2005年07月28日

「やっぱり上でしょ」という醜悪。

20b53c25.JPG馴染みの飲み屋の女将さんが、主婦一筋の人生に別れを告げて愛しの旦那様と共に店を出しカウンターの向こう側に立った時、一番驚いたのは何よりも
客の“愚痴の多さ”だったと言う。
生意気だった入社2年目の頃、「愚痴を言うんだったらなぜ辞めないんだろう」と常に思っていた私は、3年目の人事部面接で希望が叶えられないと知って1週間で辞表を出し、一部上場の会社を辞めて無給のコピーライター見習いとして人生をトイレ掃除からやり直した。
まだ転職情報誌なんて影も形もない時代だった。
今日の帰りの電車内で「ダメな部署でもみんな一生懸命やってるんですよ。やっぱり上でしょダメなのは」という愚痴の言い合いを聞いた。人は自社の批評になると途端に饒舌なアナリストとなり、人間関係を緻密に評する心理学者になる。
愚痴はともかく醜い。気分が悪くなる。なぜもっと健全で建設的な会社の話をしないのだろう。携帯電話が迷惑なら、愚痴も全く同じだ。

この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/present_nori/29101293