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僕らの社会主義 (ちくま新書 1265)
○定価: 本体価格 800円+税
○ISBN: 978-4480069733










いま再びグランド・セオリーが必要とされているのではないか? マルクス主義とは別の「あったかもしれない社会主義」の可能性について気鋭の論客が語り尽くす。

社会が危機に瀕した時代にはいつも、大きな原則「グランド・セオリー」が必要とされてきた。ならば今こそ、それが語られるべきなのではないか?二一世紀現代にも似た一九世紀イギリスでは、数々の社会改革運動が起こった。当時の社会運動家たちが思い描いたのは、有産階級以外の人々も美的に豊かな生活を送れる社会だ。そこにあったのはマルクス主義一辺倒になる前の「あったかもしれない社会主義」だ。「豊かな生活」とは何を意味していたのか。自らがアクティヴィストでもある気鋭の若手論客二人が語り合い、今の自分たちが描くことのできるグランド・デザインを提言する。


≪目次: ≫
はじめに ポストモダンの素敵な社会主義 國分功一郎

第1部 いまこそ大きなスケールで――政治哲学編
 グランド・セオリーの復権/現在の状況を考えるために/読みなおされるべき思想/実践と現場/「住民と行政」の歴史/話し合うこと、これこそが政治/歴史追体験

第2部 あったかもしれない社会主義――故郷イギリス編
 マイルド・ソーシャリズム/田園都市構想/社会改良/労働者住宅と生協の発祥/ユートピア社会主義/『衣服哲学』/装飾こそが大事/モダニズム――失われた「都市読み」リテラシー/装飾は語る/工場生産で得るもの失うもの/工業デザインと労働/富、なにするものぞ/労働者大学/働くことが楽しくなる/楽しさの自給率/楽しい社会改革/歴史的イギリス選挙

第3部 ディーセンシーとフェアネス――理念提言編
 社会主義の話をしよう/労働者は楽しく働いているか?/ブルジョワ以外に美を分配する/モダニズムはワカラナイ/ポストモダンの意味/豊かな生活とは?/シンプルライフ/「会社」が無くても生きていける/情報の切断――貧困もまた金銭だけの問題ではない

第4部 行政×地域×住民参加――民主主義・意思決定編
 住民参加はポストモダン/ファシリテーターの時代――作家は死んだはず/イギリスで学んできたこと――地域社会主義/日和見主義/ワークショップの効用/古名の戦略――コミュニティデザイン3.0/活動を作ったら福祉になった

おわりに 社会主義をつまみ食いしませんか 山崎 亮



≪著者: ≫ 國分功一郎 (こくぶん・こういちろう) 1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。高崎経済大学経済学部准教授。著書に『中動態の世界』(医学書院、2017)『暇と退屈の倫理学 増補新版』(太田出版、2015)『近代政治哲学』(ちくま新書、2015)『ドゥルーズの哲学原理』(岩波書店、2013)等。

≪著者: ≫ 山崎 亮 (やまざき・りょう) 1973年生まれ。studio-L代表。東北芸術工科大学教授(コミュニティデザイン学科長)。全国各地のまちづくり、住民参加型の総合計画づくりなどに参画。著書に『コミュニティデザイン――人がつながるしくみをつくる』(学芸出版社)『コミュニティデザインの時代』(中公新書)』等。



國分功一郎 『哲学の先生と人生の話をしよう』(朝日新聞出版、2013年) '14/05/03
國分功一郎 『来るべき民主主義 小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題』(幻冬舎新書、2013年) '14/04/17
中沢新一/國分功一郎 『哲学の自然』(atプラス叢書、太田出版、2013年) '13/11/24
國分功一郎 『暇と退屈の倫理学』(朝日出版社、2011年) '13/11/19
ジャック・デリダ 『マルクスと息子たち  Marx & Sons, 2002 』(國分功一郎 訳、岩波書店 (2004年) '09/09/22
ジル・ドゥルーズ 『カントの批判哲学  La philosophie critique de Kant, 1963 』(國分功一郎 訳、ちくま学芸文庫、2008年) '09/08/11



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