Gori ≒ ppdwy632

〈ぼく〉の思索の一回性の偶然性の実験場。

和辻哲郎

本「倫理学 〈3〉 (岩波文庫 青144-11)」和辻哲郎5

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倫理学〈3〉 (岩波文庫)
○著者: 和辻哲郎
○定価: 本体1,000円+税
○ISBN: 978-4003811023





こんや満月、昨日(9/8)が十五夜(旧暦8/15)で白露(つぎ秋分)だった。
そう思って、この目で実物の満月をたしかめるべく、外に出た。じっさい、雲に覆われたら、どんなにあかるい月でも、見えない。
で、あかるかった。あかるい満月の月夜だった


和辻哲郎(1889-1960)の主著であり、近代日本最大の体系的哲学書。家族から文化共同体に至る人倫態の考察を経て、本冊では、「人倫的組織の人倫的組織」である国家が、あらゆる共同体を体系的に統一するゆえんを述べる。また国家を媒介に、人間存在の根本理法である時間性・空間性が、歴史性・風土性として具体化される諸相を説く。全4冊。(解説=熊野純彦)


≪目次: ≫
凡例

本論
 第三章 人倫的組織
  第七節 国家
 付説 徳の諸相
 第四節 人間存在の歴史的風土的構造
  第一節 人間存在の歴史性
  第二節 人間存在の風土性


註 (熊野純彦)


解説 2 (熊野純彦)
 九 人間/身体――和辻倫理学体系(一)
 一〇 交通/信頼――和辻倫理学体系(二)
 一一 家政/経済(エコノミー)――和辻倫理学体系(三)
 一二 文化/国家――和辻倫理学体系(四)


※カバー写真 = 1956年8月4日、自宅書庫にて。田沼武能撮影。



和辻哲郎 『倫理学 〈2〉』(岩波文庫、2007年) '14/06/23
和辻哲郎 『倫理学 〈1〉』(岩波文庫、2007年) '14/06/09
和辻哲郎 『日本精神史研究』(ワイド版岩波文庫、2005年) '13/06/02
和辻哲郎 『初版 古寺巡礼』(ちくま学芸文庫、2012年) '13/05/24
和辻哲郎 『古寺巡礼』(ワイド版岩波文庫、1991年) '10/01/29
和辻哲郎 『人間の学としての倫理学』(岩波文庫、2007年) '09/04/07
和辻哲郎 『風土 人間学的考察』(ワイド版岩波文庫、1991年) '09/02/25
和辻哲郎 『孔子』(ワイド版岩波文庫、1994年) '08/11/29

佐藤康邦/清水正之/田中久文 編著 『甦る和辻哲郎 人文科学の再生に向けて』(片山洋之介/熊野純彦/高橋文博/窪田高明/李梨花/卞崇道/マーク・ラリモア/湯浅泰雄 執筆、叢書=倫理学のフロンティアV、ナカニシヤ出版、1999年) '13/07/27 , '12/11/16
宮川敬之 『和辻哲郎――人格から間柄へ』(再発見 日本の哲学、講談社、2008年) '11/06/23
苅部直 『光の領国 和辻哲郎』(岩波現代文庫、2010年) '11/04/22
熊野純彦 『和辻哲郎 文人哲学者の軌跡』(岩波新書、2009年) '09/11/13



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本「倫理学 〈2〉 (岩波文庫 青144-10)」和辻哲郎5

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倫理学〈2〉 (岩波文庫)
○著者: 和辻哲郎
○定価: 本体1,000円+税
○ISBN: 978-4003811016





和辻哲郎(1889-1960)の主著であり、近代日本最大の体系的哲学書。本冊では、人と人との間柄の基礎となる信頼について問い、人間の真実(まこと)が信頼関係において起こることを見る。また、人間存在の根源的空間性・時間性が実現されゆく諸段階を、家族・親族から地縁・経済・文化共同体への展開に即して詳述する。全4冊。(解説=熊野純彦)


≪目次: ≫
凡例

本論
 第二章 人間存在の空間的・時間的構造
  第六節 信頼と真実
  第七節 人間の善悪 罪責と良心

 第三章 人倫的組織
  第一節 公共性の欠如態としての私的存在
  第二節 家族
    一 二人共同体 性愛と夫婦
    二 三人共同体 血縁と親子
    三 同胞共同体 兄弟姉妹
    四 家族の構造とその人倫的意義
  第三節 親族
  第四節 地縁共同体 (隣人共同体より郷土共同体へ)
  第五節 経済的組織 (付 打算社会の問題)
  第六節 文化共同体 (友人共同体より民族へ)


註 (熊野純彦)


解説 2 (熊野純彦)
 五 日本古代への回帰
 六 アカデミズムの内外
 七 カント哲学との対話
 八 思考の文体


※カバー写真 = 1956年、書斎にて。田沼武能撮影。



和辻哲郎 『倫理学 〈1〉』(岩波文庫、2007年) '14/06/09
和辻哲郎 『日本精神史研究』(ワイド版岩波文庫、2005年) '13/06/02
和辻哲郎 『初版 古寺巡礼』(ちくま学芸文庫、2012年) '13/05/24
和辻哲郎 『古寺巡礼』(ワイド版岩波文庫、1991年) '10/01/29
和辻哲郎 『人間の学としての倫理学』(岩波文庫、2007年) '09/04/07
和辻哲郎 『風土 人間学的考察』(ワイド版岩波文庫、1991年) '09/02/25
和辻哲郎 『孔子』(ワイド版岩波文庫、1994年) '08/11/29

佐藤康邦/清水正之/田中久文 編著 『甦る和辻哲郎 人文科学の再生に向けて』(片山洋之介/熊野純彦/高橋文博/窪田高明/李梨花/卞崇道/マーク・ラリモア/湯浅泰雄 執筆、叢書=倫理学のフロンティアV、ナカニシヤ出版、1999年) '13/07/27 , '12/11/16
宮川敬之 『和辻哲郎――人格から間柄へ』(再発見 日本の哲学、講談社、2008年) '11/06/23
苅部直 『光の領国 和辻哲郎』(岩波現代文庫、2010年) '11/04/22
熊野純彦 『和辻哲郎 文人哲学者の軌跡』(岩波新書、2009年) '09/11/13



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本「倫理学 (岩波文庫 青144-9)」和辻哲郎5

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倫理学〈1〉 (岩波文庫)
○著者: 和辻哲郎
○定価: 本体1,100円+税
○ISBN: 978-4003314494





和辻哲郎(1889-1960)の主著であり、近代日本最大の体系的哲学書。東西の古典を渉猟し、現象学・人類学・社会学・地理学など最新の学知を総合。倫理学原理論から共同体論に至る一大構想は、余人の追随を許さぬ壮大さで屹立する。本冊では共同存在としての人間を律する「根本理法」としての倫理学の方法を考究。全4冊。(解説=熊野純彦)


≪目次: ≫
凡例

序言 (昭和十二年四月 著者)

序論
  第一節 人間の学としての倫理学の意義
  第二節 人間の学としての倫理学の方法

本論
 第一章 人間存在の根本構造
  第一節 出発点としての日常的事実
  第二節 人間存在における個人的契機
  第三節 人間存在における全体的契機
  第四節 人間存在の否定的構造
  第五節 人間存在の根本法理(倫理学の根本原理)

 第二章人間存在の空間的・時間的構造
  第一節 私的存在と公共的存在
  第二節 人間存在の空間性
  第三節 人間存在の時間性
  第四節 空間性時間性の相即
  第五節 人間の行為

註 (熊野純彦)


解説 1 (熊野純彦)
 一 文人哲学者
 二 村の記憶、父母の影
 三 意識のはじまり、自己形成のはじまり
 四 放蕩時代あるいは放情時代へ


※カバー写真 = 1957年2月、書斎にて。田沼武能撮影。


和辻哲郎 『日本精神史研究』(ワイド版岩波文庫、2005年) '13/06/02
和辻哲郎 『初版 古寺巡礼』(ちくま学芸文庫、2012年) '13/05/24
和辻哲郎 『古寺巡礼』(ワイド版岩波文庫、1991年) '10/01/29
和辻哲郎 『人間の学としての倫理学』(岩波文庫、2007年) '09/04/07
和辻哲郎 『風土 人間学的考察』(ワイド版岩波文庫、1991年) '09/02/25
和辻哲郎 『孔子』(ワイド版岩波文庫、1994年) '08/11/29

佐藤康邦/清水正之/田中久文 編著 『甦る和辻哲郎 人文科学の再生に向けて』(片山洋之介/熊野純彦/高橋文博/窪田高明/李梨花/卞崇道/マーク・ラリモア/湯浅泰雄 執筆、叢書=倫理学のフロンティアV、ナカニシヤ出版、1999年) '13/07/27 , '12/11/16
宮川敬之 『和辻哲郎――人格から間柄へ』(再発見 日本の哲学、講談社、2008年) '11/06/23
苅部直 『光の領国 和辻哲郎』(岩波現代文庫、2010年) '11/04/22
熊野純彦 『和辻哲郎 文人哲学者の軌跡』(岩波新書、2009年) '09/11/13



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本「甦る和辻哲郎 人文科学の再生に向けて (叢書=倫理学のフロンティアV)」佐藤康邦/清水正之/田中久文 編著5

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本「甦る和辻哲郎」佐藤康邦他編 ナカニシヤ

甦る和辻哲郎 人文科学の再生に向けて (叢書=倫理学のフロンティアV)

○著者: 佐藤康邦/清水正之/田中久文 編著、片山洋之介/熊野純彦高橋文博/窪田高明/李梨花/卞崇道/マーク・ラリモア/湯浅泰雄 執筆
○出版: ナカニシヤ出版 (1999/3, 単行本 257ページ)
○定価: 2,520円
○ISBN: 978-4888484855



いろいろいろいろありまして、平成24(2012)年11月16日以来の再読として
和辻哲郎(1889-1960)、について、であります



今、和辻哲郎について論ずる意味はどこにあるのか。今という時代こそ、和辻の思想と多彩な業績の積極的意味を捉え直すべき時ではないのか。間柄概念のもとに展開され、歴史的・地理的多様性をも包含し得る和辻倫理学が、今という「時代」に問うものに迫る。


≪目次: ≫
序文 (佐藤康邦)

I 和辻倫理学と現代
1 日常性と倫理学
(片山洋之介)
1 日常性への問い/2 日常経験の両義性/3 出発点としての間柄/4 解釈学的方法/5 空――非存在の絶対者/6 「全体性への還帰」の問題
2 人のあいだ、時のあいだ――和辻倫理学における「信頼」の問題を中心に (熊野純彦)
1 問題/2 身体(他我の明証/主体と身体/間柄と空間)/3 信頼(信頼と応答/信頼の根拠/過去と未来)/4 時間(信頼と類型/伝統と倫理/時間と他者)

II 和辻における多元主義的文化論
3 和辻哲郎における「国民道徳論」構想――その破綻の意味するもの
(田中久文)
1 はじめに/2 倫理の普遍性をめぐって/3 風土論のゆくえ/4 世界史の構想/5 尊皇思想の内実/6 まとめ
4 西洋の呪縛からの開放――和辻における回帰と普遍志向 (佐藤康邦)
1 序――『ニイチェ研究』の射程/2 古寺巡礼――伝統への回帰か近代の主張か?/3 『日本古代文化』――新たなる普遍への歩み
5 アジアの中の日本 (高橋文博)
1 ヨーロッパを通しての日本発見/2 世界の中の日本/3 実体としての日本/4 アジアの中の日本

III 日本論のなかでの和辻
6 日本倫理思想史の根拠
(窪田高明)
1 『鎖国』の奇妙さ/2 『鎖国』の位置/3 倫理思想史と倫理学の関係/4 日本の独立/5 倫理思想史の根拠
7 和辻倫理学と「日本」の解釈 (清水正之)
1 はじめに――日本の解釈/2 近代の学としての日本思想史の成立/3 世外教と世教――日本の「公共」性/4 和辻における日本の解釈/5 和辻における日本の解釈の一様相/6 「日本」の解釈と「西洋」の解釈/7 おわりに――和辻の先で

IV 外国人日本研究者から見た和辻
8 和辻倫理学における生と学の問題
(李 梨花)
1 人間関係と人間存在/2 人間とは何か/3 言葉論/4 むすび
9 和辻倫理学の現代的意義 (卞 崇道)
1 「風土」文化論/2 人間の学としての倫理学/3 人間的哲学
10 英米人は和辻倫理学が読めるか? (マーク・ラリモア)
1 倫理学書とはどのような書であるか/2 「日常的事実」として説得力を持っている言葉はどう訳せばいいか/3 日本語でしか把握できない「人間」性

V 和辻哲郎の今日的意義――湯浅泰雄氏を囲んで
■出席者 湯浅泰雄+黒住真+佐藤康邦+清水正之+田中久文
和辻は挫折したのか/国家神道と和辻/和辻の仏教観/『風土』の科学論的意義/西洋への抵抗/ナショナリズムと近代日本

和辻哲郎研究主要文献案内

あとがき (一九九二年二月 清水正之 田中久文)

執筆者紹介


≪編著者: ≫ 佐藤康邦 (さとう・やすくに) 1944年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。倫理学専攻。東京大学教授(を経て、東京大学名誉教授、放送大学教授)。『へ−ゲルと目的論』(昭和堂、1991年)、『絵画空間の哲学』(三元社、1992年)、『システムと共同性』〔共編著〕(昭和堂、1994年)、他。

≪編著者: ≫ 清水正之 (しみず・まさゆき) 1947年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。倫理学・日本倫理思想史専攻。東京理科大学教授(を経て、聖学院大学人文学部教授、放送大学客員教授)。『日本社会と生命倫理』〔共著〕(以文社、1993年)、H. オームス『徳川イデオロギー』〔共訳〕(ぺりかん社、1990年)、『生命と倫理』〔共著〕(『日本倫理学会論集24』慶應通信、1989年)、他。

≪編著者: ≫ 田中久文 (たなか・きゅうぷん) 1952年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。倫理学・日本倫理思想史専攻。日本大学助教授(を経て、日本女子大学人間社会学部教授)。『九鬼周造』(ペりかん社、1991年)、「構想力と形」(『精神科学』第32号、1993年)、「偶然性の倫理学」(『倫理学年報』第39集、1990年)、他。

≪執筆者: ≫ 片山洋之介 (かたやま・ようのすけ) 1940年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。倫理学・近現代思想史専攻。茨城大学教授(を経て、茨城大学名誉教授)。『現代哲学への招待』〔共著〕(有斐閣、1995年)、「言語の不安――ソシュールとデリダ」(『茨城大学人文学部紀要』、1992年)、「偶然の意味」(『実存思想論集3』、以文社、1988年)、他。

≪執筆者: ≫ 熊野純彦 (くまの・すみひこ) 1958年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。倫理学専攻。東北大学助教授(を経て、東京大学大学院人文社会系研究科教授)。「倫理学を学ぶ人のために』〔共編著〕(世界思想社、1994年)、『ヘーゲル』〔共著〕(情況出版、1994年)、『カント哲学のコンテクスト』〔共編著〕(北大図書刊行会、1997年)、他。

≪執筆者: ≫ 高橋文博 (たかはし・ふみひろ) 1948年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。日本倫理思想史専攻。岡山大学教授。『吉田松陰』〈人と思想〉(清水書院、1998年)、『近世の心身論』(ぺりかん社、1990年)、『日本思想論争史』〔共著〕(ぺりかん社、1979年)、他。

≪執筆者: ≫ 窪田高明 (くぼた・こうめい) 1947年生まれ。東京大学文学部卒業。日本倫理思想史専攻。神田外語大学教授。『王権と恋愛』(ぺりかん社、1993年)、「神道思想史における『類聚神祇本源』の位置」(『神田外語大学日本研究所紀要』2、1995年)、「神道における儀式と信仰」(『日本倫理学会論集28』慶應通信、1993年)、他。

≪執筆者: ≫ 李 梨花 (イ・イホァ) 1969年生まれ。梨花女子大学卒業(哲学)。東京大学大学院文学研究科博士課程在学中。「和辻哲郎の倫理思想における「全」と「個」の概念」(修士論文)、「倫理を夢見るものの心」(平成9年度科学研究費補助金総合研究)、他。

≪執筆者: ≫ 卞 崇道 (べん・すうどう) 1942年生まれ。国際関係学院日本語科、中国社会科学院大学院哲学研究科卒業。中国社会科学院哲学研究所研究員・同院大学院教授。『近代日本の哲学者』〔共編著〕(北樹出版、1990年)、『現代日本哲学と文化』(長春・吉林人民出版社、1996年)、『日本近代思想のアジア的意義』(農山漁村文化協会、1998年)、他。

≪執筆者: ≫ マーク・ラリモア (Mark Larrimore) プリンストン大学卒業。Ph. D. (Religion)プリンストン大学助教授。Sublime waste: Kant on the detiny of the Races.(Canadian Journal of Philosophy, special issue on“Civilization and Oppression”)

≪執筆者: ≫ 湯浅泰雄 (ゆあさ・やすお) 1925年生まれ。東京大学文学部・経済学部卒業。日本思想史専攻。桜美林大学名誉教授。『和辻哲郎――近代日本哲学の運命』(筑摩書房、1995年)、『日本古代の精神世界』(名著刊行会、1990年)、『神々の誕生――日本神話の思想史的研究』(以文社、1972年)、他。


佐藤康邦/清水正之/田中久文 編著 『甦る和辻哲郎 人文科学の再生に向けて』(片山洋之介/熊野純彦/高橋文博/窪田高明/李梨花/卞崇道/マーク・ラリモア/湯浅泰雄 執筆、叢書=倫理学のフロンティアV、ナカニシヤ出版、1999年) '12/11/16
宮川敬之 『和辻哲郎――人格から間柄へ』(再発見 日本の哲学、講談社、2008年) '11/06/23
苅部直 『光の領国 和辻哲郎』(岩波現代文庫、2010年) '11/04/22
熊野純彦 『和辻哲郎 文人哲学者の軌跡』(岩波新書、2009年) '09/11/13

和辻哲郎 『日本精神史研究』(ワイド版岩波文庫、2005年) '13/06/02
和辻哲郎 『初版 古寺巡礼』(ちくま学芸文庫、2012年) '13/05/24
和辻哲郎 『古寺巡礼』(ワイド版岩波文庫、1991年) '10/01/29
和辻哲郎 『人間の学としての倫理学』(岩波文庫、2007年) '09/04/07
和辻哲郎 『風土 人間学的考察』(ワイド版岩波文庫、1991年) '09/02/25
和辻哲郎 『孔子』(ワイド版岩波文庫、1994年) '08/11/29


ヘーゲル 『法の哲学 自然法と国家学の要綱 下巻  Grundlinien der Philosophie des Rechts, 1821 〈ヘーゲル全集9b〉』(上妻精/佐藤康邦/山田忠彰 訳、岩波書店、2001年) '12/09/26
ヘーゲル 『法の哲学 自然法と国家学の要綱 上巻  Grundlinien der Philosophie des Rechts, 1821 〈ヘーゲル全集9a〉』(上妻精/佐藤康邦/山田忠彰 訳、岩波書店、2000年) '12/09/23
坂部恵/佐藤康邦 編著 『カント哲学のアクチュアリティー 哲学の原点を求めて  Die Aktualitat der Kantischen Philosophie: Auf der Suche nach dem Anfangspunkt der Philosophie 』(黒崎政男/松山壽一/渋谷治美/小田部胤久/勢力尚雅/山根雄一郎/滝沢正之 著、ナカニシヤ出版、2008年) '12/09/21
佐藤康邦 『カント『判断力批判』と現代 目的論の新たな可能性を求めて』(岩波書店、2005年) '12/09/17
佐藤康邦 『絵画空間の哲学 思想史のなかの遠近法  Philosophie des Raums in der Malerei, 1992. 〔改装版〕』(三元社、2008年) '10/09/11
佐藤康邦 『現代を生きる哲学 '07』(放送大学教材、共通科目・人文系、放送大学教育振興会、2007年) '10/11/28
佐藤康邦 『哲学への誘い '08』(放送大学教材、基礎科目、放送大学教育振興会、2008年) '10/08/01

田中久文 『丸山眞男を読みなおす』(講談社選書メチエ、2009年) '13/06/19
田中久文 『日本の「哲学」を読み解く 「無」の時代を生きぬくために』(ちくま新書、2000年) '13/06/07

イマヌエル・カント 『純粋理性批判  Kritik der reinen Vernunft, 1.Aufl., 1781, 2.Aufl., 1787 』(熊野純彦 訳、作品社、2012年) '13/02/24
熊野純彦 『レヴィナス 移ろいゆくものへの視線』(岩波人文書セレクション、2012年) '12/12/30
熊野純彦 『カント 世界の限界を経験することは可能か』(シリーズ・哲学のエッセンス、日本放送出版協会、2002年) '12/09/28
神崎繁/熊野純彦/鈴木泉 責任編集 『西洋哲学史III 「ポスト・モダン」のまえに』(講談社選書メチエ、2012年) '12/07/15
熊野純彦 『西洋哲学史 近代から現代へ』(岩波新書、2006年) '12/06/17
熊野純彦 『西洋哲学史 古代から中世へ』(岩波新書、2006年) '12/06/14
神崎繁/熊野純彦/鈴木泉 責任編集 『西洋哲学史IV 「哲学の現代」への回り道』(講談社選書メチエ、2012年) '12/05/16
神崎繁/熊野純彦/鈴木泉 責任編集 『西洋哲学史II 「知」の変貌・「信」の階梯』(講談社選書メチエ、2011年) '12/01/05
神崎繁/熊野純彦/鈴木泉 責任編集 『西洋哲学史I 「ある」の衝撃からはじまる』(講談社選書メチエ、2011年) '12/01/01
熊野純彦 編 『近代哲学の名著 デカルトからマルクスまでの24冊』(中公新書、2011年) '11/07/14
熊野純彦 『埴谷雄高――夢みるカント』(再発見 日本の哲学、講談社、2010年) '11/04/15
熊野純彦 編 『日本哲学小史 近代100年の20篇』(中公新書、2009年) '10/02/04
熊野純彦 『差異と隔たり 他なるものへの倫理』(岩波書店、2003年) '10/01/08
熊野純彦 『ヘーゲル 〈他なるもの〉をめぐる思考』(筑摩書房、2002年) '09/12/30
熊野純彦 編 『現代哲学の名著 20世紀の20冊』(中公新書、2009年) '09/12/26
熊野純彦 『レヴィナス入門』(ちくま新書、1999年) '09/12/09
熊野純彦 『西洋哲学史 近代から現代へ』(岩波新書、2006年) '09/12/04
熊野純彦 『西洋哲学史 古代から中世へ』(岩波新書、2006年) '09/12/01
熊野純彦 『和辻哲郎 文人哲学者の軌跡』(岩波新書、2009年) '09/11/13


なかなかなかなかキブンがすぐれないのであります。ナツの暑さと湿気のせいもあるでしょう。七夕の試験がおわって、さて、どうしたものかと(あぁどうしようどうしよう無力感)、、、
だからどうにも、ていねいにじっくり読む(読みなおす)キブン、などではなく、それでも、図書館の貸出期日はくるわけです。そうして、延長をこころみようとしてwebをチェックするには、な、なんと、「予約があります。延長処理できません。」、、、ま、マジすか


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本「日本精神史研究 (ワイド版岩波文庫252)」和辻哲郎5

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日本精神史研究 (ワイド版岩波文庫)
日本精神史研究 (ワイド版岩波文庫252)

○著者: 和辻哲郎
○出版: 岩波書店 (2005/2, 単行本 401ページ)
○定価: 1,470円(品切重版未定)
○ISBN: 978-4000072526



七夕決戦をまえにして、六月、この週末があけると四週にわたって週に一度、夜(18-21)、大学の授業の予定がある。じっさい、授業は、出席していればおおむね単位一ポイントが与えられる。効果測定のテストや、レポートが課されることもあるが、単位を与えることを目的とするものであり、とくにむつかしいことを要求されることは、ない。
授業は、形式的に一斉授業であり、受け身である。ひとりの講師が、多数の学生を対象として、講義する。講義室内の机の配置がすでにそうなっているのだが、講師の方向に受講者は揃って顔を体を向け、姿勢として、ある意味では、すでに場としての演出が施され、役割が割り当てられ、それぞれの役割に応じて、演じることが、もとめられる。ねばならない(すればよい)


日本の諸種の「文化産物」を通してそこに表現されている「それぞれの時代の日本人の『生』を把握」しようと試みる。この観点から十七条憲法や大宝令、推古・白鳳天平の仏像、『万葉集』『源氏物語』といった古典あるいは道元の著作と生涯などを論ずるが、鋭い感受性に裏づけられたその分析の冴えはわれわれを圧倒してやまない。(解説=加藤周一)


≪目次: ≫
改訂版序 (昭和十五年二月 著者)

序言 (大正十五年九月 於洛東若王子 著者)

挿画目次 (撮影 入江泰吉 他)
1 百済観音/2 夢殿観音/3 広隆寺弥勒/4 中宮寺観音/5 薬師寺観音/6 薬師寺東院堂聖観音/7 三月堂本尊/8 聖林寺十一面観音/9 薬師寺薬師脇侍/10 百済観音/11 唐招提寺金堂本尊/12 グプタ仏/13 ガンダアラ仏/14 雲崗石仏/15 雲崗石仏/16 鳳凰堂本尊/17 観心寺如意輪観音/18 橘夫人念持仏/19 新薬師寺香薬師/20 百済観音衣文/21 三月堂月光/22 百済観音の手/23 三月堂月光の手/24 玉虫厨子台座絵/25 法隆寺壁画(西壁)左脇侍


飛鳥寧楽時代の政治的理想 (大正十一年、五月)
推古時代に於ける仏教受容の仕方について (大正十一年、六月)
仏像の相好についての一考察 (大正十一年、四月)
推古天平美術の様式
白鳳天平の彫刻と『万葉』の短歌
『万葉集』の歌と『古今集』の歌との相違について (大正十一年、八月)
お伽噺としての『竹取物語』 (大正十一年、十一月)
『枕草紙』について (大正十一年、八月)
 一 『枕草紙』の原典批評についての提案
 二 『枕草紙』について
『源氏物語』について (大正十一年、十一月)
「もののあはれ」について (大正十一年、九月)
沙門道元 (大正九年〜十二年)
 一 序言
 二 道元の修業時代
 三 説法開始
 四 修行の方法と目的
 五 親鸞の慈悲と道元の慈悲
 六 道徳への関心
 七 社会問題との関係
 八 芸術への非難
 九 道元の真理
  (イ) 礼拝得随
  (ロ) 仏性
  (ハ) 道得
  (ニ) 葛藤
歌舞伎劇についての一考察 (大正十一年、三月)


解説 作品・方法・感受性および時代 (加藤周一



日本精神史研究 (岩波文庫) 日本精神史研究 (岩波文庫 青144-7)
 ○著者: 和辻哲郎
 ○出版: 岩波書店 (1992/11, 文庫 401ページ)
 ○定価: 1,050円
 ○ISBN: 978-4003314470



和辻哲郎 『初版 古寺巡礼』(ちくま学芸文庫、2012年) '13/05/24
和辻哲郎 『古寺巡礼』(ワイド版岩波文庫、1991年) '10/01/29
和辻哲郎 『人間の学としての倫理学』(岩波文庫、2007年) '09/04/07
和辻哲郎 『風土 人間学的考察』(ワイド版岩波文庫、1991年) '09/02/25
和辻哲郎 『孔子』(ワイド版岩波文庫、1994年) '08/11/29

佐藤康邦/清水正之/田中久文 編著 『甦る和辻哲郎 人文科学の再生に向けて』(片山洋之介/熊野純彦/高橋文博/窪田高明/李梨花/卞崇道/マーク・ラリモア/湯浅泰雄 執筆、叢書=倫理学のフロンティアV、ナカニシヤ出版、1999年) '12/11/16
宮川敬之 『和辻哲郎――人格から間柄へ』(再発見 日本の哲学、講談社、2008年) '11/06/23
苅部直 『光の領国 和辻哲郎』(岩波現代文庫、2010年) '11/04/22
熊野純彦 『和辻哲郎 文人哲学者の軌跡』(岩波新書、2009年) '09/11/13



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本「初版 古寺巡礼 (ちくま学芸文庫)」和辻哲郎5

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初版 古寺巡礼 (ちくま学芸文庫)
初版 古寺巡礼 (ちくま学芸文庫)

○著者: 和辻哲郎
○出版: 筑摩書房 (2012/4, 文庫 316ページ)
○定価: 1,260円
○ISBN: 978-4480094544



七夕決戦(資格試験)のまえに、、、ぼく大学生だから、単位を取得するべく、課題を提出しなくちゃいけない、面接授業を受けなきゃいけない、指定された本を読んどかなくちゃいけない。今回の面接授業は、夜のクラス、18時から21時、まもなく、渋谷で。そう、いちねんまえは早朝(07:30〜08:55)のクラスだった。ぼくとしては、朝の方が得意で、どちらかといえば、夜は苦手、というのも、ゆっくり家で夕飯をつくって食べたい、から。そう、いちねんまえ、おしごとまえのベンキョウは、しんどかったけど、いい経験だった。じっさい、朝だといちにち1コマの8日間、夜なら各2コマを4日間(たとえば、日中のクラスであれば、各4コマを2日間、とか)。ものはためし、なにごともチャレンジしてみよぅ


法華寺十一面観音や、薬師寺吉祥天女、百済観音、法隆寺金堂壁画など、仏教美術の至宝を紹介し、多くの読者を魅了し続ける永遠の名著『古寺巡礼』。しかし現在読めるのは、著者自身が大幅な削除を行った後の「改訂版」。オリジナルの初版(一九一九年五月刊)には、もっと生な感動と、純粋で熱い情熱があふれている。「見よ、見よ、そこには〈観音〉が立っている。この瞬間の印象を語ることは、僕には不可能である。全身を走る身震い。心臓の異様な動悸」――。白洲正子ら文化人、また、出征を前にした若者など、多くの日本人を巡礼の旅にいざなった幻の稀覯本を復刻。解説では現行版との異同を詳しく検証。


≪目次: ≫
 アジャンター壁画の模写/希臘との関係/宗教画としての意味/波斯使臣の画
 哀愁のこころ
 南禅寺の夜
 若王寺の家/博物館、聖域の壁画/西域の仏頭/アジャンター壁画について/健陀羅仏頭と広隆寺弥勒
 東西風呂のこと/京都より奈良へ/ホテルの食堂
 シコラ/廃都の道/新薬師寺/鹿野苑の幻想
 浄瑠璃寺への道/浄瑠璃寺/戒壇院/戒壇院四天王
 疲労
 奈良博物館
 聖林寺十一面観音
十一 数多き観音像/観音崇拝
十二 写実/百済観音
十三 天平の彫刻家/良弁/問答師/大安寺の作家/唐招提寺の作家/法隆寺の作家
十四 『日本霊異記』
十五 伎楽面/仮面の効果/伎楽の演奏/大仏開眼供養の伎楽、舞台/大仏殿前の観衆/舞台上の所作/伎楽の扮装/林邑楽の所作/伎楽の新作、日本化/林邑楽の変遷/秘伝相承の弊/伎楽面と婆羅門神話/呉楽、西域楽、仮面の伝統/猿楽、田楽/能狂言と伎楽/伎楽と希臘劇、波斯・印度の希臘劇/婆羅門文化と希臘風文化/印度劇と希臘劇/支那との交渉/印度劇の変化
十六 法隆寺天蓋の鳳凰と天人/維摩像/銅板押出仏
十七 カラ風呂/光明后施浴の伝説/蒸し風呂の伝統
十八 法隆寺より古京を望む/尼僧
十九 法隆寺十一面観音/光明后と彫刻家問答師/彫刻家の地位/光明后の面影
二十 天平の女
二十一 天平の僧尼
二十二 尼君
二十三 西の京/唐招提寺金堂
二十四 金堂内部/千手観音
二十五 講堂
二十六 唐僧鑑真
二十七 鑑真将来品目録
二十八 奈良時代と平安時代初期
二十九 薬師寺/講堂薬師三尊
三十 金堂薬師如来/金堂脇侍
三十一 金堂製作年代/天武帝/天武時代飛鳥の文化/薬師の作者
三十二 薬師寺東塔/東院堂聖観音
三十三 奈良京の現状/聖観音の作者/玄弉三蔵/グプタ朝の芸術/西域人の共働/聖観音の作者
三十四 薬師寺に就て/神を人間の姿に
三十五 S氏の話
三十六 博物館特別展覧
三十七 法華寺弥陀三尊/中尊と左右の相違/光明后枕仏説
三十八 西大寺の十二天/薬師寺吉祥天女/印度の吉祥天女/天平の吉祥天女
三十九 「信貴山縁起」/当麻の山/中将姫伝説/当麻曼陀羅/浄土の幻想
四十 久米寺、岡寺/藤原京跡/三輪山/丹波市
四十一 東大寺南大門/当初の東大寺伽藍/三月堂/N君の話
四十二 法隆寺/中門内の印象/エンタシス/希臘の影響/五重塔の運動
四十三 金堂壁画/金堂壁画とアジャンター壁画/印度風の減退/日本人の痕跡/大壁小壁
四十四 金堂壇上/橘夫人の廚子/綱封蔵
四十五 夢殿/夢殿秘仏/秘仏の作者
四十六 伝法堂/中宮寺/中宮寺観音/日本的特質
四十七 中宮寺以降


挿画目次
一 新薬師寺本堂/二 三月堂本尊不空羂索観音/三 三月堂脇侍(梵天)/四 聖林寺十一面観音/五 百済観音/六 伎楽面/七 法華寺十一面観音/八 唐招提寺金堂/九 薬師寺金堂本尊薬師如来/一〇 薬師寺東塔/一一 薬師寺東院堂聖観音/一二 法華寺弥陀三尊/一三 薬師寺吉祥天女/一四 三月堂/一五 法隆寺(金堂、五重塔、中門)/一六 法隆寺金堂壁画弥陀浄土図/一七 法隆寺金堂壁画中尊阿弥陀仏/一八 法隆寺金堂壁画右脇侍勢至菩薩/一九 法隆寺金堂壁画右脇侍右腕/二〇 橘夫人念持仏/二一 橘夫人厨子台座絵/二二 夢殿/二三 伝法堂/二四 夢殿観音/二五 中宮寺観音


解説 『初版 古寺巡礼』の魅力/衣笠正晃(法政大学教授 比較文学)

索引


≪著者: ≫ 和辻哲郎 (わつじ・てつろう) 1889-1960年。哲学者・倫理学者。東京帝国大学哲学科卒。法政大学、京都帝国大学、東京帝国大学教授などを歴任。『風土 人間学的考察』や『日本古代文化』、『原始仏教の実践哲学』、『鎖国 日本の悲劇』など、日本の精神史に影響を及ぼす名著を数多く著した。


和辻哲郎 『古寺巡礼』(ワイド版岩波文庫、1991年) '10/01/29
和辻哲郎 『人間の学としての倫理学』(岩波文庫、2007年) '09/04/07
和辻哲郎 『風土 人間学的考察』(ワイド版岩波文庫、1991年) '09/02/25
和辻哲郎 『孔子』(ワイド版岩波文庫、1994年) '08/11/29

佐藤康邦/清水正之/田中久文 編著 『甦る和辻哲郎 人文科学の再生に向けて』(片山洋之介/熊野純彦/高橋文博/窪田高明/李梨花/卞崇道/マーク・ラリモア/湯浅泰雄 執筆、叢書=倫理学のフロンティアV、ナカニシヤ出版、1999年) '12/11/16
宮川敬之 『和辻哲郎――人格から間柄へ』(再発見 日本の哲学、講談社、2008年) '11/06/23
苅部直 『光の領国 和辻哲郎』(岩波現代文庫、2010年) '11/04/22
熊野純彦 『和辻哲郎 文人哲学者の軌跡』(岩波新書、2009年) '09/11/13



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本「甦る和辻哲郎 人文科学の再生に向けて (叢書=倫理学のフロンティアV)」佐藤康邦・清水正之・田中久文 編著5

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本「甦る和辻哲郎」佐藤康邦他編 ナカニシヤ

甦る和辻哲郎 人文科学の再生に向けて (叢書=倫理学のフロンティアV)

○著者: 佐藤康邦/清水正之/田中久文 編著、片山洋之介/熊野純彦高橋文博/窪田高明/李梨花/卞崇道/マーク・ラリモア/湯浅泰雄 執筆
○出版: ナカニシヤ出版 (1999/3, 単行本 257ページ)
○定価: 2,520円
○ISBN: 978-4888484855




今、和辻哲郎(1889-1960)について論ずる意味はどこにあるのか。今という時代こそ、和辻の思想と多彩な業績の積極的意味を捉え直すべき時ではないのか。間柄概念のもとに展開され、歴史的・地理的多様性をも包含し得る和辻倫理学が、今という「時代」に問うものに迫る。


≪目次: ≫
序文 (佐藤康邦)

I 和辻倫理学と現代
1 日常性と倫理学
(片山洋之介)
  1 日常性への問い
  2 日常経験の両義性
  3 出発点としての間柄
  4 解釈学的方法
  5 空――非存在の絶対者
  6 「全体性への還帰」の問題
2 人のあいだ、時のあいだ――和辻倫理学における「信頼」の問題を中心に (熊野純彦)
  1 問題
  2 身体
      他我の明証/主体と身体/間柄と空間
  3 信頼
      信頼と応答/信頼の根拠/過去と未来
  4 時間
      信頼と類型/伝統と倫理/時間と他者

II 和辻における多元主義的文化論
3 和辻哲郎における「国民道徳論」構想――その破綻の意味するもの
(田中久文)
  1 はじめに
  2 倫理の普遍性をめぐって
  3 風土論のゆくえ
  4 世界史の構想
  5 尊皇思想の内実
  6 まとめ
4 西洋の呪縛からの開放――和辻における回帰と普遍志向 (佐藤康邦)
  1 序――『ニイチェ研究』の射程
  2 古寺巡礼――伝統への回帰か近代の主張か?
  3 『日本古代文化』――新たなる普遍への歩み
5 アジアの中の日本 (高橋文博)
  1 ヨーロッパを通しての日本発見
  2 世界の中の日本
  3 実体としての日本
  4 アジアの中の日本

III 日本論のなかでの和辻
6 日本倫理思想史の根拠
(窪田高明)
  1 『鎖国』の奇妙さ
  2 『鎖国』の位置
  3 倫理思想史と倫理学の関係
  4 日本の独立
  5 倫理思想史の根拠
7 和辻倫理学と「日本」の解釈 (清水正之)
  1 はじめに――日本の解釈
  2 近代の学としての日本思想史の成立
  3 世外教と世教――日本の「公共」性
  4 和辻における日本の解釈
  5 和辻における日本の解釈の一様相
  6 「日本」の解釈と「西洋」の解釈
  7 おわりに――和辻の先で

IV 外国人日本研究者から見た和辻
8 和辻倫理学における生と学の問題
(李 梨花)
  1 人間関係と人間存在
  2 人間とは何か
  3 言葉論
  4 むすび
9 和辻倫理学の現代的意義 (卞 崇道)
  1 「風土」文化論
  2 人間の学としての倫理学
  3 人間的哲学
10 英米人は和辻倫理学が読めるか? (マーク・ラモリア)
  1 倫理学書とはどのような書であるか
  2 「日常的事実」として説得力を持っている言葉はどう訳せばいいか
  3 日本語でしか把握できない「人間」性

V 和辻哲郎の今日的意義――湯浅泰雄氏を囲んで
■出席者 湯浅泰雄+黒住真+佐藤康邦+清水正之+田中久文
和辻は挫折したのか/国家神道と和辻/和辻の仏教観/『風土』の科学論的意義/西洋への抵抗/ナショナリズムと近代日本


和辻哲郎研究主要文献案内

あとがき (一九九二年二月 清水正之 田中久文)

執筆者紹介


≪編著者: ≫ 佐藤康邦 (さとう・やすくに) 1944年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。倫理学専攻。東京大学教授(を経て、東京大学名誉教授、放送大学教授)。『へ−ゲルと目的論』(昭和堂、1991年)、『絵画空間の哲学』(三元社、1992年)、『システムと共同性』〔共編著〕(昭和堂、1994年)、他。

≪編著者: ≫ 清水正之 (しみず・まさゆき) 1947年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。倫理学・日本倫理思想史専攻。東京理科大学教授(を経て、聖学院大学人文学部教授、放送大学客員教授)。『日本社会と生命倫理』〔共著〕(以文社、1993年)、H. オームス『徳川イデオロギー』〔共訳〕(ぺりかん社、1990年)、『生命と倫理』〔共著〕(『日本倫理学会論集24』慶應通信、1989年)、他。

≪編著者: ≫ 田中久文 (たなか・きゅうぷん)
1952年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。倫理学・日本倫理思想史専攻。日本大学助教授(を経て、日本女子大学人間社会学部教授)。『九鬼周造』(ペりかん社、1991年)、「構想力と形」(『精神科学』第32号、1993年)、「偶然性の倫理学」(『倫理学年報』第39集、1990年)、他。

≪執筆者: ≫ 片山洋之介 (かたやま・ようのすけ) 1940年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。倫理学・近現代思想史専攻。茨城大学教授(を経て、茨城大学名誉教授)。『現代哲学への招待』〔共著〕(有斐閣、1995年)、「言語の不安――ソシュールとデリダ」(『茨城大学人文学部紀要』、1992年)、「偶然の意味」(『実存思想論集3』、以文社、1988年)、他。

≪執筆者: ≫ 熊野純彦 (くまの・すみひこ) 1958年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。倫理学専攻。東北大学助教授(を経て、東京大学大学院人文社会系研究科教授)。「倫理学を学ぶ人のために』〔共編著〕(世界思想社、1994年)、『ヘーゲル』〔共著〕(情況出版、1994年)、『カント哲学のコンテクスト』〔共編著〕(北大図書刊行会、1997年)、他。

≪執筆者: ≫ 高橋文博 (たかはし・ふみひろ) 1948年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。日本倫理思想史専攻。岡山大学教授。『吉田松陰』〈人と思想〉(清水書院、1998年)、『近世の心身論』(ぺりかん社、1990年)、『日本思想論争史』〔共著〕(ぺりかん社、1979年)、他。

≪執筆者: ≫ 窪田高明 (くぼた・こうめい) 1947年生まれ。東京大学文学部卒業。日本倫理思想史専攻。神田外語大学教授。『王権と恋愛』(ぺりかん社、1993年)、「神道思想史における『類聚神祇本源』の位置」(『神田外語大学日本研究所紀要』2、1995年)、「神道における儀式と信仰」(『日本倫理学会論集28』慶應通信、1993年)、他。

≪執筆者: ≫ 李 梨花 (イ・イホァ) 1969年生まれ。梨花女子大学卒業(哲学)。東京大学大学院文学研究科博士課程在学中。「和辻哲郎の倫理思想における「全」と「個」の概念」(修士論文)、「倫理を夢見るものの心」(平成9年度科学研究費補助金総合研究)、他。

≪執筆者: ≫ 卞 崇道 (べん・すうどう) 1942年生まれ。国際関係学院日本語科、中国社会科学院大学院哲学研究科卒業。中国社会科学院哲学研究所研究員・同院大学院教授。『近代日本の哲学者』〔共編著〕(北樹出版、1990年)、『現代日本哲学と文化』(長春・吉林人民出版社、1996年)、『日本近代思想のアジア的意義』(農山漁村文化協会、1998年)、他。

≪執筆者: ≫ マーク・ラリモア (Mark Larrimore) プリンストン大学卒業。Ph. D. (Religion)プリンストン大学助教授。Sublime waste: Kant on the detiny of the Races.(Canadian Journal of Philosophy, special issue on“Civilization and Oppression”)

≪執筆者: ≫ 湯浅泰雄 (ゆあさ・やすお) 1925年生まれ。東京大学文学部・経済学部卒業。日本思想史専攻。桜美林大学名誉教授。『和辻哲郎――近代日本哲学の運命』(筑摩書房、1995年)、『日本古代の精神世界』(名著刊行会、1990年)、『神々の誕生――日本神話の思想史的研究』(以文社、1972年)、他。


ヘーゲル 『法の哲学 自然法と国家学の要綱 下巻  Grundlinien der Philosophie des Rechts, 1821 〈ヘーゲル全集9b〉』(上妻精/佐藤康邦/山田忠彰 訳、岩波書店、2001年) '12/09/26
ヘーゲル 『法の哲学 自然法と国家学の要綱 上巻  Grundlinien der Philosophie des Rechts, 1821 〈ヘーゲル全集9a〉』(上妻精/佐藤康邦/山田忠彰 訳、岩波書店、2000年) '12/09/23
坂部恵/佐藤康邦 編著 『カント哲学のアクチュアリティー 哲学の原点を求めて  Die Aktualitat der Kantischen Philosophie: Auf der Suche nach dem Anfangspunkt der Philosophie 』(黒崎政男/松山壽一/渋谷治美/小田部胤久/勢力尚雅/山根雄一郎/滝沢正之 著、ナカニシヤ出版、2008年) '12/09/21
佐藤康邦 『カント『判断力批判』と現代 目的論の新たな可能性を求めて』(岩波書店、2005年) '12/09/17
佐藤康邦 『絵画空間の哲学 思想史のなかの遠近法  Philosophie des Raums in der Malerei, 1992. 〔改装版〕』(三元社、2008年) '10/09/11
佐藤康邦 『現代を生きる哲学 '07』(放送大学教材、共通科目・人文系、放送大学教育振興会、2007年) '10/11/28
佐藤康邦 『哲学への誘い '08』(放送大学教材、基礎科目、放送大学教育振興会、2008年) '10/08/01

熊野純彦 『カント 世界の限界を経験することは可能か』(シリーズ・哲学のエッセンス、日本放送出版協会、2002年) '12/09/28
神崎繁/熊野純彦/鈴木泉 責任編集 『西洋哲学史III 「ポスト・モダン」のまえに』(大西克智、楠川幸子、村上勝三、上野修 著、講談社選書メチエ、2012年) '12/07/15
熊野純彦 『西洋哲学史 近代から現代へ』(岩波新書、2006年) '12/06/17
熊野純彦 『西洋哲学史 古代から中世へ』(岩波新書、2006年) '12/06/14
神崎繁/熊野純彦/鈴木泉 責任編集 『西洋哲学史IV 「哲学の現代」への回り道』(乗立雄輝/小田部胤久/滝口清栄/杉山直樹 著、講談社選書メチエ、2012年) '12/05/16
神崎繁/熊野純彦/鈴木泉 責任編集 『西洋哲学史II 「知」の変貌・「信」の階梯』(近藤智彦/土橋茂樹/永嶋哲也/周藤多紀/山本芳久/上枝美典/加藤和哉/藤本温/山内志朗 著、講談社選書メチエ、2011年) '12/01/05
神崎繁/熊野純彦/鈴木泉 責任編集 『西洋哲学史I 「ある」の衝撃からはじまる』(納富信留/木原志乃/斎藤憲/中畑正志/金子善彦/丸橋裕/村井則夫 著、講談社選書メチエ、2011年) '12/01/01
熊野純彦 編 『近代哲学の名著 デカルトからマルクスまでの24冊』(中公新書、2011年) '11/07/14
熊野純彦 『埴谷雄高――夢みるカント』(再発見 日本の哲学、講談社、2010年) '11/04/15
熊野純彦 編 『日本哲学小史 近代100年の20篇』(中公新書、2009年) '10/02/04
熊野純彦 『差異と隔たり 他なるものへの倫理』(岩波書店、2003年) '10/01/08
熊野純彦 『ヘーゲル 〈他なるもの〉をめぐる思考』(筑摩書房、2002年) '09/12/30
熊野純彦 編 『現代哲学の名著 20世紀の20冊』(中公新書、2009年) '09/12/26
熊野純彦 『レヴィナス入門』(ちくま新書、1999年) '09/12/09
熊野純彦 『西洋哲学史 近代から現代へ』(岩波新書、2006年) '09/12/04
熊野純彦 『西洋哲学史 古代から中世へ』(岩波新書、2006年) '09/12/01
熊野純彦 『和辻哲郎 文人哲学者の軌跡』(岩波新書、2009年) '09/11/13

和辻哲郎 『古寺巡礼』(ワイド版岩波文庫、1991年) '10/01/29
和辻哲郎 『人間の学としての倫理学』(岩波文庫、2007年) '09/04/07
和辻哲郎 『風土 人間学的考察』(ワイド版岩波文庫) '09/02/25
和辻哲郎 『孔子』(ワイド版岩波文庫) '08/11/29

宮川敬之 『和辻哲郎――人格から間柄へ』(再発見 日本の哲学、講談社、2008年) '11/06/23
苅部直 『光の領国 和辻哲郎』(岩波現代文庫、2010年) '11/04/22
熊野純彦 『和辻哲郎 文人哲学者の軌跡』(岩波新書、2009年) '09/11/13





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本「和辻哲郎――人格から間柄へ (再発見 日本の哲学)」宮川敬之5

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和辻哲郎  人格から間柄へ (再発見 日本の哲学)
和辻哲郎――人格から間柄へ (再発見 日本の哲学)

○著者: 宮川敬之
○出版: 講談社 (2008/7, 単行本 278ページ)
○価格: 1,470円
○ISBN: 978-4062787574
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さて、


どうなんだろう、ぼくが目指す山は、もちろん?!低い山ではなくってそれなりに高い山だと考えているんだろうけれども(よく分からないショウジキまだ定まらない、いまのぼくには定めることができないのだが)、低い山はまずは目指す対象にはなりえないだろうし、少なくともぼくはそこに照準を合わせることをしたくないと考える、そもそも低い山とはなにであり高い山とはなにでありなにではないのか、、、まぁまぁ死ぬまでぼくの命が尽きるまであちらの世界からのお呼びがかかるまで、もしかしたら明日かも今夜かもしれないし、はたまた100歳くらいまでお呼びがかからず考えつづける時間が機会が猶予が与えられて、もちろん考えるためには生きつづけてこの世に生存しつづけなければならないのであり、なんらかのいろいろな意味での糧を得て他人との関係を築き持続させながら



仏教から倫理学へ 思想生成の根幹に迫る!
一年間のドイツ留学を終えて帰国した昭和三年以降、和辻哲郎の思想の変遷に最も強い影響を与えたのは疑いなくハイデッガーの思想である。だが、和辻がハイデッガーをなんの前提もバイアスもなく読解したと考えるのはまちがっている。和辻のハイデッガー受容の基礎を与えたのは西田幾多郎の思考であった。……西田は昭和五年二月八日付けで和辻に宛ててつぎのように書き送っている。 ――本書より


≪もくじ: ≫
I あらかじめ喪(うしな)われたこどもに    1 死んで生まれる/2 「もの」と「こと」/3 「表現」の変容/4 様式と「様式」
II 表現としての人格    1 「人格」の変容/2 『福音書』と『正法眼蔵』/3 表現・真理・人格/4 「沙門道元」後半部/5 自筆する表現/6 経験我と普遍我/7 五蘊説/8 縁起説/9 認識と実践
III 人格から間柄へ    1 西田幾多郎/2 ハイデッガー/3 「人格と人類性」/4 道徳的人格性/5 「もの」も恢復/6 主体の再生/7 構造変換/8 間柄/9 すり合わせ/10 自己言及性


参考文献

附録
 和辻哲郎 略年譜 (明治22・1889年〜昭和35・1960年)
 読書案内

あとがき (平成二十年戊子(つちのえね)のとし 宮川敬之)


和辻哲郎 (わつじ・てつろう) 1889年、兵庫県仁豊野に生まれる。1909年東京帝国大学文科大学哲学科入学。20代で『ニーチェ研究』『ゼエレン・キエルケゴオル』を出し、奈良へ古寺を巡る旅をする。『古寺巡礼』は多くの読者を獲得した。仏教研究に成果をあげ、ドイツ留学。帰国後、京都帝国大学文学部教授。45歳のとき、東京帝国大学文学部教授に転任。『人間の学としての倫理学』『続日本精神史研究』『風土』『倫理学』など、主著となる著作を刊行。戦後も、『鎖国』『日本倫理思想史』などを発表し、日本思想を追求する独自の思索を続けた。1960年、71歳で死去。


≪著者: ≫ 宮川敬之 (みやがわ・けいし) 1971年鳥取県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。大本山永平寺に安居修行。鳥取県天徳寺副住職、岡山県円満寺住職。主な論文に、「中国近代佛学の起源」(『中国哲学研究』第12号)、「異物感覚と歴史」(『中国における「近代知」の生成』東方書店)。2003年より「」(講談社)に菅野覚明と「『眼蔵』をよむ」を隔月連載中。


和辻哲郎 『古寺巡礼』(ワイド版岩波文庫、1991年) '10/01/29
和辻哲郎 『人間の学としての倫理学』(岩波文庫、2007年) '09/04/07
和辻哲郎 『風土 人間学的考察』(ワイド版岩波文庫) '09/02/25
和辻哲郎 『孔子』(ワイド版岩波文庫) '08/11/29

苅部直 『光の領国 和辻哲郎』(岩波現代文庫、2010年) '11/04/22
熊野純彦 『和辻哲郎 文人哲学者の軌跡』(岩波新書、2009年) '09/11/13

木村純二 『折口信夫――いきどほる心』(再発見 日本の哲学、講談社、2008年) '11/06/13
佐藤正英 『小林秀雄――近代日本の発見』(再発見 日本の哲学、講談社、2008年) '11/06/02
荒谷大輔 『西田幾多郎――歴史の論理学』(再発見 日本の哲学、講談社、2008年) '11/05/27
野矢茂樹 『大森荘蔵――哲学の見本』(再発見 日本の哲学、講談社、2007年) '11/05/19
藤村安芸子 『石原莞爾――愛と最終戦争』(再発見 日本の哲学、講談社、2007年) '11/05/12
栗原剛 『佐藤一斎――克己の思想』(再発見 日本の哲学、講談社、2007年) '11/04/29
小林敏明 『廣松渉――近代の超克』(再発見 日本の哲学、講談社、2007年) '11/04/21
熊野純彦 『埴谷雄高――夢みるカント』(再発見 日本の哲学、講談社、2010年) '11/04/15
シリーズ「再発見 日本の哲学」、菅野覚明熊野純彦 責任編集、日本の近代思想を読みなおす!






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本「光の領国 和辻哲郎 (岩波現代文庫 学術244)」苅部直5

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光の領国 和辻哲郎 (岩波現代文庫)
光の領国 和辻哲郎 (岩波現代文庫 学術244)

○著者: 苅部 直
○出版: 岩波書店 (2010/11, 文庫 368ページ)
○価格: 1,365円
○ISBN: 978-4006002442
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本書のタイトルにかかげられる「光の領国」が、本書においてはじめて登場する(とぼくが確認した意識した)のは本書P.93。じつは、すこしまえまでは(いつからだろう、ずいぶん時間が経ったような気がするけれど、そうでもないかもしれない)、気になる箇所にページにポストイットをペタペタペタペタと貼りまくって、あとから読了後に再度チェックすることを試みていたんだけど、止めた、いまは一切していない(栞を、読みかけのページにはさむ紙片を、今回はあえて切り裂いてまでして挟みこんだ、チェックした、したかった)。記憶力には記憶能力には限りがあって、若いころならあれもこれもなんでもかんでも片っ端から記憶することも、ときに必要とされておおよそのところは対応できたんだけれども(などと言ってしまえるほどのものだったのかどうなのか)、すでに若くない、ある意味では初老のよそ(40歳)をすぎて、無理はすまい、無理を強いたところで、所詮は無理は、あくまでも無理なのであって、無理が身につくことはない、ものなのかどうなのか、身につくものを身につけて、身につかないものは残念ながらぼくには縁がなかったのであろうゴメンナサイ、、、
日本の古代から綿々とつづいていると言ってもいいんだろうね、天皇制。ねぇねぇ、ぼくにはよく分かってなくってさ、ケッコウ本気(マジ)で、それなりには他人に説明できるレヴェルでは理解したいんだよね、少なくとも。天皇制を理解できてなくって、他人に説明できなくって、たとえば日本人以外の他国人に問い質されたときに、それなりに相手を満足させるレヴェルでの説明をなしえないようであるならば、少なくともぼくは「日本人」とか、ナショナリズム(愛国心)みたいなものを、口にできない、資格を権能を有しないなどと考えてしまうのは、極端すぎるとは思うから、ぼく以外の他者にそれを要求することはしないけれども、ぼくはみずからにはその部分において妥協する気はまったくない♪、(分かるまで、分かることを欲しつづければ、飽くことなく求めつづけていけばいい!!?)、、、いわゆる、近代の明治維新は、1868年、王政復古、徳川幕府を否定して、幕府の存在を否定して、天皇と朝廷に対抗して並立した幕府、鎌倉幕府(1192年、1185年、1180年?!)であり室町幕府であり戦国時代の幕府(将軍)を否定して、いきなり古代の平安時代にタイムスリップしちゃって、担ぎ出された天皇は、明治天皇、吃驚仰天だったろうねぇ、幕府の陰に隠れて綿々と絶やすことなく継続してきた天皇と朝廷の存在は、幕府だって認知していたからこそであって、幕府にとっても必要不可欠であったのか、大和の豪族、ヤマト王朝、卑弥呼の時代に、律令制度の時代以前に遡って、、、光の領国、光と闇と、生と死と♪



和辻哲郎(1889-1960)は明治以後の日本において最も包括的な哲学体系を築きあげた。そのテクストを日本政治思想史研究者が同時代の言説状況の文脈のなかで丁寧に読みなおし、〈人間と政治〉の問題を和辻がどのように考えてきたかを、その矛盾や欠落もふくめて検証する。付録として全集未収録の和辻の論考を併載。


≪目次: ≫
まえがき (一九九五年三月)
凡例

序章 「土下座」をめぐって
第一章 生命・人格・象徴
    1 〈光〉の原風景/2 「煩悶」青年の精神世界――世紀末文化と演劇体験/3 「Formの神秘」――象徴主義・人格主義・教養王義
第二章 古代日本とデモクラシーの発見    1 古代日本との出会い/2 デモクラシーの再現――民本主義論/3 「文明」を超えて
第三章 倫理学と政治    1 倫理学体系の形成(I 「人格より人間へ」/II 見いだされた〈日本〉/III 「人間の学」と時代情勢)/2 和辻倫理学の構造/3 戦時体制と「思慮の政治」
終章 光と闇



付録資料
家庭の私事 和辻哲郎(『大阪朝日新聞』1926年8月5日)
『東京帝国大学学術大観』文学部第十一章「倫理学科」 和辻哲郎・金子武蔵(『東京帝国大学学術大観』総覧・文学部、1942年12月)
斎藤勇先生追慕 堀豊彦(東京大学学生基督教青年会『会報』78号、1982年12月)

岩波現代文庫版あとがき (二〇一〇年十月  苅部 直)
和辻哲郎略年譜 1889(明治22)〜1960(昭和35)


※本書は一九九五年五月、創文社より刊行された。文庫化に際し、参考文献一覧と索引を割愛し、新たに付録資料を加えた。


≪著者: ≫ 苅部 直 (かるべ ただし) 1965年東京生まれ。1994年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)。東京大学教授(大学院法学政治学研究科・法学部)。日本政治思想史。著書に、『丸山眞男――リベラリストの肖像』(岩波新書)、『移りゆく「教養」』(NTT出版)、『鏡のなかの薄明』(幻戯書房)がある。

苅部直 『丸山眞男 リベラリストの肖像』(岩波新書、2006年) '11/04/18

和辻哲郎 『古寺巡礼』(ワイド版岩波文庫、1991年) '10/01/29
和辻哲郎 『人間の学としての倫理学』(岩波文庫、2007年) '09/04/07
和辻哲郎 『風土 人間学的考察』(ワイド版岩波文庫) '09/02/25
和辻哲郎 『孔子』(ワイド版岩波文庫) '08/11/29

熊野純彦 『和辻哲郎 文人哲学者の軌跡』(岩波新書、2009年) '09/11/13





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本「古寺巡礼 (ワイド版岩波文庫4)」和辻哲郎5

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古寺巡礼 (ワイド版 岩波文庫)
古寺巡礼 (ワイド版岩波文庫4)

○著者: 和辻哲郎
○出版: 岩波書店 (1991/1, 単行本 287ページ)
○価格: 1,260円
○ISBN: 978-4000070041
おすすめ度: 5.0
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和辻哲郎(1889-1960)の「イデーを見る眼」(「解説」谷川徹三)、1919年(大正八年初版)の書。「この書は大正七年の五月、二三の友人とともに奈良付近の古寺を見物したときの印象記である。」(P.5「改版序」)


≪目次: ≫
改版序 (昭和二十一年七月 著者)
一 アジャンター壁画の模写――ギリシアとの関係――宗教画としての意味――ペルシア使臣の画
二 哀愁のこころ――南禅寺の夜
三 若王子の家――博物館、西域の壁画――西域の仏頭――ガンダーラ仏頭と広隆寺弥勒
四 南西風呂のこと――京都より奈良へ――ホテルの食堂
五 廃都の道――新薬師寺――鹿野苑の幻想
六 浄瑠璃寺への道――浄瑠璃寺――戒壇院――戒壇院四天王――三月堂本尊――三月堂諸像
七 疲労――奈良博物館――聖林寺十一面観音
八 数多き観音像、観音崇拝――写実――百済観音
九 天平の彫刻家――良弁――問答師――大安寺の作家――唐招提寺の作家、法隆寺の作家――日本霊異記――法隆寺天蓋の鳳凰と天人――維摩像、銅板押出仏
十 伎楽面――仮面の効果――伎楽の演奏――大仏開眼供養の伎楽――舞台――大仏殿前の観衆――舞台上の所作――伎楽の扮装――林邑楽の所作――伎楽の新作、日本化――林邑楽の変遷――秘伝相承の弊――伎楽面とバラモン神話――呉楽、西域楽、仮面の伝統――猿楽田楽――能狂言と伎楽――伎楽とギリシア劇、ペルシア、インドのギリシア劇――バラモン文化とギリシア風文化――インド劇とギリシア劇――シナ、日本との交渉
十一 カラ風呂――光明后施浴の伝説――蒸し風呂の伝統
十二 法隆寺より古京を望む――法隆寺十一面観音――光明后と彫刻家問答師――彫刻家の地位――光明后の面影
十三 天平の女――天平の僧尼――尼君
十四 西の京――唐招提寺金堂――金堂内部――千手観音――講堂
十五 唐僧鑑真――鑑真将来品目録――奈良時代平安時代初期
十六 薬師寺、講堂薬師三尊――金堂薬師如来――金堂脇侍――金堂製作年代、天武帝――天武時代飛鳥の文化――薬師の作者――薬師寺東塔――東院堂聖観音
十七 奈良京の現状、聖観音の作者――玄弉三蔵――グプタ朝の芸術、西域人の共働――聖観音の作者――薬師寺について――神を人の姿に――S氏の話
十八 博物館特別展覧――法華寺弥陀三尊――中尊と左右の相違――光明后枕仏説
十九 西大寺の十二天――薬師寺吉祥天女――インドの吉祥天女――天平の吉祥天女――信貴山縁起
二十 当麻の山――中将姫伝説――浄土の幻想――久米寺岡寺――藤原京跡――三輪山丹波市
二十一 月夜の東大寺南大門――当初の東大寺伽藍――月明の三月堂――N君の話
二十二 法隆寺――中門内の印象――エンタシス――ギリシアの影響――五重塔の運動
二十三 金堂壁画――金堂壁画とアジャンター壁画――インド風の減退――日本人の痕跡――大壁小壁――金堂壇上――橘夫人の廚子――綱封蔵
二十四 夢殿――夢殿秘仏――フェノロサの見方――伝法堂――中宮寺――中宮寺観音――日本的特質――中宮寺以降

解説 谷川徹三


挿画目次: 撮影 入江泰吉(新薬師寺本堂/三月堂本尊不空羂索観音/三月堂梵天/聖林寺十一面観音/百済観音伎楽面法華寺十一面観音/唐招提寺金堂/薬師寺金堂本尊薬師如来/薬師寺東塔/薬師寺東院堂聖観音/法華寺弥陀/薬師寺吉祥天女/三月堂/法隆寺金堂/法隆寺五重塔/法隆寺金堂壁画弥陀浄土図/法隆寺金堂壁画中尊阿弥陀仏/法隆寺金堂壁画右脇侍/法隆寺金堂壁画右脇侍面相/橘夫人念持仏/夢殿/夢殿観音/中宮寺観音)


※〔編集付記〕本書の底本には『和辻哲郎全集』第二巻(1961年12月、岩波書店刊)初秋のテクストを採り、あわせて単行本『古寺巡禮』(1947年3月、岩波書店刊)を参照した。
※2001年6月5日 第10刷発行


和辻哲郎 『人間の学としての倫理学』(岩波文庫、2007年) '09/04/07
和辻哲郎 『風土 人間学的考察』(ワイド版岩波文庫、1991年) '09/02/25
和辻哲郎 『孔子』(ワイド版岩波文庫、1994年) '08/11/29

熊野純彦 『和辻哲郎 文人哲学者の軌跡』(岩波新書、2009年) '09/11/13







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本「和辻哲郎 文人哲学者の軌跡 (岩波新書1206)」熊野純彦5

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和辻哲郎―文人哲学者の軌跡 (岩波新書)
和辻哲郎 文人哲学者の軌跡 (岩波新書1206)

○著者: 熊野純彦
○出版: 岩波書店 (2009/9, 新書 246ページ)
○価格: 819円
○ISBN: 978-4004312062
おすすめ度: 4.5
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家族論、国家論、共同体、戦争、天皇制、、、倫理学

観察者、
和辻哲郎 (わつじ・てつろう, 1889-1960)


≪目次: ≫
まえがき
序章 絶筆    (生のはじまり、生のおわり/『自叙伝の試み』/「黄道」/「理解の海」への驚き)

第I章 ふたつの風景
第1節 故郷
   1 村落の追憶(仁豊野という土地/村の生活――観察者としての少年/村の現実と、村落の理念) 2 父母の影響(和辻の父――仁術としての医学/私塾の師――父の受けた教育/母の日常――「おいえはん」の暮らし/「主婦」という特異な存在) 3 家族論から(和辻家族論の原像/エコノミーのはじまりとしての「家」/伝統的家族観と近代的家族像/和辻家族論の屈折)
第2節 離郷    1 亀裂の記憶(小村の出身者――和辻の特異性/「土下座」/「帰郷」と「回帰」の物語/「回帰」の陰影) 2 少年の日々(意識の下積み/意識のはじまり/「現実よりも強い存在を持ったもの」/楽園のおわり) 3 地縁共同体(同時代人の幼年時代/土地の意味/遊びと労働――和辻の回想の質について)
第3節 帝都    1 都市の生活(東京の桜/魚住折蘆との出逢い/哲学への関心――ケーベル、魚住、和辻) 2 空間と交通(一高生の作文/ふたつの風景――和辻の空間・交通論の形成/空間、交通、通信――村落の原型から/「道」の拡大――歴史的視野から/「生きられた空間」――都市の風景から) 3 歌のわかれ(和辻の大学時代/和辻の処女作/和辻の資質について)

第蕎蓮_鶺△垢詢冤
第1節 回帰
    1 夫婦と信頼(疾風怒濤の時代のおわり/二人共同体/夫婦、信頼、真実/夫婦間のただ一度の危機――阿部次郎事件について) 2 日本古代へ(回帰の軌跡/『日本古代文化』と単一民族神話/清明心の道徳/『日本古代文化』の魅力) 3 原始仏教へ(藤岡蔵六事件/京都へ――西田と和辻/『沙門道元』/『原始仏教の実践哲学』)
第2節 渡航    1 風土論から(『風土』の視点/自然と文化――風土の意味/戸坂潤の和辻批判) 2 カント解釈(ヨーロッパ経験の遺産/誤謬推理論の解釈/和辻のカント解釈の特徴/カント解釈のかなた) 3 日本語論へ(「日本語と哲学の問題」/「道」を「知る」こと/「有る」ことの意味/日本語論の陥穽――回帰する倫理)
第3節 倫理    1 マルクスへ(時代の転機/「日本語と哲学の問題」から『人間の学としての倫理学』へ/和辻のマルクス理解――「間柄」としての「物質」/自然、間柄、風土) 2 倫理の意味(「倫理」への問い、ことばへの問い/「ひと」「世人」「われ」/他性とその抹消/回帰としての倫理学) 3 関係と身体(コギト命題への批判/「問う」ということ/関係と身体/身体、感覚、言語/「他者への関係」としての「倫理」)

第珪蓮〇代のなかで
第1節 時代
    1 思考の文脈(西田の応答/西田幾多郎「論理と生命」について/京都学派の人間学構想――三木清の場合/民族という「躓きの石」) 2 時代の課題(「日本精神」/「外国崇拝」の「伝統」/「現代日本と町人根性」/帝国主義戦争と「大義」の喪失/「町人根性」批判と「経済的組織」論) 3 経済的組織(経済現象の「模型」――マリノウスキーの報告に依拠して/クラ交易について/経済現象一般の意味/ホモ・エコノミクスの克服)
第2節 国家    1 日本の運命(「文化的創造に携わる者の立場」/「東西文化の総合」/戦時体制への参与/日米開戦と戦前版『倫理学』中巻) 2 国家と戦争(「戦争美化」の哲学?/地縁共同体から文化共同体へ、民族から国家へ/国家とはなにか/国家と戦争/回帰の場所/国家の起源と解体/) 3 紀年と国境(和辻の時間論/王権――時間を分節化し、歴史を編むもの/歴史によって物語られる国家/風景――土地の共同のひとつのすがた/国境――風土を国土とするもの/終戦工作から戦後へ)
第3節 戦後    1 天皇の問題(丸山眞男の回想から/『尊皇思想とその伝統』/和辻の「アマテラス」像/現人神としての天皇) 2 文化と言語(王権の原型――人民主権としての王権/文化の問題/ことばの問題/和辻倫理学における言語の位置/言語観、文化観、天皇制) 3 晩年の和辻(「松風の音」/停年退官/和辻の芸術論/最晩年/和辻の資質・再考/和辻の死)

終章 文人    (文人哲学者/「自己発見」の書/弥勒像との出逢い)

参考文献
あとがき (二〇〇九年 死者たちの季節に 熊野純彦)
略年譜
人名索引


≪著者: ≫ 熊野純彦 (くまの・すみひこ) 1958年、神奈川県に生まれる。1986年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻、倫理学、哲学史。現在、東京大学教授。著書、『レヴィナス入門』(ちくま新書)、『レヴィナス――移ろいゆくものへの視線』(岩波書店)、『ヘーゲル』(筑摩書房)、『カント』(NHK出版)、『差異と隔たり――他なるものへの倫理』(岩波書店)、『戦後思想の一断面』(ナカニシヤ出版)、『メルロ=ポンティ』(NHK出版)、『西洋哲学史 古代から中世へ』『西洋哲学史 近代から現代へ』(岩波新書)ほか。訳書、『全体性と無限』(レヴィナス、岩波文庫)、『共同存在の現象学』(レーヴィット、岩波文庫)。

和辻哲郎 『人間の学としての倫理学』(岩波文庫、2007年) '09/04/07
和辻哲郎 『風土 人間学的考察』(ワイド版岩波文庫) '09/02/25
和辻哲郎 『孔子』(ワイド版岩波文庫) '08/11/29







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本「人間の学としての倫理学 (岩波文庫 青144-13)」和辻哲郎5

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人間の学としての倫理学 (岩波文庫)
人間の学としての倫理学 (岩波文庫 青144-13)

○著者: 和辻哲郎
○出版: 岩波書店 (2007/6, 文庫 285ページ)
○価格: 735円
○ISBN: 978-4003811047
おすすめ度: 4.5
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倫理学と何であるかという問いに答えて、それは倫理あるいは道徳に関する学であると言うならば、そこには一切が答えられているとともにまた何事も答えられておらない。倫理学は「倫理とは何であるか」という問いである。だからそれがかかる問いであるとして答えられるのは正しい。しかしそれによってこの問いの中味には全然触れられるところはないのである。したがってこの問いの中味は倫理学自身によって明らかにせられるほかない。  (P.9)


≪目次: ≫
序 (昭和九年正月 著者)
第一章 人間の学としての倫理学の意義
一 「倫理」という言葉の意味
二 「人間」という言葉の意味
三 「世間」あるいは「世の中」の意義
四 「存在」という言葉の意味
五 人間の学としての倫理学の構想
六 アリストテレスのPolitike
七 カントのAnthropologie
八 コーヘンにおける人間の概念の学
九 ヘーゲルの人倫の学
一〇 フォイエルバハの人間学
一一 マルクスの人間存在
第二章 人間の学としての倫理学の方法
一二 人間の問い
一三 問われている人間
一四 学としての目標
一五 人間存在への通路
一六 解釈学的方法

[解説] 日本倫理学の方法論的序章子安宣邦)   一 昭和初期日本の学術的形成/二 『人間の学としての倫理学』の成立/三 「倫理とは何であるか」/四 「倫理」という言葉/五 ヘーゲルと『人倫の体系』/六 倫理学の方法
索引

風土 人間学的考察 (ワイド版岩波文庫72)』
孔子 (ワイド版岩波文庫155)』


届かぬ想い♪




本「風土 人間学的考察 (ワイド版岩波文庫72)」和辻哲郎5

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風土―人間学的考察
風土 人間学的考察 (ワイド版岩波文庫72)

○著者: 和辻 哲郎
○出版: 岩波書店 (1991/12,単行本 299ページ)
○価格: 1,260円
○ISBN: 978-4000070720
おすすめ度:4.5
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この書の目ざすところは人間存在の構造契機としての風土性を明らかにすることである。だからここでは自然環境がいかに人間生活を規定するかということが問題なのではない。通例自然環境と考えられているものは、人間の風土性を具体的地盤として、そこから対象的に開放され来たったものである。かかるものと人間生活との関係を考えるという時には、人間生活そのものもすでに対象化せられている。従ってそれは対象と対象との間の関係を考察する立場であって、主体的な人間存在にかかわる立場ではない。我々の問題は後者に存する。たといここで風土的形象が絶えず問題とせられているとしても、それは主体的な人間存在の表現としてであって、いわゆる自然環境としてではない。・・・ (P.3、序言)

そう、オギュスタン・べルク『風土学序説 (中山元 訳、筑摩書房 、2002/1)』より、、、ちょっと簡単には書くことができない♪(だったら書かないほうがいい)


≪目次: ≫
序言 (昭和十年八月・昭和十八年十一月 著者)
第一章 風土の基礎理論 (昭和四年稿、六年改稿、十年補筆)  一 風土の現象/二 人間存在の風土的規定
第二章 三つの類型  一 モンスーン (昭和三年稿、四年加筆)/二 沙漠 (昭和三年稿、四年加筆)/三 牧場 (昭和三年稿、十年改稿)
第三章 モンスーン的風土の特殊形態  一 シナ (昭和四年初稿、昭和十八年改稿)/二 日本  イ 台風的性格 (昭和六年稿)/ロ 日本の珍しさ (昭和四年)
第四章 芸術の風土的性格 (昭和四年)
第五章 風土学の歴史的考察 (昭和二十三年十二月)  一 ヘルデルに至るまでの風土学/二 ヘルデルの精神風土学/三 ヘーゲルの風土哲学/四 ヘーゲル以後の風土学

解説 (井上光貞



Oxalis articulata




本「孔子 (ワイド版岩波文庫155)」和辻哲郎5

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孔子 (ワイド版岩波文庫155)

○著者: 和辻哲郎
○出版: 岩波書店 (1994/11,文庫 165ページ)
○価格: 945円
○ISBN: 978-4000071550


子曰く、吾十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従って距を踰えず。  (P.101-P.102)
この部分のみ書き記すことに、迷いがないわけではない。何故にこれほどまでに有名なフレーズが、P.101であるのか?、巻頭に記すべきであろう、「あっ、知ってる!」で購入する読者層を否定できない。ぼくだって、知ってるフレーズが登場することに、安らぎを覚える、ヘナチョコ♪
これまで知り得なかった事柄を知り得た喜びと、一方では、知り得たばかりに(浮かびあがり)認識されてしまう自らの無知。プライド有しない人は存在しない。くだらないと言及されたとしても、プライドを有することを否定したくない。

≪目次: ≫
序(昭和十三年八月 著者)
再版序(昭和二十三年三月 著者)

一 人類の教師
人類の教師の意義/古代文化の体現者/シナの地域における民族および文化の交代/シナの地域における文化の統一者=漢字/先秦文化の結晶としての孔子
二 人類の教師の伝記
人類の教師の伝記の性質/伝記の曖昧性、ソクラテスの場合/イエスの場合/釈迦の場合/孔子の場合、『史記』孔子世家の批判/孔子の批判
三 『論語』の原典批判
『論語』の原典批判の諸問題/斉魯河間九篇本の問題/学而篇の考察/郷党篇の考察/河間七篇の問題/各篇の主題/為政篇の考察/下論諸篇との比較/下論発生の経路
四 孔子の伝記および語論の特徴
孔子の死に関する記録の態度/死および魂の問題の取り扱い方/「天」の思想/孔子の立場の特徴/人類の教師としての孔子の特徴/孔子の語録の特徴

付録 武内博士の『論語之研究』
解説……大室幹雄


玉ボケ♪




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