◆風俗店のサービスを考える 第四回 スマタ(素股)

 第三回のキスにつづいて、シリーズ第四回はスマタについて。

 これも基本的なサービスです。ほとんどのお店で基本プレイに入っていると思います。素股とは要は、「擬似セックス」で、穴にいれるかわりに嬢がモノを手でつかんだり手で圧迫したり女性の陰部にこすりつけるなどして、「さもはいっているかのような感覚」を味わうプレイです。

 スマタは多くの店において基本プレイですが、実際におこなわれるのは二人に一人とか、そんなもんじゃないでしょうか。少なくとも私の経験上はそんな感じでそれほど多くはありません。

 擬似セックスですので、ちゃんと体位もいろいろあり、騎乗位素股、正常位素股、後背位素股、などがあります。スマタのやり方はというと、通常、ローションをたらした上でおこなわれます。たとえば、正常位であれば、女の子のおなかの上にモノを乗っけるようにして、それを女の子が手でつかみ、男は腰を振る、といった具合です。行われることが一番多いのはおそらく騎乗位素股じゃないでしょうか。

 フェラなどのほかのプレイがふつうのカップル間でも行われることが珍しくないのに対して、スマタは普通のカップルの間ではめったに行わないプレイです。ある意味、これぞ風俗という感じのプレイです。

 そんなわけで基本的なプレイに入っているものの、風俗暦があまりない女の子はスマタのやり方がわからない子がほとんどです。そのため、とくに経験が浅い子の場合、スマタをやらないこともおおいです。ある程度なれている子でも、あまり上手い子というのは多くない、というのが私の印象です。

 私はスマタはあまり好きではなく頼んでやってもらうということは絶対に無く、とりあえず少しだけやってもらうときもあれば、すぐにやめてもらうこともある、という感じです。これまで、うまいなあ、気持ち良いなあ、と感じたことはほんとうに数少ないです。

 「擬似セックス」であるにもかかわらず、偶然をよそおって本当に入れてしまったり、あるいは騎乗位なんかの場合、嬢がへたくそで間違ってはいってしまったり、ということもあるようです。偶然をよそおってわざと入れると通常出入り禁止、場合によっては、怖い人が来て、罰金を要求されたり、酷い場合にはボコボコにされたり、ということもありえますから、やめときましょう(笑)。

 偶然をよそおって本当に入れる人が少なくないことも、女の子がスマタを積極的にやらない理由のひとつかもしれません。

 なお、以前、女の子からこんな話を聞いたことがあります。素股中に、無理やり入れてこようとした人が居たから怒って店に連絡したら「ヤ○ザが来るんでしょ!ねえ!ヤ○ザがくるんでしょ!」と男はパニックになり、半分なきながらパンツのまま歌舞伎町のホテルから逃走していったそうです。まあ、そこまでして逃げるくらいならやめとけば良いのに、と思いました。

◆ウィキペディアにみる「素股」

 ウィキペディアにもスマタ(素股)の項目はありました。ウィキペディアによると以下のようになっています。

素股(すまた)は、男性器を女性の股にはさんで圧迫・摩擦する性行為である。いわゆる正常位の体勢で互いの性器が密着する場合がほとんどであるが、挿入行為が存在しないためそのものだけであるという意味の「素」にこする部位の「股」が、合成されてできた俗語である。通常、男性の性器と、女性の性器を密着させ、互いに摩擦しあう行為であり陰茎を膣に挿入できない事情がある場合に、素股行為に及ぶことが多い。最近は男女間の愛を確かめ合うセックスにおいても用いられ、広く知られている。 また、女性が生理中などの場合、フェラチオや手コキ等で射精させる場合が殆どであるが、最近ではセックスに近い性行為である素股が多く用いられるようになった。

 「最近は男女間の愛を確かめ合うセックスにおいても用いられ、広く知られている。」とのことですが、普通の素人のカップルが行うことはあんまり無いのではないかと思います。風俗嬢でも仕事をはじめるまで「素股」という言葉さえしらなかった、という嬢もおおいです。

 ウィキペディアには、「陰茎を膣に挿入できない事情」として以下の四つがあげられています。

・妊娠を避けなければならない場合
・女性が月経中の場合
・陰茎と膣の大きさが適合しない場合
・売春防止法による場合

 ヘルスなど風俗でスマタが行われる理由はもちろん四番目の理由ですね。

◆世界におけるスマタ

 ウィキペディアをみていて驚いたのは、Sumataに英語版、フランス語版、チェコ語版、ポーランド語版、ポルトガル語版が作成されていたことです。

 英語版を見てみますと、日本における性風俗産業の事情について述べられた後、日本におけるスマタの盛隆は西洋のストリップクラブなどにおけるラップダンスの盛隆に似ている、なんて書いてあります。

 ラップダンスとは女性が男性に体を押し付けながら腰をくねくねしたりさせるものみたいで、ユーチューブで検索したところけっこうあがっていました(もちろん服を着ているものですが)。