フィードバック
2007年08月07日
コーチングスキル フィードバック

コーチングスキルにおけるフィードバックとは「クライアントがコーチに
向けて伝えていることをコーチがクライアントに返す」ことです。
フィードバックは、もともと軍事用語で「大砲の着弾地点が目標に対し、
どれだけずれているか測定して射手に伝える」という意味で使われました。
コーチングスキルにおけるフィードバックは大きく以下の2つに分けるこ
とができます。
1.客観的事実を伝える(YOUメッセージ)
「聞こえていること、見えていること」の客観的事実
例:「あなたは嬉しいと3回言いました」
「あなたは話しているうちにだんだん笑顔になりました」
「あなたは出来ないと言いました」
2.主観的事実を伝える(Iメッセージ)
「クライアントから聞いて・見てコーチが感じた」主観的事実
例:「あなたの嬉しいという言葉に力強さを感じました」
「あなたの笑顔を見て安心しました」
「最初から出来ないとあきらめていると感じました」
コーチングにおいてフィードバックは重要なスキルです。
なぜなら、クライアントはコーチからフィードバックを受けることにより、
自分が気づいていない、自分を知ることができます。
コーチングでは、厳しいと思われるフィードバックを受けることもあります。
しかし、自分の成長のための贈り物として受けとる時に、早めの軌道修正が
でき、目標達成を早めることができます。
投稿者コーチングHP:コーチング/クリスチャン専門コーチング