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――国鉄からJRへ・・・・・・ 波瀾の人生
駅員、車掌、国鉄旅客局課長などを歴任したリーダーが見てきたものとは。――

鉄道ファンだったことから、国鉄に入社し、静岡駅の駅員や、御殿場線の本務車掌も経験。その後は本社の旅客局長や地方の鉄道管理局長として、特急車両の回送を活用した「ホームライナー」や、列車(汽車)が1時間に1本だった地方都市で電車を15〜20分おきに運行するなど、現在も続く様々なアイデアを実現したことで知られる須田郢瓠9馘瓦諒割民営化後はJR東海のトップとして鉄道の発展に努めてきた著者が語る、国鉄・JRの65年。


≪目次: ≫
はじめに 半世紀余の私の鉄道人生で得た教訓

序章 「鉄道人」の仕事とは何だろうか 「鉄道ファン」が鉄道を仕事にするには
 「鉄道人」の多くはシステムのごく一部
 巨大企業体としての国鉄
 国鉄は占領軍の司令で生まれた
 自由のない企業は企業ではない
 国鉄に鉄道ファンはいたのか?
 「鉄道マニア」がいい鉄道人(事務系)になりにくい理由

第1章 鉄道の現場の仕事から 国鉄入社まで、現場(見習い)の日々
 鉄道を好きになったきっかけ
 鉄道に感激する
 国鉄一本
 静岡鉄道管理局へ
  改札の仕事/出札の仕事/小荷物の仕事
 実際の仕事は知らないことだらけ
 御殿場線での車掌経験で「夢」かなう
 東京車掌区で急行列車に(見習いで)乗務する
 現場だけに埋没せず高い視野をもてば
 鉄道を支えたプロフェッショナルたち

第2章 地方での非現業職員の仕事から 静岡鉄道管理局見習い、四国支社勤務時代
 旅客課見習い課員
 組織で仕事をするということ
 「半日」ストの衝撃
 「鉄道魂」を再確認した地滑り事故
 文書作成のノウハウを学ぶ
 相手の意見をつぶさずに話すノウハウ
 「卒論」代わりとなった「案内放送の手引・事務掲示の手引」
 強力なトップダウン方式のもとで
 上司と部下、どうすればうまくいくか?
 伸びていく人の判別法
 組織を動かせる人がもつ特徴

第3章 難題に向き合う仕事から 経済企画庁出向、本社勤務時代――運賃改定を中心に
 運賃値上げも「鉄道人」の仕事
 ちぐはぐな値上げ
 永田町と霞が関
 日本を動かしていた若き官僚たち
 「資金調達」で初めて新幹線と出会う
 運賃改定に取り組んできた人たち
 「公共」という名のひとり歩き
 面白くない、難しい仕事を担当して
 イメージ向上と低下のはざまで

第4章 地方組織での仕事から 名古屋鉄道管理局勤務時代
 名古屋との縁の始まり
 転勤の効用は立場の違いの体得
 誰もが納得できる「最大公約数」から関係構築を始める
 高山本線んの改善計画で説明方法を学ぶ
 「汽車から電車へ」をめざして
 地方での国電型ダイヤの原型「PLAN'80」
 グッドアイデアは公表へ

第5章 お客さまと向き合う仕事から 国鉄本社旅客局時代
 鉄道は「時間をサービスする事業」
 1970年の大阪万博で感じた驚き
 「鉄道に乗ること」そのものの価値
 ニーズをアイデアに変え、実行するまでの過程
  シルバーシート/キャンペーン/ホームライナー
 こっそり顧客のなかにもぐり込む
 単純なアイデアこそ正解、思いついたらとにかくやってみる
 マスコミを追いかけよう

第6章 難局に立ち向かう仕事から 国鉄理事時代――スト対策、分割民営化
 課題はわかっていても先送りされ続けた
 どうしようもない状況で重くなる職責
 想定外だったJR東海社長就任
 国鉄最後の日、列車は無事に走った

第7章 新生鉄道会社「JR」での仕事から JR東海社長、会長時代
 「青天の霹靂」から社長になるまで
 ナイター輸送が象徴した民営化
 「シンデレラ・エクスプレス」
 地の利、人の和、天の時
 民営化で変わったことは何か
 「のぞみ」登場と“名古屋飛ばし”
 リニア中央新幹線について
 リニアは鉄道史でどのような意味をもつのか

終章 「鉄道系社会人」として生き続けるなかで JR東海相談役時代――観光の推進、鉄道友の会での活動
 50年ぶりに「鉄道友の会」へ
 なぜ観光振興なのか
 観光を見つめ直す
 観光への「偏見」と「危うさ」に挑む
 観光は文化活動、経済活動
 「観光産業」にも正しい理解を
 今後の鉄道のあり方を議論しよう
 交通機関同士の競争の時代は終わった?
 これからの鉄道を考える
 これから鉄道をめざす方々へ
 鉄道を愛する方々へ

おわりに 新しい鉄道の将来へのメッセージ (須田 寛)


≪著者: ≫ 須田 寛 (すだ・ひろし) 1931年京都に生まれる。1954年京都大学法学部卒業、日本国有鉄道入社。1964年営業局総務課課長補佐。1966年名古屋鉄道管理局総務部長。1969年2月旅客局調査役。8月旅客局設備課長。1971年旅客局営業課長。1974年旅客局総務課長。1979年名古屋鉄道管理局長。1981年7月旅客局長。1984年理事(常務理事)を経て1987年東海旅客鉄道株式会社代表取締役社長。1995年代表取締役会長。2004年相談役。公益社団法人日本観光振興協会全国産業観光推進協議会会長を務めるほか、日本商工会議所などで観光関係の活動に携わる。現在は鉄道友の会会長も務める。著書に『日本の観光 きのう・いま・あす』『昭和の鉄道 近代鉄道の基盤づくり』(交通新聞社新書)、『東海道新幹線50年の軌跡』(JTBパブリッシング)などがある。



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