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  ・肯定思考

2017年02月21日

前進と逃避のリタイア

ふと思ったんだけど、早期リタイアで多数派を占める心理というのは逃避の心理なのでしょうか?それとも一種のステップアップとかゲームクリアするような感覚なのでしょうか?その違いだけでリタイア後の精神状態にかなり差が出ると思うんですよね。
 
前者の心理が強ければ当然「会社員なんて向いてないし絶対に戻りたくない」と思うわけだから、同時にリタイア後の生活に対しての満足を感じやすくなると思うんです。
 
一方で後者が強ければ時として「社会で活躍したい」という衝動に駆られる瞬間もあるだろうし、「まだまだやれる力があるのに今のままでいいのか」といった不安にも駆られやすいです。



私の場合は苦手な職場で全てがうまく行かず早期リタイアの前倒しを決断した過去がありますし、一転して転勤後の最終職場では人にも恵まれ全てが順調だったので、両心理のカオス状態でした。なのでリタイア後の1年間ほどは両者が喧嘩して不安定な時期もありました。

今でも迷った時には「君は実は前者なんだよ」って言い聞かせています。会社員としてそれなりに通用し円満に終焉した過去を自信の源泉とするより、今の満足度を少しでも上げる意識を持つ方が早期リタイアという自分の選択を尊重することなのでしょうから。

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2017年01月24日

真の楽しみにやっと気付いた話

大好きな酒ですが酔えれば味なんてどうでもいいので、普段の家飲みはコスパだけ考えて安ウィスキーのコーラ割りが常でした。そんな私が何と先月の京都旅行以来、日本酒にハマっています。
 
実はこれまでも一番好きな酒を問われれば日本酒と答えていました。でも一晩で一升はあけてしまうため明らかに糖分過多になるし、そんな体に悪い酒をわざわざ選ぶことはまずなかったんですね。

でも伏見の工場で高級品(といっても一合当たり500~700円ほど)をおちょこで少量試飲した際に突然、よく言われる「舌の上で転がしながら味わう」感覚にピンと来たんですよね。

 
 
日本酒が好きなのに弱いからすぐに酔ってしまうとボヤく人って割といます。酔うために飲んでいる私には到底理解できない話だったんだけど、ちびちび味わう良さがようやく分かって来ました。味がよく分からなくなるから酔いたくないって感覚も分かり、高級品はおちょこ数杯以内で飲みやめられるんです。

食べることは生きるために必要でもあり、娯楽にもなり得るものです。でも前者で一杯一杯な環境にいたら楽しむなんて感覚は皆無でしょう。もしかして在職時代の私の酒もまた、ストレスにつぶされない手段として前者だったのかも知れません。取り戻すためにもっともっと飲まなければ。うひょw

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2017年01月07日

「成長」って何でんの?

リタイア後は急に環境が変わり、戸惑いや空虚さを感じることがよくありました。これはその原因でもある、個を殺してでも他人や組織を優先せざるを得ない思考習慣から脱却することで解決しました。

ではそれは成長だったのかと言うと、むしろ退化だと思います。社会に出る前の状態に戻っただけの話で、社会に出てから装備した鎧を脱いだだけに過ぎませんから。

でも退化しようが何だろうが、自分が楽しく過ごせるのが一番だと思います。リタイアしてもダラけたくない、常に前進していたいなどとよく書いていたものですが、本当の自分はそれを望んでいなかったみたいです。リタイア後の世界は成長なんてしなくても生きていけるのですw


そういえば在職時代に人事考課会議が定期的にあって、下の役職の人たちの査定を議論するのですが、そこで定番で使われていた「成長」って単語にずっと抵抗があったのを思い出します。

技術職でありながら、一般にそういった場で使われるその単語は、個人としての技術が上がったことよりも犠牲的精神とか上司との連携とかを指す単語でした。つまりサラリーマンとして扱い易い存在になることを「成長」と呼び、それが当然のように高査定の鍵になっているのが何だか惨めな気分でした。


リタイア後の世界でも趣味などで自分を磨く機会なんてたくさんあります。その一方で社会的強者にとって都合の良い存在でいる保身スキルに関しては、積極的に「退化」して行きたいものです。

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2016年12月31日

長生きしたいと思わなくなる

100歳寿命の前提でリタイア資産の計画を立てましたし、また当時は実際にそこまで生きる気満々でした。ところがリタイア生活も一年が過ぎ、そんなのどーでもよくなっていることにふと気がつきました。

リタイアするまで「欲しがりません勝つまでは」方式でどんな辛抱でもしましたから、もし退職前に死んだら泣くに泣けませんし、実際そんなことが脳裏をよぎることも多かったです。だからリタイアしたら少しでも長く生きて人生を取り戻そうとの意識が強かったのかも知れません。

でも実現してしまうと、この自由な生活が長く続いて欲しいと思う反面、それに執着することもなくなります。というより、あんまり先の話まで考えること自体がなくなる感じかな。



思えば学生時代から投資に憧れていて、その理由は働きたくないからでした。その頃からの夢(と呼ぶにはあまりにショボいけどw)が結果的に現実になった今、次のステージなんて見つかりません。

目標とか期限とかいった概念のない日々なんておそらく学生時代以来です。当時も日々楽しかったけど、目標がないわけですから、長生きなんて別に望んでいませんでした。そこに戻った感覚なんでしょうね。

運動だけは続けていますが、長生きや健康に固執し過ぎることなく好きなもの食べ、酒を飲みたくなったら飲んで、飲んだらタバコを吸うといった、セルフルールの少ない生活にシフトした一年間でした。

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2016年12月27日

リタイア後の労働について

分かる人が読んだら職場まで特定できてしまうから書かなかったんだけど、実は在職中からリタイア後の労働に関しては既定路線とも言える計画を持っていました。

それは郵便局で年末の年賀状バイトをするということです。毎年の恒例にしておけば一年以上空白期間があくことはないため社会人としての感覚を最低限忘れずに済むとの考えでした。そう言えばリタイア前ってそんな心配ばかりしていたものです。

年賀状バイトなら高校の時に何度かやっていますし、毎年11月頃になったら募集のハガキが来ますから、仕事を探すって感覚にならず、気軽に申し込めそうというのも理由でした。



そして想定通り今年もハガキが来たんだけど、ちゃんと読んでみたらこれがとんでもないんです。最低でも週4回は出ないといけないというのです。しかも年末だけでなく1月上旬まで出なきゃなりません・・・。

1日4時間で良いという好材料はあるんだけど、週4はさすがに無理です。それなら1日8時間働くから週2を認めてくれないかなあ。そこは交渉次第なのかも知れませんが、どうしてもその気になれずパスしました。なんて色々ごちゃごちゃ言ってるけど、仕事なんてしたくなかったってのが多分本音です。

長く働かなさ過ぎたら堕落するとか、他人や社会のために貢献しないと満たされないとか、リタイア当初に持っていた様々な懸念もかなり薄れました。なるようになるのでしょうし、自分の気持ちに正直に行きます。

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2016年12月17日

労働者がのんびり見える

そう言えば平日街をブラブラ歩いたり自転車で走っている時によく感じることがあります。
 
会社とか工場で労働中の人達を見かけるわけですが、何故だか皆さんすごくのんびりして見えるんです。自分が働いていた職場はもっと慌ただしい雰囲気だったはずなのに・・・不思議です。

でもよく考えたらそれは自分の中に残っている誇張されたイメージなのかも知れません。思い出してみても別に誰もが早口だったわけでも小走りだったわけでもなく、怒号が飛び交っていたわけでもないですから。今改めて部外者として当時の職場を見たら、それなりにのんびり見えるのかも。


 
少なくとも私自身はいつも時間がないと感じていましたし、周囲の人達が忙しいことも知っていましたから、そういう心のフィルタを通して見ることによって職場が戦場のように見えていたんだろうな、と。

きっと誰もが多少なりともそう感じていたのでしょうし、だから泣きごとを言わずに頑張れたりもするわけで、そういう空気を感じさせることは職場にとって必要なのだろうと思います。平和過ぎて誰もがダラけてたら、それこそ仕事に集中できなくて一日が長く感じられるだけでしょう。

でも仕事を辞めてそんな空気に身を置かなくても良くなると、もうそれとは一線を画したくなるものなので、自分がのんびり生きて、だから周囲ものんびり見えるってのは一つの理想形なのかも知れません。

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2016年12月15日

観光を楽しむ方法発見

タイトルがやや大げさですが、おそらくこれはごく限られた人だけのお話で、汎用性は全くないと思います。私は以前も書いた通り、旅行ってその前後が楽しくて、最中はそれほど楽しくないとの認識だったんです。

これって今改めて考えたら、つまり感じる力が弱いということに尽きると思います。思えば文学とか美術とか音楽といった感覚的な分野がカラキシでした。もちろん寺社仏閣を見ても建築美なんて全く分からないし、歴史を感じて古人に思いを馳せるなんてこともありません。

今回の京都でもそこは変わっておらず、感動があるとしたら「有名な地に実際に来た達成感」くらいでした。でもそんな退屈な合理性はもう卒業して、どうにかしてもっと色々感じ取りたいのです。


そこでふと思い立ったのが、私はあまりオモチャ等買ってもらえない家庭に育ったためか、他人の持ち物に関心がなく欲しいとも思わない習慣がついていることでした。なのにいざ自分が購入したら急にそれが良く見えて来て、嬉しくて何度も何度も見返したりするんですね。

だからそれを転用して「もしこれが自分の物だったら」という目で見てみることにしたんです。すると不思議、ただ見る感覚から親近感を持って眺める感覚に変わり、少しは心に響くということに気付いたんです。

こうして金閣寺、知恩院、清水寺・・・まるでジャイアンかのように片っ端から私物化しつつ回って来ました。どんな形であれ些細なことで感動できればできるほど、人生は楽しくなるんだろうなと思います。


旅で見つけた食べ物と変なもの。これでおしまいどすえ~。

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京都で有名な立ち飲み居酒屋「百」、オール100円です。ちなみに写真のビールはダブルサイズで200円。いくら有名だからって、一日中動き回った後に立ち飲みは辛いわ。1時間ちょっとで出ました。

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さすがに飲み足りず、「Flip up」という地元で人気のベーグルと、ポイントDeクーポンのビールを購入してホテルで飲み直し。翌朝早いのでおとなしく21時半で就寝。

宿泊した「カラタチ七条間之町」は部屋にキッチンもPCもついてるわ、ユニットバスじゃないわ、浴室暖房も浴室テレビもついてるわと至れり尽くせりで2人合わせて3980円、奇跡的な安さ。唯一残念に思ったのがアメニティにヒゲそりがなかった点で、祇園の名店に無精ヒゲで行くハメにw

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「都野菜 賀茂」で朝食。畑バーという地元野菜中心のバイキングで、パンやおかゆにうどん、おばんざいやソフトドリンクが全て食べ飲み放題で500円と破格。だからって祇園ランチ前の朝食にバイキング選ぶ?

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平安神宮の超巨大鳥居の片足。でかい。白抜き部分が嫁のサイズ。

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平安神宮の境内では宮司さん達がそこかしこで電動ブロワーを使って落ち葉掃除。めっちゃうるさいです。平安時代に思いを馳せたかったのに気分が台無しに。掃除が修行の一環ってのはもう古いのかな?

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銀閣寺や南禅寺にあった立札。こんな場所でたき火する人を想像すると何か笑えます。

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珍しく自分達へのおみやげ購入。千枚漬け・生しば漬け・すぐき漬けの京都三大漬物を制覇、計2000円。さらに月桂冠記念館見学で頂いた純米吟醸酒。全部おいしい、京都最高~♪

祇園ランチは高かったけど、交通機関を使わなかったし激安大好きなため、旅費は3万円もかからずw

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2016年12月01日

目的のない時間

リタイア以降、用事のない日も散歩くらいはするようにしています(最近寒くなったせいで結構サボるけど)。当初はすぐに飽きてやめてしまいそうな気もしていましたが、意外と長続きしています。

尋常じゃなく入り組んでいる周辺の路地を歩きながら脳内に地図を構築して行く作業が楽しくなったのと、そうやって目的もなくブラブラする時間を持つことの意義に改めて気が付いたからです。


私は昔から生活や投資のアイデアだとかブログネタを机上で熟考して絞り出したことってほとんどなくて、いつもふとしたタイミングで当たり前かのように降りて来る感覚です。移動中や食事中のことが多いですし、そのほとんどが深く考えていない時です。

多分、考えようとして理詰めで考えるのでなく、時間的な制約もない中で物事をボンヤリと俯瞰することで、先入観が排除されて自由な発想が生まれるということなのでしょう。ホンマかいな。

家にいる時って大体何かしていますし、閉鎖的な空間というのも悪影響なのでしょう、いつでも同じ時間が流れているような感覚になってしまい、良くも悪くも「変化なし」なんですよね。


こんな背景もありますから外出する時って妙に解放感あって楽しいですし、戦略を練る時は机上で熟考に限りますが、外枠が固まるまでは焦らず散歩でもすると効果的な気がします。と言っても仕事してませんしそれほど新発想も戦略も必要ないんだけど。って、寂しいこと言わせんじゃないよw
 
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2016年11月22日

リタイアに必要?スルースキル

俗世間の人々って政治や官僚や自治体など、自分よりも権力を持つ者に文句を言うのが好きなものです。確かに税金の無駄遣いだの政治献金だの天下りだの利権だのは正直マトモじゃないです。

悪いものは悪く、悪いものは責めを受けるべきですから、そうやって批判するのは普通だと思うのですが、自分より得できる機会の多い優位な立場の奴はケシカランなんて気持ちが透けて見えることも多いです。自分が直接何か損するわけでもないし、世の中を批判しても何も変わらないのにね。
 
私自身もリタイア資産構築中はカネと政治の問題や、社内の権力者の優遇ぶりに無性に腹が立ちました。でも今になって思うとそこにはやっかみもあり、自分があやかれる立場なら確実にあやかっていたでしょう。少なくともそれを拒絶できるほど綺麗な人間ではなかったはずw


かつて「資産格差を分析」でも書いたように、自分より優位な立ち位置の人には不公平を感じがちですが、それ以前に自分がどれだけ優位な立ち位置なのかの認識をつい忘れがちです。満たされているものには鈍感で、満たされないものには敏感になりがちなんですよね。

リタイア生活なんてしていると誰も肯定なんてしてくれませんし、幸福感は自ら探さないといけませんから、満たされているものに敏感になり、満たされないものは上手にスルーできるようになって来ます。私もまだ発展途上ですが、それが出来ないままだとホントに辛いと思います。

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2016年10月18日

無職で陥りやすい錯覚

サラリーマン生活ってある意味楽で、何も考えなくても週に5日は予定が埋まるし、そこで与えられた役割をこなせば認められ「自分は今のままで良い」と安心できるものです。だから他人の生活なんて興味もないし意識することもなく私生活を楽しめたんだな、と今となっては思います。
 

無職だと自由な代わりにそんな基準がなく、変な方向にバイアスがかかればとことん狂える怖さもあって、時に自分の生活を客観視したくなったり他人の生活が気になるもので、こんな記事を見つけました。

書かれているのは早期リタイアでなくあくまで失業状態としての無職のようですが、他人から見た無職感を知ることで、当たり前になってしまいがちな早期リタイアの価値を再認識できるというものです。



無職生活が夢の生活みたいな扱いになっていて、サラリーマン生活が人間関係のわずらわしさにあふれ、自信を喪失し自分の可能性を殺していることを大前提として書かれていることにまず笑えました。

一般的なサラリーマンってこんなに苦しんでいるものなんですかね?私は10年だけでしたし、その8割方は早期リタイアに思考がシフトしていたので、本当の苦しみや無力感を知らずに済んだのかなと思えました。そして常に上司や先輩にも恵まれた幸運(但し、ごく一部のバカ除く)にも改めて感謝しました。

また無職が長引けば再就職が厳しくなるリスクが唯一の短所として何度も言及されていて、早期リタイアはその心配さえないのでやっぱり最高ですね!←こういう「これでいいのだ」感が早期リタイアには時折必要

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