Gori ≒ ppdwy632

〈ぼく〉の思索の一回性の偶然性の実験場。

豊崎光一

本「千のプラトー 〈下〉 資本主義と分裂症  “Mille plateaux, capitalisme et schizophrenie”, 1980. (河出文庫)」ジル・ドゥルーズ/フェリックス・ガタリ、宇野邦一 他訳5

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千のプラトー 下---資本主義と分裂症 (河出文庫)
千のプラトー 〈下〉 資本主義と分裂症  Gilles Deleuze / Félix Guattari: “Mille plateaux, capitalisme et schizophrénie”, 1980. (河出文庫)

○著者: ジル・ドゥルーズフェリックス・ガタリ宇野邦一/小沢秋広/田中敏彦/豊崎光一/宮林寛/守中高明
○出版: 河出書房新社 (2010/11, 文庫 408ページ)
○価格: 1,260円
○ISBN: 978-4309463452
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もういくつかねるとぼくはよんじゅういちさいになる。たぶんあとさんじゅうねんくらいはいきるだろう。あとさんじゅうねんくらあるとかんがえるなら、あとさんじゅうねんくらいじかんをついやすことができるとするならば、もうすこしいろんなことがわかるようにりかいできるようになるのかしら(どうなんだろう?!)、もしかしたら、いまのままよくわからいままかもしれないけれど、まぁそれならそれでしかたがないのかもしれない


遊牧民が発明した「戦争機械」は国家の外部にあり、国家をたえず危機に陥れる。「国家装置」はそれを捕獲し、労働を発明し、やがて資本主義の公理系と結び合う。しかし戦争機械とマイノリティの革命的な生成変化がやむことはない。かつてない国家、戦争、技術、資本への問いから、平滑空間/条里空間の考察を経て非有機的生に向かう壮大な歴史哲学。


≪目次: ≫
12 一二二七年――遊牧論あるいは戦争の機械    国家の二つの極――戦争機械の外部性と還元不可能性――戦士――マイナーとメジャー:マイナー科学――団体と団体精神――思考、国家、遊牧論――第一の側面:戦争機械と遊牧空間――宗教――東洋、西洋、国家――第二の側面:戦争機械と人間の編成、遊牧的数――第三の側面:戦争機械と遊牧的情動――自由活動と労働――アレンジメントの性格:道具と記号、武器と装身具――冶金術、移動、遊牧生活――機械状系統流と技術系統――平滑平面、条理空間、多孔空間――戦争機械と戦争:関係の複雑さ
13 BC七〇〇〇年――捕獲装置    旧石器時代の国家――原始的集団、都市、国家、世界的な組織――先取りする、祓いのける――「最後の」一言の意味(限界効用説)――交換とストック――捕獲:土地所有権(地代)、税制(税)、公共事業(利益)――暴力の問題――国家の形態と〈権利〉の三つの世代――資本主義と国家――服従と隷属――公理系とその問題
14 一四四〇年――平滑と条里    技術的モデル(繊維製品)――音楽モデル――海洋モデル――数学モデル(多様性)――物理学モデル――美学モデル(遊牧民芸術)
15 結論――具体的規則と抽象機械

原注
〔原書の裏表紙にかかげられた跋文〕
解説――方法についての注釈/宇野邦一    1 『アンチ・オイディプス』との連続・不連続/2 リゾームと両義性について/3 十五の章と、方法論的観点から注目すべきいくつかの点
文庫版へのあとがき/宇野邦一 (二〇一〇年八月十二日)
人名索引


※本書は河出書房新社より一九九四年に刊行された『千のプラトー』を一部改訂の上、三分冊にしたものです。


≪著者: ≫ ジル・ドゥルーズ Gilles Deleuze 1925-1995。パリ生まれの哲学者。1995年自ら死を選ぶ。スピノザやニーチェの研究を通じ西欧哲学の伝統を継承しつつその批判者となる。著書『差異と反復』『意味の論理学』、ガタリとの共著に本書の他、『アンチ・オイディプス』『カフカ』『哲学とは何か』他。

≪著者: ≫ フェリックス・ガタリ Félix Guattari 1930-1992。精神科医にしてラジカルな活動家。著書『分子革命』『分裂分析的地図作成法』『カオスモーズ』他。

[訳者] 宇野邦一 (うの・くにいち) 1948年生まれ。著書『ドゥルーズ 流動の哲学』他。
[訳者] 小沢秋広 (おざわ・あきひろ) 1953年生まれ。著書『中島敦と〈問い〉』他。
[訳者] 田中敏彦 (たなか・としひこ) 1953年生まれ。著書『ドゥルーズ横断』(共訳)他。
[訳者] 豊崎光一 (とよさき・こういち) 1935-1989。著書『ファミリーロマンス』他。
[訳者] 宮林寛 (みやばやし・かん) 1957年生まれ。訳書、ドゥルーズ『記号と事件』他。
[訳者] 守中高明 (もりなか・たかあき) 1960年生まれ。著書『存在と灰』『法』『脱構築』

ジル・ドゥルーズ/フェリックス・ガタリ 『千のプラトー 〈中〉 資本主義と分裂症  Gilles Deleuze / Félix Guattari: “Mille plateaux, capitalisme et schizophrénie”, 1980.』(宇野邦一/小沢秋広/田中敏彦/豊崎光一/宮林寛/守中高明訳、河出文庫、2010年) '10/12/04
ジル・ドゥルーズ/フェリックス・ガタリ 『千のプラトー 〈上〉 資本主義と分裂症  Gilles Deleuze / Félix Guattari: “Mille plateaux, capitalisme et schizophrénie”, 1980.』(宇野邦一/小沢秋広/田中敏彦/豊崎光一/宮林寛/守中高明訳、河出文庫、2010年) '10/10/18





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本「千のプラトー 〈中〉 資本主義と分裂症  “Mille plateaux, capitalisme et schizophrenie”, 1980. (河出文庫)」ジル・ドゥルーズ/フェリックス・ガタリ、宇野邦一 他訳5

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千のプラトー 中 ---資本主義と分裂症 (河出文庫)
千のプラトー 〈中〉 資本主義と分裂症  Gilles Deleuze / Félix Guattari: “Mille plateaux, capitalisme et schizophrénie”, 1980. (河出文庫)

○著者: ジル・ドゥルーズフェリックス・ガタリ宇野邦一/小沢秋広/田中敏彦/豊崎光一/宮林寛/守中高明
○出版: 河出書房新社 (2010/10, 文庫 439ページ)
○価格: 1,260円
○ISBN: 978-4309463438
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語りえないならば語らなければいい、ただただ黙して、無理をすることなどなにもない。いろいろいろいろうようようようよと、ぼくの頭のまわりを目のまえを、考えがめぐり動かないことなどないのであって、それでもある意味では明白にぼくはタダの器(みたいなモノ?!)、もちろん主体的な活動をしていないわけではない、むしろ積極的にとり込んでとり容れてとり組んで(いるツモリではあるのだが)、しかし器に主体性はない、ものなのかどうなのか?!、どうなんだろう??!、あくまでも器としての


かつてないスタイルで思考の極限を実験し、さまざまな領野のラディカルな創造を触発してきた驚異の書。中巻では、脱領土化、逃走線、そして生成変化という本書の核心的概念をベースに、顔貌性、秘密、ミクロ政治学、マイナー性などを論じ、あらゆる出来事を連結する存立平面を定義しつつ、宇宙的な力と民衆に開かれるリトルネロ―音楽を讃える。


≪目次: ≫
7 零年――顔貌性    ホワイト・ウォール〔白い壁〕、ブラック・ホール〔黒い穴〕――顔貌性抽象機械――身体、頭部、顔――宮廷愛小説(ロマン・クルトワ)――脱領土化の諸定理――顔の社会的機能――顔とキリスト――顔の二つの:形象正面と横顔、背け合い――顔を解体する
8 一八七四年――ヌーヴェル三編、あるいは「何が起きたのか?」    ヌーヴェルとコント:秘密――三本の線――切断、亀裂、断絶――対、分身、地下潜行者
9 一九三三年――ミクロ政治学と切片性    未開および文明化の切片性――モル状および分子状の切片性――ファシズムと全体主義――切片をもつ線、量子をもつ流れ――ガブリエル・タルド――群集と階級――抽象機械:突然変異と超コード化――権力の中心とは何か――三通りの線とそれぞれの危険――恐怖、明晰さ、権力、死
10 一七三〇年――強度になること、動物になること、知覚しえぬものになること……    生成変化――魔術の三つの側面:多様性、変則者あるいは局外者、変換――個体化と〈此性〉:夕べの五時……――経度、緯度、存立平面――二つのプランあるいはプランについての二つの考え方――女性への生成変化、子供への生成変化、動物への生成変化、分子状生成変化:近傍域――知覚しえぬものへの生成変化――分子状知覚――秘密――マジョリティ、マイノリティ、マイナー性――生成変化のマイナー性と非対称性:二重の生成変化――点と線、記憶と生成変化――生成変化とブロック――点状システムと多線状システムの対立――音楽、絵画、生成変化――リトルネロ――脱領土化の諸定理の続き――生成変化対模倣
11 一八三七年――リトルネロについて    暗闇で、わが家で、世界に向かって――環境とリズム――立札と領土――スタイルとしての表現:リズムの顔、メロディーの風景――鳥の鳴き声――領土性、アレンジメント、相互的アレンジメント――領土と大地、〈生まれ故郷〉――存立性の問題――機械状アレンジメントと抽象機械――古典主義と環境――ロマン主義、領土、大地、民衆――近代芸術と宇宙――形相と実質、諸力と素材――音楽とリトルネロ、大いなるリトルネロとささやかなリトルネロ

原注


※本書は河出書房新社より一九九四年に刊行された『千のプラトー』を一部改訂の上、三分冊にしたものです。


≪著者: ≫ ジル・ドゥルーズ Gilles Deleuze 1925-1995。パリ生まれの哲学者。1995年自ら死を選ぶ。スピノザやニーチェの研究を通じ西欧哲学の伝統を継承しつつその批判者となる。著書『差異と反復』『意味の論理学』、ガタリとの共著に本書の他、『アンチ・オイディプス』『カフカ』『哲学とは何か』他。

≪著者: ≫ フェリックス・ガタリ Félix Guattari 1930-1992。精神科医にしてラジカルな活動家。著書『分子革命』『分裂分析的地図作成法』『カオスモーズ』他。

[訳者] 宇野邦一 (うの・くにいち) 1948年生まれ。著書『ドゥルーズ 流動の哲学』他。
[訳者] 小沢秋広 (おざわ・あきひろ) 1953年生まれ。著書『中島敦と〈問い〉』他。
[訳者] 田中敏彦 (たなか・としひこ) 1953年生まれ。著書『ドゥルーズ横断』(共訳)他。
[訳者] 豊崎光一 (とよさき・こういち) 1935-1989。著書『ファミリーロマンス』他。
[訳者] 宮林寛 (みやばやし・かん) 1957年生まれ。訳書、ドゥルーズ『記号と事件』他。
[訳者] 守中高明 (もりなか・たかあき) 1960年生まれ。著書『存在と灰』『法』『脱構築』

ジル・ドゥルーズ/フェリックス・ガタリ 『千のプラトー 〈上〉 資本主義と分裂症  Gilles Deleuze / Félix Guattari: “Mille plateaux, capitalisme et schizophrénie”, 1980.』(宇野邦一/小沢秋広/田中敏彦/豊崎光一/宮林寛/守中高明訳、河出文庫、2010年) '10/10/18





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本「千のプラトー 〈上〉 資本主義と分裂症  “Mille plateaux, capitalisme et schizophrenie”, 1980. (河出文庫)」ジル・ドゥルーズ/フェリックス・ガタリ、宇野邦一 他訳5

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千のプラトー 上 ---資本主義と分裂症 (河出文庫)
千のプラトー 〈上〉 資本主義と分裂症  Gilles Deleuze / Felix Guattari: “Mille plateaux, capitalisme et schizophrenie”, 1980. (河出文庫)

○著者: ジル・ドゥルーズフェリックス・ガタリ宇野邦一/小沢秋広/田中敏彦/豊崎光一/宮林寛/守中高明
○出版: 河出書房新社 (2010/9, 文庫 365ページ)
○価格: 1,260円
○ISBN: 978-4309463421
おすすめ度: 5.0
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フランス語が、言語としてのフランス語であり、国としてのフランスの地理的な歴史的な文化的な変遷を背景としてなのか??!、どうなんだろう、翻訳で読んでいることから、さらには本書が難解?!なる哲学書であることからも、雰囲気というのか確証の得られないボンヤリした印象でしかないんだけど、ぼくがいま勉強しているドイツ語にはないような?!、なんとも言いえない♪
そう、ドイツ語を来年1月末で終わらせて、次はフランス語を勉強する予定!!?、ジル・ドゥルーズの他に、ジャック・デリダ、ミシェル・フーコー、etc…、フランス語圏の哲学♪♪



ドゥルーズガタリによる最大の挑戦にして未だ読み解かれることない比類なき名著。リゾーム、アレンジメント、抽象機械、リトルネロ、戦争機械など新たな概念を創造しつつ、大地と宇宙をつらぬいて生を解き放つ多様体の思考。器官なき身体/存立平面から〈機械圏〉へ――来たるべき民衆のための巨大な震源。


≪目次: ≫
緒言
1 序――リゾーム    根、側根、リゾーム――本の諸問題――〈一〉と〈多〉――樹木とリゾーム――地理的方向、東洋、西洋、アメリカ――樹木の害――プラトーとは何か
2 一九一四年――狼はただ一匹か数匹か?    神経症と精神病――多様体の理論のために――群れ――無意識と分子的なもの
3 BC一〇〇〇〇年――道徳の地質学(地球はおのれを何と心得るか)    地層――二重文節(切片性)――地層の統一性を作り出すもの――環境――一つの地層の多様性:形式と実質、上位層と傍層――内容と表現――諸地層の多様性――モル状と分子状――抽象機械とアレンジメント:それらの状態の比較――メタ地層
4 一九二三年十一月二〇日――言語学の公準    指令語――間接話法――指令語、行為、非身体的変形――日付――内容と表現:両者の場合の変数――アレンジメントの諸側面――定数、変数、連続変化――音楽――スタイル――メジャーとマイナー――生成変化――死と逃亡、形象と変化
5 BC五八七年、AD七〇年――いくつかの記号の体制について    専制的なシニフィアン的体制――情念的な主体的体制――二つの錯乱と精神医学の問題――ユダヤの民の古代史――逃走線と預言者――顔、方向転換、裏切り――〈書物〉――主体性のシステム:意識と情念、〈分身〉――夫婦喧嘩と事務室のいさかい――冗長性――脱領土化の形象――抽象機械と図表――発生的、変形的、図表的、機械状
6 一九四七年十一月二八日――いかにして器官なき身体を獲得するか    器官なき身体、波動、強度――卵――マゾヒズム、宮廷愛、〈道(タオ)〉――地層と存立平面――アントナン・アルトー――慎重さのテクニック――三つの〈身体〉の問題――欲望、平面、選択、編成

原注


※本書は河出書房新社より一九九四年に刊行された『千のプラトー』を一部改訂の上、三分冊にしたものです。


≪著者: ≫ ジル・ドゥルーズ Gilles Deleuze 1925-1995。パリ生まれの哲学者。1995年自ら死を選ぶ。スピノザやニーチェの研究を通じ西欧哲学の伝統を継承しつつその批判者となる。著書『差異と反復』『意味の論理学』、ガタリとの共著に本書の他、『アンチ・オイディプス』『カフカ』『哲学とは何か』他。

≪著者: ≫ フェリックス・ガタリ Felix Guattari 1930-1992。精神科医にしてラジカルな活動家。著書『分子革命』『分裂分析的地図作成法』『カオスモーズ』他。

[訳者] 宇野邦一 (うの・くにいち) 1948年生まれ。著書『ドゥルーズ 流動の哲学』他。
[訳者] 小沢秋広 (おざわ・あきひろ) 1953年生まれ。著書『中島敦と〈問い〉』他。
[訳者] 田中敏彦 (たなか・としひこ) 1953年生まれ。著書『ドゥルーズ横断』(共訳)他。
[訳者] 豊崎光一 (とよさき・こういち) 1935-1989。著書『ファミリーロマンス』他。
[訳者] 宮林寛 (みやばやし・かん) 1957年生まれ。訳書、ドゥルーズ『記号と事件』他。
[訳者] 守中高明 (もりなか・たかあき) 1960年生まれ。著書『存在と灰』『法』『脱構築』





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主として“本”が織りなす虚構の世界を彷徨う♪

‘表 BLOG (since 2006.8)
▲ロスバイク TREK 7.3FX(神金自転車商会 since 2008.8)
写真 Canon IXY900IS(since 2006.12.4) & EOS40D + EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM(since 2008.7.23) + EF100mm F2.8 Macro USM(used, since 2008.9.10) + EF-S55-250mm F4-5.6 IS(used, since 2008.9.30) + EF50mm F1.8 供used, since 2009.4.4)

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