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酒井抱一 俳諧と絵画の織りなす抒情 (岩波新書)
○著者: 井田 太郎
○定価: 本体980円+税
○ISBN: 978-4004317982















名門大名家に生まれながら、市井で生涯を終えた、酒井抱一(1761〜1829)。「琳派」誕生を決定づけたこの才能は、多彩な交友から、宝井其角・尾形光琳への敬慕に至り、畢生の名作「夏秋草図屏風」をうみだした。江戸というマルチレイヤー社会を自在に往還したその軌跡を、俳諧と絵画の両面から丁寧に読み解く評伝。[カラー口絵8頁]


≪目次: ≫
凡例

序章 画俳二つの世界

第一章 「抱一」になるまで――誕生前から出家前
 一 酒井家という沃土――宝暦から安永期
 二 尻焼猿人と美人画――天明期
 三 春来への私淑――寛政前期
 四 模索と学習――寛政中期

第二章 市井のなかへ――出家から其角百回忌
 一 隠者としての出家 ――寛政後期
 二 文人性と琳派――享和年間
 三 百花園という結節点――文化初年
 四 其角百回忌――文化三年

第三章 花開く文雅――文化四年から文化末年
 一 花開く季節へ――文化初年から文化一二年
 二 光琳百回忌――文化一二年
 三 開花のとき――文化末年

第四章 太平の「もののあはれ」――文政初年から臨終
 一 錦の裏と表――文政二年まで
 二 「夏秋草図屛風」の生成した場
 三 豊饒の神々
 四 「夏秋草図屛風」の両義性
 五 追憶と回顧――最晩年

作後贅言 (一つの時代の終わりと、始まりの年に 井田太郎)

図版一覧
主要参考文献
発句・和歌・狂歌索引
酒井抱一略年譜


≪著者: ≫ 井田太郎 (いだ たろう) 1973年生まれ。早稲田大学第一文学部フランス文学専修卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士課程(日本文学専攻)単位取得退学。博士(文学)。国文学研究資料館助手、助教(いずれも任期付き)を経て、近畿大学文芸学部教授。専攻、日本文学。著書、「富士筑波という型の成立と展開」(『國華』1315)、「新出の酒井抱一画・加藤千蔭書「桐図屛風」と永田コレクション」(『MUSEUM』601)、「幻住庵記考――『猿蓑』巻六という場所」(『国語と国文学』88-5)、『原本『古画備考』のネットワーク』(共編、思文閣出版)、『近代学問の起源と編成』(共編、勉誠出版)。




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