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観念的生活 (文春文庫)
観念的生活 (文春文庫)

○著者: 中島義道
○出版: 文藝春秋 (2011/5, 文庫 259ページ)
○価格: 580円
○ISBN: 978-4167801328
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ジッサイなかなか言葉を駆使してなんらか表現することの、むつかしさ、みたいなものを痛感しないものでもなくってね、いやいやどうにも書きえない、もどかしさばかりがつのるのだけれども、まさにもどかしいからこそ自分自身がまったくもって不甲斐なくって悔しくってね、どうしてこのまま引き下がれよう、、、いつのことやら(いつかかならず、死ぬまでには、それまではおいそれとカンタンには死ねないなぁ)


デカルトに疑念を呈し、ニーチェの矛盾を看破、ドストエフスキーを笑い飛ばしもする。この一年半の生と思索の軌跡のなかで、唯一無比の哲学者は、死を怖れつつ死を哲学的に追い詰め、時間論を発展させ、高き領域にまで達するのだ。また、新稿「観念的生活、その後」で明かされる、最終的境地への予感。


≪目次: ≫
1章 死んだら困る
2章 物自体
3章 独我論
4章 「時の流れ」という錯覚
5章 不在としての私
6章 過去と他者の超越
7章 二重の「いま」
8章 超越論的観念論
9章 原因としての意志
10章 想起モデル
11章 悪への自由
12章 共通感覚
13章 懐疑論
14章 ニヒリズム
15章 哲学という病

あとがき (二〇〇七年十月十日 東京オリンピックから四十三年が経った日 中島義道)
観念的生活、その後 (二〇一一年二月二八日 明るい日差しに戸惑い当分冬でいいと思いつつ 中島義道)
解説  永井 均(哲学者)


≪著者: ≫ 中島義道 (なかじま・よしみち) 1946年生まれ。東京大学教養学部・法学部卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了。ウィーン大学基礎総合学部哲学科修了。哲学博士。電気通信大学人間コミュニケーション学科元教授。「哲学塾カント」を主宰。専門は時間論、自我論。著書に『ウィーン愛憎』『哲学の教科書』『時間を哲学する』『人生を〈半分〉降りる』『カントの人間学』『うるさい日本の私』『愛という試練』『悪について』『私の嫌いな10の人びと』『「死」を哲学する』『カントの読み方』『きみはなぜ生きているのか?』『「純粋理性批判」を噛み砕く』など。

中島義道 『観念的生活』(文藝春秋、2007年) '09/05/03





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