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女の一生 (光文社古典新訳文庫)
女の一生  Guy de Maupassant: “Une vie”, 1883. (光文社古典新訳文庫123)

○著者: ギィ・ド モーパッサン、永田千奈 訳
○出版: 光文社 (2011/3, 文庫 456ページ)
○価格: 880円
○ISBN: 978-4334752262
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『Une vie』をフランス語から英語に翻訳すると『A life』とは、便利なLivedoor翻訳の機能を駆使してカクニンしました。もちろん、そのあたりの詳細な解説は、本書の「解説」にも説かれるところ。不定冠詞の「une」であり、そして「vie」をくせものとして、人生、生涯、生活、生き方、さらには生命まで、ひろく(多様な解釈があろう)。物語を読みすすめながら、フランス語を入門課程をベンキョウちゅうのぼくとしては、じつは気になったところではあったのだけれども、邦題の『女の一生』とは、まさに


男爵家の一人娘に生まれ何不自由なく育ったジャンヌ。彼女にとって、夢が次々と実現していくのが人生であるはずだった。しかし現実はジャンヌを翻弄し続ける。乳姉妹(ちきょうだい)だった女中のロザリが妊娠し、その相手が自分の夫であることを知った時、彼女は過酷な現実を生き始めた――。


≪目次: ≫

女の一生――ささやかな真実』 “Une vie”, 1883.

解説/永田千奈    モーパッサンの生涯/風土と時代背景/自然主義/モーパッサンの文体/訳題
モーパッサン年譜
訳者あとがき


≪著者: ≫ ギィ・ド・モーパッサン Guy de Maupassant [1850-1893] 1850年ノルマンディ生まれ。パリ大学在学中に普仏戦争に遊撃隊員として従軍。職場での苛烈な体験が、のちの厭世的な作風に大きな影響を与えたといわれる。その後海軍省に勤務。母の紹介でフローベールと知り合い、作品指導を受ける。30歳の時に発表した「脂肪の塊」が絶賛され、作家専業となり、33歳の時に発表した本作はベストセラーになった。旺盛な著作活動を続けたが、神経系の発作に襲われ、苦痛から逃れるために薬物に溺れた末、自殺未遂事件を起こしパリの精神病院にて死去。主要な作品に『ベラミ』『ピエールとジャン』など。また300を超える短篇を残した。その作品群は日本の近代文学者たちに大きな影響を与えた。

[訳者] 永田千奈 Nagata China 東京生まれ。翻訳家。早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒。主な訳書に『ある父親』(ラカン)、『それでも私は腐敗と闘う』(ベタンクール)、『サーカスの犬』(ルーボディ)、『海に住む少女』(シュペルヴィエル)などがある。


シュペルヴィエル 『海に住む少女  Jules Supervielle: “L'enfant de la haute mer”, 1931.』(永田千奈訳、光文社古典新訳文庫、2006年) '08/09/28





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