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北欧の神話 (ちくま学芸文庫)
○著者: 山室 静
○定価: 本体価格1,000円+税
○ISBN: 978-4480097934








キリスト教流入以前のヨーロッパ世界を鮮やかに語り伝える北欧神話。グングニールを携えた戦いの神にして知識の神オーディン、あらゆるものを粉砕する槌をもつ雷神トール、神々の世界に諍いをもたらすトリックスター・ロキなど、バラエティに富んだ神々や巨人、小人たちが登場するこの神話は、神々と巨人たちとの最終戦争という壮絶な幕切れでも知られる。その特異な世界観は人々を魅了し、これまで多くの芸術やファンタジーの源となってきた。本書では、そんな北欧神話の代表的な物語や主要な神々をわかりやすく紹介。北欧文学研究の第一人者による、北欧神話の世界への最良のガイド。


≪目次: ≫
はじめに――北欧神話の背景

I 天地創造の神話
 天地のはじめと人間の起こり
 宇宙樹とアスガルド

II オーディンの神話
 知識と詩の神
 戦いの神として
 亡霊の王、魔法の父

III 雷神トールと巨人の戦い
 トールとフルングニール
 ヒュミルとの冒険
 花嫁に化けたトール
 トールの巨人国訪問
 トールとオーディン

IV フレイとヴァナ神族
 人質ニヨルド
 フレイとゲルドの結婚
 ヴァナ神族と船
 愛の神フレイヤ

V その他の有力な神々
 片手の神、チュール
 弓の神、ウル
 バルドルとその死
 ヘイムダルとリグ
 ブラギ、フォルセティなど
 エーギルとラン

VI 女神たちの神話
 オーディンの妻フリッグ
 イドゥンとかのじょのりんご
 ゲフィオンの国引き

VII ロキの裏切り
 シフの髪を切った話
 ロキの子どもたち
 鎖につながれたロキ

VIII 神々と世界の破滅――その再生
 神々のたそがれ
 よみがえる世界

おわりに (一九八二年八月四日  山室 静)


※本書は、一九八二年九月、筑摩書房より「世界の神話」シリーズの一冊として刊行された。文庫化に際しては、常用漢字表(平成二二年一一月告示)に照らして一部のルビを割愛したほか、図版の差し替えを施した。

※カバー装画: 12世紀のタペストリー(スウェーデン国立歴史博物館蔵)



≪著者: ≫ 山室 静 (やまむろ・しずか) 1906-2000年。詩人・文芸評論家・翻訳家。東北帝国大学卒業。戦後、埴谷雄高・小田切秀雄らとともに「近代文学」の創刊に関わる。『エッダ』『サガ』といった北欧神話の先駆的紹介者であり、アンデルセンやトーベ・ヤンソンなど北欧児童文学の翻訳でも知られる。著書に『アンデルセンの生涯』『北欧文化ノート』などが、訳書にムーミン・シリーズなどがある。また、著作集として、「山室静自選著作集」(全10巻)がある。




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