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伊藤真の刑法入門―講義再現版
伊藤真の刑法入門 【第4版】 講義再現版  Makoto Itoh: “The Guide to Criminal Low by Makoto Itoh.”, The fourth edition, 2010

○著者: 伊藤 真
○出版: 日本評論社 (2010/1, 単行本 226ページ)
○定価: 1,785円
○ISBN: 978-4535517363



構成要件、違法性、責任、、、


定番となった刑法入門書のリニューアル版。刑法総論、各論全般にわたり全体像と基礎知識が理解できるよう最新のトピックを加え、従来以上にわかりやすく解説。初学者だけでなく、資格試験受験者にも必読の書。


≪目次: ≫
……新シリーズ刊行にあたり (2009年10月  伊藤 真)
……初版・はしがき (1997年9月  伊藤 真)

はじめに
1 刑法の特徴・学び方
  (1) 難解な用語〜独和刑法?
  (2) 刑法事例のイメージ〜講義では何人も人を殺す
2 激しく学説が対立し、きわめて理論的であることの意味
3 細かな学説よりも体系

第1章 刑法総論
I 序論
1 刑法の機能
  (1) 法益保護機能(法的に保護すべき利益を守る役割)
  (2) 人権的保障機能(自由保障機能)
  (3) まとめ
2 犯罪
  (1) 罪刑法定主義
  (2) 「違法」と「責任非難」
  コラム 無罪の推定
  (3) 刑法の人権保障機能が担う原則
  (4) 構成要件
  (5) まとめ
  コラム 「罰」と「crime」
II 犯罪成立要件
1 構成要件
  (1) 構成要件要素
  (2) 客観的構成要件要素
  重要基本論点 不作為犯の成立要件
  重要基本論点 間接正犯の成立要件
  重要基本論点 因果関係
  (3) 主観的構成要件要素
  重要基本論点 錯誤
  (4) まとめ
2 違法性
  (1) 違法性阻却
  (2) 違法性の本質
  (3) 結果無価値と行為無価値
  (4) 違法性阻却の根拠
  (5) 違法性阻却事由の種類
  重要基本論点 被害者の承諾
3 責任
  (1) 責任能力の問題
  コラム 刑の範囲と軽減
  (2) 責任要素としての故意・責任要素としての過失
  重要基本論点 違法性の意識
  (3) 期待可能性
III 修正された構成要件
1 未遂・予備
  (1) 未遂
  (2) 予備
  コラム 刑の時効と公訴時効
  重要基本論点 未遂
2 共犯
  (1) 総説
  重要基本論点 共犯の処罰根拠と共犯の本質
  (2) 共同正犯
  (3) 教唆犯
  (4) 幇助犯
IV 罪数
  (1) 1罪か数罪か
  (2) 数罰の場合の処罰の方法
  コラム 刑の種類
V 刑法総論の全体像

第2章 刑法各論
I 犯罪類型の分類
1 刑法総論とのかかわり
2 保護法益による分類
3 個人的法益に対する罪
  (1) 生命・身体に対する罪
  (2) 自由および私生活の平穏に対する罪
  (3) 名誉・信用に対する罪
  (4) 財産に対する罪
4 社会的法益に対する罪
5 国家的法益に対する罪
II 個人的法益に対する罪
1 生命・身体に対する罪
  (1) 殺人罪
  コラム 脳死と人の死
  (2) 傷害罪
  (3) 暴行罪
  (4) 過失傷害の罪
  (5) 遺棄の罪
2 自由および私生活の平穏に対する罪
  (1) 逮捕罪・監禁罪
  コラム 実体法と手続法
  (2) 住居侵入罪
3 名誉・信用に対する罪
  (1) 名誉毀損罪
  (2) 侮辱罪
  (3) 信用毀損罪・業務妨害罪・電子計算機損壊等業務妨害罪
4 財産罪
  (1) 財産罪の概観
  (2) 財産罪共通の問題点
  (3) 財産罪の保護法益
  コラム 窃盗罪の保護法益
  (4) 不法領得の意思
  (5) 窃盗罪
  (6) 強盗罪
  (7) 詐欺罪
  重要基本論点 キセル乗車
  (8) 横領罪・背任罪
  重要基本論点 不動産の二重売買と横領罪
  (9) 盗品等に関する罪・毀棄罪
III 社会的法益に対する罪
  (1) 放火罪
  重要基本論点 焼損概念
  (2) 偽造の罪
  重要基本論点 カード犯罪と刑法改正
IV 国家的法益に対する罪
1 国家の存立に対する罪
  (1) 内乱罪
  (2) 外患財
2 国家作用に対する罪
  (1) 犯人蔵匿罪・証拠隠滅罪
  (2) 偽証罪
  (3) 虚偽告訴罪
  コラム オウム裁判と法律家の役割
  (4) 公務執行妨害罪
  (5) 賄賂罪
  重要基本論点 内閣総理大臣の職務権限 ロッキード事件丸紅ルート上告審判決
V 刑法各論の全体像

【理解度クイズ 銑 解答】


≪著者: ≫ 伊藤 真 (いとう・まこと) 1958年 東京生まれ。1981年 司法試験に合格後、司法試験等の受験指導に携わる。1982年 東京大学法学部卒業後、司法研修所入所。1984年 弁護士登録。1995年 15年間の司法試験等の受験指導のキャリアを活かし、合格後、どのような法律家になるかを視野に入れた受験指導を理念とする「伊藤真の司法試験塾」(その後、「伊藤塾」に改称)を開塾。伊藤塾設立後、2007年末まで弁護士業務を休業し、司法試験をはじめとする受験指導に専念していたが、2007年12月弁護士再登録。伊藤塾以外でも、大学での講義(慶應義塾大学大学院講師を務める)、代々木ゼミナールの教養講座講師、日経ビジネススクール講師、全国各地の司法書士会、税理士会、行政書士会等の研修講師も務める。主な著書、『伊藤真の入門シリーズ 「憲法〜刑事訴訟法」』(全6巻、日本評論社)※伊藤真の入門シリーズ 第3版(全6巻)は韓国版もある。『伊藤真試験対策講座』(全14巻、弘文堂)、『中高生のための憲法教室』(岩波ジュニア新書)、『なりたくない人のための裁判員入門』(幻冬舎新書)、『夢をかなえる勉強法』(サンマーク出版)等多数。

伊藤真 『伊藤真の憲法入門 【第4版】 講義再現版』(伊藤真の法律入門シリーズ、日本評論社、2010年) '13/02/15
伊藤真 『伊藤真の民法入門 【第4版】 講義再現版』(伊藤真の法律入門シリーズ、日本評論社、2009年) '13/02/11
伊藤真 『高校生からわかる 日本国憲法の論点』(トランスビュー、2005年) '10/04/17
伊藤真 『中高生のための憲法教室』(岩波ジュニア新書、2009年) '10/04/15

山村拓也/高城真之介/伊藤塾 編 『うかる! 主要5科目で学ぶ 司法書士 入門テキスト』(日本経済新聞出版社、2007年) '13/02/12






 一般には、刑法というと犯罪者を処罰するための法律というイメージが強いのですが、逆に犯罪者にされそうな人を守るという側面もあります。つまり、刑法には人権保障の役割もあるのです。刑法を学ぶに際しては、この人権保障という観点が不可欠となります。したがって、なぜ人権保障が大切なのかということを含めて、憲法の概略を学んでいることが前提になります。……   (piv、「初版・はしがき」)



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