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日本思想史の名著30 (ちくま新書)
○著者: 苅部 直
○定価: 本体価格860円+税
○ISBN: 978-4480071590














『古事記』から丸山眞男『忠誠と反逆』まで、日本思想史上の代表的名著30冊を選りすぐり徹底解説。人間や社会をめぐる、この国の思考のあり方を明らかにする。

千数百年におよぶ日本思想史上には、画期となる名著が多数生まれてきた。あるときは神話や物語、説話の形をとり、またあるときは歴史書・史論、社会・政治評論、そして近現代にはアカデミズムの産物として現れてきた研究書や「日本国憲法」などの法文――それらの名著群を博捜するなかから三十点を選りすぐり読み解くことで、「人間とは何か」「人間社会とは何か」という普遍的な問いに応える各時代の思考様式を明らかにする。遠い過去の思考に、現代を考えるヒントをさぐる。


≪目次: ≫
まえがき (二〇一八年六月)

I
1 『古事記』――国土とカミの物語
2 聖徳太子 「憲法十七条」――古代王朝における「和」
3 『日本霊異記』――不思議な道理との出会い
4 慈圓 『愚管抄』――歴史と現在を貫く「道理」
5 親鸞・唯圓 『歎異抄』――「誓願」へのまなざし
6 日蓮 『立正安国論』――世界へ広がる視野
7 北畠親房 『神皇正統記』――政治における「徳」と「正統」

II
8 山崎闇斎 『大和小学』――神代史にひそむ普遍
9 新井白石 『西洋紀聞』――異文化間の理解は可能か
10 伊藤仁斎 『童子問』――対話としての学
11 荻生徂徠 『政談』――まぼろしの庭園
12 山本常朝・田代陣基 『葉隠』――「家職」に生きる勇気
13 山片蟠桃 『夢ノ代』――「無鬼」の批判精神
14 海保青陵 『稽古談』――商業と「自由」
15 本居宣長 『くず花』――国学と儒学の対決
16 平田篤胤 『霊の真柱』――「幽冥」へのまなざし

III
17 會澤正志斎 『新論』――徳川末期の総合政策論
18 横井小楠 『国是三論』――「公論」の政治と世界平和
19 福澤諭吉 『文明論之概略』――人類の目的としての「文明」
20 中江兆民 『三酔人経綸問答』――複眼思考のすすめ
21 徳富蘇峰 『将来之日本』――「新日本」への道
22 「教育勅語」――国民道徳と天皇

IV
23 吉野作造 「憲政の本義を説いて其有終の美を済すの途を論ず」――リベラリズムのゆくえ
24 平塚らいてう 『元始、女性は太陽であった』――フェミニズムの夜明け
25 柳田國男 『明治大正史 世相篇』――「小さな声」の歴史
26 和辻哲郎 『倫理学』――「人間の学」の体系
27 九鬼周造 『人間と実存』――自由の哲学の試み
28 「日本国憲法」――平和主義と「国民主権」
29 丸山眞男 『忠誠と反逆』――思想史における「転形機」
30 相良亨 『日本人の心』――伝統との対決


≪著者: ≫ 苅部 直 (かるべ・ただし) 1965年、東京都生まれ。東京大学法学部教授。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。専門は日本政治思想史
1965年、東京都生まれ。東京大学教授。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。専門は日本政治思想史。著書『光の領国 和辻哲郎』(岩波現代文庫)、『丸山眞男――リベラリストの肖像』(岩波新書、サントリー学芸賞)、『鏡の中の薄明』(幻戯書房、毎日書評賞)、『歴史という皮膚』(岩波書店)、『秩序の夢』(筑摩書房)、『「維新革命」への道――「文明」を求めた十九世紀日本』(新潮選書)、『日本思想史への道案内』(NTT出版)など。


苅部直 『歴史という皮膚』(岩波書店、2011年) '11/04/28
苅部直 『光の領国 和辻哲郎』(岩波現代文庫、2010年) '11/04/22
苅部直 『丸山眞男 リベラリストの肖像』(岩波新書、2006年) '11/04/18



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