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X-016 実践録:16回転目

 G.W.が過ぎ去って早1ヶ月少々がたちました。時間がたっぷりあった連休は終わりをつげ、いつもの社会人生活に逆戻りです。ぱちんこを打ちたいと思っても、なかなかまとまった時間をとることが難しい今日この頃です。忙しいことはいいことだとよく耳にしますが。

 さて、今回のお話ですが、それはズバリ「役物(演出or動作)で遊技者を楽しませる」ことに重きを置いた機種についての内容です。昨今、「時速X万発!」などと、出玉スピードがものすごく速いことをうたう機種も少なくないですが、それは当ってからの話であり、短時間勝負だと通常時の演出液晶でアツくなることもできず(大当りすることもなく)、時間だけが過ぎ去っていくこともしばしば(むしろ多く)あります。

 そのようななかで、液晶演出のみに頼らず、なおかつ短い時間の中でも遊技者を楽しませることができる機種として、私の中で話題に挙げたい機種がふたつあります。ひとつは「Pうまい棒4500から10500V1(以下、Pうまい棒と略す)」と、もうひとつは「P蒼穹のファフナー超蒼穹3800A(以下、Pファフナーと略す)」です。

 後者のPファフナーは先週導入されたばかりの新台で、私がまだ打ち込めていない状況です(小当りを引けども蒼穹作戦に入らない)ので、ここでは機種の紹介程度にとどめつつ、細かい話はまた後日(蒼穹作戦に入って楽しんでから)とします。

 ここからが本題です。私なりのPうまい棒の付き合い方と楽しみ方とお伝えします。まずは付き合い方ですが、私のスタンスとしては「限定勝負」です。投資額の上限と遊ぶ時間を定めたうえで、深追いはせず、あらかじめ決めたルールの中で楽しみます。ぱちんこを終日遊技する場合、店選びや遊技台の回転率を意識しがちな立ち回りが多い私ですが、Pうまい棒と向き合うときは純粋に遊びたい気持ちのみをもって遊技台に着席します。このようなスタンスのほうが、勝っても負けても、当っても当らなくても後腐れなく付き合うことができます。

 次は楽しみ方です。通常時のモード(大当りの告知方法)が7種類存在しますが、今回お届けしたい話の内容としてはPうまい棒の醍醐味に対して強く言及するポイントではないためサラっと流します。私はパトランプ味モード一択で、始動口へ入賞する瞬間にすべてを捧げております。

 これだと「じゃあ、どこで楽しむんだよ! 光るのを見ているだけか!」という話になりますが、そうではありません。おそらく皆さんお気づきの通り、楽しめる部分は「始動口のクルーンに至るまでの過程」にあります。当るか否かのみを考えればタコ回転体(始動口クルーン)がこの機種の一番大事な部分なのかもしれませんが、じつのところ興奮するのはそこではありません。始動口入賞への王道ルートである「クルクル橋→押し出し役物→うまいプレス」の三段関所のうち、「うまいプレス」の上下動に対して「押し出し役物」通過後に玉が滞留して、タイミングよく転がり落ち、玉がプレスされて下に落ちるところに最高の楽しさを感じています。

 勝ち負けの観点でみれば、楽しさを覚えるポイントは「ココじゃない!」と思いますが、投資上限を決めた短時間勝負というルールを自分に課した状況下では感覚が変わります(一般的な感覚ではないかもしれないという自覚もありますが)。この場合、私の中の楽しさの正義は、当ることの前に始動口に玉が向かうことです。なぜならば、もともとの遊技動機が「短い時間のなかでもドキドキを味わいたい、Pうまい棒だけに」という前提なのですから。

 まさに楽しみ方は人それぞれといいますが、遊技台そのものの楽しさ(遊び方)のみならず、自分自身に遊びの条件(今回の場合は私自身が自分に対して)を味付けすることにより、より深い部分で個人の感性に特化した、まさに「オレオレ遊技カスタム」ができあがります。ある種、楽しみ方の究極版といいますか、私の頭を私自身で洗脳して楽しんでいる感じです。実際、遊技台のすべてに対してこれが通用するわけではなく、たまたまPうまい棒が、それこそたまたま私が興奮や楽しさを覚える役物機構を有した遊技台であった、という話です。Pうまい棒のみならず、皆さんも自分ルールを作って、より深い楽しみ方を味わってみてはいかがでしょうか。

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企画課X

ぎりぎり昭和生まれ。両親がともにぱちんこに親しんでいたこともあってか、物心がついたときには自由ノートに『エスケープ』の筐体画像を描いていたぐらいぱちんこが好き。小さいころにぱちんこ屋の店員さんと虫取りしていたのはいい思い出。