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観光の新しい潮流と地域 (放送大学教材)
観光の新しい潮流と地域 '11 (放送大学教材、総合科目)

○著者: 原田順子/十代田朗 編著、羽生冬佳/海津ゆりえ/津々見崇 著
○出版: 放送大学教育振興会 (2011/3, 単行本 280ページ)
○定価: 3,045円
○ISBN: 978-4595312595
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平成23年度第2学期の単位認定試験(2012年1月25日(木)第3時限目)の成績評価はマルA(100〜90点、合格)

なかなかカンタンには語り得ない、観光、地域、、、たとえば、ぼくが20歳前後のころ、1990年ころ、昭和から平成にかわったころ、じつはすでに高度経済成長期はおわってずいぶん経っていたようであって、しかし相対的にぼくたちが生活を営む日本は傾向として上向きであって、ぼくはたぶんまちがいなくなんら自覚的ではなく、ぼんやりとその時代の空気というのか流れのなかを、、、なんなんだったんだろうか


2003年の『観光立国宣言』から、2008年には「観光庁」が設立され、いまや観光は我が国の基本政策となった感がある。こうした国の政策的動きの一方で、近年、地域主導のまちづくりや活性化策として観光振興が注目され、全国各地で盛んに取り組まれている。本書は、持続可能な地域づくりのために、都市と農山村といった土地利用、自然や歴史といった地域資源の特性と観光との関係はどうあるべきかを中心に、各地の事例を交えて論じていく。


≪目次:≫
まえがき (2011年1月  原田 順子・十代田 朗)

1. 基礎知識編−観光とは−
1.今、なぜ観光か/(1)国の動向とその背景/(2)観光の意義と役割/2.観光とツーリズムの定義と用法/(1)観光の用法の現状/(2)観光の語源/(3)戦前における観光の用法の変容/(4)ツーリズムの語源と定義/(5)旅、旅行の概念/(6)戦後における公的な観光の定義/(7)観光とリゾートの概念の違い/3.観光学とは/4.わが国の観光旅行市場の現況/(1)国内宿泊観光旅行の概況/(2)海外旅行の現状/(3)レジャー・余暇生活に関する意識の動向/(4)旅行に対する潜在需要/(5)観光に関わる新しい価値観/5.まとめ
※執筆担当講師: 十代田朗(東京工業大学大学院准教授) , DVD '11/08/07 , web '11/12/23

2. 基礎知識編−日本の観光史−
1.古代・中世の観光・リゾート/(1)古代・中世の観光/(2)古代・中世のリゾート/2.近世、江戸時代の観光・リゾート/(1)近世、江戸時代の観光スタイルの特徴/(2)講/(3)観光案内書の普及/(4)近世、江戸時代のリゾート/3.近代の観光・リゾート/(1)なぜ、近代に注目するのか/(2)近代のリゾート/(3)近代の国内観光/(4)近代の国際観光/4.まとめ
※執筆担当講師: 十代田朗 , DVD '11/08/09 , web '11/12/25

3. 基礎知識編−戦後観光史と現代の観光−
1.戦後日本の観光・リゾート/(1)戦後日本の観光・リゾート史の時代区分/(2)国際観光(1946(昭和21)年〜1964(昭和39)年)/(3)国際観光(1964(昭和39)年〜)/(4)日本の国内観光とリゾート(1946(昭和21)年〜1964(昭和39)年)/(5)日本の国内観光とリゾート(1964(昭和39)年〜)/(6)まとめ(マスツーリズム、ソーシャル・ツーリズムの時代)/2.オルタナティブ・ツーリズム時代の到来
※執筆担当講師: 十代田朗 , DVD '11/08/10 , web '11/12/26

4. 都市と観光 その1−都市をとりまく環境変化−
1.観光対象としての都市/2.わが国をとりまく人口構造の変化/(1)わが国の人口の推移と人口減少社会の到来/(2)高度成長期の都市化の進展と今後の都市人口/3.これまでの都市づくり/4.これからの都市づくり/(1)都市とは?/(2)都市づくりの変容/(3)これからの都市づくり・まちづくりの考え方/(4)都市再生・都市開発への観光の導入/(5)都市政策としての観光――東京都の事例
※執筆担当講師: 十代田朗 , DVD '11/08/14 , web '11/12/27

5. 都市と観光 その2−タウン・ツーリズムの実践と課題−
1.「観光まちづくり」における新しい観光/(1)これまでの「観光」概念の崩壊と新しい観光スタイルの定着/(2)オルタナティブ・ツーリズムの概念と特性/2.タウン・ツーリズムの特性と資源/(1)タウン・ツーリズムと定義と特性/(2)都市の観光対象の変容/(3)タウン・ツーリズムの資源/3.観光まちづくりの手法/(1)オルタナティブ・ツーリズムに対応した観光資源の発掘/(2)観光地のプランニングとまちづくりの接近/4.既存観光地の再生問題/(1)温泉地の衰退/(2)地域資源の再認識によりタウン・ツーリズムを展開する別府温泉
※執筆担当講師: 十代田朗 , DVD '11/08/17 , web '11/12/28

6. 農山村と観光 その1−農山村を取り巻く環境変化−
1.農山村における地域振興策の変遷/(1)過密化する都市と過疎化する農山村/(2)昭和20年代における農山村の地域づくり/(3)昭和30年代における農山村の地域づくり/(4)昭和40、50年代における農山村の地域づくり/(5)人口減少時代の農山村の現況/2.農および農業に対する政策と価値観の変化/(1)農政の大転換/(2)都市住民を中心とした農をとりまく価値観の変化/(3)インターネットの進展/(4)二地域居住の推進/3.グリーン・ツーリズムの現状/4.まとめ
※執筆担当講師: 十代田朗 , DVD '11/08/21 , web '11/12/29

7. 農山村と観光 その2−グリーン・ツーリズムの実践と課題−
1.わが国のグリーン・ツーリズムの特性と関連施策の流れ/(1)わが国でのグリーン・ツーリズムの特性と関連施策の流れ/(2)わが国でのグリーン・ツーリズム関連施策の流れ/2.グリーン・ツーリズムのコンテンツ/(1)グリーン・ツーリズムの類型/(2)グリーン・ツーリズムの活動の変遷/3.海外のグリーンツーリズム/(1)フランスのグリーン・ツーリズム/(2)ドイツのグリーン・ツーリズム/(3)わが国のグリーン・ツーリズムとの違い/4.グリーン・ツーリズムの課題と方向性/(1)グリーン・ツーリズムの市場性を問う/(2)農業資源への依存から脱却する/(3)観光を生業とすることを自覚する/(4)美しい農村景観を整備する/5.既存観光地の再生問題/(1)スキー場の衰退/(2)既存観光地の再構築によりグリーン・ツーリズムを展開する飯山/6.これからの農山村における観光の意義と役割
※執筆担当講師: 十代田朗 , DVD '11/08/24 , web '11/12/31

8. 歴史・文化と観光 その1−文化遺産の保護と観光−
1.観光対象としての歴史・文化/(1)歴史・文化を巡る旅/(2)「文化」とは?/2.文化遺産保護の歴史/(1)日本における文化財保護制度の歴史/(2)国際的な文化遺産保護の歴史――ユネスコの設立と文化の概念の推移/(3)ユネスコの文化遺産に関する条例/3.文化遺産と観光/(1)文化観光の概念の成立/(2)ニューツーリズムとしての文化観光/4.まとめ
※執筆担当講師: 羽生冬佳(筑波大学大学院准教授) , DVD '11/08/28 , web '12/01/01

9. 歴史・文化と観光 その2−歴史・文化資源の活用と課題−
1.歴史・文化を核とする観光地と地域/2.世界遺産・白川郷における集落保全の取り組み/(1)世界遺産・白川郷の概念/(2)白川郷における観光の歴史/(3)荻町集落の保存への取り組み/(4)観光客増加による課題と対策/(5)観光客の受け入れ体制づくり/3.伊勢おはらい町における名所観光地の再興/(1)伊勢神宮の概要/(2)近代以降の伊勢を取り巻く観光の状況/(3)おはらい町の再興に向けた取り組み/(4)賑わいづくりと生活文化/4.まとめ
※執筆担当講師: 羽生冬佳 , DVD '11/08/31 , web '12/01/01

10. 自然環境と観光 その1−自然環境を守り、地域振興に寄与する観光−
1.自然環境保全と観光の両立という課題/(1)観光のマス化・グローバル化と環境保全/(2)観光における「持続可能な発展」/(3)エコツーリズムの定義と理念/2.海外のエコツーリズムの事例/(1)ガラパゴス諸島とは/(2)生物多様性を守る/(3)ガラパゴス諸島の観光とエコツーリズム/3.小笠原のエコツーリズム/(1)小笠原のホエールウォッチング事業の始まり/(2)保全・地域振興・観光の三拍子が揃った小笠原のホエールウォッチング事業/(3)保全のしくみの計画的導入/4.まとめ
※執筆担当講師: 海津ゆりえ(文教大学准教授) , DVD '11/09/04 , web '12/01/02

11. 自然環境と観光 その2−エコツーリズムの実践と課題−
1.エコツーリズム、日本上陸/(1)マスツーリズム・ブームからの転換/(2)西表島のエコツーリズム/2.エコツーリズム推進法と政府の動き/(1)エコツーリズム推進事業/(2)エコツーリズム推進法/3.日本におけるエコツーリズム略史/4.日本型エコツーリズム/(1)里山の自然と人の関わりの追体験/(2)埼玉県飯能市の取り組み/(3)宝探しとエコツーリズム/5.エコツーリズムの課題と展望
※執筆担当講師: 海津ゆりえ , DVD '11/09/11 , web '12/01/03

12. 新しい観光と地域づくり その1−地域資源の発掘・再構築と仕立て−
1.地域づくりと観光の相互作用/(1)地域づくりにとっての「観光の新しい潮流」の意義/(2)「観光の新しい潮流」にとっての地域づくりの意義/(3)観光と地域づくりをつなぐ観光マーケティング/2.観光のまなざし/3.多様化・細分化する観光のまなざしの対象/(1)オルタナティブ・ツーリズムの中のニッチ・ツーリズム/(2)ニッチ・ツーリズムの課題/4.「新しい観光」で観光まちづくりに取り組む地域の例/(1)地域全体でお宝を紹介――千葉県香取市佐原の「佐原まちぐるみ博物館」/(2)「花のまちづくり」を観光に――長野県小布施町の「オープンガーデン」/5.まとめ
※執筆担当講師: 津々見崇(東京工業大学大学院助教) , DVD '11/09/14 , web '12/01/04

13. 新しい観光と地域づくり その2−人的資源の活用と展開−
1.地域への観光客需要の展開と発生する問題/(1)観光まちづくり先進地・由布院の苦悩/(2)「観光地の発展周期」モデルに見る住民の参加/(3)地域の発信するイメージ・解釈されるイメージの差異/2.地域主導の観光地づくり――「着地型観光」の取り組み/(1)着地型観光実現を後押しした旅行業法の改正/(2)着地型観光の事例――長野県飯山市/(3)着地型観光の課題――マーケットへのアピール/3.観光まちづくりと住民参加の展開/(1)岩槻における観光まちづくりの背景/(2)岩槻におけるまちづくり活動の芽生え/(3)まちづくり学習の意義/4.まとめ
※執筆担当講師: 津々見崇 , DVD '11/09/18 , web '12/01/05

14. 人づくりと観光
1.観光に関連する人々/(1)観光事業者/(2)旅行者/(3)地域を守る人々/(4)その他のステークホルダー/2.人づくりと観光/81)民間の観光事業者/(2)自治体職員/(3)高等教育機関における観光教育/3.まとめ
※執筆担当講師: 原田順子(放送大学准教授) , DVD '11/09/21 , web '12/01/06

15. 観光の新しい潮流と今後の観光振興の課題と方向性
1.観光の新しい潮流における各分野に共通する課題の整理/2.観光的課題と方向性/(1)国策としての外客誘致と地域の対応/(2)休暇取得拡大による国内需要喚起/(3)デスティネーション・マネジマントの導入/3.まちづくり的課題と方向性/(1)観光を活かした地域振興策/(2)規制緩和による観光的魅力づくり/(3)ツーリズム・インパクトへの対応/4.オルタナティブ・ツーリズムからクオリティ・オブ・ライフへ 5.おわりに
※執筆担当講師: 十代田朗 , DVD '11/09/25 , web '12/01/07

索引


≪編著者: ≫ 原田 順子 (はらだ・じゅんこ) 企業勤務を経て、ケンブリッジ大学修士号(経済)、リーズ大学博士号(経営)取得。放送大学准教授、PhD。専攻、経営学、人的資源管理。主な著書、『21世紀の女性と仕事』(共編著、放送大学教育振興会)、『経営学入門』(共編著、放送大学教育振興会)、『官民の人的資源論』(共著、放送大学教育振興会)、『国際経営』(共編著、放送大学教育振興会)、『多様化時代の労働』(編著、放送大学教育振興会)、『戦略とは何か?』(共訳、慶應義塾大学出版会)。

≪編著者: ≫ 十代田 朗 (そしろだ・あきら) 東京工業大学大学院理工学研究科社会工学専攻修士課程修了後、新潟大学助教授などを経て、現在に至る。東京工業大学大学院情報理工学研究科情報環境学専攻准教授・博士(工学)。専攻、観光計画、地域計画、観光地発展史。主な著書、『観光まちづくりのマーケティング』(編著、学芸出版社)、『Change Management in Tourism - From 'Old' to 'New' Tourism』(共著、Erich Schmidt Verlag GmbH & Co.)、『たのしみを解剖する――アミューズメントの基礎理論』(共著、現代書館)、『日本別荘史ノート』(共著、住まいの図書館出版局)。

≪分担執筆者: ≫ 羽生 冬佳 (はにゅう・ふゆか) 1992年、東京工業大学理工学研究科修士課程修了。筑波大学人間総合学科准教授・博士(工学)。専攻、地域計画・観光計画。主な論文、「来訪者の観光地評価の構造に関する研究」(共著、ランドスケープ研究、vol.69、No.4)、「地域紙「高山市民時報」の記事にみる観光まちづくりに対する住民の意見の変遷」(共著、都市計画論文集、No.41-3)、「明治以降戦前までまでの東京の名所の成立・変遷に関する研究」(ランドスケープ研究、vol.68、No.5)。
 
≪分担執筆者: ≫ 海津 ゆりえ (かいづ・ゆりえ) 1998年、立教大学理学部卒業。文教大学国際学部准教授、農学博士(東京大学)。専攻、エコツーリズム、サステナブルツーリズム、地域デザイン。主な著書、『日本エコツアー・ガイドブック』(岩波書店)、『はじめての国際観光学』(共著、創成社)、『観光学入門』(共著、有斐閣)、『エコツーリズムの世紀へ』(共編著、エコツーリズム推進協議会)、『エコツーリズム さぁ始めよう』(共著、日本交通公社)。

≪分担執筆者: ≫ 津々見 崇 (つつみ・たかし) 2000年、東京工業大学大学院情報理工学研究科修士課程修了。東京工業大学助教・博士(工学)。専攻、都市計画・観光計画。主な著書、『都市計画家 石川栄耀―都市探求の軌跡―』(共著、鹿島出版会)、『市町村合併の時代/中山間地域の産業振興』(共著、新評論)、『Change Management in Tourism - From 'Old' to 'New' Tourism』(共著、Erich Schmidt Verlag GmbH & Co.)。


山下晋司 編 『観光文化学』(新曜社、2007年) '10/03/03
山下晋司 『観光人類学の挑戦 「新しい地球」の生き方』(講談社選書メチエ、講談社、2009年) '10/02/24





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