Gori ≒ ppdwy632

〈ぼく〉の思索の一回性の偶然性の実験場。

ちくまプリマー新書

本「西洋美術史入門 〈実践編〉 (ちくまプリマー新書212)」池上英洋5

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おもしろいね、じっさい歴史を知ると深く勉強(研究)すると、「えっダメじゃん」てなことに、なるようなことはフツーにおおい、「ふぅ〜ん、そうだったんだぁ」
ものさし、価値観をはかる基準となるようなモノいうのか、判断基準みたいなモノね、子どものころからガッコウや大人たちに教え諭されてきたコトの、多くは“上”からおさえつけられてきたような、論理的な説明がなされることがなかった、だから仕方がない、それは、そう言ってる彼らにも説明ができない、よく分かってない、彼らにだって立場や体面がある、だから、めんどくさいことつべこべ言うな、と、それもひとつのおおきな社会性の側面で、それはまた、それを言われる側も、それで妙に納得ずくで、、、だからますますぼくは反発したくなった、反発した、いまも反発しつづけている、だいぶん草臥れてしまったけれども、ね

朝から行列に並んだ、約1時間半、寒空の下、足の先まで体の芯まで冷えた。歩いて部屋に戻ってガスヒーターで暖をとって、昼に温かい蕎麦を作って喰った。乾麺を茹でて冷水にさらして、だし汁を別に作って、冷水でしめた麺を湯通しして、アツアツのあんをかけて、、、ついつい真面目にやりすぎてしまう、悪い癖だが仕方がない、そういうものだ、それなりの年月をかけて、そこに落ち着いている、今のところ、この先どう転がるかは分からないけれども
そう、草月の黒松を買った。20コあれば、みんな集まっても足りるだろう。
いまは便利な世の中で、わざわざソコに行かずとも、ほとんどのモノは買える。とらやの羊羹は、崎陽軒のしゅうまいは、あれもこれもいわゆる“有名なモノ”は、そこらじゅうどこででも売ってる。誰でもお金を出せばいつでもお手軽に買える


――世界が変わる、名画の見方――
前作『西洋美術史入門』から さらに一歩奥へ

好評『西洋美術史入門』の続編。前作で紹介した、基本知識や鑑賞スキルに基き、エジプト美術から近現代の作品まで、さまざまな名作を実際に読み解く。

美術品の「物理的側面」と「精神的側面」を鑑賞しその社会性を読み解く、これが美術史の実践です。本書ではエジプト美術から現代絵画まで多くの実践例を紹介。前著『西洋美術史入門』から、もう一歩奥の世界へ誘います。


≪目次: ≫
はじめに

第1章 ひとつの作品をじっくりと読んでみよう
 サンティニャーツィオ教会の天井画/四つの大陸のイメージ/イエズス会による世界伝道/いつ、どこで、絵を見るか/だまし絵のクーポラ/ヴァーチャルな設計図/制作以前に起こったことがら/制作動機と主題選択

第2章 美術作品の何を見るか――一次調査と「主題と社会」
 美術作品とはなにか/「いつ、どこで、誰が」/年代と帰属の決め方/様式による分析/何が描かれているか――主題の決定/図像の「社会性」

第3章 さまざまな視点――美術品と社会の関わりをみる実践例から
1 比較からわかること――ツタンカーメンネフェルティティ
 多神教と一神教――美術における聖性と写実性
2 絵画はどのように見られたか――鑑賞方法が生み出す違い
 絵画と壁画の鑑賞方法の違い/小さすぎる足の理由/死せるキリストの見せ方――頭を垂れるキリスト像/聖痕のシンボリズム/舞台背景画のふたつのタイプ/王の視点から民の視点へ
3 どこまでが作品か――修復や保存の場面から考える
 あらわれたふたつの顔――カマッジョーレの修復のケース/消された顔――修復はどうあるべきだったか/木の文化と石の文化――風土と社会/素材とデザイン――東西における「オリジナリティ」の違い
4 様式と社会――世紀末のジャポニスム
 シノワズリー、ジャポネズリーとジャポニスム/ゴッホはいつからジャポニスム画家となったか/クリムトのジャポニスム
5 美的価値と社会――ナポレオンナチス・ドイツ
 ナポレオンの宣伝画家/アカデミズムの象徴となったラファエッロと、その失墜/ナポレオン戦争ルーヴル美術館の拡大/ウィーン会議と返還交渉――カノーヴァの東奔西走/おしつけられる価値観/奪われる美術品――戦争と所有者/作品は誰のものか

第4章 まとめ――より深い鑑賞のために
 一枚の絵を前にして、何をすべきか/推薦文献と参考資料

おわりに


≪著者: ≫ 池上英洋 (いけがみ・ひでひろ) 1967年広島県生まれ。東京芸術大学卒業、同大学院修士課程修了。東京造形大学造形学部准教授。専門はイタリアを中心とした西洋美術史・文化史。著書に『西洋美術史入門』(ちくまプリマー新書)、『死と復活――「狂気の母」の図像から読むキリスト教』(筑摩選書)、『レオナルド・ダ・ヴィンチ――西洋絵画の巨匠8』(小学館)、『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(編著、東京堂出版)、『恋する西洋美術史』『イタリア 24の都市の物語』『ルネサンス 歴史と芸術の物語』(いずれも光文社)、『神のごときミケランジェロ』(新潮社)など。

池上英洋 『西洋美術史入門』(ちくまプリマー新書、2012年) '13/10/17
池上英洋 『ルネサンス 歴史と芸術の物語』(光文社新書、2012年) '13/10/07
池上英洋 『神のごときミケランジェロ  Michelangelo Buonarroti 1475-1564 』(とんぼの本、新潮社、2013年) '13/10/02
池上英洋 『恋する西洋美術史』(光文社新書、2008年) '11/03/19
池上英洋 『イタリア 24の都市の物語』(光文社新書、2010年) '11/02/23


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本「古典を読んでみましょう (ちくまプリマー新書216)」橋本治5

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――古典を読むのはめんどくさい。でも、わかれば「発見」がある!――
古典は、とっつきづらくて分かりにくいものと思われがちだ。でも、どれもがふんぞり返って立派なものでもない。さまざまな作品をとり上げ、その魅力に迫る。

えっ、浦島太郎はじいさんじゃなくて、鶴になったの? 一寸法師はじつは性格が悪くてやりたい放題だった? 日本の古典は自由で、とても豊かだ。時代によっていろいろある古典が、これで初めてよくわかる。


≪目次: ≫
まえがき

一 「古典」て、なんでしょう
昔、本は立派なものだった/マンガを読まない光源氏

二 古典を読んでみましょう
樋口一葉を読んでみましょう/古典はいつから「古典」になるの?/文語体の文章はどこまでも続く

三 ちょっと意地悪な樋口一葉
『たけくらべ』はどんな作品?/樋口一葉はちゃんと意地が悪い/分かりやすくではなく、分かりにくく説明する

四 和文脈の文章と漢文脈の文章
ひらがなだらけで句読点のない文章/句読点のある漢字だらけの文章

五 日本語は不思議に続いている
句読点とはなんでしょう/重要なのはリズムとカッコつけ/説明だけが文章ではない

六 はっきりした説明をしない小野小町
論理的な説明はどうでもいい/小野小町はなにを言うのか/「桜」でもあるし、「私」でもある

七 春はどうして「曙」なのか?
句読点の位置だけで意味が変わる/本当に「春は曙がいい」なの?

八 分からないものを読んでもよく分からない
そこに「鶴」はいない/古典には動詞や助動詞の「活用」がある/「分かりやすい文章」は「よく分かる文章」ではない

九 亀の恩返し
『浦島太郎』を読んでみましょう/これはあなたの知る『浦島太郎』ではない

十 古典を読んだ方がいい理由
ハッピィエンドの『浦島太郎』/亀の気持も考えて上げよう/性格の悪い一寸法師

十一 今とは違うこと
輪廻転生思想の平安時代/平安時代の親子関係/平安時代の「逢う」と「見る」

十二 意外に今と同じこと
昔の武士は腰に生首をぶら下げていた/平安時代のファッションの話/「出(い)だし袿(うちぎ) 」って分かります?

十三 歴史はくるくると変わる
清少納言の書く文章/平安時代のキャリアウーマン/女の時代から男の時代へ

十四 日本語が変わる時
「時代は変わったのだ」と言う『愚管抄』/みんなが勉強をしなくなって日本語が変わる

十五 人の声が言葉を作る
耳で聞く『平家物語』と目で読む『平家物語』/語り物系の『平家物語』は平気で省略する

十六 漢文の役割
兼好法師が書く『平家物語』の作者/漢文が必要だった理由

十七 『日本書紀』の読み方
『日本書紀』を読んだことがありますか?/干支の話/『日本書紀』の読み方

十八 王朝の物語を読んでみましょう
いろいろな古典がある国/男による共感の物語/和歌と物語

あとがき


◎本書に出て来る古典作品(年代順)
古事記 711年頃/風土記 713年頃/日本書紀 720年頃/万葉集 7世紀後半〜8世紀後半(759年頃)/古今和歌集(紀友則、紀貫之ほか) 905〜913年頃/伊勢物語 10世紀前半/竹取物語 10世紀前半/枕草子(清少納言) 996〜1008年頃/源氏物語(紫式部) 1008年頃/近代秀歌(藤原定家) 1209年/百人一首(藤原定家撰) 13世紀/愚管抄(慈円) 1220年頃/保元物語 1220年頃/平治物語 1220年頃/平家物語 1221〜40年頃/吾妻鏡 1266年頃/徒然草(兼好法師) 1324〜31年頃/御伽草子 1391年頃(刊行は18世紀前半)/義経記 16世紀頃/南総里見八犬伝(曲亭馬琴) 1814〜42年頃/たけくらべ(樋口一葉) 1895〜96年


≪著者: ≫ 橋本治 (はしもと・おさむ) 1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。在学中の68年に描いた駒場祭ポスター「とめてくれるなおっかさん 背中のいちょうが泣いている 男東大どこへ行く」でイラストレーターとして注目される。77年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作受賞。以後、小説・評論・戯曲・古典の現代語訳・エッセイ・芝居の演出などで精力的に活躍中。著書に『ちゃんと話すための敬語の本』(ちくまプリマー新書)、『人はなぜ「美しい」がわかるのか』(ちくま新書)、『これで古典がよくわかる』『宗教なんかこわくない!』(ちくま文庫)ほか、『桃尻語訳枕草子』『窯変源氏物語』『双調平家物語』『ひらがな日本美術史』『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』など多数。


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本「池上彰の憲法入門 (ちくまプリマー新書204)」池上彰5

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池上彰の憲法入門 (ちくまプリマ―新書)
○著者: 池上 彰
○定価: 本体価格840円+税
○ISBN: 978-4480689061





改正したら、日本の未来はどうなるの? 憲法はとても大事なものだから、しっかり考える必要がある。今こそ知っておくべきギモン点に池上さんがお答えします!

憲法はとても大事なものだから変えるにしろ守るにしろ、しっかり考える必要がある。おしえて池上さん! 憲法についてのギモン点! 『憲法はむずかしくない』に大幅加筆・修正した憲法入門決定版。


≪目次: ≫
はじめに――憲法は実は身近なもの

第1章 そもそも憲法ってなんだろう?
憲法は国家権力をしばるもの/ジョン・ロックの思想が背景にある

第2章 日本国憲法はこうして生まれた
戦争に負けて憲法を改正することになった/明治憲法と大差のない日本案が作られたが・・・・・・/毎日新聞のスクープで流れが変わった/怒ったマッカーサーが示した三条件とは?/アメリカ占領軍が九日間で憲法草案を作成した/日本の学者グループが発信した案も盛り込まれた/アメリカ案を元に日本側が改正案を作り、徹夜の審議を経て・・・・・・/憲法の要綱を発表――国民の反応は?/「国民の代表」を選ぶ選挙に女性も投票/国会が明治憲法の改正として決定した

第3章 池上さんと、日本国憲法を読んでみよう(前半)――私たちの権利・義務編
戦争への反省から始まった/明治憲法とはどんなものだったのか/日本国憲法には何が書いてあるのか、全体構造を見てみよう/日本国憲法の選手宣誓、前文を読んでみよう/「私たちは平和を求める」高い理念をうたっている/天皇はどんな存在?/戦争を放棄した/国民には基本的人権がある/私たちの「幸せな人生」には憲法が密接に関係している/《誕生》 生まれたとたんに保障される権利/《入学》 学校生活をサポートする憲法/《就職》 働く権利と、仕事を選ぶ自由/《結婚》 今は当たり前の自由な結婚も・・・・・・/《老後》 年金制度の根拠も憲法にある/「信教の自由」と靖国問題/「表現の自由」のさまざまな形/働く形はさまざまでも「団結権」はある/国民の義務は、憲法を「守らせる」ためにある/公共の福祉に反するものはダメ/勝手に逮捕されない権利もある

第4章 池上さんと、日本国憲法を読んでみよう(後半)――「国の組織」編
国会は最高機関だ/衆議院は参議院に優越する/国会議員から総理大臣が選ばれる/総理大臣の仕事とは?/裁判所には「違憲審査」の力がある/最高裁が下した「憲法違反」の判例/国の予算は国会で審議する/地方のことは、自分たちで決める/憲法の改正方法も定めてある/公務員は憲法を守る義務がある/守る(守らせる)努力をしなければ意味がない

第5章 第九条が常に争点になってきた
「兵隊も軍艦も持たない」と言ったはず/「自衛力」を持てるように憲法を修正した?/当初の政府は「自衛権も放棄」と説明していた/なぜ「文民」条項が入っているのか?/朝鮮戦争でアメリカが方針転換/軍隊ではない「警察予備隊」を作らせた?/「警察と呼びたい」というものだった/法律を作らずにこっそり発足した/占領からの独立とともに、予備隊から保安隊へ/ついに自衛隊になった/安保条約が前提になっている、米軍を補佐する組織/「戦力」? それとも「実力」?/防衛費を抑える基準もなくなった/「自衛隊は国際法上は軍隊」/「国民は戦力だと思っている」と小泉総理、「海外では軍隊」と安倍総理/「自衛のためなら核兵器も持てる」?/裁判所はどう判断したのか/自衛隊、海外へ/「集団的自衛権」は使えるか? 使えないか?

第6章 今こそ考えたい、憲法改正は必要か?
自衛隊はイラクへ行ったけど/自民党の「憲法改正草案」読んでみよう/立憲主義を理解していない?/国際貢献したい自民党/日本の「国際貢献」への取り組みは湾岸危機から始まった/北朝鮮の行動が日本人を不安にした/尖閣諸島めぐり中国との関係も緊張/国会に憲法調査会が設置され、議論した/参議院は必要なのか? という論点/憲法を変える手続きがようやく決まった/第九六条先行改正で、ハードルを下げる?/憲法には変えられる部分と変えられない部分がある/憲法を変えるのか、自衛隊を変えるのか/「憲法改革」という方法もある/あなたは、どう考える? 日本の未来を決めること

おわりに――憲法を読んでみよう (ジャーナリスト・東京工業大学教授  池上 彰)

もっと知りたい人のために
主要参考文献

日本国憲法 全文


※本書は、二〇〇五年十一月に小社から刊行された『憲法はむずかしくない』(ちくまプリマー新書)に大幅に加筆したものです。


≪著者: ≫ 池上 彰 (いけがみ・あきら) 1950年、長野県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。社会部記者として経験を積んだ後、報道局記者主幹に。94年から11年間「週刊こどもニュース」のお父さん役として様々なニュースを解説して人気に。2005年NHKを退局、フリージャーナリストとして、テレビ、新聞、雑誌、書籍など幅広いメディアで活躍中。12年4月より、東京工業大学リベラルアーツセンター教授として東工大生に「教養」を教えている。著書に『おしえて!ニュースの疑問点』『「見えざる手」が経済を動かす』(以上、ちくまプリマー新書)、『そうだったのか!現代史』(集英社)、『世界を変えた10冊の本』(文藝春秋)、『学び続ける力』(講談社)など多数。

『新装版 日本国憲法』(学術文庫編集部 編、講談社学術文庫、2013年) '13/10/22
樋口陽一 『五訂 憲法入門』(勁草書房、2013年) '13/09/24
小嶋和司/大石眞 『憲法概観 〔第7版〕』(有斐閣双書、2011年) '13/08/31
伊藤正己 『憲法入門 〔第4版補訂版〕』(有斐閣双書、2006年) '13/08/24
芦部信喜、高橋和之 補訂 『憲法 〔第五版〕』(岩波書店、2011年) '13/08/02
長谷部恭男 『憲法の円環  circus constitutionis 』(岩波書店、2013年) '13/07/22
渋谷秀樹 『憲法への招待』(岩波新書、2001年) '13/07/07
長谷部恭男 『憲法とは何か』(岩波新書、2006年) '13/07/01
長谷部恭男 『憲法のimagination  Écrits imaginatifs de droit constitutionnel 』(羽鳥書店、2010年) '13/06/26
長谷部恭男 『憲法入門  An Introduction to Constitutional Law 』(羽鳥書店、2010年) '13/06/01
長谷部恭男 『続・Interactive憲法  The Life and Opinions of Professor B, the Constitutional Conversationnist, Vol. 2 』(法学教室Library、有斐閣、2011年) '13/05/20
長谷部恭男 『憲法と平和を問いなおす』(ちくま新書、2004年) '13/05/13
大石眞 『日本国憲法 '05』(放送大学教材、一般科目 社会系、放送大学教育振興会、2005年) '13/05/11
長谷部恭男 『Interactive憲法  The Life and Opinions of Professor B, the Constitutional Conversationnist 』(法学教室Library、有斐閣、2006年) '13/05/09
渋谷秀樹/赤坂正浩 『憲法 2 統治 〔第5版〕』(有斐閣アルマ、2013年) '13/04/29
渋谷秀樹/赤坂正浩 『憲法 1 人権 〔第5版〕』(有斐閣アルマ、2013年) '13/04/23
伊藤真 『高校生からわかる 日本国憲法の論点』(トランスビュー、2005年) '10/04/17
伊藤真 『中高生のための憲法教室』(岩波ジュニア新書、2009年) '10/04/15
樋口陽一 『「日本国憲法」まっとうに議論するために』(理想の教室、みすず書房、2006年) '09/05/17
池澤夏樹 『憲法なんて知らないよ』(集英社文庫、2005年) '08/10/06



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本「西洋美術史入門 (ちくまプリマー新書174)」池上英洋5

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この一冊でわかる
基礎知識から鑑賞スキルまで

名画に隠された豊かなメッセージを読み解き、絵画鑑賞をもっと楽しもう。確かなメソッドに基づいた、新しい西洋美術史をこの1冊で網羅的に紹介する。

名画にこめられた豊かなメッセージを読み解き、絵画鑑賞をもっと楽しもう。ヨーロッパの中高生も学ぶ、確かなメソッドをベースにした新しい西洋美術史の教室へようこそ。


≪目次: ≫
カラー口絵 (*↓)

はじめに

第一章 美術史へようこそ
 1 美術史とはなにか
 2 なぜ美術を学ぶ必要があるのか
 3 絵を“読む”ということ
 4 絵を読むための手続き(一)――スケッチ・スキル
 5 美術作品が持つ“ふたつの側面”
 6 絵を読むための手続き(二)――ディスクリプション・スキル

第二章 絵を“読む”
 1 記号としてのイメージ
 2 イメージとシンボル
 3 シンボルとアレゴリー
 4 アトリビュート
 5 イコノグラフィーとイコノロジー
 6 “後段階”におけるイコノロジー
 7 “前段階”におけるイコノロジー

第三章 社会と美術
 1 社会を見るための“窓”
 2 トビアスの冒険――ルネサンスを開花させた金融業
禁止されていた“高利貸し”/両替商のシステムと主題の流行
 3 法悦の聖女――バロックの劇場
無原罪の御宿り/幻視/観る者を観客として参加させる“劇場型”バロック
 4 フェルメールのアトリエ――一七世紀オランダ社会の特質
世界地図/ラヴ・レター
 5 大英帝国がかかえるコンプレックス
一八世紀の修学旅行
 6 悲しき〈落穂拾い〉からルノワールのレストランへ――階級差・鉄道・レジャー
“描かれた貧困層”を買う人々/みずからの善行をアピールするために/汽車というモチーフ/鉄道に見る階級差/オリエンタリズムの流行/レジャーとしての旅

第四章 美術の諸相
 1 美的追求と経済原理
 2 パトロンのはなし
皇帝と教会による独占/再び市民パトロンへ/パトロンの移り変わり
 3 技法のはなし
壁画の主流となったフレスコ/板絵の主流となったテンペラ/油彩+カンヴァスという最終形/番外編:“印象派”という一大技法実験
 4 ジャンルのはなし
風景画――画家はいつだって風景を描きたいと思っていた/風景画を創り出すもの――制作意図と純粋性/静物画――もうひとつの“ニュートラル”主題/風俗画――食事・モデル・注文主

第五章 美術の歩み
エジプトとメソポタミア/エーゲ文明と古代ギリシャ/エトルリアとローマ/初期キリスト教時代とビザンティン/ロマネスクとゴシック/プロト・ルネサンス/ルネサンス/北方ルネサンス/マニエリスム/バロック(イタリア・フランス・スペイン)/バロック(17世紀オランダ)/ロココ/新古典主義とロマン主義/印象派/後期印象派と新印象派(点描派)/世紀末芸術/フォーヴィスムとキュビスム/その後〜現代美術


おわりに

さらに学びたい人へ――目的別推薦文献リスト


≪著者: ≫ 池上英洋 (いけがみ・ひでひろ) 1967年広島生まれ。東京芸術大学卒業、同大学院修士課程修了。恵泉女学園大学人文学部准教授を経て國學院大學文学部准教授(を経て、東京造形大学造形学部准教授)。専門はイタリアを中心とする西洋美術史・文化史。レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめ、中世からバロック時代の芸術の分析を通じて、社会構造や思想背景を明らかにする方法に定評がある。著書に、『Due Volti dell Anamorfosi』(ボローニャ大学出版局)、『レオナルド・ダ・ヴィンチ――西洋絵画の巨匠8』(小学館)、編著 『レオナルド・ダ・ヴィンチの世界』(東京堂出版)、編著『イメージとパトロン』(ブリュッケ)、『恋する西洋美術史』『イタリア 24の都市の物語』(光文社新書)など。


池上英洋 『ルネサンス 歴史と芸術の物語』(光文社新書、2012年) '13/10/07
池上英洋 『神のごときミケランジェロ  Michelangelo Buonarroti 1475-1564 』(とんぼの本、新潮社、2013年) '13/10/02
池上英洋 『恋する西洋美術史』(光文社新書、2008年) '11/03/19
池上英洋 『イタリア 24の都市の物語』(光文社新書、2010年) '11/02/23


* 《巻頭カラー口絵》
 口絵1 カレル・ドゥジャルダン、〈アレゴリー〉、1663年
 口絵2 アンドレア・マンテーニャ、〈聖セバスティアヌス〉、1480年頃
 口絵3 ヴェロッキオ、〈トビアスと天使〉、1470〜80年頃
 口絵4 ムリーリョ、〈無原罪の御宿り〉、1678年
 口絵5 ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ、〈聖テレサの法悦〉、1647〜52年
 口絵6 フェルメール、〈画家のアトリエ(絵画芸術の称賛)〉、1666〜67年
 口絵7 カナレット、〈キリスト昇天祭の日の御座舟の帰還〉、1732年頃
 口絵8 ムリーリョ、〈虱をとる少年〉、1650年頃
 口絵9 ターナー、〈雨、蒸気、スピード―グレート・ウェスタン鉄道〉、1844年頃
 口絵10 ルノワール、〈舟遊びの昼食〉、1880〜81年
 口絵11 サン・ヴィターレ聖堂、547年
 口絵12 フィリッポ・リッピ、〈聖母子〉、1465年頃
 口絵13 モネ、〈ひなげし〉(部分)、1873年
 口絵14 三原色
 口絵15 「青+黄」対「緑」
 口絵16 スーラ、〈グランド・ジャット島の日曜日の午後〉、1884〜86年頃
 口絵17 カラヴァッジョ、〈果物籠〉、1597年頃
 口絵18 サント・シャペルの連作ステンドグラス、13世紀半ば
 口絵19 アングル、〈王座の皇帝ナポレオン一世〉、1806年
 口絵20 モネ、〈ルーアン大聖堂、日没〉、1892〜94年
 口絵21 ゴッホ、〈オーヴェールの家〉、1980年
 口絵22 同、拡大図
 口絵23 シュトゥック、〈罪〉、1893年
 口絵24 マティス、〈ダンス〉、1910年




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本「民主主義という不思議な仕組み (ちくまプリマー新書064)」佐々木毅5

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民主主義という不思議な仕組み (ちくまプリマー新書)
民主主義という不思議な仕組み (ちくまプリマー新書064)

○著者: 佐々木 毅
○出版: 筑摩書房 (2007/8, 新書 174ページ)
○定価: 819円
○ISBN: 978-4480687654





「あたりまえ」を疑ってみる
誰もがあたりまえだと思っている民主主義。それは、本当にいいものなのだろうか? この制度の成立過程を振り返りながら、私たちと政治との関係について考える。若い人のための政治入門。


≪目次: ≫
はじめに

第一章 民主主義のルーツを言葉から考える
1 ポリスにみる民主主義の原点
珍しい政治の仕組み/ペルシャvs.ギリシア――「自由」の理解の違い/ギリシアの民主政が辿った道
〈コラム1〉 ペリクレスの葬送演説
2 民主政という政治の仕組み
アリストテレスが唱えた六つの政治体制/民主政が抱えた障害

第二章 代表制を伴った民主政治の誕生
1 「契約に基づく権力」と「法の支配」の新展開
封建制から特権と「条件付」契約へ/人間の人間としての権利/フランス革命と国民国家
2 アメリカ合衆国の政治的実験
民主政治に内在する悩み/共和国と国家のサイズ
3 大統領制と議会制
イギリス議会制の特徴/二つのモデルとその後の変遷
〈コラム2〉 日本の参議院について

第三章 「みなし」の積み重ねの上で民主政治は動く
1 代表と代理
人民を代表するとは?/選挙――政策と選択のための環境作り
2 「代表する」と「代表させる」
選挙民を代表するとは?/政党と選挙制度の役割/民主政治における「強い少数者」の存在
〈コラム3〉 どれだけの票を獲得すれば「有権者の代表」にふさわしい?

第四章 「世論の支配」――その実像と虚像
1 「世論の支配」を考える
世論はモノのようなものか?/人間の判断基準と世論の関係
2 エリート主義と大衆の愚弄
エリートvs.大衆の二重構造/「宣伝」と「テロ」による統治/『わが闘争』にみる大衆操作
3 「世論の支配」の意味とは
政治指導者と世論のせめぎあい/世論と政治の接点の重要性
〈コラム4〉 誰が世論を誘導しているか

第五章 政治とどう対面するか――参加と不服従
1 参加への熱望――明治日本の課題
『学問のすゝめ』にみる政府と人民の関係/官僚制と政治
〈コラム5〉 日本における政と官
2 抵抗の論理――市民的不服従の流れ
「正理を守って身を棄つる」/市民の服従拒否というスタイル

第六章 これからの政治の課題とは
1 二十世紀の政治を振り返って
大戦争と政治の不安定化/戦後の日本政治を振り返る
2 これからの政治課題を展望する
合理的な「利益政治」を求めて/鍵としての「教育」/グローバル化と政府の役割/ナショナリズムの問題/軍事力の再登場/環境・資源問題と民主政治
〈コラム6〉 十八歳投票権の時代へ

おわりに――二十一世紀型社会を模索して


≪著者: ≫ 佐々木 毅 (ささき・たけし) 1942年秋田県生まれ。東京大学法学部卒業。東京大学教授、東京大学総長を経て、学習院大学法学部教授。博士(法学)。日本における政治学・政治思想史研究の第一人者であり、数々の要職を歴任。著書に、『政治学は何を考えてきたか』(筑摩書房)、『政治学の名著30』(ちくま新書)、『マキアヴェッリの政治思想』(岩波書店)、『いま政治になにが可能か』(中公新書、吉野作造賞)、『政治に何ができるか』(講談社、東畑記念賞)、『プラトンの呪縛』(講談社、和辻哲郎文化賞、読売論壇賞)、『政治学講義』(東京大学出版会)などがある。

佐々木毅 『政治学講義 [第2版]』(東京大学出版会、2012年) '12/12/29
佐々木毅 『宗教と権力の政治 「哲学と政治」講義II』(講談社学術文庫、2012年) '12/12/15
佐々木毅 『よみがえる古代思想 「哲学と政治」講義I』(講談社学術文庫、2012年) '12/11/01





 ここでは「あれか、これか」式の空中戦ではなく、「より良く」が合言葉になります。人生の多くの局面において大事なことは、「より良く」を心がけ、実行することです。「あれか、これか」に比べると、「より良く」を探求することは派手ではなく、あまり魅力のないもののように見えるかもしれません。しかし、人間の社会や個人の人生において大事なことは、ちょっとの違いが大きな違いにつながるということです。継続的な努力が必要なのはそのためです。五十歩百歩だからといって馬鹿にしてはなりません。何も、欠陥があるのは民主主義だけではないのです。われわれ個々人も会社などの組織も、欠陥のないものはありません。それを継続的な努力によって「より良く」していくことが大切なのであり、民主主義も例外ではないはずです。もちろん、人生や組織を「壊すこと」が目的でないならばですが……。  (p12-13、「はじめに」)



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本「故郷の風景 もの神・たま神と三つの時空 (ちくまプリマー新書145)」佐藤正英5

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故郷の風景 もの神・たま神と三つの時空 (ちくまプリマー新書)
故郷の風景 もの神・たま神と三つの時空 (ちくまプリマー新書145)

○著者: 佐藤正英
○出版: 筑摩書房 (2010/9, 新書 158ページ)
○価格: 756円
○ISBN: 978-4480688460
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ぼくは、ぼんやりしていたからかなぁ、こどものころの記憶みたいなものが、あまりハッキリしていないようなところがあってね、いまもかつてもきっとちっとも変わることなく、みずからの外側にたいする注意や関心やなんか以上に、よりおおきく内側のみずからのことであり至近な近親の近縁なところとの(近視眼的な?!)関係にばかり、それだけでイッパイイッパイみたいなかんじ、だったのかどうなのか、、、ぼくにとっては、1970年代後半から80年代の


日本人なら誰もが、懐かしく、心地よく感じる原風景。そこには、自然や神仏と接する、三つの時間と空間がある。失われた近代日本の土俗の風物と暮らしを、美しい文章でたどり返し、体感する。


≪目次: ≫
はじめに
春の章
夏の章
秋の章
冬の章

あとがき


≪著者: ≫ 佐藤正英 (さとう・まさひで) 1936年長野県生まれ。東京大学文学部倫理学科卒業。同大学院博士課程満期退学。東京大学文学部教授、共立女子大学文芸学部教授を経て、東京大学名誉教授。専門は、倫理学、日本倫理思想史。主な著書に『日本倫理思想史』(東京大学出版会)、『歎異抄論釈』(青土社)、『小林秀雄――近代日本の発見』(講談社)、『親鸞入門』(ちくま新書)、『隠遁の思想』『五輪書』(ちくま学芸文庫)、『聖徳太子の仏法』(講談社現代新書)、編著に『世界宗教事典』(青土社)他多数。

佐藤正英 『古事記神話を読む 〈神の女〉〈神の子〉の物語』(青土社、2011年) '11/06/21
佐藤正英 『小林秀雄――近代日本の発見』(再発見 日本の哲学、講談社、2008年) '11/06/02





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本「友達がいないということ (ちくまプリマー新書159)」小谷野敦5

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友達がいないということ (ちくまプリマー新書 159)
友達がいないということ (ちくまプリマー新書159)

○著者: 小谷野敦
○出版: 筑摩書房 (2011/5, 新書 187ページ)
○価格: 819円
○ISBN: 978-4480688606
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サイキン、どうなんだろう?!、屋外のベンチとかで昼間、手弁当を食する人の姿をおおく見かけるような気がしているんだけれども、ぼくもそのひとりで、などと言ってしまうほどにカッコいいものでもなくって(外食は苦手だ、メンドクサイ、気が乗らない、なによりモッタイナイ)、ジッサイまるで隠れるように、ひとりムシャムシャと本を片手に読み耽りながら



「便所めし」という言葉があるが、友達がいないということは、「もてない」よりもつらいかもしれない。文学作品を始め、さまざまな視点から描く、ネット時代の友達論。


≪目次: ≫
まえがき――「便所めし」の悲哀
第一章 友達にだって片思いはある    人間関係プロレタリアート/レイプされたら友達を呼ぶ?/人づきあいの面倒な人/「どうしてあいつがいるの?」/友達片思い/「もてない」よりもつらい/趣味が合っても気が合わず……/徒党を組む「悪人」/生きるのが下手な人/子供っぽい大人のつきあい/他人の笑いについていけない/いじめられっ子か、孤高の人か/東大生は性格が悪い?
第二章 虚構としての友達物語    みんなそんなに友達がいるの?/淋しい人必見のドラマ/ヴァラエティー番組の「親友」は、やらせ?/民放のドラマは嘘臭い/昔の「友情」が美しい理由/さまざまな「友情」作品/漱石の孤独、上田敏の淋しさ/菊池寛の友情/大学内の作家仲間/長電話文化と「単独者」/江藤淳も友がいなかったのでは?
第三章 友達関係はホモソーシャル    男同士の絆(きずな)/ホモソーシャルとは?/「やおい」は女のホモソーシャル?/異性の友達は可能か?/精神的ホモエロティック/漢詩と男の友情/前近代の日本に友情はなかった?/バイセクシャル(両刀使い)/近代になって男色が復活/『平家物語』はホモ文学?/世界の文学は同性愛から始まった
第四章 友情か、正義か    母子関係が友達関係に影響する?/友達の悪行を見逃せるか?/自己啓発書の友達論/世間はそんなに甘くない/知識人向け人生論/フロム愛するということ』/過去は美化される/犬猫への愛情
第五章 「いじめ」のことなど    「いじめ」の定義/暴力の否定が「いじめ」を増やした/「言葉いじめ」の陰湿さ/言葉づかいと友達/「友達が多い自分」への憧れ/不良にもなれず、優等生にもなれない/「引っ越し」の哀しみ
第六章 友達は面倒でもある    誰かを選べば誰かを排除することになる/『徒然草』の友情観/北方謙三村上龍の人生論/結婚のすすめ/「男同士」の友情への嫌悪/実らぬ恋のまま生涯を終えること/田中英光『オリンポスの果実』/役に立たない実用書/精神を病む/阿部和重『グランド・フィナーレ』/「友達に全否定される」怖さ/喧嘩別れのあと/一人でいるのが平気な人/義理に縛られたつきあい
第七章 ネット時代の友達論    現代文学における友達/大江健三郎の関係描写/文人同士のつきあい/ネット時代にも変わらない側面/ネットでの交流/変人に癒(いや)される
第八章 孤独な人々のための読書    孤独を描いた名作/男は嫌われて一人前――子母沢寛勝海舟』/『大明帝国 朱元璋(しゅげんしょう)』の恐ろしさ/ビジネス書はビジネスの役に立つのか?    
終章 「あきらめ」と「明日」    「不幸な人生」というものはあるのか?/一人ぼっちは本人のせいじゃない
あとがき

※イラストレーション=なかむらるみ


≪著者: ≫ 小谷野敦 (こやの・とん) 1962年茨城県生まれ。本名読み・あつし。東京大学文学部英文科卒、同大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了、学術博士。1990−92年、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学に留学。大阪大学助教授、東大非常勤講師などを経て、作家、文筆家。著書に『もてない男』『バカのための読書術』(ちくま新書)、『〈男の恋〉の文学史』(朝日選書)、『日本売春史』(新潮選書)、『聖母のいない国』(河出文庫、サントリー学芸賞受賞)、『恋愛の昭和史』(文春文庫)、『現代文学論争』(筑摩選書)ほか多数。小説に『悲望』『童貞放浪記』(幻冬舎)、『母子寮前』(文藝春秋、芥川賞候補)などがある。






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本「経済学はこう考える (ちくまプリマー新書100)」根井雅弘5

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経済学はこう考える (ちくまプリマー新書)
経済学はこう考える (ちくまプリマー新書100)

○著者: 根井雅弘
○出版: 筑摩書房 (2009/1, 新書 124ページ)
○価格: 714円
○ISBN: 978-4480688019
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そう、こうしてゆるゆるとまいにちまいにち、気のおもむくままに本を読みふけり、なんだかんだと本を読むには読み終えるためには、それなりに集中できる環境とそれなりの時間の確保を要求されるのであって、ありがたいことに、ホントにこればっかりはありがたいありがたいとしか言いようがないのだけれども、だって、いちおう娘の養育費の名目で住居にかかる費用(娘とその母親が暮らす3LDKの分譲マンションの住宅ローンと管理費・修繕積立金など、しかしそもそもが取得時に娘の母親の父親の資金援助があってこそ取得できたことを考えるにはホントにいろいろもうしわけがたたないのだが)をぼくはぼくみずからの労働の対価(報酬)から拠出することができて(いやいやそうじゃあないだろう周囲のおかげさまがあってこそ!?)、じぶんのぼくひとりがくらす古い木造二階建ての賃貸アパートの家賃を払って(倹しく暮らして自炊して外食や買い食いを買い物などの消費活動のおおくを可能なかぎりに抑制して、ついでに廃棄にも配慮しつつ!?)、ぼくは仕事はぼくとカイシャとの関係は非正規雇用(業務委託契約)だからみずから税金(市民税・都民税、国民健康保険税)や年金を支払って(周囲に社会にメイワクかけてお世話になりまくってるぼくのトウゼンの義務だろう)、ジッサイまもなく仕事場(所属するカイシャ)を変えて(社会保険完備のサラリーマンを脱して)いちねんになるのだが、じつはひさしぶりにようやくカードローンの残高がゼロになった(どうやら、およそいちねんまえにはななじゅうまんえんくらいのまいなすがあったようだなぁ、ひとりぐらしをはじめたおよそよねんまえには賃貸の初期費用202680とオートローンのけっこんじゅっしゅうねんでナンバープレート「・・-10」の新車で買った英国RV車をおよそ二年で売却したことによるマイナス分493673などもあってひゃくはちじゅうまんえんちょうのまいなすがあったようだなぁ、ぼくはおかねにもチョ〜こまかいよ、矛盾しちゃって破綻しちゃってるけど、だからますます他人から好かれないキラワレル、しか〜し毎月の利息もバカにならない、モッタイナイモッタイナイ)、、、らいねん高校受験の娘にはそのさき大学教育を本人が拒絶しないかぎり受けて欲しい、ぼくは可能なかぎり支援したい、もっとも本人が求めることがなければ意思がなければどうしようもないのが、そればっかりはぼくにはどうにもしようもない(たとえばぼくはその当時なにを血迷ってかいろいろあったのか何も考えてなかったのか、それが稚い、わかい、若さ、ということなのかもしれないけれども、みずから機会を放棄した、ぼくは他の、正統にあらざる選択をした?!)、本人次第だろう、ヨレバンガ



私たちはなぜ、何のために経済学を学ぶのだろうか? 「冷静な頭脳と温かい心」「豊富の中の貧困」など、経済学者たちはこれまで、考えを尽くし、さまざまな名言を残してきた。彼らの苦悩のあとを辿り、経済学の魅力を伝授する。


≪目次: ≫
まえがき
第一章 冷静な頭脳と温かい心
    貧富の差への憤り/経済騎士道の精神/需要と供給のバランス/マーシャルの漸進主義/進化論の影響/自由放任主義をめぐる誤解/ケインズの真意/説教者マーシャル/シュンペーターの反発/環境経済学の先駆者/第一章の参考文献
第二章 豊富のなかの貧困――ケインズ革命    マーシャルからの「逸脱」/「セーの法則」への挑戦/国民所得の決定/節約のパラドクス/「豊富のなかの貧困」の意味/不確実性の下での投資/「投資の社会化」とは何か/ケインズとハイエク/流動性選好説/「宗教」と「事業」/教養人としての経済学者/第二章の参考文献
第三章 経済学者にだまされないこと    J. ロビンソンの「主流派経済学」批判/何のための雇用か/『一般理論』の同時発見/フリードマンの貨幣数量説/ロビンソンの激烈なフリードマン批判/賃金率は歴史的偶然の産物に過ぎない/経済学者にだまされるな/第三章の参考文献
第四章 時流にながされないこと    資本主義と社会主義/ハイエク=フリードマンの思想/「保守派ムーブメント」に対抗するクルーグマン/センの「福祉の経済学」/「日本経済学の反省」/第四章の参考文献
あとがき (二〇〇八年十一月十七日 根井雅弘)


※本文挿絵 ささめやゆき


≪著者: ≫ 根井雅弘 (ねい・まさひろ) 1962年宮崎県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。京都大学大学院経済学研究科教授。専攻は現代経済思想史。経済学の歴史を丁寧にひもとき、経済学者らが残していった思想や考え方を、多くの読者に伝えつつ、経済学のさらなる発展に努めている。著書に『経済学の歴史』(講談社学術文庫)、『経済学の教養』『ケインズとシュンペーター』(NTT出版)、『現代イギリス経済学の群像』(岩波書店)、『経済学とは何か』(中央公論新社)、『経済学のことば』(講談社現代新書)、『物語 現代経済学』(中公新書)、『わかる現代経済学』(朝日新書)ほか多数。

根井雅弘 『入門 経済学の歴史』(ちくま新書、2010年) '11/06/08
根井雅弘 『ケインズとシュンペーター 現代経済学への遺産』(NTT出版、2007年) '10/07/18
根井雅弘 『シュンペーター』(講談社学術文庫、2006年) '10/05/04





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本「生態系は誰のため? (ちくまプリマー新書155)」花里孝幸5

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生態系は誰のため? (ちくまプリマー新書)
生態系は誰のため? (ちくまプリマー新書155)

○著者: 花里孝幸
○出版: 筑摩書房 (2011/3, 新書 185ページ)
○価格: 819円
○ISBN: 978-4480688576
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ぼくが日々(たまたまさいきん)通勤であり移動で利用している東横線は、ときどき妙にお育ちの明らかに良さそうな種類の人種?!を目にするんだけど、もちろん、お育ちの良さみたいなモノって、どうなんだろう、一朝一夕に身について備わって醸し出されるようなものでもなくって、ときおり、ただただたしかにお金と手間ひまを費やして注ぎ込んでガンバっちゃっているようなことは見るからに分からないものでも、、、そういうものなんだろうけれども、そういうものだけでもないような気もしないものでもないのだが、なにがどうであろうとも、まぁぼくにはマッタク関係ないことだろうなぁ
さて、小学校にあがる前と思しき坊ちゃんは革靴を履いて半袖シャツに半ズボンにベストを着用して、まだ若いんだろうけれど若すぎはしないと思しきお母さまは関西弁なのか京都弁なのか喪服なのか黒いワンピースをキチッと身につけ、たぶんちょっとダダをこねる坊ちゃんをさとす、もしかしたら身内親戚とかの集まりに顔合わせの前に、所謂ところの失礼のない応対みたいなものをレクチャーしているのかもしれない、子ども同士の友達とかと話すことばと(多分これから顔をつき合わせて応対を迫られるであろう、そう考えるにはウルサガタの)大人にたいして話すときのことばは同じであってはならず、日本語で言うなら敬語であって、外国語では親称とか敬称とかの使い分け、たとえばドイツ語だったら、親子とか友だち同士とかの親しい間柄にはduで呼びかけ、しかしそれは特別なこと?!だから動詞の語尾変化も特別なのであって明らかにイレギュラーであることをハッキリさせる効果が織り込まれていたりするのかしら?!、たいする敬称Sieの動詞の語尾変化なんてものはほぼ無きに等しい?!ことを考えるには
そうそう、坊ちゃんがちょっとベソかき気味にママ(お母さま)に曰く(ぼくは読書に集中するため顔をあげることなく、しかし耳に入ってくる情報はシャットアウトすることができない、それゆえ詳細は目にしておらず耳からの断片的な情報ながら)「お母さん(お母さまではなかったような気がしているが不詳、そういえばぼくは子どものころお父さまお母さまとお呼びしていたかもしれない?!)が早く歩くと、ぼくはお母さんがどこかに行っちゃっうんじゃないかって、ぼくはとっても不安になる」みたいなニュアンスのことを訴える、、、ぼうず、その気持ちよく分かる、そりゃ冷静に考えれば、おとなの感覚で言えば、母親は子を置いたままに何処かへ行ってしまうことはないし、ぼくが迷子になって母親(ココは大切な人、タイセツだと思っている人などと言い換えてもいいだろう)と行き別れて再び出会うことができないような状況に陥る可能性は、ほぼゼロに等しいであろう、考えるだけ無駄な無為なことなのであろうけれども、そう、ぼくは初老ともいわれるようなよそ(40歳)をすぎたいまでも、ジッサイたびたび、不存在にたいする不安というのか、タイセツな人が何処かに行っちゃったまま、ぼくは再び会えなくなっちゃうんじゃぁないかといったような、えもいわれぬ不安を、抱かないものでもなくってね



生息するプランクトンの種類や数で湖を観察すると、タフで豊かな生態系のようすが見えてくる。自然環境について、手前勝手な思い込みは捨てよう。人類が生き残るための、目からウロコの生態系論。


≪目次: ≫
序章 生態系ということばの誤解を解く    生態系ということば/生き物の体をつくっている物質/窒素リン太陽エネルギー
第1章 プランクトンから生態系を学ぶ    湖の生態系/湖と森林の生態系の違い/湖の中の世界――アオコ諏訪湖の中の環境/大量の酸素が溶け込んでいる諏訪湖の水/湖底の酸素濃度はなぜ低いのか/なぜアルカリ性の強い水質なのか/湖の環境は深さによって異なる/地球生態系内の人は、湖の生態系内の微生物?/環境を巧みに利用する生物たち/ミジンコが赤くなる理由/生態系はほんとうに破壊されるのか?/都市のカラスにつながる食物連鎖/環境を大きく変えるのは人間だけではない
第2章 生態系の中の生き物たち    湖での生態系研究が有効な理由/小さなゾウミジンコはなぜ増える?/魚が、湖を緑に濁らせる/アメリカ・セバーソン湖で起きたこと/「冬殺し」が湖全体に与えた影響とは/白樺湖のバイオマニピュレーション/アメリカ・イエローストーン国立公園で起きたこと/湖水中のリンの循環/全リン濃度を考える/リンの状態を、どう読むか/緑の森と緑の湖の共通点/細胞の大きさと栄養の取り込み効率の関係/細胞が小さいと食べられやすい/「郡体」の形成/群体の長所・短所/環境が変わり生態系の機能が変わる
第3章 生物多様性を考える    トキの保護・放鳥は何をもたらすか/トキには棲みにくい場所になった/外来種はほんらい容易に侵入できない/トキが害鳥になるかもしれない/“生物多様性”ではなく生態系の変化/水質を浄化すると魚は減る/生物多様性と富栄養度の関係/富栄養化は環境を不均一にする/化石燃料が人間をはびこらせた/アオコが死んでヘドロになると/ヘドロは悪いものなのか?/人間中心の見方でしかない/干潟ではなぜ生物多様性が高いのか/ヘドロは嫌われ、干潟が歓迎されるのはなぜか?/人間が地球を富栄養化している
第4章 生態系のバランスを考える    外来種と漁業アユの放流は許されるのに/かつてワカサギも害魚だった/「アユ一〇〇万匹を呼び戻そう」を疑う/水草退治の影響/外来水草を運び込んだのは漁業関係者?/子どもを使った放流イベントの怪しさ/仮説を立てて実験すること/野外実験での苦い経験/セイヨウタンポポ駆除大作戦に思う/餌目当てのハクチョウに敵意を抱く/生態系のバランスを意識すること

少し長いあとがき
参考文献


≪著者: ≫ 花里孝幸 (はなざと・たかゆき) 1957年千葉県生まれ。千葉大学理学部卒業。国立環境研究所研究員を経て、信州大学山岳科学総合研究所教授。理学博士。専門は、陸水生態学。とくに湖沼の動物プランクトンの生態研究が中心。著書に『ミジンコ先生の水環境ゼミ』(地人書館)、『ミジンコはすごい!』(岩波ジュニア新書)、『ネッシーに学ぶ生態系』(岩波書店)、『自然はそんなにヤワじゃない』(新潮選書)などがある。

花里孝幸 『自然はそんなにヤワじゃない 誤解だらけの生態系』(新潮選書、2009年) '09/06/10
花里孝幸 『ネッシーに学ぶ生態系』(岩波書店、2008年) '08/05/01





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本「地球を救う新世紀農業 アグロエコロジー計画 (ちくまプリマー新書133)」吉田太郎5

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地球を救う新世紀農業 アグロエコロジー計画 (ちくまプリマー新書)
地球を救う新世紀農業 アグロエコロジー計画 (ちくまプリマー新書133)

○著者: 吉田太郎
○出版: 筑摩書房 (2010/3, 新書 191ページ)
○価格: 819円
○ISBN: 978-4480688347
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アグリ・カルチャー、農の問題って、食にも関連して(生命の生存の活動の維持とかって軽視できない)、ジッサイにとっても気になる問題としてあるのだけれども、なかなかどうして複雑でカンタンなものでもなくって、知れば知るほど奥が深くて、どうして広範な科学的な知識が要求される、なかなか語りえない、カンタンに意見できない、ような思いばかりがつよくあって、周辺?!からボチボチと
どうなんだろう、2011.3.11_14:46以降の日本の東国の関東の東京にあってぼくは、それ以前とは同じであるとは思えない、なにが違うということもなく、もっとも潜在していたものが顕在した、という意味での差異であろう、持続可能性を考えるには、そう、持続可能性を考慮しないわけには



石油が枯渇すれば、食糧危機が訪れる。私たちを包囲する食糧問題の嘘をあばき途上国から発信される持続可能な農業で石油にかわる「人類資源補完計画」を!


≪目次: ≫
プロローグ――「ミートリックス」の世界へ御招待

第一章 楽しい旅のための情報お料理法
第一節 旅の乗り物、パソコンとネットのおさらい    ネット世界の歩き方/ロンメル将軍とパソコンとの意外な関係/コンピュータの父・異常天才フォン・ノイマン/地球温暖化で使えるようになったインターネット
第二節 ネット・ワールドの歩き方    演繹法帰納法の限界/マインド・マップとKJ法
第三節 渡る世間は嘘ばかし    パラシュート・ネコ/有機農業で100%自給するキューバ?

第二章 経済封鎖が産みしもの
第一節 有機農業から化学肥料農業へ    植物は太陽エネルギーではなく有機のパワーで育つ?/有機農業から化学肥料農業へのパラダイム転換
第二節 化学肥料と農薬の誕生    ウンコがつなげる陸と海/経済封鎖が産み出した化学肥料/毒ガス戦がきっかけで発明された農薬
第三節 「緑の革命」の正体    戦いにはセメダインが必要/「緑の革命」で人々を飢餓から救う/「緑の革命」がメキシコで誕生したわけ/ロックフェラー財団が考えたこと
第四節 資源枯渇とピーク・オイル    地球を救うのは遺伝子組換え農産物?/資源は枯渇する ジュラシック・ピーク/海上の孤島ナウルの悲劇/スピリチュアリズムは農業問題を解決できるか

第三章 アグロエコロジーが地球を救う
第一節 開発途上国は先進国    幸せってなんだろう/質素な社会を目指しはじめたヨーロッパ/俺ら、東京さいかねえぇだ
第二節 中米の空中窒素固定農法    肥料を使わずに収穫を10倍に/できすぎ君育成計画の失敗/空中元素固定装置登場/エリート研究者の勘違い
第三節 甦る古代インカ農法    インカの古代テラスの復元/化学肥料を使わずに収穫を10倍に/科学的にも合理的な古代農法の秘密
第四節 ケニアのゴキブリホイホイ農法    天敵を空中から散布し2千万人を飢餓から救う/トウモロコシの収穫を10倍にするアグロエコロジー農法/天然ゴキブリホイホイ農法
第五節 田んぼの学校とバリの女神さま    50回農薬をまいて害虫が千倍に/田んぼの学校と昆虫動物園/減農薬稲作で変わっていく農民たち/お坊さんの命令で水を管理/パソコンでわかった害虫と水の不思議な関係
第六節 マダガスカルの怪奇農法    無農薬無化学肥料で15トン/神父が発明した画期的な米増収技術/SRIの驚異的な収穫の秘密
第七節 アグロエコロジーとデビルマン    ゴミ問題は「合体」で解決しましょう/ハテナというはてな

第四章 もうひとつの世界は可能だ
第一節 「ミートリックス」のエージェントの正体とは    ある一人の若い女学生の発見/「ミートリックス」のエージェントたちの神話を暴く
第二節 アグロエコロジーか遺伝子組換えか    アグロエコロジーと伝統農業を高く評価した国際アセス/「緑の革命」にも遺伝子組換えにも未来はない/報告書に猛反発する米国とバイテク企業
第三節 アグロエコロジー学校で自給を目指す国々    会員2億5千万の巨大農民結社が主張する食料主権/小規模農業が増えると街と経済が蘇る/田舎暮らしの時代

エピローグ

用語集
あとがき (吉田太郎)
引用参考文献


≪著者: ≫ 吉田太郎 (よしだ・たろう) 1961年東京生まれ。筑波大学自然学類卒業。同学大学院地球科学研究科中退。東京都を経て、長野県農業大学校勤務。著訳書には、『200万都市が有機野菜で自給できるわけ――都市農業大国キューバ・リポート』『1000万人が反グローバリズムで自給・自立できるわけ――スローライフ大国キューバ・リポート』『世界がキューバ医療を手本にするわけ』『世界がキューバの高学力に注目するわけ』『「没落先進国」キューバを日本が手本にしたいわけ』『百姓仕事で世界は変わる』(以上、築地書館)、『有機農業が国を変えた』(コモンズ)、『自給再考――グローバリゼーションの次は何か』(共著・農文協)『知らなきゃヤバイ! 食糧自給率40%が意味する日本の危機 』(日刊工業新聞社)などがある。
ホームページ:http://www14.plala.or.jp/Cuba/index.htm
ブログ:http://pub.ne.jp/cubaorganic/

吉田太郎 『「没落先進国」キューバを日本が手本にしたいわけ』(築地書館、2009年) '09/11/04
吉田太郎 『世界がキューバの高学力に注目するわけ』(築地書館、2008年) '09/01/02
吉田太郎 『1000万人が反グローバリズムで自給・自立できるわけ――スローライフ大国キューバ・リポート』(築地書館、2004年) '08/08/28
吉田太郎 『200万都市が有機野菜で自給できるわけ――都市農業大国キューバ・リポート』(築地書館、2002年) '08/07/01
吉田太郎 『有機農業が国を変えた――小さなキューバの大きな実験』(コモンズ、2002年) '08/06/28
ジュールス・プレティ 『百姓仕事で世界は変わる――持続可能な農業とコモンズ再生  AGRI-CALTURE: Reconnecting People, Land and Nature』(吉田太郎訳、築地書館、2006年) '08/06/04
吉田太郎 『世界がキューバ医療を手本にするわけ』(築地書館、2007年) '07/08/18





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本「先生はえらい (ちくまプリマー新書002)」内田樹5

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先生はえらい (ちくまプリマー新書002)
先生はえらい (ちくまプリマー新書002)

○著者: 内田樹
○出版: 筑摩書房 (2005/1,新書 175ページ)
○価格: 798円
○ISBN: 978-4480687029
おすすめ度: 4.0
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ふふふふ、、、「先生はえらい」!
編集者の方に、「どんなことをいま、いちばん中学生や高校生に伝えたいですか?」と訊ねられました。コーヒーをスプーンでくるくるかき回しながらしばらく考えて、こう答えました。
「『先生はえらい』、かな。」  (P.7、「はじめに」)
ぼくは三十八歳にしておとなになりきれていない子ども♪


≪目次: ≫
はじめに

先生は既製品ではありません
恋愛と学び
教習所とF‐1ドライバー
学びの主体性
なんでも根源的に考える
オチのない話
他我
前未来形で語られる過去
うなぎ
原因と結果
沈黙交易
交換とサッカー
大航海時代とアマゾン・ドットコム
話は最初に戻って
あべこべことば
誤解の幅
誤解のコミュニケーション
聴き手のいないことば
口ごもる文章
誤読する自由
あなたは何を言いたいのですか?
謎の先生
誤解者としてのアイデンティティ
沓を落とす人
先生はえらい


≪著者: ≫ 内田樹 (うちだ・たつる) 1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程(仏文専攻)中退。現在、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。著書に『「おじさん」的思考』『映画の構造分析』(晶文社)、『ためらいの倫理学』(角川文庫)、『レヴィナスと愛の現象学』(せりか書房)、『子どもは判ってくれない』(洋泉社)、『寝ながら学べる構造主義』(文春新書)、『私の身体は頭がいい』(新曜社)、『街場の現代思想』(NTT出版)、『他者と死者』(海鳥社)ほか多数。

橋本治と内田樹 (筑摩書房、2008/11)』


クルクル回わせ!!




本「いちばんさいしょの算数2 −わり算とひき算 (ちくまプリマー新書)」橋本治5

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いちばんさいしょの算数2 −わり算とひき算 (ちくまプリマー新書)

著者: 橋本治
出版: 筑摩書房 (2008/06,新書 185ページ)
価格: 798円
≫Amazon


まず、“橋本治 (1948- )”が著した本を読まないという選択肢がない。などと大きなことを言ってみても、古典文学が手付かずなのだから、果たして「読んだ」と言えるものなのかどうなのか?!、読みたい願望と、読むことに対する不安(読解力の未熟さ)と、今のところは不安が大きく勝っている。いずれ読むんだろうなぁ♪

第1巻の「たし算とかけ算」に引き続いて手にしたのは、「きっと我が娘(小六)も、喜んで読むだろうなぁ、、、」との目論見を有して。
いろいろあって、別々に暮らして1年半が経過して、小学校六年生ともなれば、なんだかんだと行事や友だちとの約束があるみたいで、なかなか頻繁に逢うこともままならない。親としては、その成長を喜ぶべきなのであろう。依存傾向が強いぼくが、いよいよ自立すべきとき?!、なのかもしれない、、、

夏休みの宿題をね、ぼくは子どもの頃に、親にやってもらっていたんだ、、、ぼくがなかなかやらないでいるとね、手伝ってくれてさ、ダメじゃないかって、怒られながらも、結局は手伝ってくれた、というより、やってくれちゃった。ますますぼくは、自分でやる気を失せたんだ。不器用なぼくが創る自由研究の工作より、手先が器用な父親が創る工作は、当たり前のことながら、見栄えがいい。ぼくも楽チンだし、父親も愉しそうにやってくれるし、とりあえずのところ、なんらの問題も見当たらない?!、ますますぼくは、下手くそな不器用なままで、楽をすることばかりを考えて、大変なメンドクサイことを避けて通るようになって、、、避けて通ろうと思えば、脇道は探せばいくらでもある。
ぼくも、ついつい黙ってられなくて手が出る。ぼくみたいに、おとなになってから困ることがないように、他人に頼ることなく、自らの力で乗り越える力を身に付けた方がいい。過干渉なぼくが近くにいない効用。などと考えて、ぼくってなに??!



≪目次: ≫
いままでのおさらい
第一章 わり算はほんとうにむずかしい?

わり算はむずかしくない/あなたの知ってるわり算/どうしてわり算を知っているんだろう?/「数のなかみ」を知っていると
第二章 わり算の考えかた
わり算の考えかた/いやなわり算/あまりのでるわり算/あまりのでるわり算とふつうのわり算
第三章 もうすこし「数のなかみ」を考える
もうすこし「数のなかみ」を考える/「6=(は)5×(が)1+(コと)1」という説明/たし算とかけ算がいっしょになった計算
第四章 わり算の練習
わり算の練習1/わり算の練習2/わり算の練習3/「数のなかみ」を、ちゃんとわかる/わり算の練習4/「8」をわるわり算/「9」をわるわり算と「10」をわるわり算/もうこんなにわり算を知っている
第五章 なんでわり算がわからなかったんだろう?
ああ、そうなのか……/わり算は、「わるもの」ではない/ふたつにわる、みっつにわる/あれれ……?!/頭のいい人は、わり算できない?!
第六章 ほんとうにひき算がわからないの?
ひき算はむずかしいの?/どうして、ひき算がわからなかったんだろう?/ひき算で考えたくない理由/「ひき算はにがてだ」と思う、もうひとつの理由


≪著者: ≫ 橋本治  1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒業。在学中の68年に駒場祭ポスター「とめてくれるなおっかさん 背中のいちょうが泣いている 男東大どこへ行く」でイラストレーターとして注目される。『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作。以後、小説、戯曲、舞台演出、評論、エッセイ、古典の現代語訳など、その仕事はひとつのジャンルに収まらない。96年『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、2002年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、05年『蝶のゆくえ』で柴田錬三郎賞を受賞。主な著書に、『桃尻娘』シリーズ、『桃尻語訳 枕草子』『窯変源氏物語』『双調 平家物語』『ひらがな日本美術史』『上司は思いつきでものを言う』『小林秀雄の恵み』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』『勉強ができなくても恥ずかしくない』ほか多数。



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本「いちばんさいしょの算数1 −たし算とかけ算 (ちくまプリマー新書)」橋本治5


いちばんさいしょの算数1 −たし算とかけ算 (ちくまプリマー新書)
著者: 橋本治
新書: 183ページ
出版社: 筑摩書房 (2008/05)




なにゆえに“橋本治 (1948- )”が、『算数』なのか?!
なるほど、ちくまプリマー新書シリーズ、確かに数字(数式)を書き記す都合上、見慣れた縦書きではなく、横書きを採用しているものの、基本はあくまでも数字(数式)ではなく、国語(言葉)で説く。対象となる読者は、本読みの国語好き(?!)、算数にはちょっと苦手意識が、、、と想定する。
本書において羅列される数字(数式)を、生真面目に追いかける必要はない?!、記号としての、文字の一種として、説明の便宜上、掲載しないわけにはいかなかった数字(数式)たち。その数の多さにちょっと圧倒されちゃうけれども、ごくごくシンプルに基本的なことばかりで、忌避して読み飛ばしちゃったら、もったいない♪、例えば物語の前半が、登場人物や状況の説明ばかりで、仮に盛り上がりに欠けていたとしても、そこを読み飛ばしちゃったら、肝心のクライマックスを愉しむことができない。基礎の基礎からひとつずつひとつずつ順番に、抜かりなく積み上げていくことの大切さ、
下の土台がしっかりしていないと、その上になにかを作っても、すぐくずれてしまいます。 (P.7)

ご丁寧にも、ブタ(1)だの、カバ(2)だの、サル(3)だのを登場させて、数字を排除する試みにいたっては、「そこまでするか?!」と、多少呆れつつも、それを生真面目に語る“橋本治”のまなざし、こころいき♪

ぼくに先行して手渡した、小六の我が娘は、「今さら足し算や掛け算?!」と思ったか思わなかったかは知らないけれども、早々に読了。部分的に読み飛ばしたようだが、愉しんだようだ。
ぼくだって、娘に薦めて読ませた手前!?、ということもあるけれども、十分な時間(約一時間)を費やして読む作業には、中途にはまったく疑問を抱かなかったわけではないけれども、それでも、書き記されている文字であり数字を、単純にそのまま読むことなく、そこまでの書き記しをしてまでして、“橋本治”が伝えたいこと、そして何よりも、『いちばんさいしょ』を説くには、なるほど、このロジック♪
いっしょに、算数ができるようになりましょう。 (P.10)


≪目次: ≫
はじめに
機イ燭兄擦諒拔
第一章 数のはなし

1+1はどうして「2」なの?/「1+1」の答えが「ブタ」だったら/数の名前を考える/カボチャシマウマジャンボプリンはおしいいかもしれないけれど
第二章 算数の考えかた
「1から10までの数」を知っているだけでわかること/たし算の発見/算数の考え方/たいせつなのは、数のなかみ/それは、どんな数ですか?/数について、あなたが知っていること
供イけ算の勉強
ここまでのおさらい
第三章 どうしてかけ算はあるの?

知っていてもやくにたたないこと/めんどくさいたし算/きっとかけ算がしたくなる/九九を知らなくてもだいじょうぶ
第四章 かけ算の考えかた
かけ算の考え方/もしも、かけ算を知らなかったら/「めんどくさい」と思ってもいいんだ/あなたの知っているかけ算
第五章 九九のしくみ
かけ算のふしぎ/もうわかっているかけ算/かけ算のなぞと、かけ算のしくみ/もうちょっと先へすすみたい人のために/どうして、算数はどんどんむずかしくなるの?/あせらずにやること


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本「音楽を「考える」 (ちくまプリマー新書)」茂木健一郎、江村哲二5


音楽を「考える」 (ちくまプリマー新書)
著者: 茂木健一郎、江村哲二
新書: 191ページ
出版社: 筑摩書房 (2007/05)




茂木健一郎の、ぼくを「意外♪」と思わせた、熱〜い語りがあった「脳と日本人(文藝春秋,2007.12)」は、松岡正剛との対談の書籍化。日本の国家を憂い、怒りすら滲ませて語る熱い想いは、、しかしその後、す〜っと、いつものおっとり柔和な茂木健一郎(ぼくにはそう刷り込まれている)に戻っていて、あっという間の出来事だったけど、ぼくにとっては充分にインパクトがあって、もうしばらく読み解かないと!
そして、「11歳の我が娘に読ませたい!」という親のエゴから、橋本治「勉強ができなくても恥ずかしくない(筑摩書房,2005.3)」に端を発した“ちくまプリマー新書”シリーズは中高生向け。今のところ、四作品を順調に読了してくれていて、もっかのところは、池田晶子「14歳の君へ(毎日新聞社,2006.12)」を、14歳を前に読ませていいものなのかどうなのか思案中。14歳と11歳とでは、実際の年齢差の3年以上の大きな違いがあるであろう。などと考えながらも、自分勝手なぼくとしては、ぶっちゃけ、毎日毎日の書き記しを絶やさないためにも読了したい(本末転倒?!)のであったりして、読み易い著作は“渡りに舟”。毎日片道一時間以上もの通勤時間を費やして、給与所得を得ている身としては、時に「何でこんなに義務感のように本を読んでるんだろうか??」と思わないこともないんだけれども、だって一銭の金銭をも得られない(”本が好き!PJ”から献本という書籍の現物支給は受けているが、アフリエイト収入はいまだゼロ)、単なる自己満足の世界でしかないから。
そう、ぼくにとっては必要な作業、“お金では買うことのできない、本当に大切な何か”が在ると信じて。
ちなみに、我が娘は3歳からピアノを習っているものの、ぼくに音楽の素養は一切ない。ピアノもギターも、まったく無縁。まぁ、愛用のiPod shuffleは、購入以来およそ3か月間、ず〜っとショパンのピアノだけを奏でているけれども♪

と、ウダウダと能書きばかり書き並べ(思惑を巡らせ)、読み始める前に、ひょいと共著者の“江村哲二”をウェブ(Wikipedia)で検索。本には、1960年生まれ(茂木健一郎は1960年生まれ)の作曲家、作曲学の大学教授。作曲を独学で学び、国内外での受賞歴多数、、、とある。えっ・・・・・・・、しばし絶句の意味は後述するとして、「なるほど正解!」、音楽にまったく無知なぼくに、音楽の『基本のき』から説く。流石は教授?!、読者を置き去りにしない温かい配慮に感謝。一方では、互いのプロフェッショナルな側面を存分に尊重して、気持ち好く引き出す術は、「このふたりの対話を書籍化したい!」と出版社を思わせるに余りある。
[江村] 先ほども「何ができるかじゃなくて、何がしたいか」という話になりましたが、結局自発的なものがあるかどうかということだと思います。
僕も小さいときから作曲はしていましたが、いよいよ本格的に取り組もうというときに、ある先生に「この先どうしたらいいのか」と聞いたのです。そして「とにかくひたすら10年間、がむしゃらにやってみなさい。それでもし結果が出なかったら、それ以上はもう時間の無駄だからやめなさい」と言われました。
馬鹿正直な私はその言葉を信じて、音になるあてのない楽譜をひたすらに書いていたのです。社会からは何の評価もされない。全くの個室世界が続きました。苦しい時期が続いて「これでやめよう」と思って書いて送った曲が、思いがけず国際コンクールで優勝したのです。それは、その先生にその言葉を言われてちょうど10年後のことでした。
その先生に「10年たったら結果が出ましたよ」と報告したら、「そりゃあそうでしょう。普通は10年も続かないよ」と言うのです。10年続いたというだけで、大なり小なり何らの結果は出る。ほとんどの人は途中で断念するか、あるいはアイデアが枯渇する、というわけです。だから芸大や桐朋などの一流の音大に入ったということは問題ではなく、ひたすら自分で何かやりたい、書きたいという意欲が何よりも大事だということです。 (P.50-P.51)

[江村] ・・・ミュージカルの本場であるアメリカは、やっぱり拝金主義みたいなところがありますね。
[茂木] 儲かればいいんだね。
[江村] そう。売れてなんぼというところがある。だけどお金を儲けること自体は、別に悪くなないけどね。
[茂木] その極悪的な発言、大事ですね(笑)。
[江村] それを目的としてはいかんけれども、結果としてはいいと思います。
[茂木] じゃあ江村さんは作曲家として、これを書けば俺はリッチになれるということがわかっていたら、書きますか?
[江村] そういうことはしませんね。本当に書きたいものを書きます。
[茂木] 儲かるか儲からないかという判断は、あらかじめ読もうと思えば読めるものですか?
[江村] いや、読めないです。特に僕は金銭感覚がないからだめだよ。
[茂木] でも自分が創り出したものでリッチになるという意味では、アンドリュー・ロイド・ウェバーは大成功したわけですね。爵位までとったけど、イギリスの定評ある新聞の投書欄には「ハイドン ヘンデル ロイド・ウェバー へっ!」って書かれたりする。作曲家としては、どちらが幸せなのでしょうか。
[江村] 自分がやりたい曲をやるというのが一番だと思います。それが実現できて、結果としてお金が入ってくるんだったら、それは厭わない。だけどお金が目的になることは絶対にない。とは言え、お金が動かなければ仕事として成り立たないわけで、売れない作品を書いても、それはプロではない、という問題にもなります。 (P.123-P.125)

[茂木] 作曲家がどうやって生活しているかという話は一般の人々にとって面白いかもしれない。
[江村] 現実的な話になると、ちょっと夢を奪ってしまうかもしれないな(笑)。
[茂木] そういう現実を知るのも大事だと思います。・・・・(敢えて、中略)

[茂木] そうか。台所事情はなかなか厳しいのですね。でも経済的な困難に抗っても、残していくだけの絶対的な価値があるというのはわかります。 (P.125-P.127)

何故か、おもむろに飛び出す、小林秀雄やら、ニーチェ。そう、かつての無知なぼくだったら、強い拒否反応を示す場面。「無関係なものを引き合いに出すな!」という言葉が、そのまま「せっかく現実逃避してまでして視界の外に追い遣って蓋をした“無知”をわざわざ知らしめやがって、この野郎!?」に。やっと普通に、「え〜っ、そういう展開ってありなんだぁ♪ なるほど、そこからそう来る訳ね♪ そういう導き方は興味深い♪」で、まだまだ分からないことは山積みだけど、それでも、かつて無理矢理(?!)に詰め込んだ記憶の断片に触れて、ムクムクと浮かび上がる快感♪、もっともっと勉学に励もう!


脳天気もほどほどにして、
『2007年6月11日、膵臓がんのため47歳の若さで逝去』
2007年5月26日(土)、大阪いずみホールでの演奏会「トランスミュージック2007 対話する作曲家 江村哲二〜脳科学者 茂木健一郎を迎えて」を無事(?!)に終え、、、
そう、つい先日にも、池田晶子の、『2007年2月23日、腎臓ガンのため46歳の若さで逝去』を受けて茫然自失としたばかりなのに。
ただただぼくの認知が甘くて、当たり前の『人が死ぬ』ということを受け容れることを拒んでいるだけなのか。そう、ぼくとの面識など当然にない訳だから、思い出や記憶などというものは一切有しない。まったく接触のなかった他人が、その著作を通して知り得た時には、既に生きていなかった。47歳とか、46歳とか、それが若いかどうかとか、そんなことは問題には成り得ない。
簡単に「人は死ぬ」との結論に到るつもりもないけれども、ある意味ではぼくも38歳になって体に衰えを痛感し始めて、いよいよ冷静に考え対峙すべき時期の訪れとも♪、それは一方で、考えるに堪える年齢を、時期を迎えた歓び♪♪


≪目次: ≫
 第1楽章 音楽を「聴く」
 第2楽章 音楽を「知る」
 第3楽章 音楽に「出会う」
 第4楽章 音楽を「考える」








本「ちゃんと話すための敬語の本 (ちくまプリマー新書)」橋本治5


ちゃんと話すための敬語の本 (ちくまプリマー新書)
著者: 橋本治
新書: 127ページ
出版社: 筑摩書房 (2005/01)




読者対象「10代のはじめ」に向けて、おとなの橋本治(1948年生まれ)が年若い読者との「距離」を考えながらも懇切丁寧に説く、
この本は、「敬語ってなんなんだ?」を考えて、「やっぱりないと困る。だから、みなさんでそれぞれ、正しい敬語の使いかたを考えてください」と言う本なのです。(P.8)
ちくまプリマー新書001。

ぼくの小五の娘も読みました。けど、感想は聞いてません。途中で「丁寧で分かり易い」とは言っていました。
ぼくが感想を聞かないのは、ぼく自身が他人から感想を求められるのが嫌だから。著者が魂を注ぎ込んだ数百ページの労力を、簡単にひとことふたことで纏められて、しかも、感想を求めた人の耳触りの好い言葉(時に痛烈な批判だって、著者本人じゃないから、また仮にそうであったとしても、それはそれで耳触りが好かったりもする!?)を選んで、キレイに語られちゃう意見(感想)に、何の意味があろう。またそこには、「感想を求める」という、立場というか、穿った見方かもしれないけれど、上下関係なんかも垣間見えちゃったりして、当然に感想を求める側は、その意見に対しての評価を下す、「どうだったんだ?、おぅっ?!、言ってみろや!」みたいな(笑)。

そんなぼくにとって、「敬語」、特に「丁寧語」って必需品で、どんなに相手が年若かろうが、会話の基本は「丁寧語」。
よそよそしく感じてるんだろうなぁ、とは思っても、ずっとそうしてきた。
なるほど、「距離」だったのね。無意識だったけど、そう、「距離」を保ちたかった。気持のどこかには、「あまり近くに寄って欲しくないなぁ」という意識があって、「馴れ馴れしいのは嫌だなぁ、面倒臭いなぁ」とか考えちゃう。
だから、時に相手を和ませたい(その必要がある)時、例えば、明確に相手が固くなっていることを察知しちゃったり、どうにも不慣れな時とかには、あえて、ぶっちゃけた語り口(タメ口)を使ってみる。
言葉って、相手とのコミュニケーションツールで、特にぼくは人間関係の形成や、良好で永続的な友好関係の維持の不得手を自負しちゃっているから、あくまでも、ぼく自身の目的を果たすための「手段」として活用するまで。特別な友好関係を永続的に築こうとか、そんな大仰なことなど、これっぽっちも考えないから、その瞬間を互い(まずはぼく)が不快感を抱くことなく、最終的に互い(特にぼく)の利益が担保されればそれでいい!、と。
おまけで、互いが気持ち好くって愉しければ、なお好いよね♪


≪目次:≫
 まえがき
 1 「先生がいらっしゃった」と言いますか?
 2 「ねぇ、先生」はいけないのか?
 3 敬語がはやらなくなったわけ
 4 三種類の敬語
 5 正しく使うとへんになる敬語
 6 見上げれば尊いけど、見上げないと尊くない先生
 7 「目上の人」ってどんな人?
 8 「えらい人の世界」はたいへんだ
 9 敬語ができあがった時代
 10 尊敬したくない相手に「尊敬の敬語」を使う理由
 11 えらい人はなぜ「先生」と呼ばれるのか
 12 「えらい人」がえらそうなわけ
 13 だれがだれやらわからない日本語
 14 「えらいか、えらくないか」しか考えなかった日本人は、「自分のこと」しか考えられない
 15 日本語には豊かな表現がある
 16 敬語は時代によって変わる
 17 やっぱり敬語が必要なわけ
 18 大昔の中国人は「丁寧」という楽器をボワーンと鳴らした
 あとがき ― ちゃんと敬語を使ってくださいね








本「勉強ができなくても恥ずかしくない 3 それからの巻」橋本治5


勉強ができなくても恥ずかしくない 3 それからの巻 (ちくまプリマー新書)
著者: 橋本治
新書: 126ページ
出版社: 筑摩書房 (2005/05)




さぁ、ぼくの娘(小学校五年生)は、どこに、何を感じるかなぁ?!、聞いてみたいような、簡単に聞いちゃいけないような・・・「面白かったねぇ、やっぱりパパは橋本治が好きだなぁ♪」くらいに止めて、何かを語りだしたら耳を傾けよう。いつ読み終わるかなぁ?、いつ逢えるかなぁ?!?
読書って、読んだ本の内容って、ハッキリ言ってしまえば、読んだ人にしか絶対に分からない。簡単に要約できない部分にこそ、実は最も重要な部分が籠められている。簡単に語れちゃう事柄なんて、その語るべき対象(教師、親、学校、はたまた上司?!)に対して行う、あくまでも“アピール”でしかない。ずし〜っときちゃって、「ちょっとこれは口にできないなぁ」なんて想いが、たったひとつでもあったら、それは「だんな、上モノですよ♪」と耳元で囁く・・・の世界(どんな世界?!、笑)!

ということで(?!)、小学校六年生の二学期に始まり、中学、高校、大学、そして大人(社会人、小説家)になった“ケンタくん”の物語、全三巻の最終章!
友達になるのには、なにかのルールがあるのです。そのルールを無視して友達になるのは、ぜったいにうそだと思いました。
「菅原くんだって、さびしいんだったら、人を脅かしたりしないで、自分でそのルールを発見しなくちゃいけないんだ」と、ケンタくんは思ったのです。(P.56)
これに尽きます。
いじめっ子対策も籠められています。と言っても、特に“いじめ”についての具体的な表記はありません。「いじめられない方法」なんてことも、安直に説かれることは、間違っても絶対にありません。
『自分でそのルールを発見しなくちゃいけないんだ!』なのです。
『発見』なのです。
自らの意志で、求めて行動を起こし続け、積み重ねられた結果から生み出される経験。簡単に上手く行っちゃうことから学ぶことって、実はホントに少ない。そりゃ誰だって、失敗なんかしたくない。カッコ悪いし、みっともなくって凹む。痛い、悲しい、情けない、嫌になっちゃう。「どうする?、止める??」
じゃぁ、周囲で見守る経験者の大人(親、教師、仕事だったら上司や先輩)は、経験の浅い子ども(若い仲間)に対して、どう対応すべきなのであろうか?? 見てれば分かる、話しを聞いていれば分かる、「そんな方法じゃぁ、きっと上手くいかないよ。ここでつまづく、あそこがダメ・・・」そう、同じ失敗を過去に経験しているから、親切心から口にする。「ダメだ(失敗する)って分かっていることをやるなんて無駄だ!」と言わんばかりに。ぼくも、何の疑いもなく無駄なことだと信じていた、かつて。

慌てることなど何もない。人生は長い。
山頂に辿り着くためには、まずは最初の一歩を踏み出すことからであり、最初の一歩を踏み出さなければ、何も始まらない。真っ直ぐ一気に最短距離で山頂に辿り着くのも素晴らしい!
でもね、いいじゃないか、ぼくにはぼくのやり方がある。みんなと一緒である必要など、どこにあろうか。せっかく自分の足で辿る山頂までの道程を、寄り道しながら、景色を眺めながら、時に道に迷ったり、足止めを食らったり、後退することだって、
「だいじょうぶだから、そのまま歩いて来いよ」(P.126)








本「勉強ができなくても恥ずかしくない 2 やっちまえ!の巻」橋本治5


勉強ができなくても恥ずかしくない 2 やっちまえ!の巻 (ちくまプリマー新書)
著者: 橋本治
新書: 110ページ
出版社: 筑摩書房 (2005/04)




一緒に過ごした喫茶店で、1時間半弱で読み終えた小学校五年生の我が娘曰く、「1の方が面白かった。でも、3が楽しみ!」

ちくまプリマー新書、全3巻の第2巻は、主人公の“ケンタくん”が小学校4年生から6年生まで。家、学校、地域社会(横町)、自分自身から広がる世界。それまでは、認識することがなかった世界が、見えてくる!? 初めての経験、ワクワクドキドキ。そう、とどのつまりは、
「自分とはぜんぜん違う世界に住んでいる子もいるんだな」(P.22)
実のところ、「これでお終い」と言ってもいい。
知れば知るほどに、自分とは違う他人の存在、考え方、環境。
遊びに行った友だちの家と、自分の家の違い。まぁ、同じであるはずがないんだけれど、それまでは、そういう目で見ることがなかった。が、ある時に突然、フッと気が付く!? それは、善悪とか比較をするものではなく、圧倒的にただただ「違う」という事実、現実。
自分自身という存在が、その置かれている状況が、周囲の他者と「違う」という認識を持たないことには、何も始まらない。そんなことに薄々気が付きながら、度々気付かされながら、強烈に意識付けられられながら過ごす日常生活。淡々と過ぎ行く日常生活の中の、フッとした瞬間瞬間に潜む気付き。特別な大きな事件など起きない。何気ない日常の中に、大切なことはすべて含まれている。それに気が付くか、気が付くことなく過ぎ去っていくのか、それさえもタイミングがあって、気付くべき時にはどんなに小さい事柄にでも気が付くものであり、気が付かない時にはどんなに大きな事件が起ろうが決して気が付くことなどない。

実はこの物語、よくよく考えてみると実は300ページ超の長篇小説。流石に、全三巻を一冊に纏めて分厚くしちゃうと、若い読者の抵抗感を否めない。
第1巻で、小学校入学からのリズム感溢れる変化を刻んで若者の心を掴んだら、本来(大人向けの小説)であれば物語の奥行きを深めるために、最初に淡々と積み重ねられるべき必要な情報の羅列(これが大切)が、ここで展開される。淡々として変化に乏しい(と思われる)展開は、退屈な印象を受けるのかもしれない。それでも、ここ(第2巻)での大切な大切な情報の積み重ねを経て、いよいよ第3巻(最終巻)でクライマックスを迎える物語に高まる期待!


≪目次:≫
 はじめてクラスの友達と話をしたケンタくん
 はじめて学校の友達の家へ遊びに行ったケンタくん
 友達とは、一緒に勉強するよりも、
    一緒に遊びたいと思ったケンタくん
 近所の子供達と遊ぶケンタくん
 「すこしぐらい悪いことをしないと、
    元気な子にはなれない」と思ったケンタくん
 ビー玉がうまくなったケンタくん
 五年生になったケンタくん
 六年生になって、クラスの友達と模擬試験を
    受けに行くようになったケンタくん
 友達のお母さんの「秘密」を知ってしまったケンタくん








本「勉強ができなくても恥ずかしくない 1 どうしよう・・・の巻」橋本治5


勉強ができなくても恥ずかしくない 1 どうしよう…の巻 (ちくまプリマー新書)
著者: 橋本治
新書: 107ページ
出版社: 筑摩書房 (2005/03)




小学校五年生の我が娘に薦めておきながら、薦めたからにはやっぱり読んでおかないわけには・・・!?
途中まで読んだ彼女の口から、「ケンタくん、かわいそう。おもちゃを捨てられちゃって、怖いお母さんにいつも怒られてばかりで・・・」
中・高校生向けなのかな?、ちくまプリマー新書
橋本治が小説に綴る“教育”!? だから、大人が読んじゃダメってことなどなくって、むしろ子どもを持つ大人(親)こそ読むべき本!

全3巻の第1巻は、主人公のケンタくんが、小学校への入学から4年生の2学期まで。友だちもいない、勉強もダメ、学校になじめない・・・

ぼくにも思い当たる部分が少なくない。
そう、ぼくも友だちと遊ぶことが苦手だった。友だちと遊ぶ約束をすることができなかった。「家にいないで、外に遊びに行け!」と親から言われて、途方に暮れた。それでも、「言われたことは、ちゃんと聞かなくちゃ(従わなくちゃ)いけない」とばかり思い込んで、仕方がなく、あてもなくとにかく家を出て・・・ どうしたのかなぁ、そこから先の記憶がないのだけれど。
友だちがいなかったわけじゃなかったと思う。ただただ、「遊ぼう!」が言い出せなかった。なんでだろう? 休みの日には、いつ「外に遊びに行け!、どうして友だちと遊ばないんだ!?」と言われないかと、オドオドビクビク、親の顔色を窺いながら過ごした記憶だけは、今でも鮮明にある。そんな、怒られるんじゃないか?!、と気にしながら、肩身の狭い思いをするのであれば、遊ぶ約束を取り付ければいいのに、そんなことは分かっていても、でも、できなかった。
・・・そういういろんなことを、感じたり考えたりしながら、人間は、自分の知らないことを少しずつ覚えてゆくのです。それに時間がかかるのは、当たり前のことなのです。(P.35)

≪目次:≫
 ケンタくんのこと
 はじめて小学校に行ったケンタくん
 ケンタくんが小学校で感じたこと
 問題児になってしまったケンタくん
 お母さんに怒られるケンタくん
 オモチャをなくしてしまったケンタくん
 自分のやることを探すケンタくん
 家の仕事の手伝いをするケンタくん
 お父さんと一緒に配達をするケンタくん
 お店番をしながら本を読むケンタくん
 ついに学校でうれしいことに出会ったケンタくん








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