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カフカの生涯
カフカの生涯

○著者: 池内紀
○出版: 新書館 (2007/7, 単行本 405ページ)
○価格: 2,730円
○ISBN: 978-4403231018
おすすめ度: 4.5
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ぼくにはひとり暮らしだなんてムリだ、ガマンできない、と思っていたんだけど、、、気がついたら2年半ちかくのときが経過して、いまでは、このままひとり暮らしが気ラクでいいかもしれない、と思わないでもない。それでも迷いがないわけではない。いまは体調がとりたててワルイこともないからいいのかもしれないけれど、体の具合が思わしくなくなったときには、なにかと困ることも少なくないだろうなぁ、などと考えてみて、ふと、介護が目的?、と自問。ぼくの不安や要求のひとつひとつを問い詰めていくと、ただたんにぼくの都合を一方的に相手に求めている、身勝手さばかりが気にかかる。イジワルで優しくないと自負しちゃっているぼくは、相手の求めに応えられる自信がない。これまで十分に(というか、まったく)応えることができなかった(だから、ひとり暮らしをするにいたった)。


フランツ・カフカ(Franz Kafka, 1883-1924)


≪目次: ≫
  ヤーコプの砥石/ヘルマンの鼻ひげ/ゲットーの構造/幼児フランツ/エミール古典語読本/友人ベルクマン
  二人のカフカ/マックス・ブロート/十二通の手紙/法律のおが屑/就職活動/サラリーマンの誕生
  小官史の日常/街の歩き方/最初の発表誌/ユダヤの目覚め/運命の年/自動筆記
  手紙の書き方/「変身」の誕生/貸借対照表/婚約の前/もう一つの「審判」/喀血の前/喀血の後/空白の時期
  父への手紙/ミレナへの手紙/「城」の前後/ヘブライ語学習/ベルリン暮らし/死の日まで

フランツ・カフカ略年譜
参考文献
あとがき (二〇〇四年六月 池内紀)


≪著者: ≫ 池内紀 (いけうち おさむ) 1940年兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者、エッセイスト。1966〜96年、神戸大、都立大、東大でドイツ語、ドイツ文学の教師。その後は文筆業。主な著書に『諷刺の文学』(1978年、白水社、亀井勝一郎賞)、『海山のあいだ』(1994年、マガジンハウス・角川文庫、講談社エッセイ賞)、『ぼくのドイツ文学講義』(1996年、岩波書店)、『ゲーテさんこんばんは』(2001年、集英社、桑原武夫学芸賞)など。主な訳書は、ゲーテ『ファウスト』(1999年、集英社、毎日出版文化賞)、『カフカ小説全集』(全六巻、2000/2002年、白水社、日本翻訳文化賞)など。

ヨーハン・G・A・ガレッティ『象は世界最大の昆虫である ガレッティ先生失言録』(池内紀編訳、白水uブックス、2005)
池内紀『モーツァルトの息子 史実に埋もれた愛すべき人たち』(知恵の森文庫、光文社、2008)
カフカ『ノート〈2〉 掟の問題』(池内紀訳、白水uブックス、カフカ・コレクション、2006)
カフカ『ノート〈1〉 万里の長城』(池内紀訳、白水uブックス、カフカ・コレクション、2006)
カフカ『流刑地にて』(池内紀訳、白水uブックス、カフカ・コレクション、2006)
カフカ『』(池内紀訳、白水uブックス、カフカ・コレクション、2006)
カフカ『失踪者』(池内紀訳、白水uブックス、カフカ・コレクション、2006)
カフカ『変身』(池内紀訳、白水uブックス、カフカ・コレクション、2006)
カフカ『断食芸人』(池内紀訳、白水uブックス、カフカ・コレクション、2006)
池内紀『ゲーテさんこんばんは』(集英社文庫、2005)
池内紀『となりのカフカ』(光文社新書、2004)
三原弟平『カフカ『断食芸人』〈わたし〉のこと』(理想の教室、みすず書房、2005)
カフカ『変身/掟の前で 他2編』(丘沢静也訳、光文社古典新訳文庫、2007)