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象は世界最大の昆虫である (白水Uブックス)
象は世界最大の昆虫である ガレッティ先生失言録  Das größte Insekt ist der Elefant, Professor Gallettis sämtliche Kathederblüten (白水uブックス1079)

○著者: ヨーハン・G・A・ガレッティ、池内 紀 編訳
○出版: 白水社 (2005/6, 新書 218ページ)
○価格: 945円
○ISBN: 978-4560073797
おすすめ度: 4.5
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すこし前から調子が悪かった洗濯機をあたらしくした。といっても、中古品から中古品への買い替えで、自室近くにあってぼくがなにかと頼りにしているリサイクルショップで無理を言ってのこと。同時に扇風機も購入して(偶然にもふたつともナショナル製品)、あわせて金14,800円也(搬送、設置、引取りまですべてお任せ)。耳たぶがギョウザみたい?!なのは、きっと柔道かなにかをやっていたのだろうか、小柄でちょっとくたびれた感じの気のいい(わるくない)おじさんが、とにかくにくめないキャラクターできらいになれない(怒る気になれない?!)、素直にスキなのだ。考えてみると、ぼくの部屋のなかにある家電製品は、ほとんどすべてがおじさんのところで調達したもの。PCに向かうぼくが座っているイスもデスクも電気スタンドも、冷蔵庫も掃除機もコタツも。そもそもが、長くひとり暮らしをするつもりもなく、まさにボストンバッグひとつ、もともと所有物がすくなかったとはいえ、寝具と着替えだけといってもいいような状態で、寝るために借りたようなこの部屋も、すでに1回契約更新をしてさらに5カ月が経過している。この部屋にず〜っと住みつづけるかどうかは別にしても、この環境をいまのところは変える気がしていないのであって、もっといえば、共同生活に適格性を欠くことをつよく認識してしまっているというのがホンネのところだったりする。大家さんの駅前のお米屋さんのおばちゃんには、すこし前に自室の玄関の鍵を会社に忘れてきて困ったとき、夜11時すぎだったにもかかわらず、イヤな顔ひとつせずに(本心はどうか知らないけれど)マスターキーを貸してくれたこともあった(翌日夜に洋菓子詰め合わせのお礼の品と共にお返しした♪)し、更新の際には無理を言って家賃の値下げ(月額壱阡圓也)にも応じてもらっている。閑静な(ホントに静かな)住宅街にある全8部屋の木造2階建アパートの入居者は半分の4部屋だけで、かつて居住していたうるさい入居者(駅前のさびれたスナックにつとめるダミ声の太ったおばちゃんであり、耳が遠いのであろう朝はや〜くから夜おそ〜くまで大音量のテレビが止むことがないおばあちゃんであり)は退去してくれたおかげで、いまでは窓を開けていても聞こえてくるのは、ホントにときど〜きしか通らない車の音と犬の鳴き声くらいで、気に障るテレビの音も話し声も一切ない。ときどき怖くなるくらいに静かで、音全般にたいして敏感で過剰に反応してしまって、気になって気になってしかたがない、どうにも耐えられない(かつて室内でヘッドフォンをしていた)ぼくにとっては嬉しいかぎり。一方では、いつこの平穏(静寂)な生活が破られるかと考えると気が気ではない。アパートに掲げられている「空室有り」の看板が恨めしいが、大家さんの心情を考えると。。。トレーニングに励むクロスバイクは、老舗の“神金自転車商会”が近くにあるからこそ、メンテナンスまですべてお任せ、なにかと気軽に相談して教えてもらえて、だから飽きることなくつづいているのであろうと思う。家電製品は、新品を買う気がしないので、リサイクルショップのおじさんのところでたいていのものはなんでも揃う。
などとどうでもいいことをつらつらと書き記せるのも、洗濯機があたらしくなって、大きなストレスがひとつ解消したことによるものが大きいのだ。とにかく、これまで使用していた東芝製のDDインバーターの洗濯機は、脱水機能に不具合がたびたび生じていて、なんどもなんどもすすぎを繰り返して(かたより防止センサー作動?!)いっこうに洗濯が終わる気配を見せないで水ばかりを浪費していた。洗濯機のなかに洗濯物を放置しておきたくない、干してから次の作業に移りたい(干し終えてからでなければ気がかりで次の作業にかかれない)ぼくとしては、そのストレスたるや!!?。おかげで、前回の休みも今回の休みも半日が無駄に費やされてしまって(だったらすぐに買い替えればいいものを貧乏症のぼくはずいぶん前から先延ばしにしていた)、いよいよ意を決して。ところが、物事はそううまくは運ばないもので、おじさんが社長で、留守番のおばさんに店番を手伝ってもらっているリサイクルショップは、午後からの営業で、12時に訪れておばさんにその旨を伝えて(購入する品物も決めて)携帯電話の番号をお知らせして、15時すぎにお店に戻ってくるというおじさんの連絡を待つことに。その間も、気が気じゃないわけです、なにも手につかず、読みたいと思っていた本も読む気になれず、書き記したい(いよいよ書かないと)と思っていた書き記しだって手につかない(たんなる言い訳、オトコらしくない?!)、すこしイライラカリカリしながら(短気はよくない)お店に足を運んだのがたぶん夕方5時前くらいかなぁ。店番のおばさんが帰っちゃうと出張(運搬やら設置やら)ができなくなっちゃうと見越してのこと。店番のおばさんいわく、一旦は戻ってきたんだけど1時間くらいしかいなかったから、すぐに出掛けちゃって、と恐縮してはいるものの、すこしあきれ気味のぼくに気をつかってか、ごめんなさいねぇ、とか言いながらおじさんに連絡をとってくれて、すぐに戻るからとかなんとか(蕎麦屋の出前よろしく?!)、、、けっきょく、おじさん(が戻ったという店番のおばさん)からの連絡があってぼくがお店に到着したのが6時前。案の定?!、おばさんは帰り支度をしている。のんびりしたおじさんは、イライラしているぼくに気がつくこともなく、平然と「言ってくれればすぐに戻ってきたのに」と言ってのける。さらには、いまから留守番を寄越させるから1時間後の7時ころに届けるとのこと。仕方がない、不平不満を言ったところでどうにもなるものでもない、待つしか方法はない。ここで怒りを爆発させてしまうと、ぼくの怒りは破滅的であり、カンタンにすべてをぶち壊しかねないのであり、ただひたすらに目的とする(すでに代金を支払っていて、朝から丸一日の時間を費やしている)洗濯機が手に入らないことにもなりかねない(間違いなくそうなることは想像に難くない)。まったくなにも手につかないままに時間はゆっくりゆっくりとすぎていく。あぁ、7時すこし前に携帯電話の着信(バイブ)が。おじさんから、「雨が降りそうなので、片付けをしてから行くから遅くなる」と。電話に出るときにはあえてノー天気に「もっしもぉ〜し♪」と出るようにしているぼくは、そうでなければ間違いなく不機嫌に低い声で無愛想なのだ。極力言葉を発することなく「待ってます」とだけ言って切る。そうする以外にその場を切り抜ける自信がない。おじさんはいい人だ。重たい洗濯機を一所懸命運んで(ぼくも手伝った)、ちゃんとセッティング(給排水)して、旧い調子の悪い洗濯機を引き上げて、軽トラックで帰って行った。ありがとう、おじさん♪


昼間、借りていた本を返却しに行った近くない図書館の分館の書棚になにげなく見かけて手にして、気もそぞろ?!ながら。。。

ドイツに実在のガレッティ先生(1750-1828、文豪ゲーテと同時代)の全七〇五項にわたる失言録。


≪目次: ≫
古代の世界
歴史学
自然地理、ならびに政治地誌学
天文学と物理学
数学、幾何学、算術
年代記
博物学
人類学
言語学と文学
授業風景
私事
経験と省察

あとがき (池内 紀
白水Uブックス版に寄せて (二〇〇五年六月 池内 紀

*本書は1992年に単行本として小社から刊行された。(翻訳は“Das größte Insekt ist der Elefant”――Professor Gallettis sämtliche Kathederblüten――hrsg. Helmut Minkowski, 1965 München により、まず全訳として、一九八〇年、創土社より刊行をみた。)


≪著者: ≫ ヨーハン・G・A・ガレッティ (Johann G. A. Galletti) 1750年、ドイツの小都市アルテンブルクに生まれ、ゲッティンゲン大学で法律・地理・歴史を学ぶ。1778年母校ゴータ・ギムナージウムの教授に就任。引退後は著作執筆に励んだが、不幸にしてその名が世に知られるようになったのは彼が教壇で発した膨大な量の失言のおかげだった。


ぼく、ワルくない・・・?!