ブログネタ
読んだ本♪ に参加中!
相撲の歴史 (講談社学術文庫)
相撲の歴史 (講談社学術文庫2001)

○著者: 新田一郎
○出版: 講談社 (2010/7, 文庫 400ページ)
○価格: 1,260円
○ISBN: 978-4062920018
クチコミを見る



なるほど、たんなるスポーツとしての力くらべ、技を競う、勝ったの負けたの八百長?!だの、、、だけじゃぁなくって、日本古代以来の芸能としての伝統・文化・歴史


記紀神話の力くらべ、御前の女相撲、技芸による年占(としうら)が国家的行事=相撲節(すまいのせち)へと統合された律令時代。時代を下るにつれ、武芸大会へと変貌し、相撲人(すまいびと)は固定化する。寺社祭礼への奉納、武士の娯楽を経て、営利勧進相撲へと発展する江戸期。「国技」として生まれ変わる明治以降。千三百年超の相撲史を総合的に読み直し、多様・国際化する相撲の現在を問う。


≪目次: ≫
はじめに――本書の意図と構成
序章 相撲の起源    「相撲」の語/神話のなかの相撲/歴史のなかの相撲/コラム 相撲の宇宙論?
第一章 神事と相撲    水の神と相撲/七夕と相撲/相撲神事と奉納相撲/コラム 雨乞と相撲
第二章 相撲節    相撲節の起源/相撲節の次第/相撲説の廃絶/コラム 相撲節相撲人点景
第三章 祭礼と相撲    寺社の相撲/相撲人その後/村落の相撲/コラム 相撲銭
第四章 武家と相撲    鎌倉幕府将軍の上覧相撲/技芸としての相撲/諸大名の相撲見物/コラム 永享の日中決戦?
第五章 職業相撲の萌芽    「京都相撲」の活動/勧進興行成立の条件/勧進相撲の発生/コラム 辻相撲の風景
第六章 三都相撲集団の成立    諸藩抱え相撲の形成/公許勧進相撲の成立/京坂から江戸へ――相撲集団の統合/コラム 「土俵」の成立
第七章 江戸相撲の隆盛    徳川家斉上覧相撲/大名と相撲/相撲会所の成立/コラム 「相撲四十八手」
第八章 相撲故実吉田司家    「横綱」の創出/吉田司家の系譜と戦略/故実体制と相撲の正統/コラム 相撲と江戸文化
第九章 近代社会と相撲    明治維新と相撲/「国技館」の建設/国策と相撲/コラム 「横綱」その後
第十章 アマチュア相撲の変貌    素人相撲からアマチュア相撲へ/学生相撲の発展/「スポーツ」としての相撲/コラム 昔の相撲は強かったか
終章 現代の相撲    相撲のシステムの近代化/現代の相撲/相撲の国際化

あとがき (平成六年二月 新田一郎)
二十一世紀の相撲――「学術文庫版あとがき」にかえて    大相撲の多国籍化とその周辺/相撲の国際化・その後/相撲と「日本」・再考 (二〇一〇年三月、東大駒場相撲場にて、稽古の合間に 新田一郎)

主要参考文献
相撲史略年表 (皇極元・642年〜平成19・2007年)


※本書の原本は、一九九四年に山川出版社より刊行されました。


≪著者: ≫ 新田一郎 (にった・いちろう) 1960年生まれ。東京大学文学部卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了。東京大学大学院法学政治学研究科教授。日本法制史専攻。東京大学相撲部部長。日本学生相撲連盟理事。著書に、『日本中世の社会と法国制史的変容』『日本の歴史11 太平記の時代』『中世に国家はあったか』などがある。

新田一郎 『太平記の時代 (日本の歴史11)』(講談社学術文庫、2009年) '11/03/27





人気ブログランキングへ