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日本国はいくら借金できるのか?―国債破綻ドミノ (文春新書)
日本国はいくら借金できるのか? 国債破綻ドミノ (文春新書849)

○著者: 川北隆雄
○出版: 文藝春秋 (2012/2, 新書 233ページ)
○定価: 819円
○ISBN: 978-4166608492




政府債務残高の対GDP比200%


欧州の金融危機は対岸の火事ではない。ギリシャよりはるかに深刻な財政状況を年に約30兆円増える借金がさらに圧迫。早ければ7年後には、国の借金が、個人金融資産1500兆円を上回る事態が生じかねないのだ。日本破綻の「Xデー」は近い――。


≪目次: ≫
はじめに

プロローグ 戦慄の近未来図
神田カルチェ・ラタン」再び/国債の未達から財政破綻へ/破壊される国民生活/情け容赦がないIMF官僚

第1章 ギリシャ発ユーロ圏へ・危機の連鎖
破綻の瀬戸際・ギリシャ危機/国家ぐるみの「粉飾経理」/ユーロ防衛に結束/救済策はなぜ遅れたか/薄氷の支援機能強化/危機は飛び火する/南欧四カ国で政権交代/「名誉の孤立」を選んだ英国/国債価格が下がると、なぜ金利が上がる?/中央銀行は長期金利を制御できない/ユーロが抱えた構造的欠陥/欧州の盟主の座/ユーロは「ドイツ封じ込め」が目的

第2章 米国債格下げの衝撃
米国債が初の格下げ/米議会は必死に反論/G7協調綻びで日本孤立/なぜか買われた米国債/債務削減をめぐる政治的思惑/ニクソンが断ち切った金の呪縛/金・ドル本位制からドル本位制に/ドル本位制の終わりの始まり/国債とは何か/格付けは信用できるのか/格付け会社は何を重視するか

第3章 国債は「絶対安全」ではない――ロシアとアルゼンチンで起きたこと
超大国・ロシアでデフォルト/旧ソ連崩壊後の超インフレ/投機筋の餌食になったアジア諸国/IMF進駐軍の苛烈な政策/泡と消えた「ラプラタの奇跡」/アルゼンチン危機の教訓

第4章 「火車」の上の日本財政――ギリシャ危機どころではない
日本もIMF管理下に?/世界で最悪の日本財政/国の借金はどれだけある?/大震災で財政はさらに悪化/「日本国債は危なくない」!?/個人金融資産は国債の担保か/「個人金融資産一千五百兆円」の虚実/貿易赤字は一時的か/経常赤字転落は近い?

第5章 「デン助」と呼ばれた男
よみがえった過去の亡霊/「壊れた人形」を操ったのは……/剛腕・デン助 失敗の本質/財政再建至上主義/郵政トップに旧大蔵OBの謎/財務省は「ネバー・ギブアップ」/リーマン・ショックで暗転/プライマリーバランス黒字化の意味/目標は債務残高の対GDP比

第6章 「未達」から破綻へ
「X-dayプロジェクト」/「未達」の衝撃/未達を起こした要因/国債売りは小さなきっかけで/国債発行額は毎年百数十兆円/個人向け国債は「亡国」への道?/海外頼みは「ギリシャ化」への道/個人貯蓄を食いつぶす国の借金/Xデーは明日かもしれない

あとがき (二〇一二年一月三十一日  川北 隆雄)


≪著者: ≫ 川北隆雄 (かわきた たかお) 1948年大阪生まれ。72年、東京大学法学部卒業後、中日新聞社入社。同東京本社(東京新聞)経済部記者、デスク、論説委員など、20年以上にわたり財務省および財政担当。編集委員、専修大学非常勤講師。政府税制調査会専門委員などを歴任。著書に『財政の正体』(講談社現代新書)、『経済論戦 いま何が問われているのか』(岩波新書)など。


石弘光 『増税時代 われわれは、どう向き合うべきか』(ちくま新書、2012年) '13/01/17






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