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ことばの哲学 関口存男のこと
ことばの哲学 関口存男のこと

○著者: 池内紀
○出版: 青土社 (2010/10, 単行本 225ページ)
○価格: 1,890円
○ISBN: 978-4791765744
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2011.3.11_14:46、、、「つねに揺れているような気がする」のは、ジッサイにときどきは余震で揺れていたりもするんだけど(あくまでもときどきでしかない)、自室にあっては蛍光灯の紐であったり、カイシャにあっては観葉植物の葉っぱであったり、ジッサイの地震の際に揺れていることを視認できるモノの状態を観察して、あぁホントに揺れているみたいだなぁ(気のせいではないんだなぁ)、などと自覚してみたりするんだけれども(慌てることもなく、揺れがおさまるのを、ときがすぎるのを、ただただボンヤリとやりすごす)、どうなんだろう、「揺れているような気がする」は、ある意味での緊張であったり不安であったりの、みずからの心の揺れ動いて定まることがない、まさに不安を顕著に示すサインのようなものなのかもしれない(みずからの内から発せられるサインを、サインに従順であっていいとぼくはおもう)。そう、まちがいなく疑いなく「不安」はあるだろう、不安がないものとは、ぼくにはとてもとても思えない、それを口外するか否かはともかくとして(あんまりカッコイイものでも、ほめられたものでもない、むしろハズカシイ)



「存男」 を 「つぎお」 と訓むのはむずかしい。「ぞんだん」 と音読みする人もいるだろう――。「語学の鬼才」 関口存男(1894-1958)を知らずしても十分に面白い! エッセイの名手が描き出す 「ことばのうちにあって、ことばで語りえぬもの」


≪目次: ≫
1  大尉の息子
2  陸軍幼年学校
3  軍人失格
4  言語演技
5  文例集の周辺
6  幕合喜劇
7  教程の行方
8  文化村の日々
9  妻籠にて
10 文法の本
11 狼暮らし
12 死の前後

あとがき (二〇一〇年九月 池内紀)
参考文献


≪著者: ≫ 池内紀 (いけうち・おさむ) 1940年、兵庫県姫路市生まれ。ドイツ文学者、エッセイスト。主な著訳書に、『海山のあいだ』(講談社エッセイ賞)、『カフカの生涯』、『ゲーテさん こんばんは』(桑原武夫学芸賞)、『祭りの季節』、『カフカ短篇集』、ゲーテ 『ファウスト』(毎日出版文化賞)、G・グラス 『ブリキの太鼓』 ほか。


工藤庸子/大石和欣編著、沼野充義/柴田元幸/池内紀著 『世界の名作を読む '07』(放送大学教材、放送大学教育振興会、2007年) '10/11/26
関口存男、関口一郎改訂 『関口・新ドイツ語の基礎  Bausteine der deutchen Sprache (復刻版・CD付)』(三修社、2008年) '10/07/09 【第二読】
関口存男、関口一郎改訂 『関口・新ドイツ語の基礎  Bausteine der deutchen Sprache (復刻版・CD付)』(三修社、2008年) '10/05/03





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