斉尾武郎監訳、医薬経済社、2008年) '08/06/23







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