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国体論 菊と星条旗 (集英社新書)
○著者: 白井 聡
○定価: 本体940円+税
○ISBN: 978-4087210286











――天皇とアメリカ 誰も書かなかった日本の深層!――
明治維新から現在に至るまで、日本社会の基軸となってきたものは「国体」である――。
象徴天皇制の現代社会で「国体」? それは死語ではないのか? 否、「国体」は戦後もこの国を強く規定している。一九四五年八月、大日本帝国は「国体護持」を唯一の条件として敗戦を受け容れた。ただし、その内実は激変した。「戦後の国体」とは、天皇制というピラミッドの頂点に、アメリカを鎮座させたものなのだ。
なぜ、かくも奇妙な「国体」が生まれたのか。「戦後の国体」は、われわれをどこに導くのか。『永続敗戦論』の白井聡による、衝撃作!


≪目次: ≫
序――なぜいま、「国体」なのか
年表 反復する「国体」の歴史

第一章 「お言葉」は何を語ったのか
 1 「お言葉」の文脈
 2 天皇の祈り
 3 戦後レジームの危機と象徴天皇

第二章 国体は二度死ぬ
 1 「失われた時代」としての平成
 2 史劇は二度、繰り返される
 3 戦前国体の三段階
 4 戦後国体の三段階
 5 天皇とアメリカ

第三章 近代国家の建設と国体の誕生 (戦前レジーム:形成期)
 1 明治維新と国体の形成
 2 明治憲法の二面性
 3 明治の終焉

第四章 菊と星条旗の結合――「戦後の国体」の起源 (戦後レジーム:形成期 
 1 「理解と敬愛」の神話
 2 天皇制民主主義

第五章 国体護持の政治神学 (戦後レジーム:形成期◆
 1 ポツダム宣言受諾と国体護持
 2 「国体ハ毫モ変更セラレズ」
 3 国体のフルモデルチェンジ
 4 征夷するアメリカ

第六章 「理想の時代」とその蹉跌 (戦後レジーム:形成期)
 1 焼け跡・闇市から「戦後の国体」の確立へ
 2 政治的ユートピアの終焉

第七章 国体の不可視化から崩壊へ (戦前レジーム:相対的安定期〜崩壊期)
 1 戦前・戦後「相対的安定期」の共通性
 2 明治レジームの動揺と挫折
 3 「国民の天皇」という観念
 4 天皇制とマルクス主義者
 5 北一輝と「国民の天皇」

第八章 「日本のアメリカ」――「戦後の国体」の終着点 (戦後レジーム:相対的安定期〜崩壊期)
 1 衰退するアメリカ、偉大なるアメリカ
 2 異様さを増す対米従属
 3 隷属とその否認
 4 ふたつのアイデンティティ

終章 国体の幻想とその力
 1 国体の幻想的観念
 2 国体がもたらす破滅
 3 再び「お言葉」をめぐって



≪著者: ≫ 白井 聡 (しらい さとし) 1977年、東京都生まれ。政治学者。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位修得退学。博士(社会学)。専攻は政治学・社会思想。京都精華大学人文学部専任講師。『永続敗戦論――戦後日本の核心』(太田出版)で、石橋湛山賞、角川財団学芸賞、いける本大賞を受賞。


白井聡 『未完のレーニン 〈力〉の思想を読む』(講談社選書メチエ、2007年) '12/02/16



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