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概念と歴史がわかる 西洋哲学小事典 (ちくま学芸文庫)
概念と歴史がわかる 西洋哲学小事典 (ちくま学芸文庫)

○編著者: 生松敬三木田元伊東俊太郎岩田靖夫 編著
○出版: 筑摩書房 (2011/9, 文庫 581ページ)
○定価: 1,785円
○ISBN: 978-4480093998



これいいね♪♪
早朝からじかんをつくってじっくり通読、5h
なるほど、編者のおひとり木田元をして「あとがき」に、
 「……これほど本格的な解説を一冊にまとめて読めるような本は、しばらく見かけたことがない。こういったものにも時代の特質が出るものらしい……」(p579)
と。

いま東京の日の出は6時40分。太陽が地平線からその姿をあらわすまえのときにあっても、じっさい東の空にはあかるさがある。東方の地平線の彼方に、そのときのぼくの位置(視点)からは視認できないところに、太陽はある。まさにその姿をあらわさんと、そのときをいまかいまかと、こころ待ちにしている、のは、ぼくの方であって、太陽はつねにただただ、ある。むしろ、ぼくがいる地球が、太陽を中心とする秩序のなかに、そのシステムにくみこまれて、周回している
そう、ぼくの自室の最寄りの急行停車駅の駅前のファーストフード店は、南面にロータリープールを見下ろすビルの2階にあって、その南側にさいきん新築された駅舎は3階建てのコンパクトなモノで、さらに、その南側にはいまだに開発されることなく植木畑がひろがって、おおむね高層の建築物が見あたらない、だから、視界が遮られることがなくって、すこぶる見晴らしに優れる。朝の太陽が、低い地平からあがる姿をのぞむことができる。お気に入りのスポット♪、至福のとき♨


哲学のあの名参考書がポケット版でついに復活!!
各分野を代表する大物が解説する、ホンモノかつコンパクトな哲学事典。教養を身につけたい人、議論したい人、レポート執筆時に必携の便利な一冊!

大学生や専門家たちに長らく愛用された哲学史の参考図書、『西洋哲学史の基礎知識』が文庫版で復活。ギリシアからアラビアまで、哲学、宗教から科学まで、西洋哲学の源流となる諸概念を精選。各分野を代表する豪華執筆陣がわかりやすく、きっちり解説した便利な事典です。


≪目次: ≫
はしがき (1977年5月 生松敬三/木田 元/伊東俊太郎/岩田靖夫)

第1部 古代の哲学
「古代ギリシア哲学の真髄としての理性主義」 (岩田靖夫)
I ギリシア思想の土壌
1 ギリシアにおける神話と宗教/2 ホメロス――オリュムポスの神々/3 ヘシオドス/4 アポロン――デルポイの信託の神/5 ディオニュソス/6 モイラ
II ソクラテス以前の哲学
7 哲学の誕生と発展/8 ミレトスの自然哲学/9 ピタゴラス/10 ヘラクレイトス/11 パルメニデス/12 エムペドクレス/13 アナクサゴラス/14 ギリシアの原子論/15 ギリシア思想とオリエント
III 啓蒙時代の諸思想
16 啓蒙時代の諸思想/17 ギリシア人の歴史観――ヘロドトスとツキュディデス/18 ギリシア悲劇の世界観(1)――アイスキュロス/19 ギリシア悲劇の世界観(2)――ソポクレス/20 ギリシア悲劇の世界観(3)――エウリピデス/21 ソフィスト――ピュシスとノモス/22 ソクラテス
IV プラトンとアリストテレス
23 プラトン/24 プラトン『パイドン』/25 プラトン『国家』/26 アリストテレス/27 アリストテレス『形而上学』/28 アリストテレス『ニコマコス倫理学』
V ギリシア人の科学
29 ギリシアの論理学/30 ギリシアの数学/31 ギリシアの自然科学/32 ギリシアの医学
VI ヘレニズムの哲学
33 ヘレニズムの諸思想/34 小ソクラテス学派/35 快楽主義――エピクロス学派/36 禁欲主義――ストア学派/37 マルクス・アウレリウス『自省録』/38 ヘルメス思想/39 プロティノス――新プラトン学派
VII キリスト教の起源
40 古代ユダヤ教/41 『旧約聖書』/42 イエス/43 『新約聖書』/44 原始キリスト教

第2部 中世の哲学
「西欧文明の基盤としての中世哲学」 (伊東俊太郎)
I 中世哲学の発端
45 教父哲学/46 アウグスティヌス/47 アウグスティヌス『神国論』/48 ボエティウスとラテン編纂家/49 プラトニズムの伝統
II カロリング・ルネサンスと神秘主義の起源
50 カロリング・ルネサンス/51 ディオニシウス・アレオパギタ/52 スコトゥス・エリウゲナ
III アラビアとユダヤの哲学
53 ギリシアとアラビアとの懸橋/54 アラビア哲学/55 アヴィセンナ/56 アヴェロエス/57 アル・ガザーリー/58 アラビア科学/59 ユダヤ哲学
IV スコラ哲学の形成
60 普遍論争/61 アンセルムス/62 アベラルドゥス/63 12世紀ルネサンス/64 シャルトル学派/65 ヴィクトル学派/66 スコラ哲学と大学
V 13世紀の知的綜合――スコラ哲学の開花
67 グローテストとロジャー・ベイコン/68 アルベルトゥス・マグヌス/69 ボナヴェントゥラ/70 トマス・アクィナス/71 トマス・アクィナス『神学大全』/72 ドゥンス・スコトゥス
VI 14世紀の革新――ノミナリストの運動
73 ウィリアム・オッカム/74 オトゥルクールのニコラウス/75 科学思想の発展
VII ルネサンスの思想
76 ルネサンスの自然哲学/77 パラケルスス/78 ジョルダーノ・ブルーノ/79 人文主義的新プラトン主義/80 ドイツ神秘主義/81 ニコラウス・クザーヌス/82 ニコラウス・クザーヌス『知ある無知』/83 レオナルド・ダ・ヴィンチ

第3部 近世の哲学
「哲学史上の近世」 (木田 元)
I ユマニスムと宗教改革
84 ユマニスム/85 モンテーニュ『エセー』/86 宗教改革――ルター、カルヴァン/87 自由意志論争/88 イエズス会――伝統の擁護
II 17世紀の理性主義
89 17世紀の理性主義/90 フランシス・ベイコン/91 ベイコン『ノーヴム・オルガヌム』/92 科学革命/93 デカルト/94 機械論的自然観/95 物心二元論/96 デカルト『方法序説』/97 感情論/98 パスカル/99 科学と信仰/100 パスカル『パンセ』/101 ホッブズ/102 機械論的社会観/103 スピノザ/104 近世の汎神論/105 スピノザ『エチカ』/106 ライプニッツ/107 ライプニッツ『モナドロジー』/108 ヴィーコ/109 力学的自然観/110 近世物理学の成立/111 学会の成立
III 18世紀啓蒙
112 認識論/113 ジョン・ロック/114 社会契約論/115 近代の宗教論/116 バークリ/117 ヒューム/118 アダム・スミス/119 フランス啓蒙/120 モンテスキューとヴォルテール/121 感覚論/122 機械論的唯物論/123 ディドロ/124 『百科全書』/125 ジャン・ジャック・ルソー/126 自然にしたがえ/127 ドイツ啓蒙/128 啓蒙の裏側
IV ドイツ観念論
129 ドイツ観念論/130 カント/131 カント『純粋理性批判』/132 カント『実践理性批判』/133 カント『判断力批判』/134 フィヒテ/135 シェリング/136 ロマン主義の哲学/137 ゲーテ/138 ヘーゲル/139 弁証法/140 ヘーゲル『精神現象学』/141 ヘーゲル『法哲学』
V ヘーゲル以降
142 ヘーゲル学派の解体/143 コント――実証主義/144 ショーペンハウアー/145 フォイエルバッハ/146 キルケゴール/147 マルクス/148 マルクス『経哲手稿/149 マルクス『資本論』/150 エンゲルス/151 弁証論的唯物論/152 功利主義/153 ジョン・スチュアート・ミル/154 進化論/155 科学主義とその反動/156 ニーチェ/157 ニヒリズム/158 ニーチェ『ツァラトゥストラ』

第4部 現代の哲学
「ひたすら多様化する現代の哲学」 (木田 元)
159 新カント派/160 社会科学方法論/161 生の哲学/162 ベルグソン/163 ウナムーノとオルテガ/164 マッハ主義/165 レーニン/166 パース/167 プラグマティズム/168 フッサール――現象学/169 フッサール『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』/170 フロイト――精神分析/171 クローチェ/172 記号論理学の展開/173 ラッセル/174 ウィトゲンシュタイン/175 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』/176 ウィトゲンシュタイン『哲学的探求』/177 ウィーン学派と論理実証主義/178 分析哲学/179 シンボルの哲学/180 ルカーチ/181 フランクフルト学派/182 マックス・シェーラー――哲学的人間学/183 ホワイトヘッド――有機体の哲学/184 ハイデガー/185 ハイデガー『存在と時間』/186 ヤスパース/187 ヤスパース『哲学』/188 現代の宗教哲学/189 サルトル/190 メルロ=ポンティ/191 構造主義/192 システム哲学

人名索引
事項索引

あとがき――ちくま学芸文庫版刊行によせて (2011年8月朔 編集委員を代表して  木田 元)


執筆者一覧 (五十音順、※印は編者)
浅野楢英(あさの ならひで)/荒井 献(あらい ささぐ)/荒川幾男(あらかわ いくお)/有賀鐵太郎(ありが てつたろう)/アルムブルスター・L五十嵐 一(いがらし ひとし)/※生松敬三(いきまつ けいぞう)/池田英三(いけだ えいぞう)/石川耕一郎(いしかわ こういちろう)/泉 治典(いずみ はるのり)/市川 浩(いちかわ ひろし)/伊藤勝彦(いとう かつひこ)/※伊東俊太郎(いとう しゅんたろう)/稲垣良典(いながき りょうすけ)/井上 忠(いのうえ ただし)/※岩田靖夫(いわた やすお)/宇都宮芳明(うつのみや よしあき)/大井 正(おおい ただし)/大出 哲(おおいで さとし)/大沼忠弘(おおぬま ただひろ)/奥 雅博(おく まさひろ)/小栗 浩(おぐり ひろし)/柏木英彦(かしわぎ ひでひこ)/柏原啓一(かしわばら けいいち)/加藤尚武(かとう ひさたけ)/兼岩正夫(かねいわ まさお)/亀尾利夫(かめお としお)/茅野良男(かやの よしお)/※木田 元(きだ げん)/久野 昭(くの あきら)/久保正彰(くぼ まさあき)/熊田陽一郎(くまだ よういちろう)/小泉 仰(こいずみ たかし)/後藤光一郎(ごとう こういちろう)/小林雅夫(こばやし まさお)/小林善彦(こばやし よしひこ)/齊藤繁雄(さいとう しげお)/斎藤忍髄(さいとう にんずい)/坂井秀寿(さかい ひでひさ)/坂口ふみ(さかぐち ふみ)/坂部 恵(さかべ めぐみ)/坂本百大(さかもと ひゃくだい)/左近司祥子(さこんじ さちこ)/笹谷 満(ささや みつる)/佐藤敬三(さとう けいぞう)/嶋田襄平(しまだ じょうへい)/清水純一(しみず じゅんいち)/城塚 登(しろつか のぼる)/関 雅美(せき もとみ)/高橋安光(たかはし やすみつ)/高橋 亘(たかはし わたる)/滝浦静雄(たきうら しずお)/竹内良知(たけうち よしとも)/田中 裕(たなか ゆたか)/田辺 保(たなべ たもつ)/種村季弘(たねむら すえひろ)/田之頭安彦(たのがしら やすひこ)/丹治信春(たんじ のぶはる)/土屋 博(つちや ひろし)/徳永 恂(とくなが まこと)/戸塚七郎(とつか ななろう)/永井 博(ながい ひろし)/中川久定(なかがわ ひさやす)/中村幸四郎(なかむら こうしろう)/中村廣治郎(なかむら こうじろう)/中村秀吉(なかむら ひできち)/西尾幹二(にしお かんじ)/西川 亮(にしかわ あきら)/二宮 敬(にのみや たかし)/野町 啓(のまち あきら)/花田圭介(はなだ けいすけ)/濱井 修(はまい おさむ)/廣松 渉(ひろまつ わたる)/福島保夫(ふくしま やすお)/藤田一美(ふじた かずよし)/ホアン・マシア/細谷貞雄(ほそや さだお)/真方忠道(まがた ただみち)/松平斉光(まつだいら なりみつ)/松永雄二(まつなが ゆうじ)/松本耿郎(まつもと あきろう)/三島憲一(みしま けんいち)/水田 洋(みずた ひろし)/水地宗明(みずち むねあき)/水野 一(みずの はじめ)/三田博雄(みた ひろお)/箕輪秀二(みのわ しゅうじ)/宮島 喬(みやじま たかし)/村上陽一郎(むらかみ よういちろう)/吉仲正和(よしなか まさかず)/好並英司(よしなみ えいじ)/渡邊二郎(わたなべ じろう)


※本書は一九七七年六月に有斐閣から刊行された『西洋哲学史の基礎知識』に、各部冒頭の解説とあとがきを新たに加えたものである。


≪編著者: ≫ 生松敬三 (いきまつ・けいぞう) 1928‐84年。元中央大学教授。近世哲学、西洋思想史等を専門に研究。著書に『社会思想の歴史』『森鴎外』『二十世紀思想渉猟』等。

≪編著者: ≫ 木田 元 (きだ・げん) 1928年生まれ。中央大学名誉教授。ハイデガー、メルロ=ポンティを中心とした現代哲学が専門。著書に『現象学』『ハイデガーの思想』『反哲学入門』等。

≪編著者: ≫ 伊東俊太郎 (いとう・しゅんたろう) 1930年生まれ。東京大学名誉教授。科学史、科学哲学、比較文明論を専門に研究。著書に『伊東俊太郎著作集』全12巻等。

≪編著者: ≫ 岩田靖夫 (いわた・やすお) 1932年生まれ。東北大学名誉教授。2003年文化功労者。古代ギリシア哲学を専門に研究。著書に『ヨーロッパ思想入門』『ギリシア哲学入門』等。






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