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新・中世王権論―武門の覇者の系譜 (人物選書)
新・中世王権論 武門の覇者の系譜  There are what Japan has raised in its history

○著者: 本郷和人
○出版: 新人物往来社 (2004/11, 単行本 260ページ)
○価格: 1,890円
○ISBN: 978-4404032287
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いつもだいたい本を読むペースの所要時間の目安として、1時間で100ページ前後(さぁこれから30分間は電車に乗っていられるから50ページは読み進められるだろう、とか)。気分が乗るとき乗らないとき、周囲の物音や話し声などの外的な要因(静かなところで読めることの方が少ない)、みずからの雑念などなど、さまざまなことがらにおおきく左右されて所要時間は前後(増減)するものの、とにかく時間を費やせば、かならず終わり(読了)がくる、そう、時間を費やすことなくして終わりを迎えることはありえない(ムズカシイコトデハナイ)。
なんの気なしに、と言いながらも、いろいろ画策しながら、みずからの立ち位置や在り方はつねに気になる。意識して気にする、とかではなく、無意識のうちに気になる、意識するまでもなく気にならないことがない。だから、いろいろチョコチョコと考えなくちゃいけないことがあって気分が乗らない、乗れないのかもしれないけれど、それにしても、つうじょうの予定している約2倍の時間を費やす(結果として)となると、なかなか進まない(ペースがあがらない)ことなどを考えるには、興味や関心があって理解したいと欲する意欲を認める(だれが?!)としても、歴史を苦手として不勉強で基礎的な知識を有しないぼくには(近代と古代をちょこっとずつだけでセイイッパイ)、もしかしたら、まだ早いんじゃないか、他の読み易い本で知識を習得してからにした方がいいんじゃないか、などと、思わないものでもないのだが、じゃぁ、それ(読むべき時機)って、いつ?


≪目次: ≫
はじめに
序章 武門の覇者の類型    1 『源威集』の構成/2 『源威集』の構想/3 『源威集』と武門の覇者
第1章 東国武士の肖像    1 武士とはなにか/2 在地領主の挙兵/3 幕府の基盤、南関東四ヶ国
第2章 幕府草創    1 東の王権の誕生/2 北条氏の原点/3 源頼朝と北条氏
第3章 競争者たち    1 門葉の一家/2 宿老たちの対決/3 政権奪取の道程
第4章 承久の乱    1 源氏将軍の断絶/2 都の武士、鄙の武士/3 朝廷の武力放棄/4 暴力の参入
第5章 北条氏政権の骨格    1 在地支配から国家支配へ/2 撫民/3 権門体制論を問う/4 「将軍になれなかった」北条氏
第6章 幕府内の断裂    1 徳政令発令/2 御家人擁護か、統治の深化か/3 極楽寺家への凝視
第7章 争乱が指し示す行方    1 朝廷の連携と抗争/2 将軍権力の再生/3 得宗専制の成立
第8章 北条氏政権の終焉    1 朝廷政治の特質/2 後醍醐天皇の親政/3 幕府倒壊
終章 武門の覇者と国家像    1 王権の東と西/2 在地から天下へ/3 近世国家への幻視

注記
あとがき (二〇〇四年一〇月末日 本郷和人)


≪著者: ≫ 本郷和人 (ほんごう・かずと) 東京大学史料編纂所助教授(准教授)。1960年東京に生まれ、下町の喧騒の中で育つ。子供のころから歴史物語が大好きで、中学生になると『歴史読本』のバックナンバーをそろえることに夢中になる。歴史物語への傾倒が強烈であったがゆえに、科学としての歴史学を学ぶ際にはかえってたいへんな修練を必要とした。東京大学・同大学大学院で石井進氏・五味文彦氏に師事し、日本中世史を学ぶ。卒業論文では高野山をテーマに取り上げるも、宗教史の難しさに辟易し、修士論文では朝廷の制度史に取り組む。1988年、東京大学史料編纂所に入所。大日本史料第五編を担当。中世政治史、古文書学を専攻する。また最近は、昔から愛好していた歴史的人物を科学的な脈略の中で捉え直す、「新しい人物史」の構築に興味を持っている。主著は『中世朝廷訴訟の研究』(東京大学出版会、1995)。同業の妻と一男一猫がある。

本郷和人 『天皇の思想 闘う貴族 北畠親房の思惑』(山川出版社、2010年) '10/06/27
本郷和人 『武力による政治の誕生』(選書日本中世史、講談社選書メチエ、2010年) '10/06/12





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