Gori ≒ ppdwy632

〈ぼく〉の思索の一回性の偶然性の実験場。

図説

本「図説 城下町 江戸 (歴史群像シリーズ特別編集)」平井聖 監修5

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図説城下町江戸―古地図と古写真でよみがえる (歴史群像シリーズ)
○著者: 平井聖 監修、浅野伸子/菅井靖雄 執筆
○定価: 1,470円(品切)
○ISBN: 978-4056053586






――古地図と古写真でよみがえる――

日本の首都・東京は城下町として生まれました。しかし、城下町「江戸」ほど大きく変貌した町はありません。この有為転変を遂げた城下町「江戸」を、本誌では古地図と現代地図や古写真と現状写真などを駆使して、その魅力のすべてを追いかけていきます。


≪目次: ≫
監修のことば (平井 聖)
本誌の凡例

日本橋・神田
江戸随一の商業地と職人地/商業地の近代化
 コラム「諸街道の起点、日本橋」
 「江戸を歩く〜史跡探訪〜」
日本橋から小伝馬町へ/小伝馬町から秋葉原へ
 コラム「江戸から東京へ 【商家】――百貨店の先駆的経営を行った江戸の老舗」
商家の集中/三越/白木屋・大丸/銀座通り
 コラム「江戸から東京へ 【市場】――流通の中心、日本橋の魚市場と神田の青物市場」
魚市場/青果市場

深川
江戸の拡張/深川の工業地化
 コラム「江戸の火事と木場の変遷」
 「江戸を歩く〜史跡探訪〜」
清澄白河から木場へ
 コラム「江戸から東京へ 【花街】――社会の変動により繰り返した繁栄と衰退」
江戸の花街/深川/花街いろいろ/その後の深川

亀戸
江戸近郊農村の亀戸/亀戸の工場化
 コラム「太宰府天満宮を模した亀戸天神」
 「江戸を歩く〜史跡探訪〜」
亀戸から大島へ/大島周辺

両国・蔵前
本所の開発/隅田川両岸の変化
 コラム「浅草御蔵と札差」
 「江戸を歩く〜史跡探訪〜」
蔵前から両国へ/両国から菊川へ
 コラム「江戸から東京へ 【相撲小屋】――悲願だった屋根をもつ国技館の建設」
江戸時代の相撲興行/明治・大正・昭和前期/昭和中・後期から平成へ

浅草・向島
江戸随一の繁華な遊興地/東京一の観光地となった浅草
 コラム「隅田川と橋」
 「江戸を歩く〜史跡探訪〜」
浅草寺周辺/向島周辺
 コラム「江戸から東京へ 【芝居小屋】――江戸の文化を発信し続ける歌舞伎の劇場」
江戸での歌舞伎芝居/猿若町三座/芝居の自由化/歌舞伎座の開設

上野・谷中
将軍家の菩提所、寛永寺/大きく変化した寛永寺寺領
 コラム「琵琶湖を模した不忍池」
 「江戸の事件現場」
上野戦争
 「江戸を歩く〜史跡探訪〜」
上野公園へ/上野から日暮里へ

本郷
江戸の北を守る外堀と武家屋敷/大名屋敷のその後
 コラム「神田川の開削」
 「江戸を歩く〜史跡探訪〜」
本郷から春日へ/春日から小石川へ

王子
行楽の郷、王子と滝野川/明治の有力者と郊外地
 コラム「江戸の遊山」
 「江戸を歩く〜史跡探訪〜」
駒込から巣鴨へ

小石川
小石川と関口の神田上水/大名屋敷跡地の別荘地化と学校化
 コラム「小石川の御薬園」
 「江戸の事件現場」
高田馬場の決闘
 「江戸を歩く〜史跡探訪〜」
早稲田から神田川へ/神田川から雑司が谷へ

市谷・四谷
四つの尾張中納言の屋敷/江戸城の名残の住宅地
 コラム「現在の水道のもとである玉川上水」
 「江戸の事件現場」
浄瑠璃坂の仇討ち
 「江戸を歩く〜史跡探訪〜」
新宿御苑から四谷三丁目へ/四谷三丁目から早稲田へ

九段
江戸城内郭の変化/旧江戸城とその北側の変化
 コラム「明暦の大火と江戸の都市計画」
 「江戸を歩く〜史跡探訪〜」
半蔵門から市谷へ/市谷から飯田橋へ

丸の内・霞が関
江戸城郭内の構成/明治以降の江戸の中心部
 コラム「江戸城と城門」
 「江戸を歩く〜史跡探訪〜」
桜田門から東京駅へ/東京駅から数寄屋橋へ
 「江戸の事件現場」
桜田門外の変
 「江戸の事件現場」
坂下門外の変
 「江戸を歩く〜史跡探訪〜」
 コラム「江戸から東京へ 【江戸城】――日本政治の中心地として政権の所在を示す」
江戸時代まで/明治時代/昭和・平成時代
 コラム「江戸から東京へ 【武家屋敷】――幕府から与えられていた大名屋敷と侍屋敷」
武家地の割合/大名屋敷/旗本屋敷/明治期以降

築地
埋め立てて造られた武家地/築地の変化
 コラム「石川島と佃島」
 「江戸を歩く〜史跡探訪〜」
勝どきから築地へ/佃島・石川島へ渡る


増上寺の繁栄/芝の近代化
 コラム「近代の交通」
 「江戸を歩く〜史跡探訪〜」
東銀座から新橋へ/新橋から御成門へ

赤坂
赤坂の武家地/御所となった旧紀伊家本邸
 コラム「赤坂の溜池」
 「江戸を歩く〜史跡探訪〜」
四谷から信濃町へ

麻布
麻布の市街化と幕末の善福寺/大使館の集中する地域
 コラム「女学校の開設」
 「江戸の事件現場」
ヒュースケン暗殺
 「江戸を歩く〜史跡探訪〜」
広尾から一之橋へ

三田
三田の大名屋敷と寺町/旧大名屋敷のさまざまな用途
 コラム「幕末の黒船来航」
 「江戸の事件現場」
薩摩藩邸焼討事件
 「江戸を歩く〜史跡探訪〜」
泉岳寺から三田へ/三田周辺

品川
御殿山と品川宿/宿場から工業の町へ
 コラム「街道と江戸四宿」
 「江戸を歩く〜史跡探訪〜」
高輪台から品川宿へ/品川宿から北品川へ

地図で見る江戸東京の四百年
江戸時代――文久2年(1862)の江戸/明治維新後――大正8年の東京/関東大震災後――昭和7年の東京/太平洋戦争後――平成15年の東京



≪監修: ≫ 平井 聖 (ひらい きよし) 昭和女子大特任教授・東京工業大学名誉教授。江戸時代の建築、とくに武家屋敷を専門とする。日本各地の城跡の整備・復元に関わるほか、NHK大河ドラマの建築考証も永年にわたり行っている。主な著書に『猫の家、その前と後――「吾輩は猫である」を住生活史からみると』(昭和女子大大学近代文化研究所)、『バイリンガル日本人のすまい』(市ヶ谷出版)、『図説 日本住宅の歴史』(学芸出版社)、『日本住宅の歴史』(日本放送出版協会)、『中井家文書の研究』(中央公論美術出版)などがある。

≪執筆者: ≫ 浅野伸子  放送大学非常勤講師、地図解説を担当
≪執筆者: ≫ 菅井靖雄  歴史作家、「江戸から東京へ」、「江戸の事件現場」を担当


平井聖 監修 『【決定版】 図説 江戸城 その歴史としくみ』(平井聖/鈴木悦子/相原葉子/伊東龍一/松岡利郎/鈴木賢次/浅野伸子/中西立太 執筆、歴史群像シリーズ特別編集、学研マーケティング、2008年) '13/08/14
平井聖 『日本人の住まいと住まい方』(放送大学叢書、左右社、2013年) '13/08/10

中沢新一 『アースダイバー  Earth Diver 』(講談社、2005年) '12/11/11
貝塚爽平 『東京の自然史』(講談社学術文庫、2011年) '11/12/09



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本「図説 平泉 浄土をめざしたみちのくの都 (ふくろうの本・日本の歴史)」大矢邦宣5

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図説 平泉 ---浄土をめざしたみちのくの都 (ふくろうの本/日本の歴史)
図説 平泉 浄土をめざしたみちのくの都 (ふくろうの本・日本の歴史)

○著者: 大矢邦宣
○出版: 河出書房新社 (2013/4, 単行本 164ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309762036






藤原清衡は「北方の王者」であることを宣し、みちのくの中央に「中尊寺」を建立した。藤原三代が願った「浄土」とは? ユネスコ世界遺産の「平泉」黄金伝説の謎を解く!


≪目次: ≫
序章 ユネスコ精神を実現しようとした文化が、九〇〇年前、みちのくにあった
1 「無知と偏見と不平等」の払拭をめざして
2 世界遺産「平泉」――何が評価されたのか
 コラム 世界遺産は、どうやって決まるの?
 コラム 「浄土」は本来「浄(返り点)土」だった!

第一章 浄土をめざすまで
1 「浄土都市・平泉」再現――一二世紀の平泉復元図
2 清衡に「浄土づくり」を決心させたみちのくの悲哀と誇り
 (1) みちのく・道の奥・陸奥、蝦夷征討(征夷)
 (2) 奥州藤原氏
 (3) 【二つの戦乱 その一】前九年合戦
 (4) 【二つの戦乱 その二】後三年合戦
 コラム 「陸奥」は、なぜ「むつ」と読むのか?
 コラム 深い縁で結ばれた都の霊場とみちのく
 コラム みちのくに賭けた源氏――「源威集」に見る“武家の棟梁”への道

第二章 浄土実現へのみちすじ
1 上京で見えてきた“みちすじ”
 (1) 過酷な“原体験”から
 (2) 清衡、上京す!
 (3) 都との人脈づくり
2 三つの戦略
 コラム 特論 清衡精神の総決算――現代文訳「中尊寺建立供養願文」

第三章 平泉開府と中尊寺
1 中尊寺建立――法華経による国づくり
 (1) みちのく中央の尊い寺・中尊寺
 (2) 「人中の尊」
 (3) サンキューの平泉
 (4) 関山
 (5) 釈尊の寺・法華経徒清衡
2 「文化力」でみちのくを護る
 (1) 都を以て都を制す
 (2) 中尊寺の秘宝――超一流、わが国唯一、わが国初
 ◎紺紙金銀字交書一切経――わが国唯一、金銀字の一切経
 ◎中国との密接な関係をもの語る――紺紙金字一切経と宋版一切経
 ◎金光明最勝王経金字宝塔曼荼羅図――唯一の華やかな彩色の金字宝塔曼荼羅
 コラム 平泉研究の根本資料――「平泉寺塔已下注文」『吾妻鏡』文治五年九月十七日条
 コラム 法華経の特色――『法華経』は、なぜ、清衡の精神的基盤となったのか?
 コラム 五台山と平泉
 コラム 中尊寺・平泉に伝わる「わが国最古・唯一」

第四章 金色堂の謎を解く――清衡はなぜ金色堂に眠っているのか?
1 不思議な聖堂・金色堂
 (1) 金色堂の七不思議
 (2) 金色堂のコンセプトは? 金色堂はなぜ金色か?
 (3) なぜ、遺体を保存したのだろう?
2 謎を解く聖なる山・金鶏山
 (1) 金色堂とセットの聖山
 (2) 経塚の始まりは藤原道長
 (3) 金色堂の清衡は、金鶏山に復活――みちのくを浄土に、悲願実現への遠大な夢
 コラム 宮沢賢治と毘沙門天陀羅尼
 コラム 金色堂とマルコ・ポーロ『東方見聞録』
 コラム シルクロードの弥勒信仰――釈迦の後継者・弥勒仏の流行
 コラム 中尊寺の寺宝

第五章 自然美の浄土――毛越寺と無量光院
1 平泉で完成した浄土庭園
 (1) 「浄土庭園」なくして平泉の世界遺産登録はなかった
 (2) 浄土の池は四角形だった!
 (3) わが国の浄土は、なぜ方池を選ばなかったのか?
2 毛越寺
 (1) 二代基衡
 (2) 毛越寺の造営――「北の都」の偉観を調える
 (3) 完全に残る「自然美の浄土庭園」
3 観自在王院の浄土庭園
4 浄土庭園の完成形・無量光院
 (1) 三代秀衡
 (2) 無量光院建立――最も進化した浄土庭園
 (3) 平等院鳳凰堂との共通点
 (4) 平等院鳳凰堂との相違点
 (5) 館と私邸と仏堂と
 コラム 円隆寺本尊像は、最先端の新様式
 コラム 基衡・秀衡の人脈
 コラム 常行堂と「毛越寺の延年」
 コラム 『作庭記』の世界と平泉
 コラム 毛越寺とその寺宝
 コラム 「十五ならべ」と「七五三」
 コラム 無量光院、もう一つの見方――なぜ、禁断の殺生図を描いたのか? みちのくを代表して、懺悔・浄化の空間か
 コラム 小さなカエル絵の大きな意義――「鳥獣人物戯画」墨描折敷を推理する
 コラム 平泉文化の広がり

第六章 平泉の残照
1 義経と平泉
 (1) 牛若は、なぜ平泉をめざしたのか?
 (2) 源平合戦――義経の活躍と凋落 最大の功労者が、なぜ追われたのか?
 (3) 頼朝が仕組んだ「東下り」
2 平泉の滅亡
 (1) 頼朝の「宿意」
 (2) 平泉滅亡
 (3) その後の平泉――護り伝えた先人を受け継いで
 コラム 鎌倉を悩まし続けた平泉の「怨霊」
 コラム 平泉町からの出土

ガイド 平泉を歩く
1 松尾芭蕉『奥の細道』の道
 (1) 「秀衡が跡」
 (2) 中尊寺(世界遺産)
2 浄土庭園の道
3 西に足を伸ばせば――達谷窟から骨寺へ
4 北に足を伸ばせば――安倍氏の古跡
5 川東へ――広がる平泉文化
6 さらに足を伸ばせば――みちのく仏の宝庫

資料 清衡精神の総決算・「中尊寺建立供養願文」――基本資料の全注釈と読解
資料 第35回ユネスコ世界遺産委員会「平泉」に関する決議文

平泉略年表
参考文献・資料
あとがき


≪著者: ≫ 大矢邦宣 (おおや・くにのり) 1944年岩手県一戸町生まれ。東京大学文学部史学科卒業。民間企業、岩手県立博物館勤務、盛岡大学文学部教授を経て、平泉文化遺産センター館長、盛岡大学客員教授。岩手県文化財保護審議会会長、岩手史学会会長を歴任。「平泉の文化遺産」世界遺産登録推薦書作成委員として、世界遺産登録を実現。引き続き拡張登録検討委員を務める。2012年度岩手日報文化賞受賞。研究分野は、日本文化史、文化財学(宗教文化)、平泉文化論。主著に、『別冊・太陽200号記念特別号 みちのくの仏像』(2012年、平凡社、監修・執筆)、『日本の世界遺産5 平泉』(2012年、朝日新聞出版、監修・執筆)、『芸術新潮』 2011年10月号特集「奥州平泉とみちのくの仏たち」(新潮社、執筆・監修)、『平泉 自然美の浄土』(2008年、里山出版)、『奥州藤原氏五代』(2001年、河出書房新社)、『図説・みちのくの古仏紀行』(1999年、河出書房新社)、『図説・宮沢賢治』(「賢治を歩く」1996年、2009年新装版、河出書房新社、共著)など。


高橋富雄 『平泉の世紀 古代と中世の間』(講談社学術文庫、2012年) '12/02/22



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本「図説 神道 八百万の神々と日本人 (ふくろうの本・日本の文化)」三橋健5

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図説 神道 ---八百万の神々と日本人 (ふくろうの本/日本の文化)
図説 神道 八百万の神々と日本人 (ふくろうの本・日本の文化)

○著者: 三橋 健
○出版: 河出書房新社 (2013/2, 単行本 144ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309762029



「不思議な自然の摂理に随(したが)うこと」とは、本書の「はじめに(p7)」に、「神道は一言でいえば」、として


平成25年、伊勢神宮式年遷宮と出雲大社大遷宮! 日本人の精神に深く根付いた魂と心と信仰の原点「神道」。神話から、禊や祓、社殿、神社まで、豊富な写真とともにわかるビジュアル版。


≪目次: ≫
巻頭口絵
いのち/かみ/みや/いのり/みそぎ

はじめに

神道と日本人
神道と自然
「神道(しんとう)」という名称/自然の猛威と恵み
神道と人道
至高(しこう)神アマテラスオオミカミ/神聖な稲作業
神道と労働
働く神々/稲の神々
神道と救済
「救済(きゅうさい)」の観念/「禊(みそぎ)」と「祓(はらえ)
神道と生活
衣食の起源/日本人の生活に浸透した神道
神道と生死
神道の死生観/死の起源
神道と生命
「いのち」を生みだすもの/神道の伝統的な生命観

神道と神々
「かみ」から「神」へ
「神」の語源/畏怖すべき「神」
八百万の神々
多神の世界/人間の崇敬
神話のなかの神
神々の物語/男女二神の登場
姿形を現した神々
「隠身(こもりみ)」の神々/神影像の登場
暮らしのなかの神々
神棚(かみだな)と台所/「トイレの神様」
神に祭られた人々
「天神」と「地祇」/祭られた歴史上の人物

神道の歴史と思想
神道以前
原神道の起源/「神道」の初見
仏教公伝とカミ信仰
「仏法」との対比/神身離脱の思想
律令時代の神祇制度
神祇令(じんぎりょう)/その他の律令と記紀二典
平安時代の神道
本地垂迹説/両部(りょうぶ)神道と山王(さんのう)神道
鎌倉・南北朝時代の神道
後期両部神道/伊勢神道
室町時代の神道
亀卜道(きぼくどう)吉田家/吉田兼倶と吉田神道
江戸時代の神道
儒家神道/垂加(すいか)神道と復古(ふっこ)神道
明治時代の神道
明治政府の神仏分離令/終戦直後の神道指令

神社の歴史と社殿の様式
神社の起源
全国の祭祀(さいし)遺跡/本殿のない神社
神社祭祀遺跡
磐座(いわくら)・磐境(いわさか)・神籬(ひもろぎ)/神地の決定
古代の神社
かむこそ・やしろ・もり/天社・国社・神社
律令制下と平安時代の神社
官社(かんしゃ)と官幣社(かんぺいしゃ)/十六社・二十二社
中世の神社
一宮(いちのみや)・総社(そうしゃ)/武家の氏神/村落の神社
江戸時代の神社
江戸幕府による統制/一郷一社制
明治以降の神社
東京招魂社の建立と祭神論争/神社と国家の分離
神社の建築と施設
多様な神社建築/鳥居・本殿
本殿の建築様式
平入(ひらいり)と妻入(つまいり)/千木(ちぎ)と鰹木(かつおぎ)
境内と付属施設
社殿の配置
コラム 神社の参拝方法
手水(てみず)とお賽銭(さいせん)/拝礼と拍手
コラム 氏神社と氏子
産土神(うぶすながみ)/氏神の氏子

神道の祭り
「まつる」という言葉
「祀」と「祭」/直会(なおらい)
祭りの前の斎戒
(けが)れと清め/不浄(ふじょう)を清める斎戒
神道の多様な祭り
四時祭(しいじさい)と臨時祭(りんじさい)/家庭祭祀
神社の祭り
大祭、中祭、小祭、諸祭/神饌(みけ)と直会
祝詞
奏上体(そうじょうたい)と宣下体(せんげたい)/言霊(ことだま)信仰
村の祭りと都市の祭礼
地域の氏神/祇園祭

日本の神話
天地のはじまり
『古事記(こじき)』と『日本書紀(にほんしょき)』/世界のはじまりと神々
国生みと神生みの神話
伊耶那岐命(イザナキノミコト)と妹伊耶那美命(イザナミノミコト)/黄泉国を訪れた伊耶那岐命
誓約で生まれた神々
建速須佐之男命と天照大御神の対決/三柱の女神の誕生
天照大御神の天の石屋ごもり
高天原と葦原中国/須佐之男命の追放
大国主神の国作りと国譲り
大国主神の試練/葦原中国の支配者/高天原との一体化/高天原からの使者
高千穂への天孫降臨
邇邇芸命の天降り/邇邇芸命の結婚
神代から神武天皇への系譜
海幸彦(ウミサチヒコ)と山幸彦(ヤマサチヒコ)/神倭伊波礼毘古命(神武天皇)

さまざまな神社信仰
代表的な神社信仰
大神宮(だいじんぐう)信仰/八幡(はちまん)信仰/天神(てんじん)信仰/稲荷(いなり)信仰
コラム 山岳信仰と教派信道
山の信仰/教派神道(きょうはしんとう)十三派
聖地の信仰
熊野(くまの)信仰/諏訪(すわ)信仰/白山(はくさん)信仰
その他の神社信仰
日吉(ひよし)(山王)信仰/春日(かすが)信仰/金毘羅(こんぴら)信仰/住吉(すみよし)信仰/東照宮(とうしょうぐう)信仰/靖国(やすくに)信仰/その他の神社信仰


あとがき (平成二十五年(二〇一三年)二月  三橋 健)

参考文献/図版(写真)提供


≪著者: ≫ 三橋 健 (みつはし・たけし) 1939年、石川県生まれ。國學院大學文学部日本文学科を卒業。同大学院文学研究科神道学専攻博士課程単位取得退学。1992年、國學院大學から神道学博士の称号を授与。1991年、ポルトガルのコインブラ大学留学。帰国後、國學院大學講師、助教授を経て教授となる。1996年、國學院大學在外研究員としてフランスとイタリアへ派遣され、パリドフィーヌ大学、グレゴリアン大学、ミラノ東洋学校、ナポリ東洋大学、バチカン放送などで神道・神社に関する講演・講義・放送を行う。2010年、國學院大學を停年退職。同大学院客員教授。また東洋大学・上智大学・駒澤大学・清泉女子大学などの非常勤講師も務めた。著書に『国内神名帳の研究 論考編』『国内神名帳の研究 資料編』(以上、おうふう)、『神道の常識がわかる小辞典』『神社の由来がわかる小辞典』(以上、PHP新書)、『神々の原影』(共著、平河出版社)、『わが家の宗教・神道』『日本神さま事典』(以上、編著、大法輪閣)、『日本人と福の神 七福神と幸福論』(丸善)など多数。


井上智勝 『吉田神道の四百年 神と葵の近世史』(講談社選書メチエ、2013年) '13/02/02
成沢光 『政治のことば 意味の歴史をめぐって』(保立道久 解説、講談社学術文庫、2012年) '12/09/07
佐藤正英 『日本倫理思想史 〔増補改訂版〕  The History of Ethical Thought in Japan, Enlarged and Revised edition 』(東京大学出版会、2012年) '12/08/29
菅野覚明 『神道の逆襲』(講談社現代新書、2001年) '10/11/18






 日本語の「いのち」の「い」は「息(いき)」という意味であり、また「生(い)きる」の「い」と同じ根から生まれた言葉である。「の」は助詞の「の」であり、そして「ち」は「目に見えないが、とても激しい力」という意味で、漢字の「霊」をあてるのがふさわしい。   (p29)


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本「図説 明治の宰相 (ふくろうの本・日本の歴史)」伊藤雅人/前坂俊之 編著5

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図説 明治の宰相 (ふくろうの本/日本の歴史)
図説 明治の宰相 (ふくろうの本・日本の歴史)

○著者: 伊藤雅人/前坂俊之 編著
○出版: 河出書房新社 (2013/1, 単行本 128ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309762005




富国強兵殖産興業の中で近代日本を創り上げた宰相7人の政策と政治。伊藤博文黒田清隆山県有朋松方正義大隈重信桂太郎西園寺公望らの業績を通じて、維新から憲法発布、帝国議会、産業革命、条約改正、日英同盟、日清・日露戦争、天皇崩御までの明治日本の足跡をたどる。


≪目次: ≫
口絵 錦絵で見る明治日本の姿
 開国/戊辰戦争の終結/富国強兵/殖産興業/征韓論/西南戦争/憲法発布/国会開設/日清戦争/日露戦争

はじめに 前坂俊之(静岡県立大学国際関係学部名誉教授)
 国家の興亡は六十〜八十年サイクル/若いエネルギーが明治維新を達成/薩長藩閥が独占し弊害を生んだ/首相・閣僚も薩長閥から/宰相・軍人がリーダーパワーを発揮/近現代史の見方


序章 近代国家への船出
明治新政府の誕生と伊藤博文
 松下村塾でのさまざまな出会い/「錦の御旗」を押し立てた新政府
新政府が戊辰戦争の内乱に勝利
 太古にもどす新政府の基本精神/戊辰戦争の終結
太政官政府の発足
 太政官政府の要職に就く伊藤/中央集権国家の成立に向けて
中央集権体制の確立
 中央集権への布石「版籍奉還」/用意周到に「廃藩置県」を断行
徴兵制の導入で富国強兵へ
 山県有朋による軍政改革/徴兵令を公布
政府主導の「殖産興業」へ
 伊藤・大隈が推進した殖産興業/官界と財界の癒着を生む/お雇い外国人の働き
条約改正に使節団を派遣
 条約改正に岩倉使節団を派遣/留守政府は遣韓使節案を決定
征韓論から「明治六年の政変」へ
 朝鮮への使節派遣をめぐる動き/伊藤・黒田・大隈は岩倉と連携
反征韓に矛盾する台湾出兵
 台湾出兵を決議/大久保は内務省で反乱に対処
最大の内乱「西南戦争」が終結
 朝鮮に欧米の方法で対処/大久保は反乱を各個撃破/私学校の暴発で西南戦争へ
活性化する自由民権運動
 下野した板垣退助の動き/伊藤らによる国会開設の動き/立憲政体に関する伊藤の意見書
大隈を追放した「明治十四年の政変」
 政争になった官有物払い下げ/伊藤による大隈追放劇

第一章 内閣制度
十年後に国会開設を詔勅
 伊藤と大隈の路線対立/国会開設を明言した政府/伊藤博文の欧州視察
貴族院を担う華族制度を創設
 四民平等の中の新身分制度/貴族院を担う華族の誕生
自由民権運動が「自由党」の結成へ
 「自由党」の誕生/激化する「自由党」を解散
福沢諭吉の「脱亜論」
 大隈重信を後押しした福沢諭吉/時事新報に掲載された「脱亜論」/隣国を見切った福沢諭吉
伊藤は政体調査に欧州視察
 欧州視察の重圧/法学者シュタインの教え/ドイツからイギリスへ
後れた隣国の近代化
 華族の制度改革/伊藤の慎重な外交
伊藤博文が初代内閣総理大臣に [第一次伊藤内閣1885・明治18年12月22日〜1888・明治21年4月30日
 内閣総理大臣になった伊藤博文/バランス重視の閣僚
不平等条約改正に欧化政策 [第一次伊藤内閣]
 鹿鳴館外交に批判/条約改正会議の失敗で外相辞任
憲法草案ができ退陣へ [第一次伊藤内閣]
 将来を見据えた制度改革/憲法草案の検討/憲法制定への伊藤の信念

第二章 憲法発布
ついに憲法発布なる [黒田内閣1888・明治21年4月30日〜1889・明治22年10月25日
 伊藤内閣を継承した黒田内閣/お祭り騒ぎの憲法発布/議会を牽制する超然主義
もつれた条約改正 [黒田内閣]
 知識人の憲法批判/難航する不平等条約改正交渉/短命の黒田内閣
天皇の大命で山県が総理に就任 [第一次山県内閣1889・明治22年12月24日〜1891・明治24年5月6日
 山県有朋へ天皇の大命/地方自治に力を注いだ山県

第三章 選挙と議会
多額納税者のみの選挙資格 [第一次山県内閣]
 選挙権・被選挙権の資格/選挙に向けて大同団結運動/反政府系政党の勝利
議会初めの議題は軍事費増強 [第一次山県内閣]
 議会政治のスタート/軍事費増強の予算案/議会運営を乗り切る現実路線
松方首相は解散権を行使 [第一次松方内閣1891・明治24年5月6日〜1892・明治25年8月8日
 首相の座は長州から薩摩へ/窮地に立たされた松方内閣/初めての解散権の行使
大津でロシア皇太子が襲われる [第一次松方内閣]
 ロシア皇太子ニコライの訪日/警備の警官が襲う/司法の独立を世界に証明
第二回選挙に干渉した松方政権 [第一次松方内閣]
 憲政史上初めての解散総選挙/死傷者も出した選挙戦/選挙干渉で崩壊した松方内閣
五人の元勲が揃う黒幕総出内閣 [第二次伊藤内閣1892年・明治25年8月8日〜1896年・明治29年9月18日
 ふたたび元勲主体の内閣へ/伊藤は解散で抵抗し予算を通す

第四章 日清戦争
東学党の乱で日清両国が出兵 [第二次伊藤内閣]
 朝鮮で東学党が武装蜂起/「天津条約」により日本軍も出動
条約改正がなり清国に宣戦布告 [第二次伊藤内閣]
 開戦前に大本営を設置/日英の条約締結が日本を後押し/宣戦布告のないまま日清は開戦
日清戦争に日本が勝利 [第二次伊藤内閣]
 中国海軍が長崎に入港し威嚇/高速巡洋艦と速射砲で対決
三国干渉で遼東半島を返還 [第二次伊藤内閣]
 下関で日清講和条約/三国干渉に屈した日本
具体的な構想となった対ロシア [第二次伊藤内閣]
 列強の蚕食が進む清国/日本は清国の賠償金で兵力増強/対戦に向け日本国内を整備/ロシアが朝鮮半島に進出
衆議院を解散し内閣は総辞職 [第二次松方内閣1896・明治29年9月18日〜1898・明治31年1月12日
 第二次松方内閣の誕生/民党の取り込みに失敗する
民党の取り込みに失敗した伊藤 [第三次伊藤内閣1898・明治31年1月12日〜1898・明治31年6月30日
 伊藤に三度目の組閣大命降る/伊東の善処を無視した伊藤/新党結成ならず伊藤は退陣
初の政党内閣は内部分裂で瓦解 [第一次大隈内閣1898・明治31年6月30日〜1898・明治31年11月8日
 政党内閣の誕生/内部分裂をする憲政党
田中正造は天皇へ公害を直訴 [第一次大隈内閣]
 日本の産業革命と労働争議/鉱毒被害者を官憲が弾圧
清国は義和団を支持し宣戦布告 [第二次山県内閣1898・明治31年11月8日〜1900・明治33年10月19日
 山県が第二次内閣を組閣/清国は八ヵ国に宣戦を布告
陸・海軍は日露戦争を構想 [第四次伊藤内閣1900・明治32年10月19日〜1901・明治33年6月2日
 伊藤は立憲憲政会を与党に組閣/日露戦争の構想を具体化する

第五章 日露戦争
「日英同盟」の締結に世界は驚愕 [第一次桂内閣1901・明治34年6月2日〜1906・明治39年1月7日
 桂太郎は「次官内閣」を組閣/「日英同盟」が成立
宣戦布告前に始まった戦闘 [第一次桂内閣]
 日露開戦を決断/巨大な敵を相手に陸軍の戦い
日本海海戦に完全勝利 [第一次桂内閣]
 旅順港封鎖作戦に失敗/ロシア海軍を壊滅させる
講和反対の民衆が暴動 [第一次桂内閣]
 アメリカの斡旋で講和会議へ/講和不満の民衆が暴徒化する/捕虜にも気遣った日本

第六章 桂園時代
公家出身の西園寺内閣誕生 [第一次西園寺内閣1906・明治39年1月7日〜1908・明治41年7月14日
 桂と西園寺の密約/西園寺内閣の最初の仕事
巨大な戦費が生んだ戦後不況 [第一次西園寺内閣]
 戦後不況と産業/戦後経営を積極的に推進
国民生活と地方改良運動 [第一次西園寺内閣]
 社会主義者が西園寺に期待/足尾銅山暴動事件
不況は社会主義を表面に [第二次桂内閣1908・明治41年7月14日〜1911・明治44年8月30日
 対立する西園寺と山県/緊縮財政を徹底する桂内閣
韓国併合と伊藤暗殺事件 [第二次桂内閣]
 伊藤博文の韓国統治構想/満州からの撤兵をめぐって
桂は再び西園寺に政権を授受 [第二次西園寺内閣1911・明治44年8月30日〜1912・大正元年12月21日
 原敬の政権授受交渉/西園寺内閣の内相と蔵相の争い
明治時代の終焉 [第二次西園寺内閣]
 天皇崩御の日の西園寺公望/桂太郎の動揺と山県有朋の動き

明治の宰相年表 (1867・慶応3年〜1912・明治45・大正元年)


参考文献

編集協力
 竜野 努 (たつの・つとむ) 1958年千葉県生まれ。早稲田大学卒業。新聞社を経て出版社勤務で歴史関係書籍後、古文書・史跡を中心に歴史研究家。著書に『日本史雑学人物伝 大貧乏大逆転』(毎日新聞社)『いま、時代小説がおもしろい』(別冊宝島)『お江戸あきない繁盛図鑑』(アスペクト)など多数
 後閑英雄 (ごかん・としお) 明治大学文学部卒業。出版社勤務を経て作家。著書に『妙楽大師』(第三文明社)『リングの鷲』(漫画原作 潮出版社)『横山光輝 三国志大研究』(共著 潮出版社)など多数
 海童 暖 (かいどう・だん) 1946年福島県生まれ。多くの職業を経験し歴史研究家。著書に『江戸「とんでも殿様」列伝』(PHP文庫)『幕末剣豪秘伝(監修・津本陽)』(ワニ文庫)『いざゆけ! ゼロ戦』(KKベストセラーズ)『栄光の日本海軍』(共著 茜新社)など多数


≪編著者: ≫ 伊藤雅人 (いとう・まさと) 1958年愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。歴史雑誌編集長を経て、歴史作家。編著書に『解き明かされる日はくるか? [歴史の謎]』(岩崎書店)、『実は平家が好き。目からウロコの「源平」、その真実』(メディアファクトリー)など多数。

≪編著者: ≫ 前坂俊之 (まえさか・としゆき) 1943年岡山県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。毎日新聞社入社。同社情報調査部副部長を経て、1993年静岡県立大学国際関係学部教授に就任。同名誉教授。著書に『太平洋戦争と新聞』(講談社学術文庫)、『日露インテリジェンス戦争を制した天才参謀明石元二郎大佐』(新人物往来社)、『死刑』(現代書館)、『ニッポン奇人伝』(社会思想社)など多数。


伊藤之雄 『山県有朋 愚直な権力者の生涯』(文春新書、2009年) '12/01/30
伊藤之雄 『元老西園寺公望 古希からの挑戦』(文春新書、2007年) '11/12/08
伊藤之雄 『政党政治と天皇』(日本の歴史22、講談社学術文庫、2010年) '11/10/23
瀧井一博 『伊藤博文 知の政治家』(中公新書、2010年) '11/11/30
瀧井一博 編 『伊藤博文演説集』(講談社学術文庫、2011年) '11/10/31
瀧井一博 『文明史のなかの明治憲法 この国のかたちと西洋体験』(講談社選書メチエ、2003年) '11/12/24

井上勝生 『幕末・維新』(シリーズ日本近現代史1、岩波新書、2006年) '11/08/13
井上勝生 『開国と幕末改革』(日本の歴史18、講談社学術文庫、2009年) '11/08/01
井上寿一 『日本外交史講義』(岩波テキストブックス、岩波書店、2003年) '13/02/23
オットマール・フォン・モール 『ドイツ貴族の明治宮廷記  Ottmar von Mohl: “Am japanischen Hofe”, 1904 』(金森誠也 訳、講談社学術文庫、2011年) '12/01/27
木村幸比古 編著 『図説 戊辰戦争』(ふくろうの本・日本の歴史、河出書房新社、2012年) '12/12/05
坂本一登 『伊藤博文と明治国家形成 「宮中」の制度化と立憲制の導入』(講談社学術文庫、2012年) '12/04/12
佐々木隆 『明治人の力量』(日本の歴史21、講談社学術文庫、2010年) '11/09/25
鈴木淳 『維新の構想と展開』(日本の歴史20、講談社学術文庫、2010年) '11/08/29
鳥海靖 『逆賊と元勲の明治』(講談社学術文庫、2011年) '11/12/02
西修 『図説 日本国憲法の誕生』(ふくろうの本・日本の歴史、河出書房新社、2012年) '12/06/10
原田敬一 『日清・日露戦争』(シリーズ日本近現代史3、岩波新書、2007年) '11/08/27
坂野潤治 『日本近代史』(ちくま新書、2012年) '12/07/06
坂野潤治 『明治国家の終焉 1900年体制の崩壊』(ちくま学芸文庫、2010年) '10/08/11
坂野潤治 『近代日本の国家構想 1871-1936』(岩波現代文庫、2009年) '10/04/01
坂野潤治+大野健一 『明治維新 1858-1881』(講談社現代新書、2010年) '10/02/23
坂野潤治 『明治デモクラシー』(岩波新書、2005年) '10/02/17
坂野潤治 『未完の明治維新』(ちくま新書、2007年) '10/02/10
牧原憲夫 『民権と憲法』(シリーズ日本近現代史2、岩波新書、2006年) '11/08/23
宮本又郎 編著 『図説 明治の企業家』(ふくろうの本・日本の歴史、河出書房新社、2012年) '12/09/09
松浦玲 『勝海舟と西郷隆盛』(岩波新書、2011年) '12/02/07






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本「図説 大奥の世界 (ふくろうの本・日本の歴史)」山本博文 編著5

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図説 大奥の世界 (ふくろうの本/日本の歴史)
図説 大奥の世界 (ふくろうの本・日本の歴史)

○著者: 山本博文
○出版: 河出書房新社 (2012/11, 単行本 128ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761992



この役所(大奥は、将軍とその正室である御台所の生活を支える役所だった)の最大の任務は、将軍の跡継ぎをもうけること、、、  (p14、「編著者のことば」)


装束・髪型・化粧・職制・行事・しきたり…禁断の園の実像に迫るビジュアル決定版。
映画「大奥」公開。江戸時代250年間、将軍のためにだけ存在した「大奥」。絢爛豪華なベールの奥に閉ざされた世界を、豊富な錦絵、衣装や家具等の写真を交え、大奥研究の第一人者が解説。


≪目次: ≫
口絵 描かれた大奥の世界
口絵 描かれた将軍の世界

編著者のことば 山本博文(東京大学大学院情報学環・史料編纂所教授)
大奥の主人/大奥の組織/大奥の生活と行事/本書の構成と特徴

第一章 百花繚乱「大奥の世界」
江戸城と大奥の変遷
大奥への奉公
大奥の職制と俸禄
御目見得以上(上臈御年寄/御年寄/小上臈/御客会釈/中年寄/御中臈/御錠口/御小姓/御表使/御右筆/御次/御切手書/御伽坊主/呉服之間/御広座敷)/御目見得以下(御三之間/御仲居/御火之番/御使番/御末)

第二章 大奥の日常生活
大奥の年中行事
大奥の生活
婚礼/出産/葬儀
 将軍の一日
 将軍の御小座敷
 御台所の一日
 御台所の住まい
 将軍と御台所の食事
 奥女中たちの宿舎
大奥の装い
 大奥の化粧
上流階級の婚礼化粧道具/お歯黒化粧/白粉化粧/紅化粧/眉化粧/髪の装いと髪飾り/髪飾り/大奥の主な行事の服装
 大奥の主な行事の服装
大奥の遊び

第三章 大奥の歴史と人物
大奥の誕生
家康時代の大奥/長子相続の原則/大奥を作った春日局
大奥の法度
「男子禁制」ではなかった大奥/男子禁制の強化/吉宗の大奥改革
大奥の対立
 お江 vs 春日局
待ち望まれた男子の誕生/竹千代を世継ぎと認めた家康/お江の無念、お福の歓喜
 天英院 vs 月光院
四歳の新将軍/絵島生嶋事件の背景/八代将軍吉宗の就任
 天璋院 vs 和宮
新将軍の“養母”天璋院/御所風にこだわる和宮/徳川家を救った二人
大奥の権威
背景にある将軍の威光/老中の人事を左右する御年寄/矜持を失わない大奥
大奥のリストラ
大奥の浪費体質/吉宗の大奥改革/ぶれる幕府の大奥対策
歴代将軍と妻妾
 初代 徳川家康
築山殿(正室)/朝日姫(正室)/小督局(側室)/茶阿局(側室)/西郷局(側室)/お亀(側室)/お万(側室)
 二代 徳川秀忠
お江(正室)/お静(側室)
 三代 徳川家光
孝子(正室)/お玉(側室)/お楽(側室)/お万(大上臈)
 四代 徳川家綱
浅宮顕子(正室)
 五代 徳川綱吉
信子(正室)/大典侍(側室)/お伝(側室)/染子(側室?)
 六代 徳川家宣
煕子(正室)/お喜世(側室)/お須免(側室)
 七代 徳川家継
吉子内親王(正室)
 八代 徳川吉宗
真宮理子(正室)/お須磨(側室)/お古牟(側室)/お久(側室)
 九代 徳川家重
比宮増子(正室)/お幸(側室)/お遊喜(側室)
 十代 徳川家治
五十宮倫子(正室)/お知保(側室)/お品(側室)
 十一代 徳川家斉
寔子(正室)/お万(側室・御内緒の御方)/お楽(側室)/お登勢(側室)/お蝶(側室)/お美代(側室)/お八重(側室)/お瑠璃/梅村
 十二代 徳川家慶
楽宮喬子(正室)/お定(側室)/お美津(側室)/お琴(側室)/姉小路(上臈御年寄)
 十三代 徳川家定
篤子(正室)/お志賀(側室)
 十四代 徳川家茂
和宮(正室)
 十五代 徳川慶喜
美賀子(正室)/お信(側室)/お幸(側室)
大奥事件帖
 絵島生嶋事件
 コラム 御中臈「てや」の奮闘
 延命院事件
 コラム 宇治の間の伝説
 智泉院事件
 コラム 御末女中「あらし」の怪死
 感応寺事件
 コラム 将軍家慶のスキャンダル
大奥の終焉

大奥年表(永禄5・1562〜明治2・1869)
参考文献


※カバー錦絵 『千代田之大奥 お花見』国立国会図書館蔵

≪編著者: ≫ 山本博文  (やまもと・ひろふみ) 1957年岡山県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了。文学博士。東京大学史料編纂所教授を経て、東京大学大学院情報学環教授史料編纂所教授兼任)。大奥女中や江戸の官僚組織研究の第一人者。1992年『江戸お留守居役の日記』(読売新聞社、のち講談社学術文庫)で40回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。著書に『江戸城の宮廷政治』(講談社学術文庫)、『島津義弘の賭け』(中公文庫)、『江戸のお白州』(文春文庫)、『お殿様たちの出世 江戸幕府老中への道』(新潮選書)、『大奥学』(新潮文庫)、『日本史の一級史料』(光文社新書)、『信長の血統』(文春新書)など多数。

山本博文 『殉死の構造』(講談社学術文庫、2008年) '10/10/11





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本「図説 戊辰戦争 (ふくろうの本・日本の歴史)」木村幸比古 編著5

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図説 戊辰戦争 (ふくろうの本/日本の歴史)
図説 戊辰戦争 (ふくろうの本・日本の歴史)

○著者: 木村幸比古 編著
○出版: 河出書房新社 (2012/10, 単行本 111ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761978




2013年大河ドラマ『八重の桜』の舞台・会津落城の悲劇と戊辰の役の裏側。火蓋をきった鳥羽伏見の戦いから(、江戸無血開城彰義隊壊滅、会津落城、)箱館戦争までを、豊富な写真とともにたどる。新発見! 土方歳三辞世の句収録。


≪目次: ≫
序 戊辰戦争を歩く/木村幸比古(霊山歴史館)
内憂外患/攘夷の嵐/鳥羽伏見の戦い/上野彰義隊/奥羽越列藩同盟から会津戦争/北辺の地・箱館戦争/士族の反乱・西南戦争

第一章 開国と尊王攘夷
1 ペリー来航
アジアの激動/ペリー来航の影響
2 開国とその影響
日米和親条約ハリスの来日/安政の大獄桜田門外の変/薩摩・長州の動向/生麦事件/長州藩、攘夷決行/薩英戦争

第二章 大政奉還への道
1 混乱する京都政界
八月十八日の政変参与会議の崩壊/池田屋事件蛤御門の変四国連合艦隊下関砲撃事件
コラム 幕末最強の武装集団・新選組
新選組の誕生/池田屋事件/厳格な禁令/幕末を駆け抜けた新選組
2 幕長戦争から薩長同盟
第一次幕長戦争/高杉晋作の挙兵/坂本龍馬中岡慎太郎兵庫開港問題薩長連合/第二次幕長戦争
3 大政奉還
将軍慶喜の奮闘/海援隊陸援隊船中八策薩土盟約/大政奉還の上表

第三章 鳥羽伏見の戦い
1 王政復古
徳川慶喜の思惑/王政復古のクーデター/小御所会議/後退する討幕派
2 開戦
薩摩藩邸焼き討ち事件/鳥羽街道での衝突/城門を閉ざす淀城/津藩の寝返り/慶喜の大坂脱出

第四章 彰義隊の戦い
1 新政府軍、江戸に迫る
恭順を決意する慶喜/彰義隊の発足/江戸に迫る新政府軍
コラム 近藤勇の死
2 江戸無血開城
海舟の使者・山岡鉄舟/鉄舟、西郷と会見/海舟が敷いた背水の陣/旧幕府軍の抵抗/大村益次郎、江戸へ/彰義隊壊滅

第五章 会津戦争
1 奥羽越列藩同盟の成立
松平容保、会津へ/庄内藩の受難/水面下の謝罪嘆願工作/旧幕府軍、会津と連携/白石会議を開催/世良修蔵暗殺/奥羽鎮撫総督の孤立/白河の攻防戦/九条道孝、仙台を脱出
2 会津落城と東北戦争の終結
仙台藩の降伏/河井継之助と長岡藩/庄内藩降伏/白虎隊の悲劇/若松城下の戦闘/東北戦争の終結
コラム 女たちの会津戦争
中野竹子娘子隊/女傑・山本八重/壁に刻まれた無念/同志社と八重

第六章 箱館戦争
1 榎本武揚の夢
榎本軍、蝦夷地に上陸/榎本政権の誕生
2 箱館戦争の終結
宮古湾海戦五稜郭の落城

戊辰戦争関係年表
参考文献一覧・図版(写真)提供


≪編著者: ≫ 木村幸比古 (きむら・さちひこ) 1948年京都市出身。國學院大學文学部卒。幕末維新ミュージアム霊山歴史館学芸課長。高知県観光特使。NHK大河ドラマ「徳川慶喜」「新選組!」「龍馬伝」で展示委員を務める。著書に『龍馬語録』『新選組日記』『吉田松陰の実学』『龍馬暗殺の謎』(以上、PHP研究所)、『幕末維新 珠玉の一言』『京都 幕末維新かくれ史跡を歩く』(以上、淡交社)、『史伝 土方歳三』(学習研究社)、『新選組全史』(講談社)など多数。






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本「図説 明治の企業家 (ふくろうの本・日本の歴史)」宮本又郎 編著5

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図説 明治の企業家 (ふくろうの本/日本の歴史)
図説 明治の企業家 (ふくろうの本・日本の歴史)

○著者: 宮本又郎 編著
○出版: 河出書房新社 (2012/8, 単行本 143ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761961
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明治の新しい時代を生き、企業家として殖産興業の近代日本を歩んだ岩崎弥太郎、大倉喜八郎、渋沢栄一ら多士済済の企業家たち。その業績、企業の発展などを豊富な写真とともに見ていく。


≪目次: ≫
口絵 新時代を築いた企業家たちの足跡

序 いまふりかえる明治の企業家たち  宮本又郎(大阪大学名誉教授)
激動の時代/資産家たちの栄枯盛衰/江戸期商家の再生/躍り出たベンチャー企業家たち/技術者、職人出身の企業家たち/社会的企業家たち/財界指導者たち/明治企業家たちの出自と企業家精神

第1章 近代ニッポンを創った名企業家たち
岩崎弥太郎(いわさき・やたろう、天保5・1834〜明治18・1885、三菱グループ) 一代で巨大財閥を立ち上げた豪腕
学問で身を立てようとする/入獄も幸運になる/故郷での雌伏の日々/長崎商会の主任になる/四苦八苦の長崎商会/ベンチャー企業の立ち上げ/「三菱」の誕生/三菱財閥の飛躍/“海坊主”の意地
大倉喜八郎(おおくら・きはちろう、天保8・1837〜昭和3・1928、大倉グループ) 軍需品の調達から大倉財閥を形成
時代を読み武器商人で成功/自費洋行で政府の顕官たちと知り合う/「大倉組商会」を発足/死の商人と批判される/多くの事業に実績を上げる/気概を発揮する喜八郎/死の直前まで派手好みを貫く
コラム 金剛組 なんと“SINCE 578” 宮大工としての技術を1430年以上も伝承
渋沢栄一(しぶさわ・えいいち、天保11・1840〜昭和6・1931、第一国立銀行など) 五百もの企業を興した国造りの神
血洗島の攘夷主義者/幕臣となってパリへ/静岡で合本主義を試みる/国造りの神のバンク創設/金融を支える第一国立銀行/よろずやのこころ

第2章 江戸時代から継承した事業
鴻池家(こうのいけ) 日本一の豪商も事業拡大に乗り遅れる
手堅い経営方針/近代的な金融業の立ち上げ
三井家(みつい) 迎えた大番頭の機転で危機を乗り越える
三井財閥の原点/江戸へ進出した「越後屋」/高利が残した家訓/有為の人物をスカウト/政商としての復活/三井財閥の成長
住友家(すみとも) 本業の別子銅山を守り新時代を近代化で乗り切る
「家祖」と「業祖」/銅取り引きを本業とする/住友の“ドル箱”別子銅山/広瀬宰平が総理事となる/次々と危機が相次ぐ/伊庭貞剛の時代へ
安田善次郎(やすだ・ぜんじろう、天保9・1838〜大正11・1922、安田グループ) 金融一筋から財閥を作る
二十歳で富山から出奔/銀行以外の事業にも着手/独裁体制の安田財閥/破綻寸前の銀行を系列化に/守銭奴と誤解された善次郎

第3章 官営事業の払い下げで繁栄する政商たち
古河市兵衛(ふるかわ・いちべえ、天保3・1832〜明治36・1903、古河グループ) 銅鉱山一筋で財閥を形成
江戸商人が明治の実績で成功/鉱山開発事業に専念/廃山寸前の足尾銅山を近代化/世界は銅を求めていた/鉱毒対策に資金を投入
後藤象二郎(ごとう・しょうじろう、天保9・1838〜明治30・1897、高島炭鉱) 土佐藩参政が新時代に起業する
公武合体派から倒幕派へ/高島炭鉱を三菱に譲る
浅野総一郎(あさの・そういちろう、嘉永元・1848〜昭和5・1930、浅野セメントなど) 七転び八起きの半生に負けず起業
起業は失敗の連続/安田の資金援助で事業を拡大
川崎正蔵(かわさき・しょうぞう、天保8・1837〜大正元・1912、川崎重工業) 不運を超え造船所建設の夢を実現
海難事故が連続する半生/川崎造船所の船出
五代友厚(ごだい・ともあつ、天保6・1835〜明治18・1885、大阪証券取引所など) 官を辞し民間人で大阪を新商都に
イギリス留学で最新工業を視察/大阪新商都構想を推進
藤田伝三郎(ふじた・でんざぶろう、天保12・1841〜明治45・1912、藤田グループ) 長州閥を活かした多角的な起業
長州人脈を生かし事業を発展/軍需産業から多角的経営に転換

第4章 近代資本主義の中での繁栄
伊藤忠兵衛(いとう・ちゅうべえ、天保13・1842〜明治36・1903、伊藤忠商事・丸紅) 天秤棒を担ぐ商いから総合商社へ
最後の近江商人/「紅忠」開く/世界に向かう総合商社へ
根津嘉一郎(ねづ・かいちろう、万延元・1860〜昭和15・1940、東武鉄道) 鉄道再建のスペシャリスト
村長から株相場師へ/鉄道事業の経営に乗り出す
小林一三(こばやし・いちぞう、明治6・1873〜昭和32・1957、阪急グループ) 田舎鉄道をアイデアで大会社に
くすぶっていた青年時代/田舎の鉄道会社で才能を発揮/温泉街の宝塚を一新する/ターミナルにデパートを
山下亀三郎(やました・かめさぶろう、慶応3・1867〜昭和19・1944、山下汽船) 戦争景気で船舶会社を飛躍させる
船賃の前渡しを知り船主となる/第一次世界大戦で船成金に
早矢仕有的(はやし・ゆうてき、天保8・1837〜明治34・1901、丸善) 医師から新時代の会社を設立
福沢諭吉に学び人生が転換/独立自尊の精神で「丸善」を開業
鹿島岩吉(かじま・いわきち、文化13・1816〜明治18・1885、鹿島建設) スーパーゼネコンの土台を造る
原点は大工の棟梁/開国によって拡大した事業
大林芳五郎(おおばやし・よしごろう、元治元・1864〜大正5・1916、大林組) 呉服店をたたみ男の世界で成功
未知の東京で修業/大阪の男気
森村市左衛門(もりむら・いちざえもん、天保10・1839〜大正8・1919、ノリタケ) 不平等の挽回で海外貿易に進出
不平等条約の現実を知り貿易を志す/森村組と森村ブラザーズの設立/「国利民福」を目ざし社会貢献
福沢桃介(ふくざわ・ももすけ、慶応4・1868〜昭和13・1938、関西電力・中部電力) 相場での儲けを水力発電に投資
福沢諭吉の養子に/相場師から電力王へ
小平浪平(おだいら・なみへい、明治7・1874〜昭和26・1951、日立製作所) 国産機器で電力事業の強い意志
国産で電気産業を起ち上げたい/日立にこだわり、日立を育てる
小菅丹治(こすげ・たんじ、安政6・1859〜大正5・1916、伊勢丹) 米穀商の婿養子から呉服店で成功
旅籠町の呉服店

第5章 相次ぐ技術屋からの起業
田中久重(たなか・ひさしげ、寛政10・1799〜明治14・1881、東芝) 豊かな発想力の発明からの起業
“からくり儀右衛門”/佐賀藩精錬方に招かれる/万般の機械考案の依頼に応ず/“日本のエジソン”の流れ
山岡孫吉(やまおか・まごきち、明治21・1888〜昭和37・1962、ヤンマー) 農業・漁業用の小型発電機を製造
ガスの普及する都会で/故郷を思って作るもの
御木本幸吉(みきもと・こうきち、安政5・1858〜昭和29・1954、ミキモト) 真珠に付加価値を付け宝飾品に
真珠養殖で成功/真珠を装飾品に加工
山葉寅楠(やまは・とらくす、嘉永4・1851〜大正5・1916、ヤマハ) 偶然のオルガン修理から製造へ
オルガンとの出会い/音楽総合メーカーへの夢
島津源蔵(しまづ・げんぞう、天保10・1839〜明治27・1894、島津製作所) 科学にのめり込み気球を揚げる
舎密局出入りの鍛冶職人/エックス線と蓄電池
服部金太郎(はっとり・きんたろう、万延元・1860〜昭和9・1934、セイコー) 時計屋に憧れ信用で店を発展
時計屋に憧れ銀座に開店/信用を積み成功/熟練工を養成する
豊田佐吉(とよた・さきち、慶応3・1867〜昭和5・1930、豊田自動織機) 先を行く外国織機を新発想で駆逐
大工仕事で織機を作る/「自動」ではなく「自働」/工場法に合致した自動織機が完成

第6章 文明開化の新しい味覚
森永太一郎(もりなが・たいちろう、慶応元・1865〜昭和12・1937、森永製菓) 異国での失望から「製菓王」へ
起業までの苦難/一粒のキャンデー
木村安兵衛(きむら・やすべえ、文化14・1817〜明治22・1889、木村屋) 日本人の日本人相手のパン作り
四十七歳の上京/「あんパン」献上
蟹江一太郎(かにえ・いちたろう、明治8・1875〜昭和46・1971、カゴメ) 西洋野菜の栽培からソース作りへ
陸軍中尉の勧め/「トマトソース」を作る/農村発の事業へ
鈴木三郎助(すずき・さぶろうすけ、慶応3・1867〜昭和6・1931、味の素) うまみ調味料で美味しさを家庭に
相場師からの改心/“美味しさ”を家庭に届ける
相馬愛蔵(そうま・あいぞう、明治3・1870〜昭和29・1954、新宿中村屋) キリスト教精神で多くの人に恩恵
研究熱心でパン屋を繁栄/中村屋サロンで芸術・文化に功績
鳥井信治郎(とりい・しんじろう、明治12・1879〜昭和37・1962、サントリー) 新発想を好み慈善事業にも全力
鼻を活かしてぶどう酒を製造/宣伝、信心、社会還元に全力投入
正田貞一郎(しょうだ・ていいちろう、明治3・1870〜昭和36・1961、日清製粉) 輸入粉に勝てる高品質の小麦粉製造
日本での近代式機械製粉業の夜明け/日産五十バーレルからのスタート
馬越恭平(まごし・きょうへい、弘化元・1844〜昭和8・1933、サッポロビール) ビヤホールから東洋のビール王へ
三井物産社員からビール業界へ/経営再建とビール大手三社の大合同

第7章 新時代の新薬種からの起業
長瀬富郎(ながせ・とみろう、文久3・1863〜明治44・1911、花王) 粗悪な国産石鹸を憂い自らが製造
小間物卸問屋から高級石鹸製造へ/ブランド化と販路展開と広告戦略
津村重舎(つむら・じゅうしゃ、明治4・1871〜昭和16・1941、ツムラ) 家伝の秘薬から起業を志す
婦人薬「中将湯」/巧みな広告戦略
福原有信(ふくはら・ありのぶ、嘉永元・1848〜大正13・1924、資生堂) 健康の薬局から、美の化粧品まで
医薬分業体制を目指す/戦争で息を吹き返す/製剤に続き化粧品事業へ
森下博(もりした・ひろし、明治2・1869〜昭和18・1943、森下仁丹) 銀の小粒で人びとの健康に寄与
新しい時代の商業を目指す/事業を成功に導いた「広告」
小林富次郎(こばやし・とみじろう、嘉永5・1852〜明治43・1910、ライオン) 石鹸から歯磨きに参入が奏功
新事業、石鹸に生きる/獅子印の歯磨き粉
上山英一郎(うえやま・えいいちろう、文久2・1862〜昭和18・1843、金鳥) アメリカから送られた除虫菊の種から
富国のため除虫菊の栽培普及に尽力/世界で初めて蚊取り線香を発明
塩野義三郎(しおの・ぎさぶろう、安政元・1854〜昭和6・1931、塩野義製薬) 洋薬に転換し自家新薬で飛躍
和漢薬問屋から洋薬の製造販売へ/優れた経営手腕で安定基盤を築く
塩原又策(しおばら・またさく、明治10・1877〜昭和30・1955、三共) 高峰譲吉博士との巡り会い
絹織物販売から新薬販売へ/産学協同体制で新薬の三共へ
ヴォーリズ(William Merrell Vories、明治13・1880〜昭和39・1964、近江兄弟社) 宗教活動の慈悲を事業に反映
英語の教師で来日/実用的な建築設計など事業を拡大

明治の企業家年表 (1840・天保11〜1913・大正2)
参考文献/編集協力/撮影協力/写真提供


※カバー・扉写真 三菱一号館


≪編著者: ≫ 宮本又郎 (みやもと・またお) 1943年、福岡市生まれ。神戸大学大学院経済学研究科修士課程修了。大阪大学名誉教授。関西学院大学客員教授、放送大学客員教授。元経営史学会会長。企業家研究フォーラム会長。大阪企業家ミュージアム館長。経済学博士。著書に『近世日本の市場経済――大阪米市場分析』『日本企業経営史研究』(以上、有斐閣)、『日本の近代11 企業家たちの挑戦』(中央公論新社)、共編著に『日本をつくった企業家たち』(新書館)、『講座・日本経営史1 経営史・江戸の経験』(ミネルヴァ書房)、『日本経済史1 経済社会の成立』(岩波書店)など多数。






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まったくもって身勝手であり自己都合ばかり、なのであろうとは自覚していないものでもないのだが、いろいろあって(いまはまだうまくいえない、またまたいつものことでしかないのではあろう)どうにも落ち着かなくって、日常的なルーチンワークに乱れが生じることも、ある意味ではヤムヲエマイ、身が入らないことを為しても本末転倒なのかもしれない、よくわからないなりに、それなりに考えて考えて、ひとつひつひとつひとつ、、、暑い夏はまだまだ続いている、カラダはラクではない、軽快とはいえないような足取りで渋谷からトボトボとR246を歩くことおよそ35分(バスに乗るのが早くてラクであろう)、ぼくにチカラをください、見守っていてください、支えてください、チカラになってください、なにかと宜しくお願いします、とは、Aoyamaの、両隣さんからの樹木の枝葉が天空を覆いかぶさってヒカゲをこしらえてくれる、ぼくにとってこころやすらかなる場所、、、落葉も雑草も、さいきんどなたか手入れをなされたと思しき様子で、だから、入念な落葉と雑草の除去はすることなくカンタンに済ませ、敷石の上にどかっと尻餅をついて(なかなか重い腰を上げられない)しばらく本を読み耽ること一時間超、彼岸会まえの午前、そう、なるようにしかならない(わるいことにはならない)だろう




本「図説 ブリューゲル 風景と民衆の画家  Pieter Bruegel (ふくろうの本・世界の文化)」岡部紘三5

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図説 ブリューゲル ---風景と民衆の画家 (ふくろうの本/世界の文化)
図説 ブリューゲル 風景と民衆の画家  Pieter Bruegel (ふくろうの本・世界の文化)

○著者: 岡部紘三
○出版: 河出書房新社 (2012/8, 単行本 127ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761947
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北方ルネサンス、、、イタリア・ルネサンスにたいし、アルプスの北


名もない農民や市民を活写し、絵画史に新たな風を吹き込んだ16世紀の画家ブリューゲル(Pieter Bruegel de Oude, 1525/30-1569)。その素朴で不思議な世界を、詳細かつコンパクトに解説した、ブリューゲル入門に恰好の一冊。


≪目次: ≫
はじめに 北方ルネサンスの画家ブリューゲル
民衆の画家/一六世紀ネーデルラント絵画とブリューゲル/ブリューゲルの技法/ドキュメント

第一章 その生涯と時代
1 ブリューゲルの素顔
二点の肖像/ブリューゲルの自画像か
2 徒弟・遍歴時代
徒弟時代/イタリア旅行
3 二大都市での活動
アントウェルペンブリュッセル
4 不穏な時代
ブルゴーニュ公国からハプスブルク家支配へ/フェリペ二世による支配の時代
Column1 ヨアヒム・パティニール
すぐれた風景画家/世界風景

第二章 アントウェルペン時代――1555〜63年
1 銅版画の下絵画家
風景版画/ボッスの後継者/七つの大罪/七つの美徳/風俗版画
Column2 ヒエロニムス・ボッス
シュルレアリスムの祖/三つの主題
2 前期の風景画
風景画の出現/「種まく人の譬えのある風景」/「イカロスの墜落のある風景」「ナポリの眺望」/「サウルの自殺」/「エジプトへの避難のある風景」
Column3 ブリューゲルとマニエリスム
マニエリスムの特性/マニエリスムとのかかわり
3 百科全書的な寓意画
不条理な人間世界/「謝肉祭と四旬節の戦い」/諺の表現/「ネーデルラントの諺」/「子供の遊び」
4 幻想の世界
ボッスとブリューゲルの相違/「反逆天使の墜落」/「悪女フリート」/「死の勝利」
Column4 ハプスブルク家のコレクション
エルンスト大公(1553〜95)/ルドルフ二世(1552〜1612)/アルブレヒト大公(1559〜1621)/レオポルド・ヴィルヘルム大公(1614〜62)

第三章 ブリュッセル時代――1563〜69年
1 宗教的歴史画
物語画としての宗教画/「バベルの塔」(ウィーン)/「十字架を担うキリスト」/「東方三賢王の礼拝」/「洗礼者聖ヨハネの説教」/「ベツレヘムの戸籍調査」/「幼児虐殺」/「サウロの改心」
2 グリザイユ(単彩画)
敬虔な宗教画/「聖母の死」/「キリストの姦淫女」
3 月暦画ないし季節画
月歴画か季節画か/「暗い日」/「干し草づくり」/「麦刈り」/「牛群の帰還」/「狩人の帰還」
Column5 ブリューゲルの評価
当代の評価/一七世紀後半からの評価/再評価
4 農民風俗画
その解釈をめぐって/「野外の婚礼の踊り」/「農民の踊り」/「農民の婚宴」
5 晩年の寓意画
寓意画の意義/「怠け者の天国」/「人間嫌い」/「足なえたち」/「盲人の寓話」/「鳥の巣盗人」/「絞首台の上のかささぎのある風景」
Column6 画家の系譜
ピーテル・ブリューゲル二世ヤン・ブリューゲル/孫の世代/曾孫の時代

あとがき (二〇一二年初夏 岡部紘三)

ブリューゲル年譜 (1525/30〜1569)
参考文献・図版出典文献


≪著者: ≫ 岡部紘三 (おかべ・こうぞう) 1941年、名古屋市生まれ。67年、東北大学大学院文学研究科美術史学専攻修了。1990‐91年、ロンドン大学・ウォーバーク研究所にて研修。桐朋学園大学音楽部講師、鳥取大学教養部助教授、東洋大学文学部教授を経て、東洋大学名誉教授。著書に『フランドルの祭壇画』(勁草書房)、『西洋美術館』(共著、小学館)、『図説ギリシア神話〔英雄たちの世界〕篇』(共著、河出書房新社)、『フランドルの美術』(かわさき市民アカデミー)など。翻訳書に。リンフェルト『ボッス』(共訳、美術出版社)、オルランディ編『ブリューゲル』(評論社)、ベイリー『デューラー』(西村書店)がある。

松島道也/岡部紘三 『図説 ギリシア神話 〔英雄たちの世界〕編』(ふくろうの本・世界の文化、河出書房新社、2011年) '12/04/26





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本「図説 エジプトの「死者の書」 (新装版、ふくろうの本・世界の文化)」村治笙子/片岸直美 文、仁田三夫 写真5

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図説 エジプトの「死者の書」 (ふくろうの本/世界の文化)
図説 エジプトの「死者の書」 (新装版、ふくろうの本・世界の文化)

○著者: 村治笙子/片岸直美 文、仁田三夫 写真
○出版: 河出書房新社 (2012/7 新装版; 初版 2002/5, 単行本 127ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761954
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紀元前3000年前は、いまから5000年前



死者は来世で永遠に生き、私たちを彼岸から見守る――古代エジプトで墓の副葬品だった置かれた呪文や経文の巻物「死者の書」の決定版。大英博物館 古代エジプト展に合わせて新装版で復活。


≪目次: ≫
古代エジプトの王朝表
エジプト全図

序章 「呪文」で探る古代エジプト人の彼岸
古代エジプト人の経文/王のための呪文『ピラミッド・テキスト』/棺に書かれた『コフィン・テキスト』/『死者の書』の出現/『死者の書』の呼称と研究/さまざまな呪文/『死者の書』の翻訳/呪文の力への期待/ナイルの民の死生観/葬儀の日
コラム オシリス神話
穀物を育てる神/冥界の王/オシリスの名前/オシリスの支配する冥界とは?

第一章 西方へ旅立つものとの別れ
1 呪文1――埋葬の日の呪文
オシリスの国に入る死体/ナイル河を渡る/西方の女神アメンテトの前で
2 呪文23――開口の儀式の呪文
来世で口が使えるように/死者の後継者が行う
コラム セム神官の表現いろいろ

第二章 来世で守られる死者
1 呪文151――守護神たちの呪文
バーが自由に動けるように/ミイラをつくる神アヌビス/オシリスの妹イシスとネフティス/内臓を守護するホルスの息子たち/死者のための「ジェド柱」と「灯明」の護符
2 呪文6――シャブティを働かせる呪文
ミイラ形の彫像
コラム 『死者の書』に書かれた神々の名前のヒエログリフをさがそう。
ヒエログリフの伝統/「決定詞」をさがす
コラム オシリスの表現いろいろ

第三章 太陽信仰の世界
1 呪文15――天の東の地平線に昇るときの太陽神ラーへの礼拝
太陽の再生/幸いなるかな、太陽神ラーよ
2 呪文17――死ののちに起き上がるために唱えられるべき呪文の始まり
ふたたび目覚めるために/セネト・ゲーム/バー鳥への変身/地平線の神々/ベヌウ鳥/遺体の守護/ヘフ神と「海」/冥界の入り口/ホルスの聖なる眼と天の牡牛/ホルスの四人の息子/オシリスとラーの合体/太陽神ラーの戦い/東の空への出現
3 呪文18――トト神への礼拝
身の潔白を証言してくれるもの
コラム 古代エジプトの神話
ヘリオポリスの天地創造神話(ヘリオポリスの九柱神/原初の丘)/メンフィスの天地創造神話(主神プタハ)/ヘルモポリスの天地創造神話(中部エジプトの創造神)/クヌム神の神話(羊頭の創造神)
4 呪文100――死者がラーの聖船に乗船するための呪文
完全なるアクとなって/ラーの聖船の神々
※ちょっとだけヒエログリフ(イアブテト「東」/アメンテト「西」)
5 呪文136B――炎の輪を通るためにラーの大船で高校するための呪文
天の大河を渡る
※ちょっとだけヒエログリフ(マンジェト「昼の船」/メスケテト「夜の船」)
6 呪文149――神々の国の十四の領域
天上世界の空間/何もかもが巨大なイアルの野/期待される来世とは

第四章 自由なバー
1 呪文64――日の下に現れ出るための呪文
鳥の姿で描かれたバー/自由に墓地を出入りする
※ちょっとだけヒエログリフ(ケレト・ネチェル「墓地」/ジュウ「砂漠」/ル エン「〜の呪文」/バー「(あえて訳すと)魂」/アク「(あえて訳すと)聖霊」)
2 呪文59――空気と水を得るための呪文
ナイルの水と帆
3 呪文105――死者のカーを満足させるための呪文
冥界の神から供物をもらう/生命力を維持するカー
4 呪文61――バーが奪われないための呪文
死者を待ち受ける困難/死者を救う呪文
5 呪文108――西方のバーたちを知る呪文
神たちのバー
6 呪文83――不死鳥に変身する呪文
望んだものに変身
コラム パピルスとロータス
ナイルの流れの形に似た植物/太陽神の聖花ロータス/若さと喜びの象徴パピルス

第五章 オシリス神の死者の裁判
1 呪文125――真理の間に入るときに唱えられるべき言葉
オシリスとの対面/罪の否定告白/死者の裁判/陪審の神々への懇願
※ちょっとだけヒエログリフ(ウセクト・ネト・マアティ「二つの真理の間」/ジャジャト「法廷、法廷につどう神々)
2 呪文30――心臓に反抗させないための呪文
人間の感情・思考の源=心臓/心臓に懇願する
3 呪文94――トト神から水差しとパレットを手に入れるための呪文
神の秘密に通じるもの/腐敗をのりこえる
コラム ヒエログリフに挑戦 呪文94を読んでみよう!!
『死者の書』呪文94 ネフェルタリ王妃の墓
4 呪文14――神の心から怒りを取り除くための呪文
神が好意的でありますように
5 呪文144――オシリスの国に入る門を守る七つの門番たちへの呪文
七つの門の門番の神々
6 呪文146――オシリスの国に入る門を通るときに唱えられるべき呪文
二十一の門の門番の神々/二つの来世観

第六章 来世での至福の生活
1 呪文99――渡し舟を手に入れるための呪文
あの河を渡るために/私の名前を言え
※ちょっとだけヒエログリフ(セケト・ヘテプ「供物の野」/セケト・イアル「イアルの野」)
2 呪文110――イアルの野で生きるための呪文
現世と変わらない生活を/最後の、あの世の楽園
コラム ナイル河の豊かな恵み――古代エジプトの生活
あの世の生活への準備(収穫する/家畜を飼う/魚を捕る/貯蔵する/技を極める/生を謳歌する)
3 呪文185――オシリス神への礼拝
死者の国の支配者オシリス/復活への期待
4 呪文186――ハトホル女神への礼拝
『死者の書』の最後を飾る/死者の国の守護女神

世界の有名な『死者の書』
アニのパピルス/ヌのパピルス/ネブセニィのパピルス/マイヘルペリのパピルス/ユヤのパピルス/ケンナのパピルス/ナクトのパピルス/フネフェルのパピルス/ネフェルレンペトのパピルス/アンハイのパピルス/ピネジェム1世のパピルス/イウフアンクのパピルス

あとがき (二〇〇一年十一月 村治笙子)

本書で扱われた『死者の書』の呪文一覧
参考文献


≪本文執筆: ≫ 村治笙子 (むらじ・しょうこ) 本名、斉藤笙子。1947年、東京都生まれ。東洋大学文学部西洋史学科卒業。エジプト学専攻(特に、古代エジプトの宗教および壁画の研究)。日本オリエント学会、西アジア考古学会、ナイル・エチオピア学会、沙漠学会、古代エジプト研究会正会員。共著に『古代エジプト文字便覧』『ルクソール讃歌』『古代エジプトの壁画』『ナイルの遺産』『ナイルに生きる人びと』『図説 古代エジプト 1・2』ほか。
本書執筆=序章、第一章、第二章、第四章

≪本文執筆: ≫ 片岸直美 (かたぎし・なおみ) 1956年、東京都生まれ。東京女子大学文理学部西洋史学科卒業。エジプト学専攻(特に、王墓や王妃墓、私人墓の壁面装飾の比較研究)。日本オリエント学会、西アジア考古学会、古代エジプト研究会正会員。共著に『ナイルの遺産』『ナイルに生きる人びと』『図説 古代エジプト 1・2』ほか。
本書執筆=序章コラム、第三章、第五章、第六章、世界の有名な『死者の書』

≪写真: ≫ 仁田三夫 (にった・みつお) 1924‐2009年。埼玉県川口市生まれ。東京写真工業専門学校(現東京工芸大学)卒業。写真家。著書に『古代エジプト壁画』『ルクソール讃歌』『エジプト古代文明の旅』『百門の都テーベ』『古代エジプトの壁画』『図説 古代エジプト』ほか多数。






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なんだかんだと(なにはともあれ)、やっぱり、この健康なカラダに感謝♪、父さん母さんアリガトウ、、、連日の猛暑にくわえて、いろいろ不安定なことがおおくて反応が過剰に振れるようなこともすくなくなくって、前夜の就寝はずるずると23時を半時間くらいは過ぎていて、とはいえ目覚まし代わりの携帯電話のタイマーを4:32にセットしたのは、真夏の太陽が高くなってから強い陽射しの下でのトレーニングを避けたいこと、混雑を他人との接触を避けたいこと、いちにちを有効に活用したいこと、そのためには睡眠時間が多少不足気味であったとしてもなんとかならないものでもないだろう、などと考えてのことなのだが、熱帯夜だから、暑くて目が覚めたのが一度目が3時半すぎで放尿して麦茶で水分を摂取して、しかしさすがに日の出前の暗い道のランはなにかと危険だろうことから、布団に身を横たえて寝た、しかしどうにもゆっくり寝ていられないようで反応が過剰気味であることを自覚しながら仕方がない、4時すぎには体を起こしてしたくをはじめた。5:00に部屋を出て、きょうはすこし風がある、などとマイナスなことが頭をよぎるときは気分が乗っていないサインであり、それは睡眠が不足気味であることも要因のひとつであろう、などと考えながらも、なにはともあれ、いちど走り出したらペダルをクルクルただひたすらにまわして自力で自室にたどり着かなければならないのだから、もちろん嫌なら止めればいいだけのことで、どうしても無理だったら無理をしないで自転車はどこかに預けてでも公共交通機関を使ってでも帰って来れないことはないだろうけれど、、、さて、甲州街道を大垂水峠へと向かう京王線の高尾山口駅を過ぎたあたりはタマアジサイね、まだタマが見れて、薄紫色のちいさな花も見れる、やっぱりウレシイ、、、スピードは上がらない、しかし、休むような休憩をしようとかいうような考えはなかったなぁ、ボンヤリしながらも、ただただ足だけはペダルをクルクルまわすまわすまわす、結局ノンストップで自室にたどり着いたのは8:57、なんと所要時間は前回(8/2)と同じ3時間57分、意外にも4時間をわずかに切った、しかしどうなんだろう、自分で言うのも可笑しい(ぼくにはフツーが他人のことがよくわからない)のだが、いま42歳のぼくは若さのパワーやスピードには明らかに老化して退行して劣るであろうけれども、およそ88kmの距離をクロスバイクで4時間近く運動を持続させることができる、まぁ、健康ということだろうとおもう



本「図説 エリザベス一世 (ふくろうの本・世界の歴史)」石井美樹子5

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図説 エリザベス一世 (ふくろうの本/世界の歴史)
図説 エリザベス一世 (ふくろうの本・世界の歴史)

○著者: 石井美樹子
○出版: 河出書房新社 (2012/6, 単行本 119ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761930
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Elizabeth I of England(1533-1603、在位1558-1603)


ルネサンス期のイギリス絶頂期を築いた女王の評伝。不幸な少女時代、姉との確執、王位という栄光、生涯独身を貫いた心のうちなど、宿命に動かされた生涯を、多数図版とともに解説する。
孤独な少女が、王冠を手にし、ローマ教皇をして「あのちっぽけな島の女がスペイン、フランス、神聖ローマ帝国など、すべての国々から恐れられている」と語らせた。生涯独身を貫き、イギリスを七つの海を制覇する大国に育て上げた女王の美しく、激しい人生を描く。


≪目次: ≫
はじめに――エリザベスへと続く道
美しき女王 肖像画の世界

第1章 フランス育ちの母アン・ブーリン
貴婦人になるために/マルガレーテの学校/宮廷デビュー/恋する王/絶望/王妃の処刑
column 1 女王が大切にした指輪
第2章 レディ・エリザベス
王位継承権の剥奪/ヘンリー八世の四番目と五番目の后/自愛あふれる継母キャサリン・パー/母の面影/父の死/継母との別れ/学問に専念して/海軍卿の処刑
column 2 エリザベスのファッション
第3章 姉との闘い
九日間の王女ジェーン・グレイメアリー女王の報復/王女の時代への布石/ロンドン塔へ/空しい華燭の典/フランス戦
第4章 王冠を我が手に
これは主の御業/二つの身体/勝利のロンドン入城/枢密院委員/戴冠式
第5章 イギリスと結婚した女王
英国国教会の統治者/結婚の証/和平条約/ヴァロア家の悲劇
column 3 三つのBの国イギリス
第6章 女王の恋
お目々ちゃん/女王と成り上がり者の恋/女王のスキャンダル/エイミー・ロブサートの怪死/天然痘に倒れる
第7章 国情不穏
オランダ独立戦争メアリー・スチュアートの亡命と陰謀/扇動的なスペイン大使/サン・ホアン・デ・ウルアの悲劇/不穏と危機
第8章 無敵艦隊を破る
ドレイクの帰還/バビントン陰謀事件/大逆罪で裁かれて/スペインのイギリス侵略/フェリペの作戦の落とし穴/王の心を持つ女王/レスター伯ロバートの死
終章 黄金のスピーチ
女王とフランス大使/アイルランドの反乱/エセックスの反乱/黄金のスピーチ/女王の最期
column 4 冬の王妃――エリザベス女王の再来

エリザベス略年表
あとがき (二〇一二年春 石井美樹子)
主要参考文献


≪著者: ≫ 石井美樹子 (いしい・みきこ) 1971年、津田塾大学大学院博士課程修了。英国ケンブリッジ大学で中世英文学・演劇を研究。神奈川大学教授。文学博士。主な著著に『エリザベス――華麗なる孤独』(中央公論新社)、『ルネサンスの女王エリザベス』『イギリス 王妃たちの物語』(朝日新聞社)、『イギリス・ルネサンスの女たち』(中公新書)、『図説ヨーロッパの王妃』『図説イギリスの王室』『図説ヨーロッパ宮廷の愛人たち』(河出書房新社)など多数。






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本「図説 密教の世界 (ふくろうの本・日本の文化)」正木晃5

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図説 密教の世界 (ふくろうの本/日本の文化)
図説 密教の世界 (ふくろうの本・日本の文化)

○著者: 正木 晃
○出版: 河出書房新社 (2012/5, 単行本 127ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761916
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インド大乗仏教の最終ランナーであり、神秘的な体験を重視し、シンボルをたくさん使い、儀礼を盛んにおこなう仏教、としての、「密教」とは??
仏教では、ブッダ以来(1500年以上)、伝統的に最高の真理は言葉では表現できない、とみなされてきた、真理は言葉で伝えられないという原則をまもりつつ、象徴(シンボル)を駆使するならば、真理もまた伝えられるとみなす発想があった、、、「密教化」するまで、大乗仏教は高尚な理念や思想をしるす経典や論書というかたちで、僧院の片隅に、ごく一部のエリート僧たちが細々と継承してきたにすぎなかったらしい、「密教」という形態を採用することで、やっと人々の心に届きはじめたようである、鎌倉新仏教も密教を母胎として誕生した
空海の言葉(『御請来目録(ごしょうらいもくろく)』)として、、、密蔵(みつぞう)は深玄(しんげん)にして翰墨(かんぼく)に載(の)せ難(がた)し。更に図画(とが)を仮(か)りて悟(さと)らざるに開示(かいじ)す。



インド・チベット・日本の曼荼羅をはじめとする造形・表現から修法、寺院・霊場、人物・歴史まで、1500年の時空を超えた神秘の領域「密教の世界」。豊富な写真を掲載したビジュアル版。


≪目次: ≫
はじめに

序章 密教の神秘
スピリチュアルブームと現代日本
パワースポット/修行復活
世界的な密教ブーム
密教の世界的な広がり/チベット密教ブーム
いまに息づく密教
人々を魅了する密教/現代密教の諸相/よみがえる曼荼羅

第1章 密教の造形と表現
曼荼羅
曼荼羅の原型/日本の曼荼羅/チベットの曼荼羅/砂曼荼羅
密教の仏たち・彫像
如来/菩薩/明王/天部・眷属(けんぞく)
密教の仏たち・絵画
如来/菩薩/明王/天部・眷属
密教の法具
金剛杵(こんごうしょう)と金剛鈴(れい)/錫杖(しゃくじょう)

第2章 密教の修行と儀礼
本格的な修行と儀礼
伝法灌頂(でんぽうかんじょう)/月輪観(がちりんかん)と阿字観
代表的な修行と儀礼
真言密教の修行/八千枚護摩供(ごまく)、滝行、奥駈(おくがけ)

第3章 密教の聖地・寺院・霊場
密教の聖地
空海ゆかりの地(善通寺/満濃池/東寺・高野山)/チベット密教ゆかりの地(大昭寺(ジョカン)/ポタラ宮/ガンデン大僧院/カン・リエポチェ)
密教の寺院
代表的な真言宗の寺院(神護寺(じんごじ)/醍醐寺(だいごじ)/仁和寺(にんなじ)/泉涌寺(せんにゅうじ)/観心寺(かんしんじ)/大覚寺(だいかくじ)/長谷寺/智積院/室生寺(むろうじ)/西大寺(さいだいじ)/成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)/深川不動堂/川崎大師/高尾山薬王院/大聖院(だいしょういん)/護国寺(ごこくじ)/金峯山寺(きんぶせんじ)/圓教寺(えんぎょうじ)/寛永寺(かんえいじ)
密教の霊場
日本の聖地霊場(恐山(おそれざん)/川倉地蔵尊/天台寺/黒石寺(こくせきじ)/海向寺(かいこうじ)/日光男体山(にっこうなんたいさん)/富士山/日石寺(にっせきじ)/金峯山(きんぶせん)/青岸渡寺(せいがんとじ)/剣山(つるぎさん)/石槌山(いしづちやま)/三佛寺(さんぶつじ)/六郷満山(ろくごうまんざん)

第4章 密教の歴史
密教とは何か
密教の定義/チベット密教とのちがい
チベット密教の世界
チベット密教のはじまり/チベット密教の全盛期(カギュー派/サキャ派/ゲルク派)
日本の仏教――空海と最澄
空海以前(密教経典の輸入/玄(げんぼう)/道教(どうきょう))/空海と最澄の時代/平安時代の密教(東密と台密/台密の成長――円仁/円珍/安然(あんねん)/東密の復興――聖宝(しょうぼう)・観賢(かんげん)・仁海(にんがい)/覚鑁(かくばん)の登場)
鎌倉仏教への影響
鎌倉時代の密教美術/鎌倉新仏教と密教(親鸞(しんらん)への影響/栄西(えいさい)への影響/道元(どうげん)への影響/日蓮への影響/一遍(いっぺん)への影響)/淫祠邪教(いんしじゃきょう)という烙印
近世・近代の密教
江戸時代の密教/近代日本の密教

あとがき (平成二四年(二〇一二)五月 正木 晃)
参考文献/図版(写真)提供


≪著者: ≫ 正木 晃 (まさき・あきら) 1953年、神奈川県生まれ。筑波大学大学院博士課程単位取得満期退学。国際日本文化研究センター客員助教授、中京女子大学助教授、純真短期大学教授を経て、慶應義塾大学文学部・立正大学仏教学部非常勤講師。日本密教・チベット密教を研究し、修行における心身変容や宗教図像学(マンダラ研究)を主な研究課題としている。著書に『』空海をめぐる人物日本密教史』、『はじめてのチベット密教美術』、『はじめての宗教学 「風の谷のナウシカ」を読み解く』(以上、春秋社)、『密教』、『性と呪殺の密教 怪僧ドルジェタクの闇と光』(以上、講談社選書メチエ)、『マンダラとは何か』(日本放送出版協会)、『現代の修験道』(中央公論新社)などがある。






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本「図説 バロック 華麗なる建築・音楽・美術の世界 (ふくろうの本・世界の文化)」中島智章5

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図説 バロック (ふくろうの本/世界の文化)
図説 バロック 華麗なる建築・音楽・美術の世界 (ふくろうの本・世界の文化)

○著者: 中島智章
○出版: 河出書房新社 (2010/8, 単行本 143ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761497
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およそダイナミックな造形(派手な外見)によって、ひときわ自らの存在を主張しまくって、独特の存在感を放射しつづけて、まわりからひときわ目立とうとする態度と、はたまた、町並みに統一感をもたらそうと、全体を統一された厳かな外観で整える態度、、、なるほど、どちらの傾向もそのなかに共存している、バロックの特質とは何なのか??!、建築を中心に、ヨーロッパのさまざまなバロックをみていきながらそれらを浮かび上がらせるこころみ♪


劇的な流動性、過剰ともいえる装飾性をもつ、ヨーロッパで栄えた美術・文化の様式「バロック芸術」。時代を画したバロックの建築・美術・音楽を総合的に論じる画期的な一冊。


≪目次: ≫
はじめに ヨーロッパの町角に今も息づくバロック
バロックは目立ちたがり屋?
column1 ルネサンスとバロック
ルネサンスの対概念/マニエリスム
column2 ファサード
「建築の顔」/垂直に立つ一枚の面
column3 建築の五つのオーダーとは?
理想としたのは古代ギリシア・ローマの神殿建築/五種類のオーダー
column4 ルネサンスとバロックの造形の違いの背後にあるもの
規範にしたがう/軸組構法の呪縛

第1章 カトリックの改革とバロックの誕生――イエズス会の建築
宗教改革カトリック改革/イル・ジェズ型ファサードの誕生/イル・ジェズ型ファサードのバロック化/イル・ジェズ型ファサードの伝播/建築と絵画と彫刻が渾然一体となった世界

第2章 リュベンスの建築と絵画
一七世紀のベルギー/アントウェルペン司教座聖堂のリュベンス/シント・カルロス・ボロメウス聖堂(ケルク)
column5 ピーテル・パウル・リュベンスとそのアトリエ
多作を支えた職人集団/今も残るアトリエ
column6 (サン)カルロ・ボッロメーオ

第3章 バロックの幕開け――サン・ピエトロ使徒座聖堂の拡張事業
ルネサンスの殿堂 新サン・ピエトロ使徒座聖堂/ギリシア十字からラテン十字へ/サン・ピエトロ使徒座聖堂ファサードに用いられたバロック建築の手法/ローマ・バロックのスター建築家ベルニーニ/カトリック世界最大の聖空間/透視図法の魔術師
column7 三位一体説
column8 イタリア半島のバロック絵画
イタリア半島のバロック画家は?/明暗が印象的なカラヴァッジョ

第4章 歪(ゆが)んだ真珠――ベルニーニボッロミーニ
バロックの語源/巨匠ベルニーニの最高傑作?/エキセントリックな変人建築家ボッロミーニ/パラッツォ・バルベリーニ

第5章 バロック音楽の巨匠モンテヴェルディサン・マルコ礼拝堂
建築と音楽の競演/音楽における「ルネサンス」?/傑作「オルフェーオ」
column9 クラウディオ・モンテヴェルディ
傑作オペラ「オルフェーオ」を上演/サン・マルコ礼拝堂の楽長に就任/サン・マルコの巨匠モンテヴェルディ/ヴェネツィア・オペラの大家/
column10 ミサの構成
ミサとは?/バッハの「ミサ曲ロ短調」(BWV232)

第6章 イタリア・オペラとフランス・オペラ
常設劇場建築の登場/古代劇場とバロック劇場の違い/万人に開放された劇場/ヴェネツィア・オペラの興隆/レチタディーヴォアリアの分化/フランスにおけるオペラの苦戦/フランス・オペラの創造/音楽悲劇における王のイメージ
column11 太陽王の音楽家 ジャン・バティスト・リュリ
国王付室内楽団音楽監督として/フランス独自のオペラを完成

第7章 フランスのローマ・バロック――ヴォー=ル=ヴィコント城
仮説建築のバロックから常設建築のバロックへ/ヴォー=ル=ヴィコント城館/コレージュ・デ・キャトル・ナシオン

第8章 ローマ・バロック敗れる――ルーヴル宮殿の拡張事業
ルーヴル城塞からルーヴル宮殿へ/クール・カレの拡張事業/時計のパヴィリヨンのバロック/ル・ヴォーのルーヴル宮殿東側ファサード案が却下される/ベルニーニ案で着工す/ル・ヴォー再び/教会バロックと王権バロック/アポロンのギャラリー

第9章 王権のバロック――ヴェルサイユ宮殿
王権バロックによる都市計画/リールのパリ門/ヴェルサイユ宮殿はバロックか?/ヴェルサイユ宮殿の天井画/ヴェルサイユ庭園の彫刻/古代神話からの脱却/バロックと鏡/ロココの誕生/愛の神とプシシェの物語/アマーリエ選帝侯妃のための小空間

第10章 ローマ・バロックの伝播
奇想の建築家グァリーノ・グァリーニ/南イタリアの栄光の教会都市レッチェの「天使のバロック」/カトリック教会による再宣教/ミュンヘンのローマ・バロック風建築/カトリック信仰の守護者ハプスブルク家/オーストリアのバロック/スペインのバロック
column12 中世のゴシック建築の中に息づくバロック
説教壇にみられるバロック/支柱に並ぶ十二使徒

第11章 都市のバロック――ベラスケスの「ブレダの開城
スペインの宮廷画家ベラスケスの「ブレダの開城」/「市民」のバロック建築?/都市と三権の場/バロックの要塞都市と「国境線」という概念の登場
column13 ディエゴ・ベラスケス

第12章 宮殿建築の建設ラッシュ――天井画の三大巨匠の一人ティエポロ
ヴェルサイユに留学したスウェーデン人建築家/スペインもブルボン家の支配下に/ヴェルサイユを超えろ!/ドイツ語圏諸国を中心とする宮殿建築の建設ラッシュ
column14 バッハヘンデル
バッハ――生前はローカルな名声にとどまる/ヘンデル――活動の主体はロンドン

第13章 バロック建築の復活――パリの旧オペラ座
バロックの終息/新古典主義とは?/歴史主義建築の登場/新たなるバロック/宮殿建築のネオ・バロック/新しいビルディング・タイプとの出会い

第14章 日本の町並みに息づくバロック
宮内省の建築家・片山東熊の建築/フランス・バロックへのあこがれ/横浜のバロック/日本のバロックとは?

おわりに (二〇一〇年六月 中島智章)
主なバロック関連図書一覧


≪著者: ≫ 中島智章 (なかしま・ともあき) 1970年 福岡市生まれ。1993年 東京大学工学部建築学科卒業。1999〜2000年 ベルギー・リエージュ大学留学。2001年 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了、博士(工学)。2001〜2002年 日本学術振興会特別研究員(PD)。2005年 日本建築学会奨励賞受賞。工学院大学工学部建築学科・准教授。来年(2011年)度より工学院大学に、わが国ではじめて設立される建築学部の建築デザイン学科・准教授に就任予定。著書・訳書に『ヨーロッパの装飾芸術 第3巻 新古典主義からアール・デコ』(共訳、中央公論新社、2001年)、『痛快! ケンチク雑学王』(共著、彰国社、2004年)、『日仏都市会議2003 都市の21世紀 文化をつむぎ、文化をつくる』(共編、鹿島出版会、2004年)、『アーキラボ 建築・都市・アートの新たな実験 1950−2005』(共訳、平凡社、2004年)、『図説西洋建築史』(共著、彰国社、2005年)、『図説ヴェルサイユ宮殿――太陽王ルイ一四世とブルボン王朝の建築遺産』『図説パリ 名建築でめぐる旅』(河出書房新社、2008年)など。

中島智章 『図説 パリ 名建築でめぐる旅』(ふくろうの本・世界の文化、河出書房新社、2008年) '12/07/01
中島智章 『図説 ヴェルサイユ宮殿 太陽王ルイ一四世とブルボン王朝の建築遺産』(ふくろうの本・世界の文化、河出書房新社、2008年) '12/06/24
中島智章 『図説 キリスト教会建築の歴史』(ふくろうの本・世界の歴史、河出書房新社、2012年) '12/06/13





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 バロック芸術は16世紀末から18世紀前半にかけてのイタリア半島を中心とした芸術である、といってもそれほど的外れではないだろう。建築のベルニーニGian Lorenzo Bernini, 1598-1680)ボッロミーニFrancesco Borromini, 1599-1667)、彫刻でもベルニーニ、絵画のカラヴァッジョMichelangelo Merisi da Caravaggio, 1571-1610)ピエトロ・ダ・コルトーナPietro da Cortona, 1596-1669)、それにティエポロGiovanni Battista Tiepolo, 1696-1770)、音楽ならばモンテヴェルディClaudio Giovanni Antonio Monteverdi, 1567-1643)アルビノーニTomaso Giovanni Albinoni, 1671-1751)ヴィヴァルディAntonio Lucio Vivaldi, 1678-1741)のようなイタリア半島出身の芸術家の名が多数あがってくる。
 しかし、同時に、絵画のベラスケスDiego Rodríguez de Silva y Velázquez, 1599-1660)リュベンスPeter Paul Rubens, 1577-1640)、音楽のバッハJohann Sebastian Bach, 1685-1750)ヘンデルGeorg Friedrich Händel, 1685-1759)のように、イタリア半島以外で活躍した著名な芸術家も多く、彼らの作品に触れることでバロック芸術の裾野の広さを実感することができる。
 また、ルネサンス時代以来続いてきた芸術におけるイタリア半島のヘゲモニーが終わりを告げ、17世紀末以降はフランスが文化的にもヨーロッパの中心へと躍り出たことも、バロック時代に起きた出来事として特筆すべきだろう。最もわかりやすいのは建築の分野で、1660年代半ばのルーヴル宮殿東側ファサードをめぐる葛藤はその嚆矢となった象徴的な出来事である。また、ヴェルサイユ宮殿に鏡の間が建設されたあと、トロンプ・ルイユを駆使した天井画や色大理石などの豪華な材料を用いたイタリア半島のバロック・インテリアに、フランスの工業力を誇るかのように大面積の鏡を要所に使った新しいインテリアがとって変わっており、やがては絢爛たるロココ様式へと結実する。  (p.124-p.125、「第13章 バロック建築の復活――パリの旧オペラ座」)





本「図説 パリ 名建築でめぐる旅 (ふくろうの本・世界の文化)」中島智章5

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図説 パリ 名建築でめぐる旅 (ふくろうの本/世界の文化)
図説 パリ 名建築でめぐる旅 (ふくろうの本・世界の文化)

○著者: 中島智章
○出版: 河出書房新社 (2008/12, 単行本 135ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761237
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あるいは、建築を通じてパリの歴史を語る、フランス史と西洋建築史との流れのなかで、フランスの歴史や偉人とも絡めながら、四人の大王(聖王ルイ九世フランソワ一世ルイ一四世ナポレオン一世)とか


芸術の都・パリ。『ガリア戦記』の時代(クリュニー博物館の古代浴場)から十字軍時代ノートル・ダム大聖堂ルイ14世時代ルーヴル宮殿パリ万博時代エッフェル塔等、歴史的建造物からパリの歴史をひもとく画期的な一冊!


≪目次: ≫
はじめに――さまざまな時代の建築物が輝くパリの魅力
column1 「建築」の語源と西洋建築史のさまざまな様式
最初は「造家」/西洋建築史の枠組み(古代建築 〜6世紀くらい:古代ギリシア建築、古代ローマ建築、初期キリスト建築/中世建築 6〜16世紀:ロマネスク様式、ゴシック様式、ビザンツ建築/近世建築 15〜16世紀:ルネサンス様式、マニエリスム様式、バロック様式、ロココ様式/近代建築 19世紀:新古典主義、ゴシック・リヴァイヴァル、歴史主義、折衷主義/近代建築 20世紀:アール・ヌーヴォー、アール・デコ、表現主義、モダン・ムーヴメントなど)

1 『ガリア戦記』のパリ――国立中世(クリュニー)博物館の大浴場跡
Musée national du Moyen Âge-Thermes et hôtel de Cluny
パリの起源/南仏の古代ローマ建築/パリの古代ローマ建築/帝政末期のガリア
column2 古代の円柱の様式
円柱の様式を知るための八つの言葉(コラム column、キャピタル capital、ベース base、シャフト shaft、エンタブレチュア entablature、コーニス cornice、フリーズ frize、アーキトレーヴ architrave)/柱頭の装飾
column3 古代の円柱の応用
レリーフや彫刻として/ハーフ・コラムとデタッチド・コラム

2 サン・ジェルマン・デ・プレのロマネスク建築
Église Saint Germain-des-Prés
フランク族の支配/復興西ローマ帝国の分裂/フランス王国の誕生/ロマネスク建築の特徴/サン・ジェルマン・デ・プレ聖堂
column4 初期のキリスト教建築
教会堂建築の誕生/古代ローマの集会所を参考に

3 シテ島――十字軍の時代とゴシック建築の誕生
Cathédrale Notre Dame de Paris
フランス王権の勃興/ゴシック建築の誕生/聖母信仰の興隆/パリのノートル・ダム聖堂
聖王ルイ九世とサント・シャペル礼拝堂
キリストの「荊冠(けいかん)」を購入/巨大な聖遺物箱

4 ヴァンセンヌの森――百年戦争と城塞建築
Château de Vincennes
ヴァロワ王朝の始まりと百年戦争/首都防衛体制の構築/垂直式防禦による城塞建築/ヴァンセンヌ城塞――中世のヴェルサイユ

5 ゴシックとルネサンスの融合――サントゥスターシュ聖堂
Église Saint Eustache
百年戦争の終結とブルゴーニュ公国の興亡/シャルル八世のイタリア遠征と陵堡(りょうほ)式築城術/フランス・ルネサンス建築の誕生/レ・アールのサントゥスターシュ聖堂
column5 ルネサンス建築の誕生
フィレンツェに始まる/ブラマンテの到達点
column6 古典主義建築のオーダー
オーダーの体系の成立/加わった二つのオーダー
フランソワ一世とルーヴル宮殿レスコ棟
見よう見まねで始まったフランスのルネサンス建築/ルーヴル宮殿レスコ棟の繊細かつ華麗な装い
column7 マイエリスム建築のさまざまな手法
マニエリスム様式/ジャイアント・オーダー/双子柱/アーキトレーヴに陥入する窓

6 ポン・ヌフ――王たちのルネサンス
Place des Vosges (Place Royale)
フランス建築の暗黒時代/アンリ四世の登極(とうきょく)とパリ改造計画/「新しい橋」ポン・ヌフ/サロン・ドゥ・ブロスと摂政母后マリー・ドゥ・メディシス/フランソワ・マンサールの円熟
column8 ローマ・バロック
カトリック信仰の炎の具現化/ダイナミックな楕円、うねるファサード

7 フランス学士院――イタリア・バロックへのあこがれ
Institut de France(Collège des Quatre Nations)
マザラン枢機卿のバロック導入運動/バロック建築家ルイ・ル・ヴォー/コレージュ・デ・キャトル・ナシオン

8 ルーヴル――絶対王政の殿堂
Musée du Louvre (Palais du Louvre)
ルーヴル宮殿とテュイルリー宮殿/ル・メルシエとローマ・バロック建築/時計のパヴィリヨンの独創性/ルーヴル宮殿東側ファサードをめぐる葛藤/ベルニーニ案のローマ・バロック/三人委員会案のフランス・バロック/教会バロックと王権バロック/パリの王権バロック
ルイ一四世とルーヴル宮殿アポロンの間
ヴェルサイユ的な世界/アポロンの間の天井画群/太陽王ルイ一四世とアポロン神話/古典古代の超克と近代への胎動

9 偉人たちの聖なる墓所パンテオン――啓蒙の世紀と新古典主義
Le Panthéon (Église Sainte Geneviève)
啓蒙の世紀の幕開け/新古典主義の登場/ロージエの『建築試論』とフランス新古典主義/サント・ジュヌヴィエーヴ聖堂/パリのパンテオン
column9 ロココ様式
バロック最後の炎/室内装飾や調度品に

10 ラ・ヴィレットの関門――革命前夜の建築
Rotonde de la Villette
幻視の建築/宮廷建築家としてのルドゥー/ラ・ヴィレットの関門/フランス革命後のルドゥー
ナポレオン一世とエトワール凱旋門
フランス革命後の帝国幻想/ペルシエとフォンテーヌの建築

11 ノートル・ダム大聖堂の修復――ゴシック建築の復活
Basilique Sainte Clotilde
ゴシック・リヴァイヴァル/パリのノートル・ダム大司教座聖堂の再整備/サント・クロティルド聖堂の建立/歴史主義建築の一九世紀

12 旧オペラ座――ナポレオン三世の都市計画
Palais Garnier-Opéra national de Paris (Opéra)
一九世紀パリの都市計画/パリの再武装/セーヌ県知事オースマンのパリ改造/旧オペラ座(現パレ・ガルニエ)

13 エッフェル塔――万博の熱気
Tour Eiffel
鉄とガラスの建築の登場/エッフェル塔/鉄道駅の建設

14 アール・ヌーヴォーとアール・デコ
Villa Savoye
過去の様式に頼らないデザインの希求/アール・ヌーヴォーの発祥/フランスのアール・ヌーヴォー/近代建築運動/ル・コルビュジエの活躍/アール・デコ博覧会とアール・デコ建築/ベル・エポックの建築

おわりに――現代のさまざまな問題意識
「建築は持続するもの」/中心市街地に自動車を入れない街づくり

パリ建築略年表
主なパリ関連図書と論文


≪著者: ≫ 中島智章 (なかしま・ともあき) 1970年、福岡市生まれ。1993年、東京大学工学部建築学科卒業。1999〜2000年、ベルギー・リエージュ大学留学。2001年、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了、博士(工学)。2001〜2002年、日本学術振興会特別研究員(PD)。2005年、日本建築学会奨励賞受賞。工学院大学工学部建築学科・准教授。著書・訳書に『ヨーロッパの装飾芸術 第3巻 新古典主義からアール・デコ』(共訳、中央公論新社、2001年)、『痛快! ケンチク雑学王』(共著、彰国社、2004年)、『日仏都市会議2003 都市の21世紀 文化をつむぎ、文化をつくる』(共編、鹿島出版会、2004年)、『アーキラボ 建築・都市・アートの新たな実験 1950−2005』(共訳、平凡社、2004年)、『図説西洋建築史』(共著、彰国社、2005年)、『図説ヴェルサイユ宮殿――太陽王ルイ一四世とブルボン王朝の建築遺産』(河出書房新社、2008年)など。

中島智章 『図説 ヴェルサイユ宮殿 太陽王ルイ一四世とブルボン王朝の建築遺産』(ふくろうの本・世界の文化、河出書房新社、2008年) '12/06/24
中島智章 『図説 キリスト教会建築の歴史』(ふくろうの本・世界の歴史、河出書房新社、2012年) '12/06/13





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本「図説 ジプシー (ふくろうの本・世界の文化)」関口義人5

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図説 ジプシー (ふくろうの本/世界の歴史)
図説 ジプシー (ふくろうの本・世界の歴史)

○著者: 関口義人
○出版: 河出書房新社 (2012/5, 単行本 115ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761909
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ロマ(Roma)、ドム(Dom)


インド起源とされ、世界を放浪する漂泊の民ジプシーを、歴史・生活・文学・映画などを切り口に、彼らの真実の姿に迫る一冊。現代のジプシーが抱える問題点にも迫る。


≪目次: ≫
プロローグ

第一章 ジプシーの旅路を辿って――歴史
1 インド起源、その出立と言語(ロマニ)の研究
インド・アーリア語起源/インドからの旅立ち
2 ペルシャ、コーカサス、ドム――7〜11世紀
放浪の楽士/アルメニアへ/ドムたち
3 ビザンチンのジプシーたち――11〜13世紀
ギリシャ語のロマニの影響/エーゲ海を渡って
4 バルカン、ヨーロッパに出現したジプシーたち――14〜15世紀
巡礼者としての装い/奇異な視線と冷遇/イングランドのジプシー
5 苦難の時代――差別と隷従と――16〜18世紀
奴隷化の始まり/ヨーロッパでの圧迫/マリア・テレジアの懐柔案/植民地への流刑
6 理解と覚醒――18〜19世紀
研究対象として/ロマニ研究の発展/激変するヨーロッパ/移動型の暮らし
7 定住、登録、そして歴史的悲劇へ――1870〜1945年
劣等人種/ドイツにおける迫害の強化/フランス、イングランドの動き/強制収容所
8 戦後、二つの世界、グローバリズムの中で――1945〜2010年
移動民の増加/社会主義の中で
9 ジプシーの現代
呼称(自称/他称/部族称)/言語/人口/自立への動き/解決しない問題

第二章 ジプシーの生活と習俗
1 ジプシーの職業
主な職業分類/1 金属作業(カルデラーシュ)/2 馬の売買(ロヴァーラ)/3 音楽(ラウターリ)/4 木工、彫細工、篩(ふるい)・籠作り(ルダーリ)/5 その他
2 ジプシーの習俗
占い/物乞いと泥棒/浄・不浄の伝統/宗教――神・悪魔/祝祭日/巡礼/死と幽霊/死の儀礼と埋葬/食事/衛生観念/衣服/住居/裁き・法廷/家族観・出産/子供/結婚・結婚式

第三章 描き、描かれたジプシー――文学、音楽、映画から
1 文学の中のジプシー
旧約聖書シェイクスピアセルバンテス/『ジェイン・エア』と『嵐が丘』――イギリスの小説から/ガルシア・ロルカの詩と戯曲の中のジプシー/シャーロック・ホームズとジプシー/『誰がために鐘は鳴る』/『百年の孤独
2 描写としての音楽、表現としての音楽
ジプシー音楽の起源/ジプシーをテーマとした音楽/発展するジプシー音楽/ジャンゴ・ラインハルトジプシー・キングス
3 ジプシーと映画
表象として、エキゾティシズムの対象として/1980年代以降に「ジプシー」を描いた二人の監督――クストリッツァとガトリフ/トニー・ガトリフが提唱するジプシーという生き方/ジプシー・キャラバン――アメリカ女性が見つめたジプシーたち

あとがき (二〇一二年春 関口義人)
ジプシー史略年表
主要参考文献・図版引用文献


≪著者: ≫ 関口義人 (せきぐち・よしと) 1950年、東京生まれ。商社勤務ののち、ジプシー研究、音楽評論に携わる。早稲田大学、桜美林大学講師。著書に『ジプシーを訪ねて』(岩波新書)、『ジプシー・ミュージックの真実』『オリエンタル・ジプシー』『ベリーダンスの官能』(青土社)、『バルカン音楽ガイド』(青弓社)、『ロマ・素描』(東京書籍)、『ブラスの快楽』(音楽之友社)、編著に『アラブ・ミュージック』(東京堂出版)、共著に『「ロマ」を知っていますか』(解放出版社)、『アジアのポピュラー音楽』(勁草書房)がある。
HP「新・音樂夜噺(http://ongakuyobanashi.jp/)」主宰。






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本「図説 ヴェルサイユ宮殿 (ふくろうの本・世界の文化)」中島智章5

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図説 ヴェルサイユ宮殿―太陽王ルイ一四世とブルボン王朝の建築遺産 (ふくろうの本)
図説 ヴェルサイユ宮殿  太陽王ルイ一四世とブルボン王朝の建築遺産  Château de VERSAILLES (ふくろうの本・世界の文化)

○著者: 中島智章
○出版: 河出書房新社 (2008/1, 単行本 143ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761091
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なるほど、「Grand Siècle(偉大な世紀)」と呼ばれる時代とは、太陽王ルイ14世Roi-Soleil)の治世が1643年から1715年までの72年の長きにわたり、フランスの政治的・軍事的・文化的な威光が輝いた、黄金時代のひとつと評される(18世紀の啓蒙思想家ヴォルテールをして、古代ギリシアの古典期、古代ローマの帝政初期、メディチ家のルネサンス・フィレンツェと並ぶ、いや、それ以上 ... p.5)


バロックロココが花開いた、華麗なヴェルサイユ宮殿。〈鏡の間〉の天井画や広大な庭園に潜む謎、太陽王ルイ14世はどのような一日を送っていたのか等、知られざるヴェルサイユを徹底解説。


≪目次: ≫
はじめに――そのたたずまいの多彩な力

ブルボン王朝二〇〇年
プロテスタント勢力の筆頭――アンリ四世/「フランスおよびナヴァール王」と「きわめてキリスト者なる王」/フランス人たちの王/ブルボン家系図

第1章 質素なルイ一三世の狩の館と豪壮なヴォー=ル=ヴィコント城館
宮殿の核となった小さな館/ローマ・バロックとフランス/ヴォー=ル=ヴィコント城館/バロック様式の内装/フランス式庭園/フーケの失脚
column1 オーダー  (神殿の構造/円柱にかかわる八つの用語/古代円柱の三つの様式/五種のオーダー――ルネサンス以降の体系化)
column2 ジャイアント・オーダー  (装飾としてのオーダー/ミケランジェロのオーダー革命)
column3 ローマ・バロック  (反宗教改革の結晶/欧州各地に伝播)

第2章 白亜の宮殿へ――ルイ一四世の太陽の殿堂
ルイ一四世増築に着手/小さな館を大宮殿に/工事の中断/「包囲建築」の完成/意外にヒューマン・スケール?
column4 ルーヴル宮殿  (城塞から王宮へ/教会バロックと王権バロック)

第3章 大饗宴の日々――バロックの祝典文化
一六六四年の『魔法の島の歓楽』/一六六八年の戦勝記念祝典/一六七四年の大祝典/宮廷バレとコメディ=バレ/モリエールリュリ/フランス・オペラ誕生/仮設建築と恒久建築の調和

第4章 天井画の神々――太陽神アポロン七惑星
王の栄光を語り伝えるもの/パラッツォ・ピッティの天井画/国王は太陽/天動説か地動説か/広間の機能と七惑星主題/構造的欠陥を克服/七つの美徳と古代神話・古代史の世界
column5 戦利品装飾

第5章 ル・ノートルの大庭園――太陽の軌道
アポロンの戦車の泉水/ラトーヌの泉水ととかげの泉水/ラトーヌの泉水とフロンドの乱?/王の休息の場/ファサード彫刻の寓意的世界/未完のアンサンブル
column6 四大元素
column7 チェザーレ・リーパの『イコノロジア』  (抽象概念の擬人化/一七世紀のベストセラー)

第6章 機械の力――庭園の水はどこからきたのか
セーヌの流れを宮殿へ/「伝説」の発明者レヌカン・スアレム/「優れた企業家」ドゥ・ヴィル/高低差一五〇メートルの難題/世界第八の驚異/機械がもたらすスペクタクル

第7章 鏡の間――ルイ大王の治世は最高だ
大ギャラリー〈鏡の間〉造営/天井画図像計画の変遷/ふたつの絵画配列法/太陽神神話との決別/時の流れの逆行とふたつの世界の混在/古典古代への勝利宣言
column8 コリント式オーダー

第8章 ルイ一四世のある一日
鏡の間造営による宮殿内の変化/宮廷の中枢としての寝室/起床の儀/ミサ/会議と昼食/夕食まで/就寝の儀
column9 王のトイレはどこに?
column10 貴族たちはどこに住んでいたのか?  (多くの人と馬、馬車も収容/住むこと自体が名誉)
column11 トリアノン宮殿とマルリー宮殿  (くつろぎの館/磁器のトリアノン/マルリー宮殿)

第9章 ロココの誕生――戦争と経費節減
内装の変化/マントノン夫人の影響とアウグスブルク同盟戦争/ロココ様式の時代へ
column12 ロココ様式  (ロカイユとロココ/バロックとの相違点)

第10章 最後の輝き――マリー・アントワネットの小世界
ルイ一四世の威光/ルイ一五世のガブリエル棟/宮殿付属劇場/マリー・アントワネットの息吹き
column13 一リーヴルは現在の貨幣価値でいくらくらい?  (トゥールのリーブルとパリのリーブル/「答えられない」という答え/安易な解答を廃す)

おわりに――ヴェルサイユ造営の収支決算
あやまったヴェルサイユ・イメージ/揚水計画に投入された多額の人件費/王国財政を直撃した大戦争/王国振興のためのヴェルサイユ造営/文化国家フランスの礎
column14 新古典主義様式  (古代に対する相対的視線/新世代に生かされた古代の読み直し)

ヴェルサイユ宮殿の沿革
主なヴェルサイユ宮殿関連図書と図版出典


≪著者: ≫ 中島智章 (なかしま・ともあき) 1970年、福岡市生まれ。1993年、東京大学工学部建築学科卒業。1999〜2000年、ベルギー・リエージュ大学留学。2001年、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了、博士(工学)。2001〜2002年、日本学術振興会特別研究員(PD)。2005年、日本建築学会奨励賞受賞。工学院大学工学部建築学科・准教授。著書・訳書に『ヨーロッパの装飾芸術 第3巻 新古典主義からアール・デコ』(共訳、中央公論新社、2001年)、『痛快! ケンチク雑学王』(共著、彰国社、2004年)、『日仏都市会議2003 都市の21世紀 文化をつむぎ、文化をつくる』(共編、鹿島出版会、2004年)、『アーキラボ 建築・都市・アートの新たな実験 1950−2005』(共訳、平凡社、2004年)、『図説西洋建築史』(共著、彰国社、2005年)など。

中島智章 『図説 キリスト教会建築の歴史』(ふくろうの本・世界の歴史、河出書房新社、2012年) '12/06/13





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本「図説 キリスト教会建築の歴史 (ふくろうの本・世界の歴史)」中島智章5

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図説 キリスト教会建築の歴史 (ふくろうの本/世界の歴史)
図説 キリスト教会建築の歴史 (ふくろうの本・世界の歴史)

○著者: 中島智章
○出版: 河出書房新社 (2012/4, 単行本 127ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761862
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古代から近現代にいたるヨーロッパを中心とした教会建築の歴史の概観と主な作例を、各時代の社会や文化の中で教会堂が受け持っている役割、重要性、意義、人々がその教会堂に込めた篤き思いに触れるために、当時の美学、建設技術、儀礼と建築の関係など、の切り口によって

※なお、本書ではキリスト教徒の団体のことを「教会」、キリスト教徒が集まって典礼(てんれい)を行う建造物のことを「教会堂」ということにする。ヨーロッパ系言語ではどちらも同じ言葉を使い、わが国でも「教会」といえば建物のことを思い浮かべる人が多いが、本書では区別して用いる。 (p.5 「はじめに」)


キリスト教の教会堂建築の歴史をたどる、決定版ガイド。古代から現代まで、壮麗な輝きをみせる教会堂の数々。気鋭の専門家が解説。知りたいことがわかる!


≪目次: ≫
はじめに
column ミサ  (感謝の祭儀/聖体拝領の秘蹟)
column ミサと教会音楽  (さまざまな作曲家が音楽をつけた通常文五章/ルネサンスのミサ曲/バロックのミサ曲/バッハの傑作「ミサ曲ロ短調」)

第I部 古代・中世・ルネサンスの教会建築

第1章 教会建築の誕生――バシリカ形式と集中形式

いわゆるミラノ勅令/バシリカ式の教会堂/使徒座司教座/ローマの四大バシリカ(サン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノサン・ピエトロ・イン・ヴァティカーノサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラサンタ・マリア・マッジョーレ)/西ローマ帝国の首都ラヴェンナ東ゴート王国の建築/アタナシウス派アリウス派/集中式の教会堂
column ファサードヴォールト
column 古代ギリシア・ローマの神殿建築の円柱の様式  (「異教」の神殿に由来する円柱の様式/「柱と梁」ではなく「柱と梁のようにみえる装飾」)
column 洗礼堂の図像――キリストの洗礼の表現  (洗礼者ヨハネにちなむ/洗礼堂の建造)
column 『新約聖書』の四福音史家の表現  (天使、ライオン、牛、鷲/四福音史)

第2章 ビザンツ建築――古代建築最後のきらめき
ビザンツ」の始まり/サン・ヴィターレ教会堂/ペンデンティヴ・ドームの工夫/ハギア・ソフィア総主教座聖堂フランク王国への影響/ヴェネツィアのサン・マルコ礼拝堂/カトリック教会と「聖遺物」/わが国のビザンツ建築

第3章 地方性豊かなロマネスクの教会建築
石造建設技術の興隆/ロマネスク教会堂の平面と空間/フランスのロマネスク/ライン川およびその支流流域のロマネスク/イタリアのロマネスク/都市と「大聖堂」

第4章 ゴシックの光――サン・ドゥニ修道院長の新たなコンセプト
フランス王権の興隆/スゲリウスの光あふれる聖堂計画とそのための工夫/ゴシック建築の伝播
column 教会堂とオルガン  (バロック時代から存在感/「フーガ」等の対位法を駆使)
column 聖母マリア信仰とイル=ドゥ=フランスの三大ゴシック聖堂(シャルトルランスアミアン)  (聖母マリア=ノートル・ダム/高さを競う)
column 最後の審判とゴシックの薔薇窓  (「石の聖書」/ポルタイユの図像)
column トリプティック(三連祭壇画)  (祭壇画の発達/『フランダースの犬』の主人公ネロ少年が見たかった絵)

第5章 完全性をめざしたルネサンスの教会建築
フィレンツェ大司教座聖堂のドーム架構/ルネサンスの始まりとブルネッレスキアルベルティの建築理論と教会建築/ブラマンテによる盛期ルネサンスの教会建築/ミケランジェロによるサン・ピエトロ使徒座聖堂

第6章 ゴシックとルネサンスの融合と衝突
ルネサンス建築のフランスへの導入/パリのサントゥスターシュ小教区聖堂/パリのサン・ジェルヴェ教会堂


第II部 宗教改革カトリック改革以後の教会建築

第7章 プロテスタント諸派の教会建築

マルティン・ルターの宗教改革/ツヴィングリカルヴァンと改革派教会/プロテスタント諸派の教会建築
column プロテスタントの教会音楽と舞台の上の宗教音楽  (比較的音楽を重視したルター派/ヘンデルの「オラトリオ」)

第8章 イエズス会の教会建築
カトリック改革とイエズス会の創設/イル・ジェズ形ファサード/建築と絵画と彫刻が渾然一体となった宗教的情熱の世界
column ヴェネツィア共和国の建築家パラーディオの教会建築  (ヴェネツィアのパラーディオ/パラーディオのデザイン)

第9章 教皇のバロック――ベルニーニとボッロミーニ
サン・ピエトロ使徒座聖堂の拡張事業/ベルニーニによるサン・ピエトロ広場の造営/ベルニーニのサンタンドレア・アル・クィリナーレ教会堂ボッロミーニサン・カルロ・アッレ・クワットロ・フォンターネ教会堂/ローマ・バロックのヨーロッパ各地への伝播/三重殻ドームの工夫
column 墓所としての教会堂  (ナポレオン一世の眠る廃兵院ドーム聖堂/「クリプト」という地下空間)
column 三位一体説への焦点――聖霊を表す白い鳩とバロック  (聖体の秘蹟/聖霊の表象、白い鳩)
column 天使とバロック――セラフィム(熾天使)の表現  (最上位の熾天使/バロックのヴィチェンツァ
column ゴシックのなかに息づくバロック  (カトリック改革を受けて/中世の教会堂に息づくバロック)

第10章 新古典主義の教会建築
ヴェルサイユ宮殿付属礼拝堂/パリの旧サント・ジュヌヴィエーヴ教会堂/パリのラ・マドレーヌ教会堂

第11章 ゴシック・リヴァイヴァル
ゴシック建築再評価のさまざまな要因/ゴシック・リヴァイヴァルの三つの側面/じつは「一九世紀建築」であるゴシック建築は結構多い

第12章 近代建築運動と教会建築
様式からの決別と近代建築運動/鉄筋コンクリートによる新たな教会堂の空間/東京カテドラル関口教会・聖マリア大聖堂


キリスト教の教会建築の変遷
初期キリスト教建築  (サンタポリナーレ・イン・クラッセ教会堂、ラヴェンナ)
ビザンツ  (サン・ヴィターレ教会堂、ラヴェンナ/ハギア・ソフィア総主教座聖堂、イスタンブル)
カルロス大帝の宮殿付属礼拝堂、アーヒェン)
ロマネスク  (シュパイアー皇帝大聖堂サン・パルテルミー参事会聖堂、リエージュ/サンタ・マリア・アッスンタ大司教座聖堂、ピサ/サン・マルコ礼拝堂、ヴェネツィア)
ゴシック  (パリのノートル・ダム司教座聖堂サン・ミシェル参事会教会堂、ブリュッセル)
ルネサンス  (サン・ロレンツォ教会堂、フィレンツェ/テンピエット、ローマ/サン・ジョルジョ・マッジョーレ、ヴェネツィア)
バロック  (サンタンドレア・アル・クィリナーレ教会堂、ローマ/サン・カルロ・アッレ・クワットロ・フォンターネ教会堂、ローマ/廃兵院ドーム聖堂、パリ)
新古典主義  (旧サント・ジュヌヴィエーヴ教会堂、パリ)
歴史主義  (サント・クロティルド教会堂、パリ)
モダン・ムーヴメント  (ノートル・ダム・デュ・オー礼拝堂、ロンシャン)

おわりに

教会建築関連文献


≪著者: ≫ 中島智章 (なかしま・ともあき) 1970年、福岡市生まれ。1993年、東京大学工学部建築学科卒業。1998〜2000年、ベルギー・リエージュ大学留学。2001年、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程修了。博士(工学)。2001〜2002年、日本学術振興会特別研究員(PD)。2005年、日本建築学会奨励賞受賞。工学院大学建築学部建築デザイン学科・准教授。著書・訳書に『ヨーロッパの装飾芸術 第3巻 新古典主義からアール・デコ』(共訳、中央公論新社、2001年)、『痛快! ケンチク雑学王』(共著、彰国社、2004年)、『日仏都市会議2003 都市の21世紀 文化をつむぎ、文化をつくる』(共編、鹿島出版会、2004年)、『アーキラボ 建築・都市・アートの新たな実験1950−2005』(共訳、平凡社、2004年)、『図説西洋建築史』(共著、彰国社、2005年)、『図説ヴェルサイユ宮殿』(2008年)、『図説パリ 名建築でめぐる旅』(2008年)、『図説バロック』(2010年)(ともに河出書房新社)など。






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本「図説 日本国憲法の誕生 (ふくろうの本・日本の歴史)」西修5

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図説 日本国憲法の誕生 (ふくろうの本/日本の歴史)
図説 日本国憲法の誕生 (ふくろうの本・日本の歴史)

○著者: 西 修
○出版: 河出書房新社 (2012/4, 単行本 119ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761886
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壮大なドラマとしての、日本国憲法の誕生、として。国際社会を巻き込んだ豪華キャストによるドラマは、連合国総司令部(GHQ)の主導のもとに、日本国政府、帝国議会、そして、極東委員会、、、現在と過去との間の尽きることの知らぬ対話、としての歴史を豊富な図版のたすけをえて


戦後日本の原点「日本国憲法」。GHQ、日本政府、極東委員会……、その誕生は国際社会を巻き込む一大ドラマだった! 憲法施行65周年、「憲法」を論ずる上で必読の一冊。


≪目次: ≫
はじめに (二〇一二年(平成二十四)四月  西 修)

第1章 終戦と憲法改正の始動
1 ポツダム宣言の受諾とアメリカの対日占領政策
終戦の幕開け/新しい統治者、ダグラス・マッカーサーの誕生
2 マッカーサーの憲法改正示唆
近衛公への示唆/幣原首相への示唆
3 憲法改正の始動
憲法問題調査委員会の発足/松本委員会での審議
4 政党、民間グループ、個人の憲法改正案
共産党の合法化、諸政党の結成/革新政党の改正案/保守政党の改正案/民間グループ・個人の改正案――憲法研究会案について
5 総司令部の分析
マッカーサーの並々ならぬ関心

第2章 総司令部案の作成
1 『日本の統治体制の改革』の受領
『日本の統治体制の改革』の内容/『日本の統治体制の改革』の意義
2 毎日新聞のスクープとその波紋
毎日新聞の一大スクープ記事/民政局による記事の分析
3 マッカーサー・ノート
マッカーサーの熟慮
4 民政局での制定作業
憲法制定会議と化す/コラム「起草者たちの興奮」(チャールズ・ケーディス、オズボーン・ハウゲ、ミルトン・エスマン、ベアテ・シロタ、セシル・ティルトン、フランク・リゾー、ジョージ・ネルスン、リチャード・プール)/起草者たちの意気込み(「前文」について/「天皇」について/「戦争放棄」について/「人権」について/「立法権」について/「行政権」について/「司法権」について/「財政」について/「地方行政」について/「改正条項」について)

第3章 極東委員会の重圧
1 極東委員会および連合国対日理事会の設置
前身としての極東諮問委員会/極東委員会の設置/連合国対日理事会の設置/極東諮問委員会とマッカーサーとの会談
2 極東委員会の始動
第一回会議の開催/マッカーサーへの牽制/連合国対日理事会の始動

第4章 総司令部案の提示と政府案の作成
1 総司令部案の提示
二月十三日――運命の日/「天皇の身体」との関係
2 総司令部との折衝
白洲次郎の「ジープ・ウェイ・レター」/幣原・マッカーサー会談/『三月二日案』の作成に向けて/徹夜の作業I――松本、ケーディスの激論/徹夜の作業II――ホイットニーの深謝
3 要綱の発表と政府案の作成
『憲法改正草案要綱』の発表/『憲法改正草案要綱』に対する国内外の反響/ひらがな・口語体の条文/政府案の作成/枢密院での審査

第5章 帝国議会における審議
1 衆議院での審議
憲法専任国務相の誕生/社会党・共産党の反対演説/山吹憲法/『源氏物語』の法律版/吉田・野坂論争/衆議院特別委員会での審議/総司令部の干渉――「主権」の導入/衆議院小委員会での討議/衆議院特別委員会での議決/衆議院本会議での可決
2 貴族院での審議
衆議院本会議での討議/貴族院特別委員会での討議――八百長の質疑応答/貴族院小委員会での論戦――宮澤教授の本音/貴族院特別委員会での再審議/貴族院本会議を通貨/帝国議会での審議終了

第6章 日本国憲法の公布・施行
1 極東委員会の再審査要求
“保護観察期間”の設定/施行後再審査の決定
2 日本国憲法公布
公布の日取りをめぐって/十一月三日――公布の式典/各地での奉祝行事
3 日本国憲法施行
五月三日――施行の式典/日章旗の返還
4 “保護観察期間”の解除
政局の激変/極東委員会の自然承認
5 総司令部による検閲
検閲の実施/検閲の実際

付章 憲法第九条と文民条項の成立経緯
1 憲法第九条の成立過程
原点としての『マッカーサー・ノート』第二原則/第一条におかれていた戦争放棄条項/芦田修正/ケーディスの対応
2 文民条項の導入過程
打診されていた文民条項/極東委員会での検討/極東委員会での導入要求/貴族院小委員会での審議


日本国憲法 (昭和二十一年十一月三日公布、昭和二十二年五月三日施行)

日本国憲法成立過程略年表 (連合国司令部(GHQ)・連合国側/日本国側/極東委員会(FEC)側)

憲法第9条および文民条項導入の経緯(略年表)

主要参考文献
図版(写真)所蔵者・協力者


※カバー図版:「日本国憲法公布記念式典」(宮永岳彦画、衆議院憲政記念館蔵)


≪著者: ≫ 西 修 (にし・おさむ) 1940年、富山市生まれ。早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒業。同大学院修士課程・博士課程修了(憲法、比較憲法専攻)。政治学博士、法学博士。プリンストン大学、メリーランド大学、エラスムス大学(オランダ)、東南アジア研究所(シンガポール)等で在外研究。駒澤大学法学部助教授、同教授を経て、駒澤大学名誉教授。主な著書に、『日本国憲法成立過程の研究』、『憲法体系の類型的研究』、『現代世界の憲法動向』(以上、成文堂)、『日本国憲法の誕生を検証する』(学陽書房)、『日本国憲法はこうして生まれた』(中公新書)、『日本国憲法を考える』(文春新書)、『よくわかる平成憲法講座』(TBSブリタニカ)、Ten Days Inside General Headquarters, Seibundo など多数。






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本「図説 オランダの歴史 (ふくろうの本・世界の歴史)」佐藤弘幸5

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図説 オランダの歴史 (ふくろうの本/世界の歴史)
図説 オランダの歴史 (ふくろうの本・世界の歴史)

○著者: 佐藤弘幸
○出版: 河出書房新社 (2012/4, 単行本 143ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761879
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1625年から75年のオランダが、歴史上最初のヘゲモニー国家であった(しばらくして、イギリスが1815〜73年、最後がアメリカで1945〜67年)、とは、アメリカの歴史学者ウォーラーステインの著作のなかで論じられるのだが、圧倒的に強い経済力をもってして相対的に優位に立った国のいい


九州ほどの大きさの小国でありながら、海洋国家として世界の海を席巻し、大国と対等に戦ってきたオランダの歴史を多数図版とともに解説。日本とも関わりの深いこの国を知る決定版通史。


≪目次: ≫
はじめに
一章 水と戦い、水と共存する国民
デルタ地帯に広がる低湿地/泥炭地の開墾/堤防の建設/テルブに住む人々/風車による干拓
二章 古代ローマからフランク王国へ
ローマ時代と民族大移動期/フランク王国の成立/フリース人の活躍/ノルマン人の侵攻
三章 中世のオランダ
中世オランダの政治勢力/ホラント伯家の擡頭/エノー伯家とバイエルン候家/ヘルレ伯領/自由農の国フリースラント/ブルゴーニュ家からハプスブルク家へ/“新しい信心”運動とエラスムス
四章 八十年戦争からオランダ共和国の誕生へ
八十年戦争への道/八十年戦争の始まり/ユトレヒト同盟の成立/十二年間休戦/戦争の再開/連邦共和国の仕組み
column 1 “祖国の父”オランイェ公ウィレム一世
五章 黄金時代のオランダ
ヨハン・デ・ウィットの時代/イギリスとの確執/英仏との戦争/名誉革命の輸出
column 2 オランダ版アルマダ
六章 黄金時代の経済と文化
造船業の発展/織物工業の広まり/黄金時代のかげり/東インド会社の誕生/西インド会社/黄金時代のオランダの文化/オランダと日本の貿易/日本にもたらされたオランダの文化
column 3 リーフデ号とエラスムス
七章 衰退の一八世紀からネーデルラント王国の成立へ
第二次無総督時代/オランイェ家の新たな復活/バターフ共和国の成立/ホラント王国からフランスへの併合
八章 一九世紀以降の近代国家への歩み
商人=国王ウィレム一世ベルギーの分離独立/自由主義の時代/植民地経営/政党政治の始まり/柱状化社会の出現/世界大戦前のオランダ
column 4 ペンは強し――小説『マックス・ハーフェラール
九章 二〇世紀のオランダ
第一次世界大戦後の動き/第二次世界大戦/日本への宣戦布告と植民地支配の終焉/インドネシア独立戦争/戦後復興とデルタ計画/柱状化社会の溶解/新たな社会への模索
column 5 水のマジノ線――冠水防衛戦

あとがき (2012年春 佐藤弘幸)
オランダ全図
オランダ史略年表
オランダ王朝系図 (オランイェ・ナッサウ家/ナッサウ・ディレンブルフ家とナッサウ・ディーツ家/オランイェ・ナッサウ家)
参考文献
図表引用資料出典


≪著者: ≫ 佐藤弘幸 (さとう・ひろゆき) 1941年、小樽市生まれ。東京外語大学名誉教授。専攻はオランダ語、オランダ史。著書に『西欧低地諸邦毛織物工業史――技術革新と品質管理の経済史』(日本経済論評社)、共著に『スイス・ベネルクス史』(山川出版社)、『ニューエクスプレス・オランダ語』(白水社)、訳書に『マックス・ハーフェラール――もしくはオランダ商事会社のコーヒー競売』(めこん)がある。


玉木俊明 『近代ヨーロッパの誕生 オランダからイギリスへ』(講談社選書メチエ、2009年) '09/12/20





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本「図説 ソ連の歴史 (ふくろうの本・世界の歴史)」下斗米伸夫5

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図説 ソ連の歴史 (ふくろうの本/世界の歴史)
図説 ソ連の歴史 (ふくろうの本・世界の歴史)

○著者: 下斗米伸夫
○出版: 河出書房新社 (2011/4, 単行本 128ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761633
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およそ20世紀最大の世界史的事件としてのロシア革命(1917年)とソビエト社会主義共和国連邦崩壊(1991年)と。ソビエト型社会主義をめざす共和国の連邦として、ユーラシアの大国として、「共産主義」というイデオロギーを掲げて、冷戦における一方の極の超大国として、であってしかし、体制が生まれて74年の後に、理念が挫折して脆くも崩壊した、国家、歴史


さて、レイゾウコを買い替えマシタ。135Lは冷蔵室90Lと冷凍室45L、2005年製(中国製)、ドアにヘコミ傷があるシャープの白いjazzberry、ノンフロン(SJ-14VJ-JB)。いつもの駅近くのリサイクルショップのおじさんのところで、10,000円の手書きのプライスボードに上書き(白い紙を貼り付けて)8,000円也。その隣には、ほぼ同じ型の2007年製の真っ白いのが15,000円のプライスボードがついていた。ぼくはヘコミ傷なんか気にしないから、余計なお金を払いたくない、安いほうがいい。他に並ぶ10,000円前後の冷蔵庫は、冷蔵室内が窮屈なオールドスタイルなものだった(それでもまァいいかとも思った)。
ジッサイ、もう少し先に先延ばしておこうかとも考えたんだけど(壊れて使えなくって困っているわけでは不都合はない)、少し迷って、なんでだろうフシギだなァ、思い切って買った。
古い冷蔵庫の引き取りは有料で、4〜5年前におじさんの店で買った、いま使っている(これまで使ってきた)冷蔵庫は、いくらで買ったか忘れてしまったのだけれど、ながくひとり暮らしをする気はなかったから一時的なものとして、だから、おじさんに引き取ってもらう前にはじめて意識して、そのスペックをチェックしたのだが、82Lは冷蔵室57Lと冷凍室25L、NECの1995年製(ぼくの娘が生まれるより前)、もちろんフロンを使ってる、そして、消費電力27kwh/月(324kwh/年)。
そう、買ったあとからwebでちょっと調べたら、いまでもぼくが買ったクラス(200L未満のパーソナルタイプ)の冷蔵庫は、年間消費電力が(もしかしたら計測基準とかが変わっているかもしれないけれど)300kwh/年前後で、むしろ大型のファミリータイプの主力製品の方が技術革新が飛躍的で表示される消費電力の数値が小さいフシギがあって、ぼくのも消費電力300kwh/年だ。
そうそう、フロンを使っている古い冷蔵庫の引き取りは、おじさん、「フツーは4,000円もらってるんだけど、2,000円でいいよ」、ということで、お金を払った後に思い返して、もう少し(あと1,000円くらい)値切ったほうがよかったかも、とか思ったんだけど(結果的には古い冷蔵庫はその状態はなにかとよくなかったから値切らなくてヨカッタ)、モチロン配達して運び込んでもらって、古い冷蔵庫の引き取りまで、しめて金10,000円也。庫内は広く白く清潔であかるい♪
じつは、いろいろ生活の見直しをすすめていて、ある意味では、いよいよひとりで暮らしてゆく覚悟を受け容れつつある、ということなのか、自炊をして外食をしない生活にもずいぶん慣れてきて、といっても、あまり炊事に時間を労力を費やす考えはなくって(ひとつには、空腹が満たされればいい)、それでも、美味しくないモノを食べたくない、それなりに素材を吟味して(美味しくないモノは買わない)、バリエーションは乏しいけれど、いつも同じような食事メニューだけれども(ジッサイ毎日毎日同じモノばかりだ)、、、
たとえば、お茶を、ぼくが子どものころに(小学校2年生から高校1年生まで)父親の勤める会社の転勤で一時的に家族で暮らしたあたりの静岡・掛川の、お茶農園から産地の工場から直接購入して宅配してもらっているのは、今年の2月中頃からで、ず〜っと飲みつづけている(ぼくが子どものころから変わることなく同じ「茎煎茶」特上500gで2,100円税込・送料別を)両親に紹介してもらって。それまでは、毎晩の飲酒の酒量が日本酒でおよそ600ml/日(意識して注意して飲酒量を記録していた)で、飲酒量を減らしたいとは思いつつ、いろいろなストレスに克つことができずにずるずると、呑まずにはいられなかった、のだが、最近では、美味しいお茶をがぶがぶ飲んで、その結果ほとんど飲酒することがなくなった、深酒しなくなった、呑まない日も少なくない。
そんなわけで(なのかどうなのか)、次のステップとして、これまでスーパーのオニギリ(1個66円とか賞味消費期限でタイムセールだと50円未満と安価だったりすることから、化学調味料とか保存料とか美味しさを多少目をつぶっても、そのお手軽さ)で済ませてきた米飯を、お米を買って炊飯して、炊きたてのご飯を食べたいなァ、とは、2月にお茶を飲み始めた頃から考えたことで、いまだ模索中、最初ずっと「IH」がいいんじゃァないかと考えていたんだけれども、ジッサイ、目星を付けていた3合炊きのIHの象印がAmazonで、たしか9,700円くらいで2月にあったんだけど、月末まで待ったら安くなるかも?!と思って様子をみていたら、一気に14,000円くらいまで値上がりして、驚いた(いまだ値を戻していない、12,000円前後。どうなんだろう?!、むしろ月末には注文が集中することを避けるのかもしれない、そして、2月3月4月は新生活を始めるはじめたフレッシュマンの需要がある、ようなことから安く売り値を下げる必要がないのかもしれない)。そんなこんなで冷静に(いろいろ迷いながら)リサーチをつづけていて、いまでは、どうやらIHは必要ない、と結論した(まだ迷いはある)。というのも、IHの特長はどうやら、大量のお米を炊飯するときのお釜のなかの熱のお米への伝わりの不均一を解消するべく強力なパワーで一気に!!、ということのようで、ぼくは一人分の食べきり量しか炊飯しないつもりだから、だったら、マイコンジャーで十分で(お米も高い高級なモノを買う気はない、値段が安いばかりで美味しくないのも買わないけれど)、そうすると、いま目星をつけているのはパナソニックで5,000円を下回る値段だ。そんなこんなを考えて、お米は冷蔵庫で保存したほうがいいかもしれないなァ、とか思って、だから、冷蔵庫を買い替えようとも思ってそうした(今回買い替えた)わけなのだが、さらにさらにはそう(リサイクルをリサイクルして)考えるには、おじさんに炊飯器も頼んでおいた


1917年のロシア革命とともにに出現し、91年突如瓦解した超大国ソ連。粛正、大祖国戦争冷戦…… 共産党の支配のもと、世界を席巻したこの国家は何だったのか。崩壊から20年目に問う。


≪目次: ≫
はじめに
第一章 ロシア革命とソビエト国家 1917-21
一〇月革命/「全権力をソビエトへ」/共産党権力の維持/飢える都市と農民/革命への反抗
第二章 共産党の支配 1922‐28
共産党とは何か/党独裁の強化/宗教への抑圧/右派の勝利/党内での対立/党中央部の分裂
第三章 スターリン体制の展開 1929-38
スターリンの時代/五カ年計画/クラークの絶滅/深まる飢饉/粛清への道/スターリン外交の変化/粛清と軍事強化/ソ連外交の危機/スターリン時代の文化
第四章 「大祖国戦争」から冷戦へ 1939‐52
第二次世界大戦とソ連/独ソ戦勃発/戦勝国間の緊張/世界の超大国へ/社会主義陣営の結束/冷戦の激化/戦後経済
第五章 保守と改革の時代 1953‐64
スターリンの死/フルシチョフの台頭/東欧での危機/キューバ危機
第六章 停滞する超大国 1964‐84
ブレジネフの政治/経済改革の後退/外交問題の深刻化/大衆組織としての党/自由化の萌芽/停滞する社会/民族問題の勃発
第七章 ペレストロイカソ連崩壊 1985‐91
ゴルバチョフの登場/ペレストロイカの始動/高まる改革の波/外交政策の転換/保守派との戦い/一九八九年東欧革命/民族自立の動き/連邦制への動き/八月クーデター/ソ連の終焉

あとがき (二〇一一年二月 下斗米伸夫)
ソ連史略年表 (1898〜1991)
党大会年表 (第1回・1898〜第28回・1990)
歴代首相
ウラジーミル・レーニン(1917-24)/アレクセイ・ルイコフ(1924-30)/ビヤチェスラフ・モロトフ(1930-41)/ヨシフ・スターリン(1941-53)/ゲオルギー・マレンコフ(1953-55)/ニコライ・ブルガーニン(1955-58)/ニキータ・フルシチョフ(1958-64)/アレクセイ・コスイギン(1964-80)/ニコライ・チーホノフ(1980-85)/ニコライ・ルイシコフ(1985-91)/ワレンチン・パブロフ(1990-91)
歴代共産党書記長
ヨシフ・スターリン(1922-53)/ニキータ・フルシチョフ(1953-64、第一書記という呼称)/レオニード・ブレジネフ(1964-82)/ユーリー・アンドロポフ(1982-84)/コンスタンチン・チェルネンコ(1984-85)/ミハイル・ゴルバチョフ(1985-91)
図版引用文献
文献案内


≪著者: ≫ 下斗米伸夫 (しもとまい・のぶお) 法政大学法学部国際政治学科教授。1948年札幌市生まれ。東京大学法学博士課程修了。法学博士。主な著書に『ソ連現代史』『ロシア現代政治』(東京大学出版会)、『ゴルバチョフの時代』『スターリンと都市モスクワ』『モスクワと金日成』『日本冷戦史』(岩波書店)、『ペレストロイカを越えて』(朝日選書)、『ソ連=党が所有した国家』(講談社選書メチエ)、『アジア冷戦史』(中公新書・アジア太平洋賞特別賞受賞)など。訳書に、A・V・トルクノフ『朝鮮戦争の謎と真実』(草思社)などがある。






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本「図説 ハンガリーの歴史 (ふくろうの本・世界の歴史)」南塚信吾5

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図説 ハンガリーの歴史 (ふくろうの本/世界の歴史)
図説 ハンガリーの歴史 (ふくろうの本・世界の歴史)

○著者: 南塚信吾
○出版: 河出書房新社 (2012/3, 単行本 143ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN-13: 978-4309761855
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めまぐるしいのは、もともと東からも西からも人々の交流が活発なところであった、からなのか、マジャル人が移動して定住したカルパティア盆地において、およそ9世紀以来さまざまな人々と交わって交わって、なるほど、ハンガリー人と呼ぶほうが適切な集団をなすように
日本においても明治初期から意外によく知られていた「ハンガリー(匈牙利)」。1871(明治4)年の寺内章明訳編『五洲紀事』、1876(明治9)年の牧山耕平訳『翻刻巴來(パーレイ)万国史』、1871(明治4)年の箕作麟祥(みつくりりんしょう)編『萬國新史』、1872(明治5)年に文部省が作成して出版した最初の歴史教科書『史略』、『史略』は1874(明治7)年に師範学校編輯『萬國史略』にも受け継がれる


オスマン帝国ハプスブルクの支配、革命と社会主義――変転するハンガリーの歴史を、被支配者の視点を取り入れながら、最新の研究成果を踏まえて描き出した、ハンガリー史の決定版。


≪目次: ≫
はじめに――日本と匈牙利
第一章 カルパチア盆地の征服
マジャルの故郷/カルパチア盆地へ
第二章 ハンガリー王国の成立
アールパード朝イシュトヴァーンの王国/王国の統合を目指して/モンゴルの襲来/ベーラ四世の改革
第三章 王権の強化と繁栄
アンジュー朝ラヨシュ一世オスマン帝国の北上/マーチャーシュ王/マーチャーシュ時代の対外政策と文化
column1 同化したユダヤ教徒
移住の促進と宗教的寛容/「解放」と「同化」/迫害の時代
第四章 王権の衰退
広がる世界のなかで/ドージャ農民戦争/モハーチの敗戦
第五章 オスマン帝国の進出
三分割体制へ/オスマン直轄領トランシルヴァニア公国/オスマン帝国の撤退
第六章 ハプスブルクの支配のもとで
ラーコーツィ・フェレンツ二世解放戦争マリア=テレージアとハンガリー/ヨーゼフ二世の改革
column2 解放されざる農民
第七章 改革から革命へ
民族的自覚/社会改革/一八四八年革命/革命の進展/民族と国民/一八四八年革命の終焉/明治期のハンガリー一八四八年革命論/「新絶対主義」の時代
column3 ベチャール
第八章 アウスグライヒ体制
アウスグライヒ/二重君主国/ドナウ連邦案/「自由主義」時代の始まり/「大不況」と農業恐慌/バルカン進出/「自由主義」の安定期
第九章 アウスグライヒ体制の危機
「自由主義」の挫折/農業社会主義/公定ナショナリズム/「一〇〇〇年祭」/世紀末文化/大戦への道/広がる民衆運動
第一〇章 大戦と二つの革命
第一次世界大戦/二つの革命
column4 ハンガリーのロマ
自由を得たロマ/生活の困難と定住化
第一一章 トリアノン体制下の危機
相対的安定/右翼急進主義/農村探索者/ファシズム/第二次世界大戦
第一二章 人民民主主義の時代
解放/人民民主主義/転換の一年
第一三章 社会主義体制の時代
スターリン型社会主義/一九五六年革命カーダール体制/崩壊 一九八八〜八九年
column5 ハンガリーの文学――近代と土着の狭間で 
民族文学としての開花/「人民作家」の登場
第一四章 ポスト社会主義体制のゆくえ
「新自由主義」とナショナリズム/「水あめ」経済

ハンガリー史略年表
おわりに (二〇一二年 立春 南塚信吾)
図版出典一覧
参考文献


≪著者: ≫ 南塚信吾 (みなみづか・しんご) 1942年生まれ。東京大学社会学研究科博士課程単位取得退学。千葉大学名誉教授。法政大学名誉教授。NPO‐IF世界史研究所所長。専門はハンガリー史、国際関係史、世界史。著書に『ハンガリーの改革』『ハンガリーに蹄鉄よ響け――英雄となった馬泥棒』『アウトローの世界史』『義賊伝説』『ブダペシュト史――都市の夢』『世界史なんていらない?』など、編著に『ドナウ・ヨーロッパ史』などがある。






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本「図説 錬金術 (ふくろうの本・世界の文化)」吉村正和5

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図説 錬金術 (ふくろうの本/世界の文化)
図説 錬金術  ALCHEMY (ふくろうの本・世界の文化)

○著者: 吉村正和
○出版: 河出書房新社 (2012/1, 単行本 119ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761817
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本書において検証する際の中心とするキーワードは四つ、「編成(transmutation)」、「抽出(extraction)」、「完成(perfection)」、「生命霊気(pneuma, spiritus vitae)」、変幻自在なヨーロッパの錬金術の歴史と理論とを



黄金に憑かれた人々が探し求めた見果てぬ夢――「錬金術」。その歴史から理論まで、16、17世紀のヨーロッパを中心に検証。錬金術の真の姿とは? 本邦初公開の図版も多数掲載した決定版。


≪目次: ≫
はじめに

第一章 錬金術の基礎技術
1 産業と錬金術
貨幣経済と鉱業の発展/活字と磁器
2 錬金術の実験室
火の操作/実験室の様子
3 大いなる作業
12の操作(焼(かしょう)/溶解/分離/結合/腐敗/凝固/滋養強化/昇華/発酵/高揚/増殖/投入)/黒化・白化・赤化
4 『沈黙の書』
神的要素の蒸留
Column1 錬金術の基本用語
賢者の石/錬金霊液(エリクシル)/錬金染液(ティンクトゥラ)/硫黄=水銀理論/プリマ・マテリア(第一質量)/四大元素/第五元素/生命霊気/黒化・白化・赤化/赤い王


第二章 錬金術の歴史
1 アラビア錬金術の登場
錬金術の起源/アラビアでの発展
Column2 硫黄=水銀理論と中国錬金術
2 中世修道院における実践
輸入された錬金術/神学者の錬金術
Column3 伝説の錬金術師
3 ルネサンス魔術とパラケルスス
ヘルメス思想/パラケルススの登場
4 錬金術都市プラハ
ルドルフ二世の宮廷/ジョン・ディー
5 薔薇十字錬金術
薔薇十字団の結成/イギリスの薔薇十字運動
Column4 王侯貴族に仕える錬金術師
Column5 神に祈る錬金術師

6 化学派の錬金術
錬金術から化学へ/スターキーとボイル/錬金術師ニュートン
Column6 フランドルの錬金術師

第三章 錬金術の理論と実践
1 ヘルメス・トリスメギストスの「エメラルド板
錬金術の精髄/「一なるもの」とは何か
2 錬金術の象徴と記号
動物による表現(ドラゴン/ウロボロス/蛇/ヒキガエル/ライオン/鳥類/不死鳥)/「リプリー・スクロール」/記号による表現
3 調和する宇宙
天地創造と錬金術/「天地創造」 ロバート・フラッド『両宇宙誌=大宇宙誌』より/音楽と錬金術
4 錬金術の実験
フラッドの小麦の実験/ファン・ヘルモントの柳の木の実験/センディヴォギウスと硝石空気/
5 アンチモンと緑ライオン
金属の植物的成長/錬金術の能動的原理
6 赤い王と賢者の石
王と王妃の再生/「王と王妃の寓意」 サロモン・トリスモシン『太陽の輝き』より/『太陽の輝き』

第四章 ロマン主義からモダニズム芸術へ
1 ベーメのキリスト教神智学
ベーメの思想/ベーメの「天地創造」
2 ロマン主義と錬金術
想像力の覚醒/神秘主義的錬金術
3 モダニズム芸術と錬金術
モダン・アートへの影響
Column7 武器軟膏と音楽
4 『ロスト・シンボル』の「密儀の手」
マンリー・パーマー・ホール/「密儀の手」

あとがき (二〇一一年冬 吉村正和)
錬金術史略年表
参考文献
文献解題――錬金術の日本への紹介


≪著者: ≫ 吉村正和 (よしむら・まさかず) 1947年、愛知県生まれ。1974年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。名古屋大学教授を経て、名古屋大学名誉教授。専攻は、近代ヨーロッパ文化史、西洋神秘思想史。著書に『フリーメイソン』(講談社現代新書)、『図説 フリーメイソン』(河出書房新社)、『心霊の文化史』(河出書房新社)、『フリーメイソンと錬金術』(人文書院)、訳書にエイブラムズ『自然と超自然』(平凡社)、ゴドウィン『図説古代密儀宗教』(平凡社)、マッキントッシュ『薔薇十字団』(ちくま学芸文庫)、ホール『象徴哲学体系』(共訳・人文書院)などがある。






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本「図説 騎士の世界 (ふくろうの本・世界の歴史)」池上俊一5

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図説 騎士の世界 (ふくろうの本/世界の歴史)
図説 騎士の世界 (ふくろうの本・世界の歴史)

○著者: 池上俊一
○出版: 河出書房新社 (2012/2, 単行本 115ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761824
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そう、いわゆる「祈る人、戦う人、働く人」の「戦う人」≒騎士、とはなんなんだろう??!、西洋中世(5〜15世紀)の、とくに11〜13世紀「盛期中世」を中心に、その変転、とか


ファンタジー小説でもおなじみの騎士。勇猛果敢に戦う一方、風雅な趣味人としてヨーロッパ中世における理想の男子像とされてきた。だがその実像は? 騎士の誕生から没落まで真の姿に迫る。


≪目次: ≫
はじめに

第一章 騎士の誕生と活躍
ゲルマンの騎士たち/フェーデ十字軍ブーヴィーヌの戦い/家臣としての騎士/騎士と貴族/騎士の時代
コラム1 バイユー・タペストリー


第二章 騎士団
聖ヨハネ騎士団テンプル騎士団/スペインの騎士団/ドイツ騎士団

第三章 儀礼と遊戯の世界
騎士叙任式/臣従礼/騎馬槍試合/狩り
コラム2 騎士姿のジャンヌ・ダルク


第四章 騎士道
騎士の美徳とは何か/騎士の育成/宮廷風恋愛/王様の騎士道
コラム3 理想の騎士――ウィリアム・マーシャル


第五章 武器と甲冑
卑怯な弓/剣と槍/甲冑の変遷/百年戦争と火器の登場
コラム4 騎士と城


第六章 もう一人の主役――「馬」の歴史
アラビア馬の導入と馬の飼育交配/馬の使い分け/仲間としての馬

第七章 物語のなかの騎士
武勲詩/宮廷風ロマン/アーサー王伝説/揶揄される騎士たち/『狂えるオルランド』と『ドン・キホーテ
コラム5 白鳥の騎士


第八章 騎士身分の民主化と閉鎖化
後期中世の社会と騎士/歩兵傭兵の擡頭/都市当局による騎士身分の授与/世俗騎士団の叢生/恩賞としての騎士称号

おわりに (二〇一二年冬 池上俊一)
参考文献


≪著者: ≫ 池上俊一 (いけがみ・しゅんいち) 1956年生まれ。東京大学文学部卒業後、同大学大学院人文科学研究科博士課程西洋史学専攻中退。東京大学大学院総合文化研究科教授。著書に『動物裁判』『遊びの中世史』『狼男伝説』『身体の中世』『ロマネスク世界論』『ヨーロッパ中世の宗教運動』『イタリア・ルネサンス再考 花の都とアルベルティ』『儀礼と象徴の中世』『パスタでたどるイタリア史』など多数。

池上俊一 『儀礼と象徴の中世』(ヨーロッパの中世8、岩波書店、2008年) '12/01/25
東京大学教養学部フランス語部会 編 『Passages――De France et d'ailleurs (テキスト+CD2枚) 』(東京大学フランス語教材、東京大学出版会、2001年) '11/10/18





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本「図説 バラの世界 (ふくろうの本・世界の文化)」大場秀章5

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図説 バラの世界 (ふくろうの本/世界の文化)
図説 バラの世界 (ふくろうの本・世界の文化)

○著者: 大場秀章 文、鈴木せつ子 写真
○出版: 河出書房新社 (2012/2, 単行本 111ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761831
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Rosa、RoseRosen


紀元前2000年から現在まで、世界中で寵愛され続ける「バラ」の文化史。古今東西の品種と改良の歴史、世界のバラ園、バラに生涯を捧げた人々、バラと芸術など、豊富な図版とともに解説。


≪目次: ≫
1 モダーン・ローズ
花の見かたを変えたティーローズ/今栽培されているバラはすべてモダーン・ローズか/最初のモダーン・ローズは/モダーン・ローズの人気品種
2 バラの革命
ロココ様式を象徴したバラ/ジョゼフィーヌ皇后マルメゾン宮/バラの第3期に巡り合わせたジョゼフィーヌ/バラの画家、ルドゥーテ/園芸バラには段階的な発展の歴史がある/ローザ・ガリカ/ローザ・ガリカの原産地をめぐって/ローザ・ガリカの栽培はいつ、どこで始まったのか/バラの野生種とその分類/ダマスクバラ/フェニキアバラとローザ・モスカータ/オータム・ダマスク/バラの染色体数/「レダ」/ローザ・アルバ/キャベッジローズ/モスローズ/ノワゼットバラ/ブルボン/園芸バラの系譜と分類/「ラ・フランス」への道
3 バラを求めて東方に
ローザ・フェティダ/ローザ・モスカータ/中国のバラ/コウシンバラ/お茶の香りのするバラ ティーローズの到来/カカヤンバラ/モッコウバラ(モッコウイバラ)/ナニワイバラ/サンショウバラ/ローザ・モエシイ/ヒマラヤのバラ/日本のバラ/テリハノイバラ
4 バラの現在
黄色いバラ/フロリバンダ系の作出/戦争終結と「ピース」/バラ界の新風イングリッシュ・ローズ/青いバラ/バラの未来
5 世界のバラ園
フランス/リヨン市植物園バラ園とテト・ドール公園バラ園/バガテル公園バラ園/パリと近郊のバラ園/ライ=レ=ローズのバラ園/マルメゾン宮殿/イギリスのバラ園/ウィズレー王立園芸協会庭園/ハンプトン・コート・バラ園/王立イギリスバラ協会バラ園/クイーン・メリー・バラ園/モッティスフォント・アビー・ガーデン/王立キュー植物園と王立エディンバラ植物園/ドイツ/パルメルガルテン/オランダ/ハーグ・ウエストブルーク公園バラ園/アメリカ合衆国/ニューヨーク植物園ペギー・ロックフェラー・バラ園/ミズーリー植物園バラ園/ワシントン公園国際ローズ・テスト・ガーデン
6 バラの誕生
クノッソス宮殿の謎/単にバラの花ではすまされない/はたしてそれはバラか/ロナ・ハーストの貢献/バラが栽培された/塗るバラから愛でるバラに――古代ギリシアのバラ/バラを詠む/何が魅力か/高貴な花への演出――古代ローマとバラ/ローマのバラ/バラの下で/中世にはバラへの関心は衰退したのか/園芸の勃興/ヴィーナス誕生/バラ戦争

あとがき (2012年1月 大場秀章)

索引


≪著者: ≫ 大場秀章 (おおば・ひであき) 1943年、東京生まれ。東京大学名誉教授。同総合研究博物館特招研究員。理学博士。専門は植物分類学、自然史科学、植物文化史。著書に『図説 ボタニカルアート』『花の男シーボルト』『バラの誕生』『江戸の植物学』『日本森林紀行』などがある。

[写真: ] 鈴木せつ子 (すずき・せつこ) 1956年、神奈川生まれ。カメラマン、バラ、庭園研究家。世界中の庭園やバラを訪ね、撮影した品種は、2000以上、庭園は200を超える。著書に『はじめてのバラ育て』『バラ――世界のローズガーデンを訪ねて』などがある。






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本「図説 アラビアンナイト (ふくろうの本・世界の文化)」西尾哲夫5

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図説 アラビアンナイト (ふくろうの本/世界の文化)
図説 アラビアンナイト (ふくろうの本・世界の文化)

○著者: 西尾哲夫
○出版: 河出書房新社 (2004/5, 単行本 127ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309760469
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イフタフ・ヤー・シムシム、開けゴマ♪

娘の中学の卒業式、オメデトウ、アリガトウ、オメデトウ♪、前夜の雨天がウソのような晴れのハレの日。およそ3年前の入学式の日も晴れだった。いわゆる通過儀礼、義務教育をおえる。卒業生名簿に216名とある卒業生の、氏名が担任の先生によってひとりひとり呼称され、ひとりひとりに学校長から卒業証書が授与される。流れ作業よろしく。ときどき氏名が呼ばれるも返事がなく、こころなしかいそぎ気味に次の順番の生徒がつづけて呼称される。まるでなにごともないかのように、まるでなにごとでもないのであろう、なにごとでもないなにごとでもないなにごとでもない、どうしたんだろう? 3月14日現在とあって、進路状況には都立高校、国立・私立・その他、ずらりと進路先の学校名がならび、人数が男女別に記される208
ひさしぶりにデジイチをもちだしたのは、娘の晴れ姿をおさめたかったのだが、あいかわらず娘はぼくのファインダーにおさまることを頑なに拒む(拒まれつづけている)。たとえば、どんな高機能なカメラをもって撮影したとしても、ある意味での撮る側と撮られる側の、まずは意志の合意が大前提としてあって、やがて呼吸を合わせて空気を空間を共有して、ある意味での信頼関係にもとづくコミュニケーションをなくしては、いい写真はできないだろう。むつかしい、むつかしいなぁ。ぼくは人間関係に苦手意識がつよくあって、距離感や位置関係みたいなことに違和感を覚えて、その場から逃げ出したくなることが少なくない(落ち込む凹む塞ぎ込む引きこもる)、だからある意味では、写真を撮る以前のところで、カメラを向ける以前の段階で、じっさいにはカメラを向けていたとしてもシャッターを切ったとしても、、、そんなわけで、ますますカメラから足(手?!)が遠ざかる

いわゆる「暗黒の中世」とかって、ヨーロッパ中心の歴史観のひとつなんだろうけれど、ひとつの視座として、あえて意識して、たとえば、とりつくしまがよりどころがあったほうが、理解をたすける、かもしれない



最近では社会資料として読み直そうという動きも出てきたアラビアンナイトからいくつかの物語をピックアップし、この物語集の全体像を確認し、アラビアンナイトを通して見えてくる中世イスラームの社会生活を紹介する。


≪目次: ≫
はじめに――アラビアンナイトの世界

アラビアンナイトより
シェヘラザードの物語 〈枠物語〉〈慈悲深く慈愛あまねきアッラーの御名によりて〉
商人とロバと雄牛の話 〈シェヘラザードの父である大臣が聞かせた話〉
ドゥバーン賢者の物語 〈第4夜〜第5夜〉
石に化した王子の話 〈第6夜〜第9夜〉
荷担ぎ屋と三人の娘の物語 〈第9夜~第10夜〉
第一の遊行僧の話 〈第11夜〜第12夜〉
第二の遊行僧の話 〈第12夜〜第14夜〉
第三の遊行僧の話 〈第14夜〜第16夜〉
せむしの物語 〈第25夜〜第34夜〉
話の発端/ユダヤ人の医者、死体を発見/お台所監督、死体を発見/クリスチャンの仲買人、死体を発見/お台所監督の話/ユダヤ人の医者の話/仕立屋の話/五番目の兄の話/六番目の兄の話/話の顛末
目覚めて起きる者 〈バートン版より〉
アジーズとアジーザ 〈第113夜〜第129夜〉
カマル・ウッザマーンとブドゥール姫の物語 〈第171夜〜第249夜〉
黒檀の馬 〈第358夜〜第371夜〉
バグダードの妖怪屋敷 〈第425夜〜第434夜〉
シンドバード航海記 〈第537夜〜第566夜〉
第一航海/第二航海/第三航海/第四航海/第五航海/第六航海/第七航海
アラジンと魔法のランプ 〈別巻〉
黄銅城の物語 〈第567夜〜第578夜〉
海から来たジュルナール 〈第739夜〜第756夜〉
バスラのハサン――羽衣の乙女 〈第779夜〜第839夜〉
空飛ぶ絨毯――アフマッド王子と妖精パリ・バヌー 〈ガラン版より〉
アリババと四十人の盗賊 〈別巻〉

翻訳者の夢――アラビアンナイト成立の歴史
アラビアンナイトとは/紙に残された記録/知識の伝統/ヨーロッパへの紹介/シンドバードとアラビアンナイト/東方への夢/ガラン以後の訳者たち/子どもの世界へ
百花繚乱の女たち
男まさりの姫君/武勇を誇る/バグダードの恋物語/学を修めた女奴隷/姦婦・悪女
都市の生活
証人の活躍/都市と広場/闇の世界/悪のヒーローたち/公衆浴場(ハンマーム)/ハンマームと女性
アラビアンナイト・ディナー
トマトとオリーブ油/大切な食事マナー/チグリス川は魚の宝庫/バラエティーに富む鶏料理/色とりどりの果物/サトウキビと奴隷反乱/中東の米
海のシルクロード
海の商人たち/不思議の発見/シンドバードが運んだもの/騎馬と弓矢/香料の道/海の香料/現代のシンドバード
イスラームの先進技術
イスラームの近世/近代医学の母体/キリスト教世界からの亡命/アラビアンナイトの医者たち/中国・インドの医学/ハシーシュ、ヒヨス、アヘン/星空を測る/アストロラーブの仕組み
アラジン・ミステリー
ガランの困惑/アラジンの語り手/写本を作る男たち/もう一つの写本/アラジンの正体
アラビアンナイトとオリエンタリズム
アラビアンナイトの紹介者/レインの立場/バートンとマルドリュス/日本のオリエンタリズム/アラビアンナイトのイメージ

column
ジンの話
アラビアンナイトとユダヤ人
アラビアンナイトとコーヒー
アラビアンナイトの香り
アラジンのランプ
開けゴマ
日本人とアラビアンナイト

リーディング・ガイド
翻訳書/案内書・研究書/イスラームとアラブについて


≪著者: ≫ 西尾哲夫 (にしお・てつお) 1958年生。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。言語学・アラブ研究専攻。国立民族学博物館・助教授(を経て国立民族学博物館 研究戦略センター・教授)。総合研究大学院大学・助教授(を経て同教授)(併任)。主な著訳書に、『CD版エクスプレス エジプト・アラビア語』(白水社)、R・アーウィン『必携アラビアンナイト――物語の迷宮へ』(平凡社)など。アラブ遊牧民の言語文化の研究やアラビアンナイトをめぐる比較文明学的研究に従事しており、アラビアンナイト翻訳三〇〇周年記念の二〇〇四年度国立民族学博物館特別展示「アラビアンナイトの世界」(仮称)の実行委員長でもある。


百一夜物語 もうひとつのアラビアンナイト  Mi'at Laylab wa-Laylab』(鷲見朗子 訳、河出書房新社、2011年) '12/03/15





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本「図説 メソポタミア文明 (ふくろうの本・世界の歴史)」前川和也 編著5

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図説 メソポタミア文明 (ふくろうの本/世界の歴史)
図説 メソポタミア文明 (ふくろうの本・世界の歴史)

○著者: 前川和也 編著、渡辺千香子 著
○出版: 河出書房新社 (2011/12, 単行本 127ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761800
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粘土板にのこされた

歴史はシュメールにはじまる。紀元前3500年、文字をもち、大麦を栽培し、神の命のもと王が戦ったティグリスユーフラテス川流域に発祥した最古の文明を、図像と楔形文字から読み解く。


≪目次: ≫
メソポタミア文明 関連地図・略年表
ウルクの大杯」を読む 文明成立の宣言

I 歴史をたどる 都市文明へ
1 村から町へ、そして都市へ
ウバイド朝のメソポタミア最南部都市/シュメール都市国家の誕生
2 シュメール都市国家の繁栄
戦勝記念碑「禿鷲碑文」/王に率いられる四列六縦隊の槍兵/ラガシュウル・ナンシェ王朝/ウル「王墓」の発掘と出土品/ウルの旗章(スタンダード)
コラム アガサ・クリスティとメソポタミア考古学

3 アッカド王朝とウル第三王朝
「国土の王」、「全土の王」と領域国家の誕生/アッカド王朝からウル第三王朝へ/ウル王による財産没収と文書行政
4 古バビロニア時代
イシン・ラルサ時代とバビロン第一王朝時代/ハンムラビの治世
5 周辺の民族と国家
エブラ/アッシュル/マリ
コラム 「楔形文字」 文字記録のシステムと展開
コラム 円筒印章 多くを語る、粘土板に押印された印章図像


II 時代を知る 農耕と牧畜・神と王権
1 メソポタミアの農業
運河の水で大麦を栽培/種子の条播と度量衡システム/農地を測る
2 メソポタミアの牧畜
牛、羊と家畜小屋/羊の群れを先導する山羊/活躍するウマ科動物(家ロバと野ロバ)
3 神と王権――古代メソポタミアの「棒と輪」図像
「棒と輪」探索の旅/「棒と輪」図像とウル・ナンマ王碑浮彫り/測量道具ではない/「棒と輪」説、「棒、輪と縄」説/「棒、輪と(数本の細)縄」/神は征服地の支配を王に委託した/「棒、輪(と縄)」の提示、戦場から屋内へ/「棒、輪(と縄)」提示の儀礼化/「輪」の起源/「棒」は杭か/文献テキストのなかの「棒と輪」/「鼻縄」から「(木製の)輪」へ/羊飼の杖、あるいは牛飼の突棒?/「門ポール」「祭儀ポール」図像/シュメール起源の「棒」/図像と文字表現の完成――叙任儀礼の成立
4 神殿・ジッグラト
5 神々と人間
神々と支配者/人々と神々

III 帝国の興亡 新アッシリア帝国の興隆と滅亡 (本章執筆・図版セレクト 渡辺千香子)
帝国の興亡
戦闘1 ユーフラテス川を渡って西へ
戦闘2 エジプト遠征とバビロニア制圧
戦闘3 戦闘状況と戦勝の宴
王の狩猟
王朝の変遷と宗教儀式
都市と王朝建築
神話――王権と神の物語


文明の探求――パッチワークとしてのメソポタミア史 (前川和也)

参考文献・写真クレジット
あとがき (前川和也)


≪編著者: ≫ 前川和也 (まえかわ・かずや) 国士舘大学21世紀アジア学部教授。京都大学名誉教授。1942年、山口県柳井市生まれ。京都大学大学院文学研究科(史学科西洋史学専攻)博士課程中退。京都大学人文科学研究所教授を経て現職。主な著書に『世界の歴史2 古代オリエント』(共著、河出書房新社)、『世界の歴史1 人類の起源と古代オリエント』(共著、中央公論新社)、『家族・世帯・家門』(編著、ミネルヴァ書房)、『空間と移動の社会史』(編著、ミネルヴァ書房)、『国家形成の比較研究』(共編著、学生社)などがある。

≪著者: ≫ 渡辺千香子 (わたなべ・ちかこ) 大坂学院大学国際学部准教授。1962年、福島県いわき市生まれ。ケンブリッジ大学大学院博士課程修了(PhD)。アッシリア学・美術史専攻。主な著書にAnimal symbolism in Mesopotamia: a contextual approach (Wiener Offene Orientalistik Bd 1)、『世界美術大全集東洋編第16巻 西アジア』(共著、小学館)、『古代王権の誕生III』(共著、角川書店)、『古代オリエント事典』(共編著、岩波書店)、『水と文明――制御と共存の新たな視点』(共著、昭和堂)などがある。






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本「図説 ローマ教皇 A History of the Popes (ふくろうの本・世界の文化)」鈴木宣明5

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図説 ローマ教皇 (ふくろうの本)
図説 ローマ教皇 A History of the Popes (ふくろうの本・世界の文化)

○著者: 鈴木宣明
○出版: 河出書房新社 (2001/11, 単行本 135ページ)
○定価: 1,890円 (品切・重版未定)
○ISBN: 978-4309760049
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たとえばゴメンで済むのならば、謝ってゆるされるのであるならば、いやいや、ぼくにはどうしてもそうカンタンなものとは考えることは片付けてしまうことは遣り過してしまうことはできなくって、どうにもできないような気がしてならないのだよ、さいきんとくに意識しないものではないのだけれども、ときにフラッシュバックしてくる、ときおりふと鮮明に思いおこされる、罪悪の、そのとき(過去のまさにその時点)にも少なからず罪悪感を抱いたのだがそのときにはウヤムヤに(ときに無自覚のままに、そしてまたハッキリと意識しつつも)遣り過して受け流してしまって、あぁやっぱりあのときあのこと、ゆるされることはない(どうしたってゆるされるようなことなどないのかもしれない)んだろうなぁ

さて、いまのローマ教皇は、2005年に即位した第265代教皇、ベネディクト16世(1927- )、ドイツ出身


初代聖ペトロから、ヨハネ・パウルス2世まで264代。その2000年にわたる壮大な歴史ドラマを図版・写真を駆使して詳述。ルネサンス芸術の宝庫・ヴァティカン、教皇ヨハネ・パウルス2世の素顔も満載。ヨーロッパ史の核心にせまる一冊。


≪目次: ≫
はじめに
教皇領の中心、ローマ/「神の家」バシリカ/ローマ教皇史の中心、サン・ピエトロ・バシリカ

巻頭口絵
聖ペテロの後継者
サン・ピエトロ・バシリカ [聖ペトロ大聖堂]
第三・千年紀を迎えて

第1章 ローマ教皇とは
1 聖ペトロの後継者

新約聖書における聖ペトロ/教会史における教皇/.蹇璽泙了紛機Episcopus Romanus)/▲ぅ┘后Εリストの代理者(Vicarius Jesu Christi)/ペトロの後継者(successor Petri)/ち感飢颪虜嚢盪丙廖Summus Pontifex universae Ecclesiae)/ダ床い料軋膸紛機Patriarcha Occidentis)/Εぅ織螢△亮臉並膸紛機Primas Italiae)/Д蹇璽浙飢餞俵茲料軋膸紛機Υ俵菎膸紛機Archiepiscopus et Metropolita Provininciae ecclesiasticae Romanae)/┘凜.謄カン市国の主権者()Sovrano dello Stato Città del Vaticanoz/「神のしもべたちのしもべ」(Servus servorum Dei)/パパ=教皇
2 キリストの代理者
教皇によって
列福・列聖/教会博士/回勅/公会議/公会議史
教皇とともに
教皇のもとに
枢機卿会議/ローマ教皇庁の組織
コラム 教皇選挙(エレクティオ・パパリス)
コラム 日本とローマ教皇
コラム 天地人――一つの世界


第2章 二千年のローマ教皇史
1 ローマ教皇史における奉仕と聖性

使徒聖ペトロから二百六十四代/第三・千年紀を旅する現教皇
2 世界史の光
一世紀――エルサレムからローマへ喜びを告げる
聖ペトロの福音/キリスト者の受難
二世紀――キリスト信仰へ照らされ生きる
「キリスト者は死をもって罰せられるべきである」/「キリスト教」という言葉
三世紀――受難を経て栄光へ
帝国と教会の関係緊張/ローマ市のキリスト者三万人
四世紀――激動のなかに創造を
最後の迫害を経て/コンスタンティヌス帝のミラノ勅令/皇帝は教皇の上にある/ニカイア信仰宣言/もつれあう宗教と政治/使徒伝承キリスト教の国教化/修道生活・修道共同体の誕生/聖アウグスティヌス主義
五世紀――平和を願って
西ローマ帝国の落日/真のローマ教皇、聖大レオ一世/今に残る聖レオの言葉の数々/ローマ民衆唯一の守り人
3 ヨーロッパ史の塩
六世紀――一つの希望に
ヨーロッパの新しい夜明け/勇気ある希望の人、聖大グレゴリウス一世/神たちのしもべたちのしもべ/後世に最も愛読された神学者
七〜九世紀――一つの諸国家共同体への希望と祈り
カトリック信仰の受容/フランク王国のカトリック教会化
十世紀――暗と明・闇と光の百年
さらなる広がり/ローマ貴族の党派政争
十一〜十三世紀――信仰・希望・愛
枢機卿団、ローマ教皇庁の成立/グレゴリウス教会改革/国家と教会の対立
十四〜十五世紀――清め・照らし・一致
アヴィニヨン幽囚/ヒューマニズム・ルネサンス諸教皇
4 救済史の輝き
十六〜十八世紀――全地球へ
宗教改革と教会刷新/十字架の道
ローマとサン・ピエトロ・バシリカ
十九世紀――「わたしは道・真理・命」(ヨハネ十四―六参照)
ナポレオンの登場と神聖ローマ帝国の滅亡
福者ピウス九世
五十四歳で教皇に/革命運動の荒波のなかで/第一ヴァティカン公会議開催
レオ十三世
教会と近代文化の一致を説く/世界各国と友好と相克/神の民を愛する牧者/
二十世紀――「幸いである」(マタイ五・六・七章参照)
聖ピウス十世
聖性豊かに、生涯貧しく/「ヨーロッパ平和に私の命を献げたい」
ベネディクトゥス十五世
第一次世界大戦の闇夜のなかで/交戦国への平和提案/ローマ聖座へ高まる信頼
ピウス十一世
不幸な災禍の時代に/世界福音宣教の礎を築く/国際社会での存在意義向上
ピウス十二世
国務長官から教皇に/第二次世界大戦勃発/政治・経済・道徳・宗教上の十五原則/いっさいの差別なく人々を援助
福者ヨハネス二十三世
教皇外交に奉仕/国際化する教皇職/教皇庁の再編成/教会の現代化
パウルス六世
労働者の大司教と自称/第二ヴァティカン公会議/世界中に福音を広める/ローマ教皇庁の改革/人類世界との対話
ヨハネス・パウルス二世
初めてのスラヴ人教皇/載冠式を行わず/初めての教皇来日/人間と人類の尊厳/枢機卿会の国際化


≪著者: ≫ 鈴木宣明 (すずき・のぶあき) 1929年生まれ。イエズス会司祭。上智大学文学部史学科卒業。同大学院哲学研究科・神学研究科修了。1968‐70年、ドイツ・ミュンヘン大学霊性史研究留学。上智大学名誉教授。博士(史学)。仙台白百合女子大学カトリック研究所長。主な著書に、『ローマ教皇史』(教育社)、『中世ドイツ神秘霊性』(南窓社)、『福音に生きる――霊性史』『葡萄樹のごとく――霊性史』『教会博士――霊性史』『キリストへの憧れ――神秘霊性史研究ノート』(聖母の騎士社)他。






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本「図説 ヨーロッパ100名城 公式ガイドブック (ふくろうの本・世界の文化)」樺山紘一/財団法人日本城郭協会 監修、紅山雪夫 文5

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図説 ヨーロッパ100名城 公式ガイドブック (ふくろうの本/世界の文化)
図説 ヨーロッパ100名城 公式ガイドブック (ふくろうの本・世界の文化)

○著者: 樺山紘一財団法人日本城郭協会 監修、紅山雪夫 本文執筆
○出版: 河出書房新社 (2011/11, 単行本 127ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761794
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ヨーロッパ各地の世界遺産を含む城や城郭都市の中から、日本城郭協会が35カ国の100名城を選定。城にまつわる歴史・人物、構造、さらに見所や撮影ポイントまで盛り込んだ名城探訪の決定版。


≪目次: ≫
ヨーロッパの名城を訪ねるために/樺山紘一(西洋史・東京大学名誉教授)
巻頭口絵 魅惑の名城/勝井規和(写真家)
城郭の発達史/野口昌夫(西洋建築史・東京藝術大学教授)
1.古代の大規模城郭都市/2.中世の城郭――木造から石造へ/3.12世紀の城郭――石造の城郭へ/4.13世紀の城郭と城郭都市――発展と完成/5.14〜16世紀――大砲の出現による城郭都市の変化

「ヨーロッパ100名城」選定にあたって/(財)日本城郭協会

ヨーロッパ100名城 公式ガイド/紅山雪夫
イギリス
1. ドゥーン・エンガス Dún Aonghasa, Aran Islands
2. ウィンザー城 Windsor Castle, Windsor, Berkshire
3. ウォーリック城 Warwick Castle, Warwick, Warwickshire
4. エディンバラ城 Edinburgh Castle, Edinburgh, Scotland 〈世界遺産〉
5. カーフィリー城 Caerphilly Castle, Caerphilly, Wales
6. カナーヴォン城 Caernarfon Castle, Caernarfon, Wales 〈世界遺産〉
7. コーンウィー城 Conwy Castle, Conwy, Wales 〈世界遺産〉
8. ドーヴァー城 Dover Castle, Dover, Kent
9. ハーレック城 Harlech Castle, Harlech, Wales 〈世界遺産〉
10. ロンドン塔 Tower of London, Tower Hill, London 〈世界遺産〉
11. 城郭都市ヨーク York, North Yorkshire, England
イタリア
12. エステ城(フェラーラ) Castello Estense, Ferrara 〈世界遺産〉
13. カステル・デル・モンテ Castel del monte, Andria, Bari 〈世界遺産〉
14. カステル・ヌォヴォ(ナポリ) Castel Nuovo, Napoli 〈世界遺産〉
15. カステルヴェッキオ(ヴェローナ) Castelvecchio, Verona 〈世界遺産〉
16. サンタンジェロ城 Castel Sant'Angelo, Roma 〈世界遺産〉
17. スフォルツァ城(イモラ) Rocca Sforzesca, Imora
18. スフォルツァ城ミラノ) Castello Sforzesco, Milano
19. フランチェスコ城(サン・レオ) Rocca Francesca, San Leo
20. 城郭都市アッシジ Assisi, Assisi, Perugia, Umbria 〈世界遺産〉
21. 城郭都市ポルトヴェネレ Portovenere, Portovenere, Liguria 〈世界遺産〉
22. 城郭都市ポルトフェライオ Portoferraio, Isola d'Elba
エストニア
23. トームペア城 Toompea Loss, Tallinn 〈世界遺産〉
オーストリア
24. ハイデンライヒシュタイン城 Burg Heidenreichstein, Gmund
25. フォルテンシュタイン城 Burg Forchtenstein, Forchtenstein
26. ホーエンヴェルフェン城 Festung Hohenwerfen, Werfen Salzburger
27. ホーエンザルツブルク城 Festung Hohensalzburg, Salzburg 〈世界遺産〉
28. ホッホオスターヴィッツ城 Burg Hochosterwitz, Sankt Georgen
オランダ
29. 城郭都市マーストリヒト Maastricht, Maastricht, Limburg
ギリシャ
30. ティリンスアクロポリス Acropolis, Tiryns 〈世界遺産〉
31. パラミディ城(ナフプリオン) palamidi castle, Nafplio
32 ミケーネのアクロポリス Acropolis, Mycenae 〈世界遺産〉
33. リンドスのアクロポリス Acropolis, Lindos 〈世界遺産〉
34. 城郭都市ミストラ Mystras, Pelopónnisos 〈世界遺産〉
35. 城郭都市ロードス Rhodos, Dodekanisa 〈世界遺産〉
36. 聖ヨハネ城郭修道院パトモス島) Chora, Patmos 〈世界遺産〉
クロアチア
37. 城郭都市ドゥブロヴニク Dubrovnik, Dalmacija 〈世界遺産〉
サンマリノ
38. ロッカ・ペンネ(サンマリノ) Rocca Penne, San Marino 〈世界遺産〉
スイス
39. シヨン城 Château de Chillon, Chillon
40. ベリンツォーナの3城 Castelgrande etc., Bellonzona 〈世界遺産〉
スウェーデン
41. グリプスホルム城(マリアフレッド) Gripsholms Slott, Mariefred
スペイン
42. アルハンブラ Alhambra, Granada 〈世界遺産〉
43. コカ城 Castillo de Coca, Segovia
44. シグエンサ城 Alcázar de Sigüenza, Sigüenza
45. セゴビアのアルカサル Alcázar de Segovia, Segovia 〈世界遺産〉
46. ベルモンテ城 Castillo de Belmonte, Mota del Cuervo
47. 城郭都市アビラ Ávila, Castilla 〈世界遺産〉
48 城郭都市コルドバ Córdoba, Andalucía 〈世界遺産〉
49. 城郭都市トレド Toledo, Castilla-La Mancha 〈世界遺産〉
スロバキア
50. スピシュスキー城 Spišský Hrad, Spišský Podhradie 〈世界遺産〉
スロベニア
51. リュブリヤーナ城 Ljubljanski Grad, ljubljana
セルビア
52. カレメグダン城(ベオグラード) Kalemegdan, Beograd
チェコ
53. プラハ城 Prague castle, Praha 〈世界遺産〉
54. 城郭都市チェスキー・クロムロフ Český Krumlov, Český Krumlov 〈世界遺産〉
デンマーク
55. クローンボー城 Kronborg Slot, Helsingor 〈世界遺産〉
56. フレデリクスボー城 Frederiksborg Slot, Hillerod, Frederiksborg
ドイツ
57. ヴァルトブルク城 Brug Wartburg, Eisenach 〈世界遺産〉
58. コーブルク城 Veste Coburg, Coburg
59. ハイデルブルク城 Heidelberger Schloss, Heidelberg
60. プファルツ城 Burg Pfalzgrafenstein, Kaub 〈世界遺産〉
61. ブルク・エルツ城 Burg Eltz, Moselkern
62. マルクスブルク城 Marksburg, Braubach 〈世界遺産〉
63. ライヒスブルク城(コッヘム) Reichsburg, Cochem
64. リーメスザールブルク城 Limes, Saalburg Fort, Saalburg 〈世界遺産〉
65. 城郭都市ニュールンベルク Nürnberg, Bayern
66. 城郭都市ローテンブルク Rothenburg ob der Tauber, Bayern
トルコ
67. テオドシウスの城壁(イスタンブール) Theodosian Walls, Istanbul 〈世界遺産〉
ノルウェー
68. アーケルスフース城 Akershus Fortress, Oslo
ハンガリー
69. ブダ城 Budai Var, Budapest 〈世界遺産〉
フィンランド
70. スオメンリンナ Suomenlinna Fortress, Helsinki 〈世界遺産〉
フランス
71. アンジェ城 Château d'Angers, Angers 〈世界遺産〉
72. アンボワーズ城 Château d'Amboise, Amboise 〈世界遺産〉
73. ヴィトレ城 Château de Vitré, Vitré, Ille-et-Vilaine
74. ガイヤール城 Château Gaillard, Les Andelys
75. シノン城 Château de Chinon, Chinon 〈世界遺産〉
76. タラスコン城 Château de Tarascon, Tarascon
77. ディフ城 Château d'If, Marseille
78. フジエール城 Château de Fougères, Fougères
79. モン・サン・ミッシェル城郭修道院 Mont Saint-MIchel, Normandie 〈世界遺産〉
80. 城郭都市エグ・モルト Aigues-Mortes, Languedoc-Roussillon
81. 城郭都市カルカソンヌ Carcassonne, Languedoc-Roussillon 〈世界遺産〉
ブルガリア
82. ババ・ヴィダ城 Baba Vida Fortress, Vidin
ベラルーシ
83. ニャスヴィシュ城 Nesvizh, Mir 〈世界遺産〉
ベルギー
84. ディナン城 Citadelle de Dinant, Dinant
85. フランドル伯城(ヘント) Gravensteen, Ghent
ポーランド
86. マルボルク城 Ordensburg Marienburg, Malbork 〈世界遺産〉
ポルトガル
87. サン・ジョルジェ城 Castelo de São Jorge, Lisboa
88. ドス・ムーロス城(シントラ) Castelo dos Mouros, Sintra 〈世界遺産〉
89. 城郭都市オビドス Pousada de Óbidos, Leiria
マルタ
90. 城郭都市ヴァレッタ Valletta, Malta 〈世界遺産〉
ラトビア
91. 城郭都市リガ Rígas pils, Ríga 〈世界遺産〉
リトアニア
92. 城郭都市ヴィリニュス Vilnius, Vilnius 〈世界遺産〉
リヒテンシュタイン
93. ファドゥーツ城 Schloss Vaduz, Vaduz
ルーマニア
94. コルヴィネシティロル城(フネドアラ) Castelul Corvinestilor, Hunedoara
95. ブラン城 Bran Castle, Bran
ルクセンブルク
96. ヴィアンデン城 Vianden Castle, Vianden
97. 城郭都市ルクセンブルク Stadt Luxemburg, Luxemburg 〈世界遺産〉
ロシア
98. カザンのクレムリン Kazan Kremlin, Kazan 〈世界遺産〉
99. ノヴゴロドのクレムリン Novgorod Kremlin, Novgorod 〈世界遺産〉
100. モスクワのクレムリン Moscow kremlin, Moscow 〈世界遺産〉

コラム
トスカナの城壁都市/藤宗俊一(建築家)
幻想が生んだ中世騎士の世界 ドイツ、ロマン主義の城/中城正堯(財団法人日本城郭協会理事長)
ロワールの古城を旅する/小池寿子(西洋美術史・国學院大学文学部教授)

城郭名索引


付録「登城記録ノート」


≪本文執筆: ≫ 紅山雪夫 (べにやま ゆきお) 1927年、大阪府生まれ。東京大学法学部卒業。旅行作家で日本旅行作家協会理事を歴任。著書に『フランスの城と街道』『イタリアの古都と街道 上下』『不思議のイスラム』『不思議の国インド』『ギリシアの遺跡と島々』(以上トラベルジャーナル)、『ヨーロッパものしり紀行(4冊)』『ドイツものしり紀行』(以上新潮文庫)など多数がある。

≪監修: ≫ 財団法人日本城郭協会 1967年に文部省によって認可を受けた城郭に関する唯一の財団法人。日本と世界の城郭をテーマに、研究調査と城郭文化の普及に取り組み、さまざまな教育事業も展開している。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~nihonjokaku/






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本「図説 チェコとスロヴァキア (ふくろうの本・世界の歴史)」薩摩秀登5

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図説 チェコとスロヴァキア (ふくろうの本)
図説 チェコとスロヴァキア (ふくろうの本・世界の歴史)

○著者: 薩摩秀登
○出版: 河出書房新社 (2006/11, 単行本 128ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309760872
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かつてのチェコスロヴァキア連邦共和国が連邦を解消して、チェコ共和国スロヴァキア共和国とに分離独立したのは1993年



黄金のプラハ、古都ブラチスラヴァ。情緒豊かな地方都市や古城を巡り、その美しい風景に秘められた、9世紀から現在までの激動の歴史をたどる。旅行ガイドにも歴史入門にも最適な一冊。


≪目次: ≫
第一章 プラハブラチスラヴァ Praha&Bratislava
チェコの首都、プラハ/プラハの千年/ブラチスラヴァへの旅/不調和な「古都」
第二章 地方都市を訪ねて Other Cities
ひっそりとたたずむ街/チェコの地方都市/モラヴィアの独特な街並み/スロヴァキアの小さな街
Column 一七の世界遺産

第三章 チェコ王国の繁栄と動乱 The Czech Kingdom
チェコ創世記/モラヴィア王国/支配者プシェミスル一族/チェコ王の進出/カレル四世/説教師ヤン・フスフス派戦争/混迷する王国
Column 伝統漁業

第四章 ハプスブルクの旗のもとで The Habsburg Dynasty and The Czech Kingdom
二つの課題/ルドルフ二世/叛乱と戦争/祖国への愛着/ヨーゼフ二世の改革
第五章 山国スロヴァキアの中世 Slovakia in the Middle Ages
ブラチスラヴァかポジョニか/複雑な民族構成/激動のハンガリー王国/開花するスロヴァキア文化/ハンガリー三分割/「スロヴァキア人」意識のめざめ
Column ビール王国チェコ
第六章 古城が語る歴史 The Castles
城の国/チェコの古城/スロヴァキアの古城
第七章 近代社会への足取り The Nineteenth Century
自由主義の波/母国語を求めて/革命と挫折/帝国の試練/深まる対立/帝国最後の日
第八章 激動、大転換、分裂 The Twentieth Century
第一共和国/初代大統領マサリク/抑圧と抵抗/社会主義への道/抑圧と改革/あきらめと了解/チェコとスロヴァキアへ
Column チェコ映画と第二次大戦
Column チェコのアニメ


チェコ王、ハンガリー王、オーストリア系ハプスブルク家系図
チェコとスロヴァキア史略年表

あとがき (平成十八年秋 薩摩秀登)
主な参考文献


≪著者: ≫ 薩摩秀登 (さつま・ひでと) 1959年、東京生まれ。一橋大学大学院博士課程修了。明治大学教授。博士(社会学)。著書に『王侯と貴族――中世チェコに見る中欧の国家』(日本エディタースクール出版部)、『プラハの異端者たち――中世チェコのフス派にみる宗教改革』(現代書館)、『物語 チェコの歴史』(中央公論新社)、編著書に『チェコとスロヴァキアを知るための56章』(明石書店)がある。

小澤実/薩摩秀登/林邦夫 『辺境のダイナミズム』(ヨーロッパの中世3、岩波書店、2009年) '12/01/03





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本「図説 ポルトガルの歴史 (ふくろうの本・世界の歴史)」金七紀男5

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図説 ポルトガルの歴史 (ふくろうの本/世界の歴史)
図説 ポルトガルの歴史 (ふくろうの本・世界の歴史)

○著者: 金七紀男
○出版: 河出書房新社 (2011/5, 単行本 127ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309761671
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1415年8月のセウタ征服をもって、いわゆるヨーロッパの“大航海時代”の嚆矢と


近代最初にして最後の植民地国家――ポルトガル。帝国の勃興から大航海時代を経て、衰退までをたどりつつ、植民地の歴史や安土桃山時代・日本との関わりにまでふれたポルトガル史の決定版。


≪目次: ≫
はじめに

第1章 建国前のポルトガル
1 自然環境
辺境と海/北と南
2 パックス・ロマーナ
先史時代/ローマの支配/西ゴート王国
3 イスラムの支配とレコンキスタ
イスラムの世界/レコンキスタ

第2章 ポルトガル王国の誕生
1 ポルトゥカーレ伯領の形成
アンリ・ド・ブルゴーニュエンリケスの登場
2 ボルゴーニャ王朝の成立
オーリッケの戦いリスボン征服/ディニス一世
3 アヴィス王朝の成立
アルジュバロッタの戦勝
4 中世の社会と文化
聖職者・貴族・平民/ロマネスク様式とゴシック様式/ポルトガル語の誕生
column1 イネスの悲恋

第3章 大航海時代の幕開け
1 エンリケ航海王子と西アフリカ進出
セウタ攻略/エンリケ航海王子/ジョアン二世
2 ヴァスコ・ダ・ガマと香料交易
インド洋の征服/アルメイダアルブケルケ/胡椒交易/タラッソクラシア/絶対王政の確立
3 ルネサンス文化の開花
人文主義/カモンイスジル・ヴィセンテ/マヌエル様式
column2 エンリケ伝説 幻のサグレス航海学校
column3 新キリスト教徒のディアスポラ

第4章 衰退とスペイン併合
1 アヴィス王朝の断絶
ドン・セバスティアン/アヴィス王朝の断絶/ポルトガルの衰退
2 フィリペ王朝の成立
フェリペ二世オリバーレスの統治
3 ブラジルの「発見」と入植
植民地ブラジルの発展/カピタニア制/総督制/砂糖農園/奴隷制
4 キリシタンの世紀
銀の島/ザビエルの来日/キリスト教の広がり/天正遣欧少年使節/南蛮貿易/南蛮文化
column4 セバスティアニズモ

第5章 再独立とポンバルの改革
1 ブラガンサ王朝の成立
ジョアン四世/親仏派と親英派の対立/エリセイラの工業化政策/メシュエン条約
2 ブラジルの金とバロック文化
金鉱の発見/ジョアン五世
3 ポンバルの啓蒙主義改革
「上からの近代化」/経済政策/リスボン大震災/バロック文化

第6章 近代化への苦悩
1 リオ遷都
ナポレオン軍の侵攻/リオ遷都
2 革命と反革命
一八二〇年革命/ブラジルの独立/マリア・ダ・フォンテの乱
3 「刷新」
つかの間の繁栄/共和主義の台頭

第7章 現代のポルトガル
1 第一共和政の成立
政教分離
2 サラザールの独裁
軍事政権/「新国家」体制/植民地戦争
3 一九七四年革命と植民地帝国の終焉
一九七四年革命/軍事政権の左傾化/一九七六年憲法
4 EC加盟以降の動向
EC支援による経済成長/バローゾ欧州委員会委員長リスボン条約
5 近現代の文化
十九世紀ブルジョア文化/ファドの誕生/絵画/二〇世紀の文化
column5 ポルトガルの3F

ポルトガル史略年表
ポルトガル王朝系図
ボルゴーニャ王朝 1143-1383/アヴィス王朝 1385-1580/フィリペ王朝 1580-1640/ブラガンサ王朝 1640-1910
あとがき (二〇一一年七月 金七紀男)
図表引用資料出典・図版提供者
参考文献


≪著者: ≫ 金七紀男 (きんしち・のりお) 1940年、旧満州国生まれ。東京外国語大学教授、天理大学教授を経て、東京外国語大学名誉教授。専攻はポルトガル近世史およびブラジル植民史。著書に『図説 ポルトガル』(共著、河出書房新社)、『ポルトガル史』(彩流社)、『エンリケ航海王子――大航海時代の先駆者とその時代』(刀水書房)、『ブラジル史』(東洋書店)など、訳書に『ポルトガルとその将来』(共訳、時事通信社)、『ポルトガル』(ほるぷ出版)、『歴史学の現在』(共訳、岩波書店)、『日葡修好通商条約と外交関係史 1860〜1910』(彩流社)など。


増田義郎 『図説 大航海時代』(ふくろうの本、河出書房新社、2008年) '11/03/22
増田義郎 『黄金の世界史』(講談社学術文庫、2010年) '11/01/26





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本「図説 聖書物語 新約篇 (ふくろうの本・世界の文化)」山形孝夫、山形美加 図版解説5

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図説 聖書物語 新約篇 (ふくろうの本)
図説 聖書物語 新約篇 (ふくろうの本・世界の文化)

○著者: 山形孝夫、山形美加 図版解説
○出版: 河出書房新社 (2002/11, 単行本 135ページ)
○定価: 1,890円
○ISBN: 978-4309760247
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紀元313年、いわゆる「ミラノ勅令」、ローマ皇帝コンスタンティヌスの宗教寛容令によって、キリスト教はローマ世界に公認されて非合法の時代は終結して、その結果それまで地中海世界を吹き荒れた迫害の嵐は止んだ、とされるようだ
それは、本書に描かれる「聖書物語」が終わってから、さらにおよそ200年の後のこと



好評「旧約篇」に続く、世界の傑作絵画でよむ聖書物語。杖一本と下着一枚、家を棄て故郷を棄て無一物・無所有を宝に出発したイエスの神の国運動は、なぜ世界史の檜舞台に踊り出ることになったのか。その原初の謎に迫る知的冒険の旅。


≪目次: ≫
はじめに 神の国運動の原初の姿に迫る

第一章 天使の告知
1 マリアへの天使の告知 (ルカ 1章26-28節)
2 ヨセフへの天使の告知 (マタイ福音書 1章26-38節)
3 マリアのエリサベツ訪問 (ルカ 1章39-56節)
4 ヨハネの誕生とザカリアへの預言 (ルカ 1章11-20、57-80節)
コラム 「イエス」という名
コラム 福音書(ふくいんしょ)と福音書記者
コラム 聖霊(Holy Spirit)
コラム 割礼(かつれい、Circumcision)


第二章 イエスの誕生
1 マリア、月満ちて子を産む (ルカ 2章1-7節、マタイ 2章1-6節)
2 羊飼いたちは見た (ルカ 2章8-20節)
3 東方の博士たち (マタイ 2章1-12節)
4 聖家族のエジプト逃避(とうひ) (マタイ 2章13-23節)
5 幼子の「神殿奉献(ほうけん)」――シメオンの賛歌 (ルカ 2章22-38節)
6 十二歳のイエス――マリアの戸惑い (ルカ 2章41-52節)
コラム ナザレびとイエス
コラム メシヤ(Messiah)
コラム 三人の博士(マギ)
コラム イエスの生誕は、いつであったか
コラム イザヤの預言


第三章 バプテスマのヨハネの登場
1 洗礼者((バプテスマ)のヨハネ (マルコ 1章1-18節、マタイ 3章1-12節、ルカ 3章1-9節)
2 イエスの受洗(じゅせん) (マルコ 1章9-11節、マタイ 3章13-17節、ルカ 3章21-22節)
3 荒野(あらや)の誘惑 (マタイ 4章1-11節、マルコ 1章12-13節、ルカ 4章1-13節)
4 ヨハネの死 (マタイ 14章1-12節、ルカ 9章7-9節、マルコ 6章14-29節)
コラム バプテスマ(Baptism)
コラム 「クムラン洞窟」・「エッセネ派」


第四章 神の国運動の開始
1 イエスの宣教(せんきょう) (マルコ 1章14-15節、マタイ 4章12-17節、ルカ 4章14-15節)
2 最初の弟子たち (マルコ 1章16-20節、マタイ 4章18-22節、ルカ 5章1-11節)
3 ガリラヤの状況
4 遍歴(へんれき)の旅 (マルコ 1章14節以下、マタイ 4章12節以下、ルカ 4章14節以下)
5 支持者たちとの絆(きずな)
コラム 『イエス運動の社会学』(G・タイセン)

第五章 神の国運動の展開
1 共同体の生活綱領(こうりょう)――山上の説教 (マタイ 5-7章、ルカ 6章20-48節)
2 共同体の祈り――主の祈り (マタイ 6章9-15節、ルカ 11章1-4節)
3 敵対者への理論武装――論争物語
〈清めの論争〉 (マルコ 7章1-13節、マタイ 15章1-20節)
〈安息日(あんそくにち)の論争〉 (マタイ 12章1-8節、マルコ 2章23-28節、ルカ 6章1-5節)
〈取税人と罪人との食事〉 (マルコ 2章15-17節、マタイ 9章10-13節、ルカ 5章27-32節)
〈癒(いや)しの論争〉 (マルコ 2章1-12節、マタイ 9章1-8節、ルカ 5章17-26節)

4 救いの現在 その一――癒しの物語
5 救いの現在 その二――回心(かいしん)物語
コラム 安息日(あんそくにち、Sabbath)
コラム 「サドカイ派」・「パリサイ派」
コラム イエスの称号 (ー隋伸⊃世了辧伸メシヤ(あるいはキリスト)/た佑了辧


第六章 遍歴のカリスマ
1 カナの婚宴 (ヨハネ福音書 2章1-11節)
2 サマリアの女――ヤコブの井戸 (ヨハネ 4章6-15節)
3 カナンの女 (マルコ 7章24-30節、マタイ 15章21-28節)
4 ベッサイダの不思議――「人が見えます。木のように見えます」 (マルコ 8章22-26節)
5 ベテスダの池の不思議 (ヨハネ 5章2-9節)
コラム ギリシアの治癒神(ちゆしん)アスクレピオスとイエスとの競合
コラム 「さわる」・「手をあてる」
コラム 「風」と「水」と「プネウマ」


第七章 受難(じゅなん)物語――最後の一週間
1 イエス、エルサレムに向かう (マルコ 10章、マタイ 20章、ルカ 18章以下)
2 イエス、神殿から商人を追い払う (マルコ 11章15-19節、他にマタイ 21章12節以下、ルカ 19章45節以下)
3 律法学者らとの議論 (マルコ 11章27節以下、マタイ 21章23節以下、ルカ 20章1節以下)
4 ナルドの香油 (マルコ 14章3-9節、マタイ 26章6-13節、ヨハネ 12章1-8節)
5 最後の晩餐(ばんさん) (マルコ 14章12節以下、マタイ 26章17節以下、ルカ 22章7節以下)
6 ゲッセマネの園――この苦しみの時 (マルコ 14章32-36節、マタイ 26章36-46節、ルカ 22章39-46節)
7 ペテロは泣いた (マルコ 14章66節以下、マタイ 26章69節以下、ルカ 22章56節以下)
8 ゴルゴタの丘 (マルコ 15章、マタイ 27章、ルカ 23章)
コラム ホサナ(Hosanna)
コラム ベタニア村
コラム ナルドの香油
コラム ラザロの蘇生(そせい)


終章 復活の証人と神の国運動の行方
1 復活の証人たち
2 五旬節(ごじゅんせつ)の日に (使徒行伝 2章)
3 迫害の火の手 (使徒行伝 3、4章)
4 ステパノの殉教 (使徒行伝 6、7章)
5 使徒(しと)パウロの登場
6 「主よ、いずこへ」
コラム 使徒(しと)

おわりに


参考文献
図版関連参考文献
新約聖書正典の成立年代と内容について
新約聖書関連年表


≪著者: ≫ 山形孝夫 (やまがた・たかお) 1932年、仙台に生まれる。東北大学文学部宗教学・宗教史学科卒業。同大学院博士課程修了。専攻、宗教人類学。宮城学院女子大学名誉教授。主要著書、『レバノンの白い山――古代地中海の神々』(未来社)、『聖書の起源』(講談社)、『聖書物語』『聖書小事典』(いずれも岩波書店)、『カラーバイブル聖書』(全8巻、小学館、フランス・ラルース社共同製作の責任監修)、『砂漠の修道院』(平凡社、日本エッセイストクラブ賞)、『聖書の奇跡物語――治癒神イエスの誕生』『死者と生者のラスト・サパー』(いずれも朝日新聞出版)、『図説 聖書物語 旧約篇』(河出書房新社)他。

[図版解説: ] 山形美加 (やまがた・みか) 女子美術大学 絵画科(版画)卒業。多摩美術大学大学院 美術研究科(版画)修了。東北大学大学院 文学研究科(美学・西洋美術史)在学中(を経て、修士課程修了)。共著に『)、『図説 聖書物語 旧約篇』(図版解説)がある。

山形孝夫、山形美加 図版解説 『図説 聖書物語 旧約篇』(ふくろうの本、河出書房新社、2001年) '12/01/09
カレン・L・キング 『マグダラのマリアによる福音書 イエスと最高の女性使徒  The Gospel of Mary of Magdala - Jesus and the first woman apostle 』(山形孝夫/新免貢 訳、河出書房新社、2006年) '12/01/02
山形孝夫 著、山形美加 絵画解説 『名画で読む 新約聖書』(PHP研究所、2011年) '11/12/27





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