2005年07月27日

■話すことにより問題解決方法を自分で気づく

 空3
 コーチングでは、コーチが質問し、クライアントが答える、この会話のキャチチボールを通して問題解決方法を見つけます。
 コーチは質問を通してクライアントから聞くことに重点を置いているのです。

 「コーチとクライアントの会話のキャチチボールで本当に問題解決の方法が見つかるの?」と疑いをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
 
 あなたが、問題解決方法を頭の中で考えていても、なかなかいい解決方法が見つからない時に、友人、会社の同僚に悩んでいることを話しているうちに「あっそうかこうすればいいんだ!」と解決方法に気がついた経験をお持ちではないでしょうか?

 では何故、人間は他人と話しをしているうちに解決方法に気がつくのでしょうか?
 その理由は、人間は実際「話す」ことによって自分で思っていたことや、アイデアを「知る」ことが出来るからです。


 話すことは、単に相手に自分の考えや情報を伝えるだけではありません。
 人間は、話すことによって自分が何を考えているのか、相手に伝えながら自分の耳で自分の考えを聞いています。
 そして自分の考えやアイデアが整理され問題解決の方法を自分で気がつくのです。

 人間は自分が考えていることを知るためにも、無意識的に話を聞いてくれる人を求めています。
 ですから、あなたの話を聞くためにコーチがいるのです。

 コーチングはクライアントが話すことにより、問題解決方法を自分で気づいて頂くことを目的とした手法なのです。

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人の話を聞く事が大切と思っていても、話す技術については、「スピーチの仕方」等の本が多く出版されていますが、聞く技術に対する本はなかなかありません。聞く事の大切さを分かりやすく書かれた本です。コーチを目指している方にも是非お薦めします。お薦め度5つ星です。★★★★★


praising at 08:47│Comments(0)TrackBack(0) コーチング 

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