「2016年」に反応する英語と早期リタイア

2015年07月15日

リタイアを遅らせる昇格

今の会社に中途入社した頃はサラリーマン未経験だったので、社会の出世システムがこんなに理不尽なものだとは知りませんでしたし、当時は出世コースに乗る気満々でした。


なので最初の3年間くらいは実務以外のことも一生懸命やりましたし、中途採用の同期メンバーの中では出世頭でした。ミーティングとか飲み会ばかりで面倒くさいとは感じていましたけど、目的が明確でしたからそれほど嫌だとも思っていませんでした。

ところが出世を目指すなら自分の自由を差し出す覚悟が必要だと悟り、そんな生き方はしなくなかったので急に興味を失いました。そして同時に早期リタイアが視野に入り始めました。



この時点ではまだ昇格を捨ててはおらず、リタイアの早期実現のために給与を上げたいと思っていました。しかし間もなくシステムトレードの開発に着手してからは、時間が惜しくて昇格したら困ると思うようになり、確実に昇格できる局面で二度辞退しました。

やがてシステムの開発が終わって時間ができ、再度昇格を目指した時期もあったのですが時すでに遅く、同じ役職のまま今に至ります。もし最初から昇格に一切興味を持たなかったらどうなっていたのでしょう?

時間に恵まれて投資に専念でき、リーマンショックからの回帰局面で大利益を上げてリタイアしていたかも知れません。長い目で見れば、当初続けていた無理がリタイアを遅らせたのかも知れないということです。
 
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practice_retire at 00:00│Comments(14)  ・リタイア計画 

この記事へのコメント

1. Posted by クロスパール   2015年07月15日 04:19
昇格して自由を失いそれでいても見合った報酬があるというなら労働収入メインでリタイアを目指しているのならありだと思うけど、だいたい報酬見合ってませんからね><

投資もいいけどやっぱり早期リタイアに近づくためには節約・労働収入が一般的には中心にならざるを得ないですz
2. Posted by たんたん   2015年07月15日 05:16
凸凹人生も味わい深いものです、サラブレットのような人生とは一味違います。

雑草魂で人生を謳歌したいです。
3. Posted by 消費しないピノキオ   2015年07月15日 05:59
過去に同じことを痛感した苦い思い出があります

頭の中は常に余裕があるくらいの状態がベストです
わずかばかりのお金のためにゆとりを捨てると
とんでもないしっぺ返しを食らうものです
4. Posted by プライア   2015年07月15日 07:31
>クロスパールさん
残業の多い我々の業界は特に、残業代が出ない立ち位置になると、
会社はコスト削減のために露骨にその人中心に負荷をかけますからね。

そして結局下手したら給与も我々より安くなることがあるみたいですz
その分やりがいがあるのか、あまり愚痴ってるのは聞かないけど。
5. Posted by プライア   2015年07月15日 07:33
>たんたんさん
凸凹な人生を歩んでる者の負け惜しみ的部分もありますけど、
私も凸凹人生にこそ味があり、自由があると思っています。
とにかく打たれ強いのだけは間違いないですよねz
6. Posted by プライア   2015年07月15日 07:37
>消費しないピノキオさん
でも不思議と後悔はないものですよね。
その結論に至れたのは、過去にそういう愚かな選択をしてしまったからであって、
今後は迷いなく自由を選択するための糧になっているんですから♪
7. Posted by toshixr   2015年07月15日 13:33
私の場合、逆ですね。昇格がリタイアを早めたと思います。現場から管理職への昇格でしたが、とてもやってらるもんではありませんでした。報酬は大して増えるわけでもないのに、責任だけは一気に重くなります。まだ、準備不足でしたが、管理職を続けていたら勢いで辞めていたかもしれません。実際にはその後自ら降格して身軽になって、十分準備してからリタイアをしました。降格した時、また無理やり管理職をやらされたら、たまったもんじゃない、この身軽な間にリタイアの準備をしなければと決意を固めた記憶があります。
思えば管理職になる前の時点で、アーリーリタイアは漠然としたものでした。管理職への昇格で一気に本気となりました。
8. Posted by freeflyfisher   2015年07月15日 14:42
会社に入って、最初の主任昇格の打診がきたときから、
自分の時間の方が大切だし断ってきました。
プライアさんところに集まってきてる人は、
価値観が似てる人が多いですね^-^
9. Posted by プライア   2015年07月15日 22:01
>toshixrさん
それは多分、管理職になる前に気付いたのと、なってから気付いたの違いだけですね。

男たるもの、社会に出るからには勝ち組になりたいと最初は思うのが当たり前で、
でも勝ち組たる管理職の実態ってどう考えても憧れられるようなものではないから、
どこかで気付いてリタイアにシフトチェンジというのが、
早期リタイアを目指す人の定番なんでしょうね。
10. Posted by プライア   2015年07月15日 22:04
>freeflyfisherさん
私がかなり偏っているので、それについて来れる方しか相手にしてくれないのでしょうw
昇格を断るなんて他で聞いたことがないんですが、やっぱりあるんですね。
ここを訪れる方々は、みな時間の価値をよくご存じなのだと思います。
11. Posted by 金山 直志   2015年07月15日 23:00
出世よりももっと良い方向が
プライムさんには合っていると
いうことなのかもしれないですね。
(勝手な見方で申し訳ないです)

ブログ拝見していると、早期リタイアのほうが
出世よりも興味がある、もしくはそちらの
方に向かうほうがいい、という感じを
受けました。

昇進が早期リタイアに絶対結びつく、
というわけではないとも思いますし。

ランキング投票させて頂きます!
12. Posted by 招き猫の右手   2015年07月15日 23:08
管理職になっている人がどの人も不幸そうで、最初から目指す気がほとんどありませんでした。
4社ともうまい具合にヒラでずっとやってこれて、いい感じでリタイアできそうです。
13. Posted by プライア   2015年07月15日 23:17
>金山 直志さん
そもそもが早期リタイアのブログで、それがゴールなんですから、
当然出世なんかよりも興味があります。

大学を出て20年、正社員でいたのは高々その半分くらいですからね。
あまり出世に重きを置く発想はないのも自然かな。
14. Posted by プライア   2015年07月15日 23:19
>招き猫の右手さん
管理職の不幸が見えやすい会社と、そうでない会社がありますよね。
特にフリーター時代には管理職って偉そうで自由だなと本気で思ってました。
そんなものとは無縁のリタイア、おめでとうございます。まだちと早いか。。

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