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橋 (文春文庫)
○著者: 橋本 治
○定価: 本体560円+税
○ISBN: 978-4167347048







――ちやほやされない少女は、家族と男を憎むようになった。――
世を震撼させた二人の犯罪と悲劇。

――何故、どこで、どう間違ってしまったのか――
北国で、それぞれに屈託を持つ母親に育てられた雅美とちひろ。無意識のうちに家族への憎悪を身に宿した彼女らの陰惨な獣の如き人生。

北国で二組の男女が所帯を持った。水商売の正子は年若い雄・義男に未来を託し、信用金庫勤めの直子は自分と同じ高卒の孝輔に将来を賭ける。高度経済成長の時代、勤勉な彼らの商売は軌道に乗った。が、娘たち、雅美とちひろは、昭和の終焉と低迷の平成を、空虚な心を抱えて育っていく。人間と時代を容赦なく描ききった傑作長編。


≪目次: ≫
第一章 川
第二章 雪
第三章 早天(かんてん)
第四章 橋

※初出 「文學界」二〇〇九年十月号、十一月号
 単行本 二〇一〇年一月 文藝春秋刊


≪著者: ≫ 橋本 治 (はしもと おさむ) 1948年、東京生まれ。東京大学文学部国文科卒業。77年、「桃尻娘」が小説現代新人賞佳作となり小説家デビュー。以降、小説、評論、古典の現代語訳、エッセイ、戯曲など多岐にわたる分野で旺盛な執筆活動を展開する。2002年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で第1回小林秀雄賞、05年『蝶のゆくえ』で第18回柴田錬三郎賞、08年『双調 平家物語』で第62回毎日出版文化賞を受賞。『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』『窯変 源氏物語』『ひらがな日本美術史』『上司は思いつきでものを言う』『巡礼』『リア家の人々』など著書多数。


橋本治 『』(文藝春秋、2010年) '10/03/02


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